きょにっき2020年9月後半
2020/09/30(水)晴れ
誕生日を迎え、友たちからありがたく贈り物やメッセージが届き、電話をもらった。うれしかった。
両親からはひと言もなかったけれど、今回のリフォームが一生ぶんのプレゼントだと思っている。
◯4Kテレビと〈あれ?〉感
昼下がり、母が買い替えたテレビが届く。
ポイント商法ループの渦中にまだいるのか、父が某社で注文したテレビ&スピーカー内蔵台はバカでかかった。酔うよ。
けど、4KでNetflixも観られるやつだったので私のアカウントで観られるよう設定してあげた。
私は同時視聴が2つのデバイスまでのプラン。
夜に父が帰ってきて観始めたら私含め3人で取り合いになってしまうので、母は昼間メインで観てねってことになった。
配送・設置・引取りにきた業者さん二人は、若いアシスタント的な子がなんとなく〈あれ?〉という感じの子。
メインで設置をしている年配の人の方は、作業はしっかりしているしアシ君への口調も丁寧だけど、その声色のなかに普通とは違うものが感じられた。アシ君が危ういのは先輩も重々承知なのだろう。
アシ君があまりにも引き取ったテレビを台車で運ぶのにガッシャンガッシャンただならぬ〈あれ?〉感でやっているので思わず「静かにやってください!」と制した。すぐに「すみません!」と彼は謝ったけど、言うなら「静かに」じゃなくて「(マンションの共用部分を傷つけないために)乱暴にやらないでください」の方が良かったかな、などと思った。
◯夜になってスーパーへ買物しに外へ出て、自転車置き場から原付を出そうとしたところで、ふわり金木犀の香りが鼻をかすめた。
暗くて見当たらないけれど、どこか近くで咲いたのだなと思った。
◯食材をたくさん買って帰ってきて、しまい終えたところで友Kからの電話が鳴った。
とても可愛らしい声で誕生日おめでとうの歌を歌ってくれた。
8月頭にメッセージのやり取りをした以来の彼女、忙しいのかなと思っていた。
けれど、それだけじゃなかった。
友から連絡が来ないことを、連絡をくれないともどかしく思っていた自分を恥じ後悔した。そんなだから、私は。
Kが安寧であることを。
◯日付が変わる頃、プレゼントを送ってくれたYさんとビデオ電話。
画面のほとんどを占めたのがこちらを凝視する猫さん。
まったりながらいろんな感覚。
2020/09/29(火)くもり時々晴れ
もっと晴れてくれないかな。
洗ったラグに乾いてもらわないと困る。
◯近いけど
テレビでパラオ共和国のことをやっていて、「パラオってどこらへん?」と母が言うのでさっき東南アジアって言ってたじゃんと答えると、合点がいったとばかりに「あぁ、パラオ・ニューギニアって言うもんね」。
いや、それはパプア。パプア・ニューギニア。
◯上がらない
昨日の突っ張り棒で天井上がっちゃった問題。
補修したあとのYさんが言うには、
「遊びがあるのかな? って天井押してみたんですけど上がらなくて。
で、大工さん(昨日から私の部屋のクロス張り替え作業してくれている人)に経験上どうか聞いたんですけど、寒い時期はコンクリが縮むことがあるらしくって。
本当にそういうことかは分かんないんですけど、様子見で」
突っ張り棒で上がっちゃったんじゃないんかい。
んで、コンクリ縮むって。新事実や。
◯リフォーム終わった(たぶん)
夕方、作業が終わって引き渡し。
ソファもベッドも戻してもらえて本当にこればかりはとても助かった。
Yさんはしきりに「いろいろ遅くなってすみませんでした」と謝っていた。
いえ。終わりよければすべて良しですよ。
私の口からはそんな言葉がついて出た。本当かよ。
フローリングがクッションタイプで歩くたびにふわふわするのは慣れるのだろうか?
リビングに押し寄せていた荷物たちを部屋に戻す。
高さがありすぎて使い勝手がずっと微妙だった本棚を粗大ゴミ集積所へ。
へとへとでストレッチポールに乗る。
日付が変わった。
シャワーを浴びて寝支度をしてゆこう。
2020/09/28(月)晴れ
秋だ、と実感するすがすがしい日和。
リフォームも今日で4日目。
明日で無事に終わりますように。
◯入れ代わり立ち代わり
職人さん
職人さん
生協さん
ケアプラザさん
理学療法士さん
看護師さん
介護用品会社Kさん
…今日は実に朝から7人もの方が断続的に入れ代わり立ち代わりで訪れ、対応した。
ふう、ちょっと一息…と思ったら、もう母が「お腹すいた」。
夕飯の準備に取り掛かる時間が迫っていた。
母の食欲がたまに怖い。笑
まぁ、良いことだけれど。
◯上がる
若い衆がやった天井の塗装を今回の職人さんのリーダーみたいな人Yさんがチェックしてくれて、そのときに「気になるところはありますか」と言うので見渡してみて気づいたのだが、食器棚のある端っこの天井と壁の境2メートルほどに渡って地の黒い汚れが見えるように出現してきてしまっていた。
あそこですねと指差すと、「突っ張り棒ですね」とYさん。
確か塗ってもらった当日はすべて綺麗に白く塗られていたのだけれど、よけていた食器棚の上の地震対策の突っ張り棒を昨晩父に元通りに突っ張ってもらったのだが、それが、そのせいで、天井が上に上がって、そのぶん前の黒い汚れが出てきてしまったということだった。
天井って上がるんだ…突っ張り棒で。
意外な事実であった。
出現してしまった黒いところは明日Yさんが修復してくれることになった。
2020/09/27(日)くもりのち晴れ
昨日から洗面台でうがいして天井を見上げたときに「あ、きれい」と塗装してもらったことを実感する。
◯チョコが
大事に取っておいたバレンタインのお返しのチョコを母に食べられた。
ふと見たらリビングに大移動した私の荷物の中から件のチョコを見つけ、開封しもぐもぐと食んでいる。
「食べちゃった」
おい!!!!!
それはバイト先のお気に入り男子にバレンタインのお返しにもらった大事な大事なチョコなんだよ!
爆笑しすぎて静止している母。(腹筋がなさ過ぎて笑うとこうなっちゃう)
この笑い方、動かなさ過ぎて、死んでしまったのではといつも不安になる。
「こんな安っぽいチョコ」
そう言ってまた静止。
それ以上言うな!!
モノの価値は値段じゃないだろう!
私の大事な…大事な思い出………………は、呆気なく小腹の空いた母に食べられた。数日前から狙っていたらしい。
賞味期限は年末だったから……その頃になったら大切に食べよう。なんて思ってたのに。
秋晴れ日和な夕方に、密かなその思いは、砕かれた。チョコだけに? うう。
◯
今日はまた驚くこと。
一日中気持ちをもたげること。
かと思えば劇団ひとりの手品に、かつてないほどに大笑いし、……けどそうだな……なんだか、笑えるときに大笑いしたい、のかもね。笑えないことがずっと続いているからかも、ね。
今日も母と笑い合えたし、まぁ言い合いもしたけど、仲良く過ごした。
最近思うのは、今母が死んでしまったら淋しくてたまらないだろうな、ということ。もっと仲良くもっとしばらくしていたかったな、って。前は思わなかったこと。
◯隣のヒヤシンス
隣のおうちのベランダの、水耕栽培のヒヤシンスは、数日前に鉢植えへと移行していた。
水耕を諦めた、のだろうか。
なぜ鉢植えにした、のだろうか。
というか球根が大きすぎて、実は玉ねぎなんじゃないだろうか? と思えてきている。
2020/09/26(土)くもり
「8時50分だよー」と母に言われ目が覚める。
今日のリフォームも9時からだ。
慌ててトイレへ…というところでピンポンが鳴った。早い!
今日はなんとか工期にねじ込まれた天井の塗装。
若い職人さんが二人来て、養生に養生を重ねている。
私の部屋も引き続き熟練の大工さんが作業。
私と母は連日詰めていたダイニングキッチンからも追われ、それぞれに私はリビングのちょっとした隙間、母は自室のベッドに身を寄せている。
土曜の朝の情報番組はゆるっとしていて良いね。顔ぶれも。
◯縦か横か
取り付けられ始めた自室のドアを見て、その木目方向が横なのが気になった。
横だっけ?
ずいぶん前に縦目か横目か選んだときはこっちじゃなかったよな感、がざぶざぶと押し寄せる。
横だっけな…?
縦だよな…。
私の生理として横目を選ぶ気がどうしてもしない。
けれど父の部屋から探し出したドア見本には何も印を付けていなくて確信が得られない。担当K氏は確かその時目の前で印を付けるか書き込みをしていた。
K氏に電話をして確認してもらうと、自信なさげに聞こえる声でこう言う。
「横で……承ってますね……」
うーん。そっか。
けど…本当?
K氏への信用感がまるでないので半信半疑が拭えない。
「ただ今回、大島様にはいろいろご迷惑おかけしたので…交換のほうは無料でさせていただきます…受注生産のドアなので二週間後くらいになると思いますが」
うーん。けど私が横って言ったなら(今さら取り替えさせるの私の横暴になっちゃうし)それならいいです。と引き下がった。けど、
横かなぁ…。
横…?
とずっと思ってやまない。
ただ、母がしきりに「横のほうがオシャレじゃない」と言う。
私としてはオシャレという観点ではなくて、部屋のフローリングが縦方向に走っているので、ドアもそれに合わせて縦目にしたいという生理なわけだが。
それでも母がそう言うので、そうか? と思いつつ、そう思って落ち着けたらいいな、となんとか納得したい心地。
まぁ、週明け火曜に全体が完成してからでも、どうしても違和感が払拭できなかったら取り替えてもらおう。そうしよう。
それにしても。
あの日、本当に横目を選んだとしたら、どういう文脈で自分がそっちを選んだのか、とても知りたい。
2020/09/25(金)くもり
昨日はくたびれて夜8時にはベッドへ。頭痛もあって。
母のセミダブルベッドに一緒に寝さてもらうことになったけど、お互いにぎりぎり狭くて、朝になって母が起きて一人でベッドを独り占めにできてからぐっすり眠ることができた。
私が起きると入れ替わるように母も「眠い」とベッドへ。
だからだね、起きなきゃいけない時間までまだあるのにずっと起きろ起きろ言ってたのは、と笑い合う。
◯ゆるも過ぎると
リフォームの不安は的中し、もう一日工期の延長を申し入れられた。
それぐらいなら仕方ないけれど、自室以外のキッチンと脱衣所の天井の塗装はこの工期中のいつやる予定なのか確認したら、担当Kは大工に聞けというし、大工はまだ調整中で今回の工期中には組まれていないんじゃないか、などと言う。
そもそも天井の塗装は、先月末のリフォーム第一段階(キッチンの壁紙と介助用手すり)と同じタイミングでやるはずだったのに、いつの間にか抜け落ちていた。そのために荷物をいろいろよけておいたのに。
いや、そもそものそもそもは。
今回のリフォームは、母の退院に合わせて手すりを設置する「介助ケア用品会社」の担当であるK氏が、リフォームも出来ると言うのでついでにやってもらうことになった。
これが良くなかった。
K氏は、普段リフォームなど段取りする人ではないので、すべてがしどろもどろ・後手後手・ゆるい、という有様。
出来ないなら出来ないと言えばいいものを。
相見積を取ったもう一社の方がよっぽど専門業者だし良かったろうに。
それだって、Kは私の部屋のリフォームは9月頭になると言うので、工期が9月末になるというもう一社を断ったというのに、結局Kもこんな時期にズレ込んでいるという目も当てられないお粗末ぶり。
なので。
今になって、まだ天井塗装の段取りついてないだと!? と、もう本当にいやーーとなり、父に電話させて一喝してもらい、天井塗装もいっそキャンセルすると伝えてもらった。
と、恐縮に恐縮を重ねた食い下がりで(これはもう彼のやり口なのかしら)、最終日になんとか塗装を間に合わせるよう調整した、と連絡をよこしてきた。
最初からそれくらい本気出せぃ!!
◯放れる
メインでつかっていたMacBookProが起動しなくなった。
いろいろ、何度も、手を尽くしたけれど、たぶんこれはダメだ。
いよいよこれも、手放す。
2020/09/24(木)くもり
目覚ましの10分前に目が覚める。
雨は降っていないけれど、風が強く、気温も低くて洗濯には向いていないなぁ。
◯自室リフォーム一日目
朝9時。
リフォームの人たちがやってくる。
懸案だったどデカいソファは、左右に分解できて無事にリビングへ運び出してもらえた。ホッとする。
で。畳を上げた職人さんたちはしばし沈黙。なんか、不安。。
◯ゼロ
昨晩Twitterからアカウント確認的な通知が来ていて、途中までやったけれど、よくある「携帯電話番号を入力して送られてきた番号を入力せよ」で携帯電話番号を持っていない私は出来なくて、母のスマホを借りるには時間が遅く、ひとまず放っておくしかなかった。
で、今やろうと思って開いたらフォローがゼロになっていた。
検索したら、Twitterのバグらしいけど、復旧してくれまいかのう。
→午後には復旧した。良かった。
◯アンという名の少女
それぞれに居場所を追われた母と私は、ダイニングキッチンに詰める。
データ化した手紙の中から、母が父と『赤毛のアン』の舞台、カナダのプリンスエドワード島へ旅行したときの絵ハガキをノートPCの画面で母に見せたら泣いて懐かしがるので、そのままNetflixで『アンという名の少女』を見せる。
先日からNHKでの放映を観始めた母は、まだ第一話の前半までしか観られていない。
夢中になって第4話まで一気に観た。
前に観たのとはここが違うわね〜、これは現代版ね〜、などと言いながら。
2020/09/23(水)曇のち雨
◯とばっちり
約束の15分前にピンポンが鳴り起こされる。
まだ時間前じゃん、と思ったけどあのままだと時間になっても寝たままで結局ピンポンで起こされていただろう。
起き抜けで介護用品の説明を受ける。
◯肉のその後
テレビで焼きそばが映し出されれば、「お昼は焼きそばがいい」。
焼きビーフンならあるけど? というとしかめ面。
じゃ、うどんならあるから焼きうどんでどう? と聞くと「いい、いい」。
小松菜と、先日牛肉だと思ったらどうやら豚肉だったぽいお肉とで、作った。臭み消しは念入りに。
で、今回はあえて母には肉のことを言わずにおいた。
と、「おいしい」と言いながら食べ始めた母が少しして、「今日のはちゃんと牛肉ね」。
思わず笑いながら、これはこの前のと同じ肉だよ! と教えてあげると母も爆笑。
日本酒と砂糖と生姜と粗挽き胡椒と醤油とで、念入りに施した臭み消しは、豚肉を牛肉に変えた。
果たして。
真相はもうひとつのパック冷凍肉を食べてみればわかる。……はず。
◯リフォーム前夜
ついに明日から自室のリフォーム。
明日の朝、最終的にリビングへ移動するものを除いて部屋はさっぱりとしている。
ちゃんとリフォーム、ちゃんとしてもらえますように。(これまでの道のりがドタバタだったのでちょっと不安。)
2020/09/22(火祝)雨
連休だからって関係ないけれど。
◯夢でばかり
友だちのたくさん出てくる夢を見た。
どのひとも会いたいひとだった。
◯生活
めずらしく父はずっと家にいたけれど、昨晩から咳をしていて「喉が痛い」とか言うから、薬を飲むよう促してのど飴を渡した。
今日は昨日ほど咳をしていないけど、まだあやしい。それなのに在宅ワークしてる。熱はないらしいけど。
私はといえば、木曜からいよいよ自室のリフォームが始まるので少しずつ家具や荷物をリビングへ。
無考えに運んでしまうと母の生活スペースが侵されるので慎重に。
母は服用薬の副作用なのかだるかったり、どこかしら痛がったり痒がったりふらついたりしながらも、よく食べてよく笑うので助かっている。
それでも、親しい友人からの電話口では、「普段の生活に馴染んでいくほど自分の重症さが分かって厳しい」というようなことをこぼしていた。
確かに、出来ないことも多い。どれだけもどかしくつらいだろう。
私は……おいしいご飯をつくることだ。
2020/09/21(月祝)くもり
午後から晴れるというから洗濯したけれどどうか。
昨日ベランダ園芸の模様替えをしたせいだろうか。すずめがよく訪れている。様子を見に、かしら。
◯おいしい
起き抜けに「キュウリおいしかった」と言われ気分良くなる。
昨晩、母の朝食用に用意しておいたキュウリとミニトマトのバジルマリネは母の口に合ったらしい。
昨晩もあり合わせで作ったさつま揚げと舞茸とピーマンのきんぴら(薄味)を、「とてもおいしい」と喜んでくれこちらも嬉しい。
なのに、さっきリハビリに訪れた介護士さんに「朝は全部自分で作ってます。この人(私)起きてこないんで」とか人聞き悪いこと言ってて憎たらしいわぁ。
◯カチューシャ
それなりに、たぶん長く使ってきたカチューシャが、パキっと割れた。
なんか腕がかゆくて、カチューシャの内側のザクザクなってるところで掻いてみたら割れた。
いつもと違う使い方をするものではない。
おそらく百均あたりの、なんでもない細く黒いプラスチック製のであったけれど、カチューシャとのお別れをこのようにあっけなく迎えたことはなかったように思う。
こんなにも簡単にパキっといってしまうのが、よくこれまで持ち堪えていたものだ、と感心もして。
接着剤でくっつける? などと一瞬考えてみたけれど耐性なさそうで。
さようならした。
さようなら、名も無きカチューシャ。
もっと可愛いカチューシャに生まれ変わってまた私の頭にはまりにきてね。
2020/09/20(日)曇ったり降ったり
◯好きなものは最初か最後か問題
好きな順に食べていったほうが良いだろう。
そうすれば、どの子も一度は一番になれる。
いろんなおかき10種類が入ったおつまみスナック「つまみ種」を食べていて思ったこと。
◯リアル過ぎる
やけにリアルな変な夢を見て、起きて不安になり確認する。夢だった。ホッとした。けれどリアル過ぎたので何度も確認してしまった。
◯マシ・オカじゃなかった
『ハーフ・オブ・イット』をようやく観た。
途中で「このお父さん役、マシ・オカか!」と思ったけど、観終わって調べたら別人だった。
私の「マシ・オカか!」を返してほしい。似てたけれどなぁ。
◯蚊期
ベランダの鉢植えたちを整頓。
どうかなぁ、いやどうかなぁ、と思ったけどまだ蚊に刺された。4箇所たっぷり。
ベランダに出てすぐに虫除けスプレー掛けようと思ったけど、プッシュした途端パキってノズルが割れてもうスプレー出来なくなった。スプレー自体をベランダにずっと置いてたせいだ。
それで諦めたけど、姿は見えずともどんどん脚がかゆくなっていくので遅ればせながら虫除けスプレーのキャップを取って無理やり手足に振り掛けた。
暑さが過ぎようとも、9月はまだ、蚊いる。
2020/09/19(土)くもり時々 晴れ
今日は最高気温27℃予想だけれど、明日は最高22℃最低21℃となっている。寒そ。
百日紅はまだ咲いている。8月からひと月以上も。
◯国民年金のお得な払い方メモ
年金はまとめて支払うと割引になる。
けれど、1年とか2年とかドカンと払うつもりはない。
月払い単位もしくは頑張って6ヶ月でのお得な払い方を比較検討する。
▼口座振替の場合
・「月々の保険料を口座振替の*早割(当月保険料を当月末引落し)で納付すると年間600円(月額50円)の割引となります。」
・6ヶ月前納(約10万円弱)だと、1,130円割引(月額188円)
▼クレジットカード払いの場合
毎月納付での割引なし。
ただしクレジットカードのポイントが貯まる(月額165円)。
・6ヶ月前納(約10万円弱)だと、810円割引+ポイント984円(月額299円)
▼▼▼クレジットカード納付の6ヶ月。にしようと思う。
けれど、申込みのタイミングがまるで間に合わなかったので、適用は翌年4月以降分〜になる。それまでは当月納付扱い。ガビーンだけど仕方ない。
それにいつまた厚生年金になるとも限らないから、しばらくは当月払いで良かろう。
◯
今日は実はイライラしている日だったような。
何を見ても面白くない気持ちが突いて出てくるような。
写真も手紙もひと通り整理して、残るはやるとしたら大量のメモ書きとノートなんだけど、古いのは浪人時代のからあって、なかなか目を通すのしんどい。手書きのポケベルの変換一覧表とかもあったりして。ひとまず無理せず取っておこうか。
こんな夜はもっと考えたりしたいのだけれど、気温も22℃まで下がって秋の夜長の入り口のような。
2020/09/18(金)晴れ時々くもり
風がとても強い日
◯父譲り
母の部屋と化しているリビングも、少しずつ母に整理・片付けをしてもらっている。
一日引き出し一つぶん、とか疲れない程度に。
母は昔から片付けが下手だ。
物が散在していてとりとめがない部屋になっている。
今日片付けた引き出しから、「おもしろいものあるよ」と母が見せてくれたのは、昭和55年に父が書いた「誓約書」。
臨床検査技師になるための学校に通うために一年間予備校に通わせてもらう代わりにこれこれ云々……といろいろ誓約している。
その字は確かに父の字で、それが、こんなに昔のがこんなにきれいに残ってるかね、と感心するほど良い状態で保管されていた。
それにしても昭和55年といえば私ももう生まれている幼少期。
なのに予備校!?
我が家の子供達の放蕩癖はこの人故?
だったらちょっと納得・安心するわ。
などといろいろな思い。
で、どうなったの?
と母に時系列での詳細を訊いても、母もうろ覚えで時空を超えて脱線していく。
しまいには、「私も忘れた。父ちゃんに訊いて」
父に聞きたいけど、話したくないかもな。笑
◯ビーフ or ポーク
牛肉買ったよ何食べたい?
と母に尋ねると、
「牛肉のごぼう巻」
ごぼうがないよ、
と言うと、
「牛丼」
というわけで、えのきと豆腐も加えて肉豆腐に。
しかし、昨日買ってきて小分け冷凍にした牛肉が、豚肉と見分けが付かない。
けど確か、牛肉は小出しに料理しよう、と思って3つに分けたはず(その他豚肉などは2つ分け)。と思い出し、そうなっているジップロックからお肉を取り出して解凍し鍋へ投入。
が、しかししかし。
煮立っていく肉を見つめても、味見をしても、その肉がなんだか豚肉っぽいのだ。馴染み深い味なのだ。
母に一口食べてみてもらう。
「……うん。豚肉っぽいね」
牛肉食べてなさすぎ。確信に至らない二人。
「牛肉が100g/108円だ! って飛びついて買ってきたけど、豚肉だったのかな?」
「そうだよあんた、きっと」
……ってことになったけど、けど確かに牛肉だったと思うんだけどなー。もう一つのパック分けした方が牛肉だったのかなー。
と生ぬるいまま夕飯を終えた。
食後、部屋に戻って昨日の買い物のレシートを覗き込んだ。
豚ロースしゃぶし
鶏ムネ肉
牛豚合挽
あったビーフ!
ビーフ買ってたじゃん、ちゃんと牛肉!
多分、小分け作業の時に牛豚を取り違えたのだろう。
良かった。とにかく。100g/108円の牛肉は存在していた。
◯復帰
そろそろ社会復帰というか、外へすこしでも働きに出ることを考え始めていた。
けれど先日のゆる転倒に加え、一昨日の尻餅未遂、そして今朝も転倒して起き上がれずにいたところを父に助けてもらったらしい。
(寝汗をかいて目が覚めて、窓が開いているのか確かめにリビングのカーテンを開けようとしたところでふらついたらしい。幸い腰などは打たなかった様子。)
私はそれを夜になって帰宅した父から聞かされた。
日中、母は私にそれを話さなかった。
まだちょっと働きに出るのは先かな、といったところ。
2020/09/17(木)曇り時々晴れ
少し暑さがぶり返した。
◯牛
夜、スーパーへ買い出しに。
牛肉が100g/108円という破格値段に、春以降食卓を任されてから初めて牛肉を買った。(牛豚合挽き肉を除く)
ここのスーパーは肉類が量多く安めでたくさん売られている。品質はそれほどだけれど、まとめ買いにはもってこいだ。
病院食で出された魚類が鮮度も品質も悪くてしばらくは食べたくない、と母が言うので、まだ当分は肉類中心の食卓だ。
なので今日も、鶏むね・牛薄切り・豚薄切り・合挽き肉を買い込んで、小分けにし冷凍保存。この作業は結構好きだ。
2020/09/16(水)くもり時々晴れ
9月も後半か。
昨日のむくみはすっかり消えて。
◯ちゃんとした署名
古い紙焼き写真に加えて、手紙や年賀状もスキャンしデータ化している。
御三方ほどどんな人かどうしても思い出せない人がいた。年賀状のやり取りまでしたというのに。。
また、誰からもらったかどうしても判明しない差出人の名前が書いていない手紙もあった。
手紙というか、ノートに綴った手紙を切り離して四ツ折にしたメモ書きのような手紙だ。
いや、正確には末尾にそれらしき署名が書いてあるのだが、どう目を凝らしても「びびんべ」と書いてある。
そのふざけた偽名から思い当たる人物がいない。誰だよ、びびんべって。
内容も、脈略がなくてヒントがない。
(ヒヨコとか豆とかおっさんの落書きがあるけれど…うーん、でもかすかにこのヒヨコには本当にかすかに見覚えがあるような…。)
唯一のヒントは手紙の裏に「大しま」と宛名が書かれていること。私を名字で呼び捨てにする人はそういない。
いなさすぎて思い当たらない。
そこで、他の手紙の筆跡と比べて、確かではないけれど、最も候補者に近い人を選出するまでには至った。
けれどやはり、内容が混沌としすぎて(ひとりごとエッセイのような散文のような)、いかにもこの人が書きそうという答え合わせにならない。
脈略のない手紙を書くときというのは、署名すべきであろう。
でも、そういう文章は匿名だからこそ書けるものであるかもしれないなぁ。
◯おかわり
これくらいだと母にとっては味付けが濃いんだなーという加減が少しずつ分かってきたので、今日はこれまで以上に極力薄味に努めてみた。
味噌汁も、厚揚げと小松菜の煮浸しも、マカロニサラダも、みんな薄味。
万が一薄かったら調味料掛けてね、と食べる前に伝えて。
結果、煮浸しにほんの少しお醤油をたらしただけで、私はマヨネーズを追加しないと物足りないマカロニサラダもそのまま食べていて、おかわりまでしてくれた。
おかわりされると、やった! と嬉しい。
◯尻餅
高座椅子から立ち上がった母が「ひゃっ」と言って中腰のような変な姿勢でストップした。
駆け寄って見ると、お尻の下にちょうどごみ箱が。
立ち上がり歩き出そうとしたら右足に力が入らなくてストンと体勢が落ちたけれど、運良くそこに中ぐらいの丸いごみ箱があってそこにお尻が乗っかったらしい。
ごみ箱あって良かったね、と笑い合った。
幼児が頭を打たないようにミツバチのぬいぐるみみたいなクッションになるものを背中に背負ったりしているけれど、母も尻にごみ箱をくっつけておけば尻餅をつきそうになっても安心だなと思った。無理だけど。
◯夢
寝てるときに見るのと、あれしたいああなりたいってのを、なんで同じ「夢」にしたんだろう。
きょにっき2020年9月前半
2020/09/15(火)秋晴れ
風に、なんてすがすがしいんだと思って、秋だ、と思った。
台所の窓から見える、向かいの隣町の戸立て群…その一つが一昨日から屋根の修復工事に入った。
屋根工事も秋晴れに似合うなぁ。
◯保護されている
昨日に引き続きウェブの保護化作業、無事完了!
良かった。
なんでこんなアナログな作業を…。
HTMLで画像タグが「http」になっちゃってるところを地道にsを付け足して「https」に。
けれど10箇所ほどの修正で済んだので良かった。
◯ホクロ
ふと胸元を見下ろして、あれこんなところにホクロあったっけ?しかも二つも。と不思議に思う。最近出来たのかしら。
ゴミかなと何回かこすったけど取れず。
ホクロだと認めた。
◯浮腫む
月に二日間くらい、右足がめちゃくちゃむくむ日がある。
ホルモンバランスのせいだろうけど、どんなに揉んだりいろいろしてもその日はもうむくみが消えることはない。どういう仕組みなんだ一体、片足だけむくむというのは。
プラスチックの青竹踏みを踏んだりしてあー気持ちいいーってのと、やめた途端あーむくんで痛いーってのを、今日も一日繰り返していた。
次の日にはきれいさっぱりむくみは消えたりする。
妊婦さんもよく足のむくみつらそうだけど、地味に苦しむよねむくみって。
2020/09/14(月)くもりのち晴れ
書こうとしたことをすっかり忘れてしまったときって、なんともいえない。
何か書きたくてここを開いたのに忘れてしまった。
◯雪解け
父と冷戦化し、ひと晩明けて今日。
母にお願いして、「夕飯はちゃんと作ってあるよ」と家族LINEをしてもらい、今後どうしたいか(ご飯作ってほしいのか、望んでないのか)そのうちゆるく訊いといて、と間に入ってもらった。
帰宅してしばし経ったあと、父が私の部屋の前までやって来て、ふすま越しに、
「昨日は強く言い過ぎたので謝ります」
と言ってきた。
私もふすま越しに、「仲良くしようねっ」などと言ってみた。
「ご飯を作ってくれているのたすかっています」
とも。
「どういたしまして」と返した。
この半年が労われた瞬間。
冷戦終結の立て役者は誰であったか。
我が家では母であった。
◯sのために
自分が管理しているウェブサイト2つが、随分前から「保護されていない通信」と表示されてしまっているのが気になっていた。
それで先日ようやくSSL強化というのか対策を講じてhttps化したのだけれど、解決せず。
今日さらに踏み込んで、あーでもないこーでもないとすること何億時間…ようやく、まず手を着けてみた自分のウェブサイトの方がついに、「保護されていない通信」から保護されている通信になった。
嬉しや。
ウェブ作業はこの瞬間がたまらない。
明日はもう一つの「6ropeway6」の方にも手をつけたい。
軽くチェックしただけでも6箇所問題が見つかった。。
◯隣の水耕栽培
今日ふと、洗濯ものを取り込んだ際に、隣家のベランダの水耕栽培のヒヤシンスの成長具合を確かめようと控えめに覗き込んでみたけれど、洗濯物がぎっしりと干されていて全く見える隙がなかった。
隣のおうちはお子さんが二人(?)いるせいか、いつもぎっしりと洗濯物が干されている。成長具合を垣間見るのもタイミングが重要だ。
2020/09/13(日)くもりのち雨
昨日から引き続き気温が低めで25℃とか。
けれど室内はちょっと蒸す感じで、扇風機を点けたり消したり。
今日はもうほとんど頭痛がしなかった。それだけでどんなにか幸せ。
◯教会
昨日のゆる転倒もあったからもう一週間延長したら? と私も父も言ったけど、どうしても行きたいと教会の日曜礼拝へ出掛けた母。
さぞ嬉しかったことだろう。
礼拝も横で付き添ったほうがベターだろうけれど、父も私も信仰がないので、父は送迎のみ。私は自宅待機。
私も小さい頃は日曜学校へ通っていたけれど、信仰心が芽生えないのに加えて、教会特有のなんだか「優しい」コミュニケーションや交流が肌に合わなくて。
当時を知る人たちに会うのも気が進まない。
母は教会の人たちにさんざん家族の悩みなども相談しているだろうし(実際それは一年に一度クリスマスのコーラスを観に行くと彼女たちが私に掛ける言葉で計り知れる)、バツが悪いのもある。
けれど今回も差し入れや手紙を届けてくれたり、寄せ書きなんかもいただいてたりして、とてもありがたくお世話になった。何よりも母の力になっていたと思う。ハレルヤ。
感染対策もしっかりしているそうなので、毎週日曜の礼拝へ通うことが、母の活力の源になれば幸いだ。
◯冷戦
教会の送迎から帰ってきた父に、夜とかスーパー行くのに車出してくれない? と窺ったら、「なんで一日に何度も出掛けさせるんだよ。今行ってきた帰りに買ってきてほしいもの頼めばよかっただろ。自分で原付で行きなさいよ」と激しく責め立てられた。
明日届く分の生協の注文をし逃したので買うものが多いから頼める量ではなかったし、何度も出掛けさせるようなことお願いするのはそりゃ申し訳ないけど、父も含め家族皆んなの食材の買い出しの為だし…なのになんでそんなにきつく言われなきゃいけないんだろう、と哀しくて腹立たしくて。
「じゃああんたは一週間食事ナシね!」と言い放って部屋に戻った。
あんななじられるならもう一切頼るのやめようと思った。
小一時間後くらいに、ふすまの向こうで「今日、夜、車は出します」と父が言いに来たけど返事はしなかった。
夜ご飯を作って母と食べて、いつもなら父に「出来たよー」と声を掛けるのだけれど今日は掛けなかった。(父は自分の部屋に持ち帰って食事を摂る)
それから19時半頃、原付に乗ってスーパーへ買い出しに行った。
半袖では寒くて、スーパーの冷房対策に持って出たパーカーをすぐに着た。
小雨も降り出していた。
帰宅しても父は夕飯に手を付けていなかった。
◯
自分の相談をして近況を話してこちらのことなんか訊きもしない人は友だちなのかな。
2020/09/12(土)くもり時々雨
なんだかぼんやりした天気。
気が抜けててラクだ。
◯保冷剤
昨晩はこめかみ近くなど部分的に強めの偏頭痛がして、保冷剤を当てて凌いでみたりした。あまり効かないけど気が紛れはするかな。
とはいえ、じんましんのときもよく保冷剤のお世話になったなぁ、とありがたく思う。
◯油断
母が引き出しを開けようとしゃがもうとして、しゃがみきれずにゴロンとひっくり返った。で、その際、高座椅子の肘掛けに頭をぶつけてたんこぶができた。泡食った……。起き上がるのも一苦労だった。
2年前に転倒して大腿骨骨折した最悪の出来事がよみがえる。
けど結局、立っている状態から床に転がったわけではないので、腰は打っておらず、すぐに冷やしたたんこぶも大事にいたるほどではなかった様子(ここでも保冷剤のお出ましだったな。)。笑い話に。
それにしても油断禁物。
しゃがんだり立ったりはまだ出来ないと自覚があったのに、油断してからに。
◯初めてのあん
ずっと冷凍庫にあったカニ身で夕飯はかに玉を。
初めてつくったけど甘酢あんが合ってておいしかったな。
タケノコも入れたのだけれど、事前に湯通ししておけばよかったと思った。
甘酢あん料理はまた作ろう。
◯追わない
映画『タクシー運転手』を観る。
私はつくづく「追跡」系に1ミリも関心がおよばない。
悲惨なシーンも含め、だいぶ早送りしてしまった。
光州事件についてはもっとちゃんと知りたいと思った。
2020/09/11(金)晴れ
今日は雲が多い。もくもくの雲。
◯遠くの雷鳴
今日はこれまでほどの頭の痛くなさを感じてはほっとしている。
朝、ベッドの中で咳が出たときはまだ割れるように痛かったけれど、起きて以降、うっすらとした痛みを感じるたびに、ここ2週間の痛みより全然マシだ……としみじみほっとしている。
咳をしてもかがんでも、それほど痛くない。
遠ざかった雷雲がまだ遠くの空で轟いているくらい。
このまま行っておくれ。
2020/09/10(木)晴れ
昨晩のNHK天気予報によれば、断続的に雨降りになると言っていたけれど、今のところ完全なる晴天。
雲はちょっとうろこ雲がかっているね。秋近し、かな。
◯簡単
いろんなことをラクに、快適に、できるならそうしたい。
数ヶ月前から洗濯洗剤をプッシュ式容器タイプに替えてみた。
これがとてもラクちんで気に入っていた。
のだが、母にはこれが逆に「難しい。前の軽量するやつに戻して」という。
それはとてもイヤだ…!
第一、絶対に難しくないのだ。プッシュノズルが硬いわけでもない。
なので、さっき、母がまた自力で洗濯するタイミングで横に付き、優しく丁寧にプッシュ式洗剤を指南。
「なんだ簡単じゃない」
…良かったああ!
自分のやり方以外は即突っぱねがちの人だが、何でもやってみて習得できれば受け入れてくれるのだな。もっと受け入れてくれ。
お風呂のバスマットを珪藻土マットに替えたときは、「(肌触りが)冷たいからイヤ」と突っぱねられ絶望したが、今ではかえってバスマットは母の足取りには引っ掛かりやすいので珪藻土マットを受け入れてくれている。これは良かった。
◯下山
区役所へ行ってきた。
駅前の風景に、半年ぶりだわと母は感慨深そうだった。私も同じだった。開放感。
住民票をもらい、年金手続きをして、課税証明書を発行してもらった。
なんか、社会生活楽しいな、と思った。
離れてわかる感覚。
それからダイソーへ行って、スーパーへ寄って、バスで帰ってきた。
スーパーは、エントランス入ってすぐの惣菜デリゾーンが明らかに気合が入っていて、華々しい! と眩しかった。
いつもいくスーパーにはないお菓子やパンを買ったりする。
帰宅した途端、雨が降ってきた。
2020/09/09(水)晴れ
昨晩は『青春の記録』2話配信を観て2時頃に寝たけれど、朝7時頃に気持ちよく目覚める。
昨日の日差しでしなしなになってしまった山野草の鉢植えを、水をたっぷりかけて室内に退避させていたのを、ベランダの日陰へ移す。どうか復活して。
起きて少しのあいだは頭が痛かったけれど、それでも今日は少し気持ちが明るくご機嫌に過ごせそう、と思える。いい兆候だ。
◯かごに入れただけ
そういえば昨日、生協からアンケートメールが来ていて、スルーすることがほとんどだけれど気まぐれに回答してみたら、「今週注文がありませんでしたがその理由はなんですか?」という設問が含まれていて、今週分の注文をし逃した現実を突きつけられた。
最近、生協はオンラインで注文しているのだけれど、今週注文分をカートに入れとくだけして肝心の「注文の確定」をしていなかったのだった。
なんて回りくどい……!
だったら注文〆切時間のちょっと前にでも「まだですが大丈夫?」的なメールを送ってくれよう。〆切後にそんな窺うようなアンケートメールよこさずにさぁ。
と、いったところで。
私が悪いのさ。
今後気をつけたし。
◯劇団時代のアンケート
劇団主宰時代の公演アンケートを整理。
この人も来てくれてたんだ、と懐かしい恩と筆跡たちに出会えた。
アンケート用紙のフォーマットには自意識がいっぱいで今見ると恥ずかしいね。
◯腰を上げる
結局今日も頭はずっと痛くって、いよいよ病院へ行くことを想定。
とここで、難題があるのだった。
3月末で離職して以来、保健証のない状態なのだった。区役所へ行ったり手続きを踏まなくてはならないのだけれど、このご時世で出向くのがどうしても先送りに。
最近では「涼しくなってから」と静観していたのだけれど、いつまで経ってもまだまだ暑く……。
けれどいよいよ。
と、腰を上げ、父親にさんざん嫌味を言われながら、また言い返しながら、明日区役所で取り寄せるものをリストアップし届け出すものを準備した。
ちょうど明日は母が市大病院で検査なので、休みを取った父が車で連れて行くのに便乗し、区役所で下ろしてもらうことにした。
ひさびさに駅前に下り立つ。
明日はより蒸し暑いと聞く。
帰りは自力だ。
キツすぎませんように。
2020/09/08(火)晴れ一時雨
母が自分で朝食を支度できるようになったので、ひさしぶりにたっぷり寝た。
その点ではとても満足したけれど、今日はやけに頭が痛む。
消炎剤配合のボルタレンを塗ってみたり、アイスノンを頭に当ててみたり。
特に立ったときの痛みには顔が歪む。
言っても仕方ないので母にも父にも言ってない。
痛みのないときがとても幸せに感じる。
◯よみがえる
昨日、プリンターで写真をスキャン出来るようにしておいたので、一気に作業が捗るようになった。
スキャン設定項目に「アンシャープマスク」とか「モアレ除去」とかあるけど分からないのでスルーしていたけれど、知ってみるかと調べてみた。
けど結局あまり分からなかった。
「なし」よりは「弱」に設定しておいた。
「退色復元」にチェックを入れると、色褪せた写真が蘇るのが不思議だ。
色褪せたのは色褪せたなりに良いけれど。
◯知ってた?
夕方になって、部屋がだんだんと暗くなってゆく。
まだ電気は点けたくない。
レースのカーテンを開ける。
と、夕焼けが。
ブルーライトカットの色メガネをずらして本来の夕焼けを見つめる。
向かいのマンションの窓にも夕焼けが映っていた。その窓の部屋の主は、自分の部屋の窓にそんな風に綺麗な夕焼けが映っているのを知っているだろうか。とても綺麗だよ、と教えたくなった。
◯脳よ
たくさん寝た分、夢も多めに見たような気もする。
小学校からの友だちに久々会って。
スイーツを買おうとずっと並んでいるけど全然レジが開かなくて。
もうすぐ終電だとトレイを諦めて置いて。
改札近くで買った定期がどっかいってずっと探して。
ずっとずっと探して終電逃して。
友だち、おうちに泊めてくれるかな……と思ってるあたりで目が覚めた。
寝てるのに疲れる夢って本当に何なの。
脳、何がしたいの。
◯隣のヒヤシンス
案外、風が強くって、洗濯ものを取り込んだら一番端に干していた母のワンピースがハンガーのみになっていた。
飛んでいってしまったか、と階下やまさかだけどお隣のベランダを念入りに覗き込む。
が、ない。
お隣がベランダでヒヤシンスか何かを水耕栽培していることだけは分かった。
こういうときは大抵、マンション入り口の郵便ポスト群のあたりに「落としましたよ」と言わんばかりに拾った人が置いてくれているものだが、入り口2箇所を見て回ってもワンピースは見つからなかった。
ついでに駐輪場のびわ三郎をチェックしに足を伸ばしたが、元気そうであった。
土日の台風の影響はこちらもほとんどなかったので、塩害で枯れることもなさそうで安心。
手ぶらで家に戻り小一時間後。
ピンポーンとお隣の旦那さんがわざわざワンピースを持ってやって来てくれた。
ありがたや。
洗濯ものがお隣のベランダに行っちゃう経験は初めてだ。
風が強い日は要注意。
お隣のヒヤシンスは今後たまにチェックしていきたい。
2020/09/07(月)晴れたり雨
◯一人で朝食を
私は朝食を摂らないので、今日からは母が一人で朝食を摂れるようにリハビリスタート。
私が早起きしなくて済むように、という目的が大きい。
火を使う調理はまだ無理そうなので、すべてをレンジかポットのお湯を注げば足りるように、前夜に私がセッティングしておいて。
今日は、念の為にいつもどおりに起きて、母の支度を見守った。
問題なくできて、大丈夫そうだった。
これで今後、負担の3分の1が減って、偏頭痛も落ち着くといいのだけれど。
◯連動
紙焼き写真のデータ画像化を、これまではスマホのアプリでやっていたけれど、なかなか時間と筋力がかかって量をこなせない(あと、太陽光じゃないとうまくいかなくて午前中〜昼下がりくらいまでしか作業に向かない。)ので、父の部屋のプリンターでスキャン出来ないかといろいろセッティング。
プリンターとパソコンをWiFiで連動させることが出来た。これはスムーズだ。
◯頭が痛いと待つことができない
整理が終わっても頭痛が続いているので、「頭痛 一週間」でTwitter検索してみると、頭痛が一週間続いて嘆いている人は結構いた。台風のせいか? とかね。
今晩10時半頃にはパク・ボゴムとパク・ソダムの新ドラマが配信になるとのことで待っていたけれど、なかなか配信スタートされず、頭も痛いので、日付が変わるのを待たずに寝ることにする。
2020/09/06(日)晴れ
九州に台風が近づいているので、曇ったり降ったり光ったり。
余裕がなくて父に当たってしまう。
あとでゴメンねと謝った。
少し、人知れず、涙がちょちょぎれた。
母が退院して一週間。
私なりに緊張し疲労していることに気づいた。慣れるしかない。
今日で一週間続いたことになるうっすら頭痛もそのうち消えるだろうか。そうなら良いけれど。
◯弟はやはりケチだ
昨日、弟に「母の退院祝いにフルーツでも差し入れたら? シャインマスカット大歓迎。」と自分の希望を大いに込めた連絡したのだが、今日彼が持参したのは案の定、懸念していた、お手頃価格の小粒のシャインマスカット。
ケチ!!!!!
それでもとてもおいしかったけれどね。
◯神に近づく
プロテスタントの母は食前にお祈りをするのだけれど、その文言が「神様とともえちゃんに感謝していただきます」
神と同列になった。
退院して一週間の感想は? と訊くと、
「ご飯がおいしい」
生き方を承知しているよね。
2020/09/05(土)晴れ
今朝はちゃんと起きられた。
昨日までと違って、目覚ましアラームを振動のみモードからアラーム音も一緒にセットしておいたからだ。
やはりちゃんと起きるには、アラーム音が必要だ。
頭痛はぐっと少なくなり、時折痛いなと思う程度。
◯圧力
昨晩スーパーで鶏手羽をお値打ち価格で買ってきたので、夜は大根とゆで卵と一緒にさっぱり煮を作りたかった。
先日、ふつうの鍋で作ったときはふつうの出来上がりだったので、とろっとろにしたくて圧力鍋で挑戦してみようと思った。
我が家には昔からラゴスティーナというイタリア製の圧力鍋があり、母はそれでよく料理をしていた。
けれど私は、圧力鍋が怖かった。
ものすごい圧力があの密閉空間の中で渦巻いていて、いつしか油断したら大大大爆発を起こしたりしそうで怖かった。
なので、これまで使ったことがなかったのだけれど、とろっとろの手羽を食べたいし、今や母に教えてもらえる状況だし、ご教示願うことにした。
この圧力鍋は、母が結婚した時に購入したもので、当時でも1万円ほどしたという。
使い方&レシピBOOKなんてのもまだ取ってあって、確かにずいぶん幼い頃からよく見知った背表紙の本だ。
中を一通りめくってみたら、最後のほうにたぶん私の落書きがあった。
女の子を書こうとした途中までの鉛筆画。
このページを同じ人間が何年ぶりに開いたのだろう。
かくして、さっぱり煮はとってもとろとろにおいしく仕上がった。
たった10分火にかけただけなのに、大根もちゃんと炊けていた。
母も喜んでたくさん食べてくれた。
まだ扱いが怖いけれど、今後どんどん使用していきたいと思う。
買った当時にしてはお高い買物だったと思うけれど、こうして長年使い続けられるなんて、何よりもお宝な一品だったね、と話す。
◯たまとまめ
お昼ごはんのときに、母が元気がないのかまったく無口だったので、これまで聞いたことなかった昔の話を訊いてみた。
母のお祖母さんは「たま」さんと「まめ」さんで、めずらしく一家全体で同居していたという。
お祖父さんは母が生まれたときにはもう亡くなっていたそうだ。
母のお母さん(私にとっての祖母)は三人姉弟で長女。しかし弟と妹は、祖母のお父さんが亡くなったあとに父親違いで生まれたのだそうで、その妹さんは私も伯母さんとしてよく知っている人だ。
伯母さんは、「人生で一番良かったことは、晩年、自分の父親が誰かを突き止められたことだ」と語ったという。
なんでも、結構イケメンだったのだそうだ。
確かに、伯母さんは目がくりっとしてるね。などと言い合う。
私の父も母も、故郷が遠いからか、あまり親戚づきあいをめちゃくちゃした方ではない気がする。
小さい頃はまだしも、私たち姉弟が大きくなってからはほとんど行き来もしなくなったし、父からも母からもあまりいろいろは聞いてこなかった。
今日みたいなこんな日はこれからもいくらでもあるかもしれない。
そんなときはまた昔話を聞くとしたい。
2020/09/04(金)晴れ
◯寝坊、功を奏す
寝坊してしまった。
朝7時に起き、7時半には母に朝食を用意することになっているのに、パッと目が覚めたら8時だった。
えええーーと飛び起き寝ぐせ頭で台所のドアを開けると、すっかりテーブルに朝食を広げ食べている母が目に飛び込んできた。
ごめんねーーーと謝ると、笑いながら食べている。
ていうか自分でちゃんと準備できるじゃん偉いねぇと自分の寝坊を棚に上げ褒め称える。
「あんたの策略かと思ったわよ。水だけ飲んで待ってたけどいつまで経っても起きてこないから、自分で用意してみろって作戦なのかな、って」
いや、そんなわけないけどさ。
昨晩のうちにご飯はタイマー予約セットしておいたし、冷凍の納豆も一つ冷蔵庫に移しておいたし、軽いおかずになるようなものはいくらか冷蔵庫に入っていたし……
とにかく私が朝起きてやろうと思ってた支度はだいたい母は自分で出来ていた。
良かった。
寝坊してみるものだ。
◯なんとなくずっとそんな気がしている
頭痛はすこし和らいだ。
かがむとうっすら名残のように痛かったり、時折ズキンズキンと痛んだけれど。
「生理中 頭痛」で検索してみると、やはりセロトニン不足の偏頭痛だったみたい。
「エストロゲンは生理前に減少。このとき、エストロゲンの急減に伴ってセロトニン(血管を収縮する作用がある脳内物質)も減少するため、脳内血管が拡張することで頭痛が起きるのです。この頭痛は、通常の片頭痛よりも症状が長く続き、強い痛みとなって現れる傾向がある」
とのことで、
「頭痛中のマッサージや入浴、運動などはさらに血管を広げ、痛みが悪化するため避けてください」
と、マッサージなどは逆効果とあった。めっちゃストレッチしてしまったではないか……。
「血管の拡張によって引き起こされる頭痛の場合は、痛む部分を保冷剤などで冷やしたり、こめかみを押さえたりして、血流を阻害してみてください。光や音によって悪化することもあるため、暗くて静かな空間で横になることも有効」
なるほどだ。
検索ワード「頭 かがむと痛い」だけじゃダメだった。
もっと早くちゃんと多角的に検索していれば良かった。
なんとなくずっとそんな気がしているのだけれど、そのままにしていることは多い。なぜそのままにしておくのだ。……わからない。
◯夜のスーパー
卵を始め食材が切れたので夜になってスーパーへ。
弟の原付置き場へ向かいながら、あれさっき甘酒飲んだけど飲酒運転になるかな? と一瞬ドキッとする。
夜9時を過ぎ閉店まで1時間を切ったスーパーは、まるで祭りのあとのようだった。静かで雑然としていた。
少しして子供達の声がやけにして、束の間店内が沸いた。
ちょうど上の階の学習塾が終わり、塾帰りの小学生か中学生のようだった。
店内でいつも飲んでいるタイプの甘酒を見つけかごに入れる。
アルコール濃度は「0%」と書いてあった。
2020/09/03(木)晴れ
洗濯機を回したというのにまた通り雨。
かがむと頭痛はまだ引いていない。
庭の百日紅のピンクが濃い。
通り雨のせいで今は曇っているのだけれど、昔富良野にいたときに風景写真を撮っている人が「曇り空のほうが花の色が映える」と言っていたことを思い出す。
洗濯ものを干す頃には晴れていて、午後にはまた雲行きが怪しくなってきたので早々に取り込んだら、その瞬間雨が降り出した。間一髪。
体調に翻弄された一日。
母が退院してきて気が張っているせいかもしれない。
様子を見るしかない。
ストレッチはよくしている。
父と違って、母は出されたものがおいしければ「おいしい」と喜んでくれるので、嬉しい。
今晩のリクエスト、焼きそばもおいしかったらしく良かった。
2020/09/02(水)くもり
朝食に出した「ナッツ&フルーツ」というナッツ類とドライフルーツが小分けパックになっているのをつまみながら、「タコの実」と母が言う。
クコの実だよ、と言って笑い合う。
◯機敏
焦るとか慌てるとか気持ちが急かれるようなことがいやなので、信号が赤に変わりそうでも決して走ったりしない私だが、洗濯ものを干していてザーッと通り雨が来てその雨足が割と強いものだからめずらしく急いで取り込んだ。
もう取り込んでもいいくらいに乾いていたのに、と悔やむ。
◯伸びない
母に食事の準備や片付けをできる範囲でしていってもらおうと、自分のお箸を用意したり、食後の食器を自分の分だけ下げたり洗ったりしてみてもらったけど、すぐに腰が痛くなってしまう、と言う。
足の痺れもあると言うから、私も患った座骨神経痛気味なのかなと思うのでストレッチを薦めるが(私もストレッチで回復した)、決して伸びようとしない母。
ちょっと伸びてみればいいのに、なぜ伸びない。とても簡単なことなのに。
◯かがむと
そういう私は一昨日から頭痛があって、生理のせいだと思っていたのだけれど、今日は普通にしていれば痛みはないけれど物を取るためにかがんだりと頭を下げるとやけに痛むのだった。
検索すると肩こりとかセロトニン不足とか出てきたので、とにかくストレッチをした。
燃え殻さんの出たFM横浜のラジオをタイムフリー視聴で聴きながら。ストレッチポールに乗って入念に。
早めに布団に入って、でも寝返りを打つ度に小さく頭が痛むのでストレッチの効果はいかほどか、といった感じ。
2020/09/01(火)くもり
昨晩からの涼しさが続いて30℃を超えることもなく冷房を点けずに過ごせた。
けど絶対に暑さぶり返すよね、と母と話す。
夜遅くなって湿度が高く、蒸すので除湿は点けた。
◯おさんど
朝・昼・晩と母に食事を用意する。
晩はこれまで通り父のぶんも。
ゆくゆくは、少なくとも朝は、母が自分で用意できるように、が目標。
母がぽつぽつと話すのをずっと聞いている。これも話すリハビリになればと。
私のほうがよっぽど筋力落ちてそうだ。
◯りじんかん
そんな風に並んで食事をし、母の話を聞いていたら、ひさしぶりに「離人感」を感じた。
それで最近は離人感を感じていなかったことに気づく。
人と居ると、自分から離れる。
不思議なような、納得のような。
◯秋の目標
今年の秋も梨をたくさん食べたい。
シャインマスカットも2回くらいは食べたい。
◯理学療法士の夢
今日のリハビリはTさん。
ハツラツとしていて、よく笑ってくれる。
こんなにも密に人と接する仕事を日々懸命にしている人がいるのだなぁ、と驚きと敬意をもって感心する。
理学療法士は、全日本バレーボール男子に熱中していた中学生の頃に、「理学療法士になれば選手とお近づきになれそうだ」という下心だけの動機でなりたい、と思っていた。アホや。
きょにっき2020年8月後半
2020/08/31(月)晴れ
ついに母が退院してきた。
2月29日に軽度の脳梗塞を発症し入院して以来だから、実に半年ぶりだ。
朝食は病院でとり、朝イチのリハビリを済ませ、午前11時に退院。
「茹で加減が上手ね」
天使になって帰ってきたのだろうか。
褒めることなんてなかった人だ。
午後3時。ケアマネージャー・理学療法士・福祉設備関連……全部で4名をお迎えして介護計画ミーティング。
小一時間だったが母ぐったり。
かと思えばスマホでYouTubeを開いて水森かおりの歌唱動画を観てホクホクしている。
母なりに自己回復の仕方を心得て実践しているのだろう。
それから晩ごはんの下準備をして、少し夕寝して、起きたら案の定「おなか空いた」で晩ごはんをつくって、食べて。母もへとへとでそれでもなんとかお風呂に入って寝つくまで見守って、、私もずいぶん疲れた。。
まぁ、ちょっとずつ。ちょっとずつ。
リハビリは週に3回。明日が初回。
明日も朝食の用意をするので早く起きなきゃだ。
ベランダの鉢植えに水をやるために夕方になって外へ出たらめっきり涼しく感じた。
23時頃には25℃になっていたのでクーラーを止めて窓を開けた。風も冷えている。
それから今(たった今朝刊が届いた。いつもの25時半だ。)や23℃だ。かなり涼しい。
◯〜の日
「敬老の日」商戦が始まっている。
子供でも、父でも母でもなく、じいちゃんばあちゃんでもないので、もてはやされたり感謝されたり敬われたりする日がない。
2020/08/30(日)晴れ
◯好みが左右
母が帰ってくる前にやっておかなきゃ、ということを優先し、リビングのHDDで録りためた韓国ドラマ『彼女の私生活』の残り6話ほどを消化。
この後半部分はごっそり要らなかったと思う。
韓国ドラマ(恋愛系)のこの「序盤からくっつくまでは最高なのに、そのあと無駄に引き伸ばしてぐだぐだ終わる」傾向、相変わらず悩ましい。
けれど『ライブ』のシン・ドンウク以来ぶりに、キム・ジェウクに良きものを見せてもらい、恋愛モノも好みの俳優がやってくれるとこんなに楽しめるのだなぁ、とこれまで無感情で観てきたものも好みの俳優だったらもっと楽しめたのかなぁ残念、と思った。
◯天才ではない
ゆきひら鍋の取っ手がついに取れてしまった。
前からぐらぐらしていたけれど、そのたびに緩んだ留めネジを締めれば事足りていた。けれどもう、もはや穴ががぱがぱになってネジが留まらなくなった。
それで父に言って夜にニトリへ車で繰り出す予定だったけれど、ふと面倒になり、そもそもその取っ手、180℃回転させ留められないか? と思い、父にやってみてと打診してみた。
出来るかー? と電動ドライバーを取り出してきたと思ったら、
「俺、天才かも!」
あっという間に留まった様子。
いや、留めてくれたことはねぎらいたいけれど、「天才」ではないのでは。と思って何も言わなかった。ニトリへは出掛けずに済んだ。
ちなみに「ゆきひら鍋」は雪平なのか行平なのか検索したら、どちらでもいいらしい。そう言われても迷う。
◯見逃すが
そして今日は『100日の郎君様』の最終回の日だ、と日に何回も意識したというのに、気づいたら23時45分で、残り15分になっていて愕然とした。
忘れないよう毎週アラームもセットして、毎週日曜の夜これまで15話ぶん大切に観てきたというのに、最終回の大半見逃した!! たぶんトイレ掃除してる最中でアラーム聞こえなかったのだろう。バカ、掃除熱心め。
ショック過ぎて、もう今日は観るのやめて有料配信してるの購入して後日ちゃんと観ようか、などと一瞬にしてさまざまに迷うが、なんか取り敢えずTV点けてみた。
王が子にこのドラマ全体の総括するみたいに悟しているシーンだった。
大事なとこ、全部終わったとこだった。
もう私が観ることができた残り15分は、もはやエピローグみたいな、ハッピーなエンディングを迎えるためのゆるく優しい部分のみであった。
まぁ、それも良い気がした。
政敵との一騎打ち的なメイン部分は私にはそれほど重要ではない。
とにかく主人公が幸せに結ばれるまでのラスト15分だけは観られた。いい、いい(?)。
来週からは、『アンという名の少女』がやるそう。
これいいドラマよね。視聴済みだから、もうわざわざ毎週アラーム掛けては観ないけれど。
2020/08/29(土)晴れ
◯甘酒と父
最近甘酒にハマっている。
冷やして飲むのがこの季節には良い。
加えて、あのつぶつぶをスプーンですくって食べるのがたまらない。
甘酒、少し前までは軽んじていた。
父親がいつも飲んでいて(袋入りのを鍋で温めて)、スーパーの甘酒買い占めてるんじゃ? というくらい買い込んでいて、「棺桶には甘酒をなみなみ注いであげるね」なんて馬鹿にしていた。
けれど最近どうも父親寄りになってきてしまったようだ。
甘酒を積極的に買ってきては父に振る舞ったりしている。
おいしいけど、ちょっと悔しい。
甘いけど、苦々しい。
2020/08/28(金)晴れ
パラッと通り雨が来たり
母の退院に向けて今日もベッドの敷きパッド(ぶ厚め)を洗濯したりしている。
それなのに通り雨! と思ったけれど、一瞬だったので安心した。
◯夏ムス
こんなに暑いのにムスカリの球根からは日々ぐいぐい新芽が伸びている。
冬のあいだに成長し春に花を咲かせるので、この盛夏に活発な姿には不思議に感じる。
◯操作
一日中、冷房のリモコン・扇風機のリモコン・テレビのリモコン……などリモコンを操作しまくっている。
もういっそ指がリモコンにならないか。
アレクサ制御とかにもしたくない。
「アレクサ、いい感じの照明点けて」とか声を張りたくない。
けど今、数十センチ先のスマホに声を張らずに「オッケー、グーグル」と話しかけたら反応した。
ひそひそ声はさすがに無反応だった。
2020/08/27(木)晴れ
今日はもくもくの雲がすごい。
◯区
雨予報だったから、母の薄掛けなど大物の洗濯ものを見送っていたのに、いつまで経っても曇りもしない。
雨雲レーダー図を見ると、夜までこのあたりを雨雲はかすりもしない。おいっ!
正午前になって、ギリギリセーフだろう、と洗濯機を回す。
このまま晴れていれば、午後3時過ぎにはほとんど乾いているだろう。
地域を区までしぼった予報をいつも見ているけれど、レーダーでピンポイントで見たほうが良さそうだ。区だってでかいものね。
午後3時を過ぎて取り込む。
途中曇ったりもしたけれど、よく乾いたので良かった。
◯ラスト
多分これで母が入院中最後の、着替えを渡して洗濯ものを受け取りに。
五十回くらいだろうか、家と病院を往復したのは。
そんなに? という印象。
よく歩いた人通りの少ない道を、今日も暑いので弟の原付で。
途中、キジバトが巣を作っていたネムノキが、ごっそりとなくなっていて驚く。
帰りにも同じ道をゆっくり走りながら眺めるに、団地の外壁工事か何かするようで団地自体がすっぽりと足場を組まれて覆われていた。
それに応じて団地周りの植物たちが悲しくもきれいに一掃されていた。
キジバトの巣や。
園芸愛好家たちの庭よ。
そもそも団地自体が残るかもあやしい。なかなか古くなっている建物だ。
あの八重のどくだみも生えていた庭であったのに。
経過を見守りたい。
病院の裏門の手前でよく遭った、「野良の三毛猫」とずっと呼んでいたけれどよく考えたら全然三毛猫じゃなかったトラ猫も無事にこの夏を越してほしい。
今日の母は、「今日は疲れた」と廊下へちょこんと出て着替えを受け取るのみだった。
母が退院してきたらどんな生活が始まるのだろう。
すっかり自分仕様になったキッチンで洗い物をしながら考えた。わからないよねまだ。少しずつ、すこしずつ。
◯深夜刊
ここらへんは午前1時半前後に朝刊が届く。早すぎないか。
そんな微妙な時間に玄関ドアの新聞ポストが「カコン」と響くので、分かっているのに毎日びくっとする。私の部屋は玄関に近い。
最近は皆んな朝刊が届くのは、そんな時間帯なのかしら。
これも働き方改革の影響なのかしら。
2020/08/26(水)晴れ
◯鬼のいぬ間
父がカレーが好きではないらしいので、一人でいるお昼にひさりぶりにカレー。
レトルトのビーフカレーだけれど。
何も具が入っていないルーに「これが牛かな?」と推測される木っ端のような牛肉の筋の残骸らしきものが、本当に少しだけ混入しているお手頃価格のレトルトの。
いいのだ、それを見越してあらびきウインナーと茄子を焼いておいてトッピング。
おいしかった。
◯ほおばる
夜はがっつりと頬張りたくて、チキン南蛮。
コウケンテツレシピをリピート。
前回は甘辛過ぎたので、お醤油を半量以下に。
と、それでもじゅうぶんに味濃くおいしく仕上がった。
父と分けて、鶏むね肉半分ぶんのチキン南蛮を大いに頬張った。
付け合せにつくった蓮根のきんぴらも胡瓜とかまぼこの和え物もおいしかった。
最近、食後になんだかとても、物足りなさからなのか「間食したいなー」とよく感じてどうしたものかと思っていたのだけれど、今日はそれがまったくなかった。
頬張りが必要。
◯幸せだった
連日、リフォームに向けて自室の整理・片付け。
できるだけ紙類をデータ化し処分していく作業。
今日はひたすらミニアルバムたちから写真を抜く地味作業。
生まれた日の新聞の写真や、生後2ヶ月の足型を取ったものなども出てきた。アイドルのブロマイドも。
弟たちが小さかった頃の写真は、とても可愛くて恋しくて泣けてくる。
母も、昔の写真を見せるとすぐに泣く。
当時だって、しんどいことも多くあった日々だろうけれど、今思い返して「幸せだった」と涙を流せることは、現在においても、まるっと幸せなことなのだろう、きっと。そう思いたい。
2020/08/25(火)晴れ
◯お洒落マスク
ピッタ的なマスクでホコリの多い片付けをしていると、くしゃみ鼻水が止まらない。
不織布マスクに代えたら大丈夫だった。
ピッタ的なマスクで喉を保湿しながら寝ようとしたら、夜中息苦しくて目が覚めた。
ピッタ的なマスクはではいったい何をしてくれるのだろう。
マスクが売ってない時期に父が巷で5個くらいまとめて買ってきたそのマスク。見た目はピッタ(PITTA)だけれど未開封のパッケージをよく見てみたら、「fashion MASK」とだけ記載されていて中国製のもの。
「ファッションマスク」
……らしい。
ファッション、だからか。
ファッションでするマスク、なのね。
しないよファッションでなんかマスク私は。
もう着けまい。
◯FD
自分の部屋の棚の書類を片付けたり、両親のベッド用のでっかい羽毛布団を干して圧縮袋でぺちゃんこにしたりした。
昔の文書のバックアップとして保存してあるCD-ROMはまだしも、フロッピーディスクはどうしたものか。
外付けで読み取れる機器はあるのだろうけど購入するまでか……?
2020/08/24(月)晴れ
◯リフォーム3日目
職人さん、時間通り朝9時にやってくる。
前回のクロス貼り職人さんとは別の方で、私が実は幼なじみのKなのではと疑っている人物。
「すみません、今日は作業中マスク取っていいですか?」
今日は顔全体を見られるかもしれない。Kか、そうじゃないか、わかるかもしれない……?
午後2時、5箇所に手すりを付け終え職人さんが帰っていった。
正直、顔全体を見た気がするけど、それがKかは判断できなかった。たぶん、違うってことにしたい。
それより安心したのは、私の部屋にあるどデカいソファーを部屋から出せるか不安に思っていることを相談したら、「ソファもベッドも無理せず、当日人手はあるので」と言ってもらえたこと。ホッとした。
2020/08/23(日)くもり時々晴れ間
朝8時頃にざーざー雨が降ったらしいのだが、寝ていて気づかなかった。
昨晩干しておいた洗濯ものは父が取り込んでくれていた。ありがたし。
壁から離れたままだった家具を父が戻してくれたので、空間も心も落ち着いた。
家具、壁から離れることなかれ。
昨日スーパーで半額になっていたブリを照り煮にした。
レシピより醤油を半量にしたのに、それでも辛かった(しょっぱかった)。なぜ。おいしかったけど。
◯他人の胃の心配
塩味を強く感じるようになって、逆流性食道炎なのか喉と舌に違和感を感じるようになって、一日一回胃薬を一週間飲んで様子を見ていたら、症状が落ち着いている。若干喉の奥がざらざらするけれど…。
塩せんべいも最近はもう食べていない。
食後すぐにソファにごろんとなるのもやめた。
かたくなに、(胃液が上がってこないよう)地面に対して垂直にと座っている。
そんな生活だからか、週に一度の放映をリアルタイム視聴している『百日の郎君様』の中で、世子が食後に甘えてホンシムの膝の上にごろんとなったときに「ダメだよ食べてすぐに横になったら!」と慌てて心配してしまった。
ダメだよ横になったら胃液が上がってきちゃうんだから。ね?
◯ノーエアコン
夜になると、ひさしぶりにクーラーを点けなくてもいいくらいの気温に。25℃。
窓を開け、扇風機だけで過ごせている。
鈴虫の鳴く音が聴こえる。
昼間暑くなるのはまだまだ8月だし仕方ないけれど、朝夕はこうして少しでも涼しくなってくれると助かるなぁ。
2020/08/22(土)晴れ
◯ドタキャンが心配
先日から母の病院へは弟の原付を借りて行っている。
お昼前から夕方になっても30℃を下回らないので。
病院へ着いて検温したら36.9℃だった。
看護師さんが「ギリギリ(セーフ)ですね」と笑う。
「平熱が高いので」と弁明するように言ったけどあまり取り合わない様子。
平熱は本当に高くてだいたい36.8℃なのだ。
母は、「31日の退院の日、父ちゃん迎えに来てくれるかしら。あの人たまにドタキャンするから」と心配している。
さすがに退院日は大丈夫だろう。
◯駅寄りのスーパー
今日はいつものルートを外れて駅寄りのスーパーへ足を(車輪を)伸ばしてみた。
スーパーに近づいたところで会社帰りの父とすれ違った。声を掛ける間はなかった。
ここは大きなマンション群のなかにあるからか、土曜の夜6時というのはこういうものなのか、ファミリーがたくさんでそこそこ混んでいた。
というかスーパー自体が、小ぶりとはいかないまでも中ぶりだからだろうか。
通勤していた頃はだいたいいつも帰り道にこのスーパーを使っていたので、よく買っていた菓子などを懐かしく手に取る。
えび満月とか、タニタ食堂のおせんべいとか。
家に帰ると父はまだ帰宅していなかった。寄り道してんな?
◯違える
今朝は起きてから首の左側の筋を違えた。軽めではあるけれど。
昨晩、寝る前の簡単なストレッチを忘れたせいだ。きっと。
ストレッチを怠るといけない。
首の筋が身を持って違えてそう教えてくれたに違いない。
◯たまたま
スーパーのレジに並んでいる時に、Yさんから大量のスポンジボブの画像が届いた。
テレビを観ていたら出てきて、私が好きだったよなぁと撮ってくれたという。
ありがたいことだ。
可愛いボブ。
「可愛いの? スポンジなんでしょ?」
材質は気にならない。
好きになった子がたまたま、スポンジだっただけだ。
◯免許更新
運転免許の更新連絡ハガキが届いた。
8/30〜10/30の間に最寄りの警察署まで行かなくてはならない。
まぁでも、歩いて20分ほどのところにあるので、涼しくなったら行けばよいか。
講習時間は1時間とあるが、これまでの経験だと、署のロビーの隅っこにモニターといくつか椅子が置かれた簡易スペースが設けられており、そこで10分前後?の交通安全VTRみたいのを見せられるだけで終わったような。
〈違反運転者〉だと免許センターの教室ですし詰め状態で交通安全啓蒙ドラマ『悲しみは消えない』を観せられたが、今回は〈一般運転者〉。
次の更新時は〈優良運転者〉でありたい。
おそらく3〜4年前に原付運転中にスピード違反で捕まってもうコリゴリだと思って以来(私は原付しか運転しない)、親の仇かというくらいノロノロ運転に努めているので、もう捕まることはないだろう。
いずれにしても、交通事故は起こしても遭っても、悲しみは消えない。気をつけたい。
2020/08/21(金)晴れ
◯リフォーム2日目〈アキレス腱と連絡編〉
朝9時から職人さんが来て作業スタート、と思って洗濯を済ませ、前回おなかが空き過ぎた件をふまえてトーストを焼いて準備しておいたというのに時間を過ぎても来ない。
トーストを食べて9時半になって、リフォーム業者Kさんが様子を見に来たので職人さんがまだ来ていないことを伝え、確認してもらう。
15分後、戻ってきたKさんが言うには、
「職人さんがどうやらアキレス腱を痛めて…鎮痛剤を打ちに病院に行くので……午後になるかと……」
いいけどさ、別に。
くれぐれもお大事にしてほしいけれど、、
連絡の連携どうなってるん。
まぁ、いいけどさ。
話を聞いているうちに分かったのが、天井の塗替えは今回じゃなくて、9月に私の部屋のリフォームをするときに一緒にやるのだという。
19・21日でやるって言ったじゃん。
そのつもりで父も家具移動してるんじゃん。壁付棚すら外そうとして。
もう、いいけどさ。
ダメな人と仕事するときって(今回は私にとっては仕事ではないけれど)、できるだけこちらのダメージを省きたくて苛まれる時間を割愛することにのみ努めるようになるよね。感情の節約。
それで万事良い、と思うわけではないけれど。。
結局、職人さんは作業時間も過ぎた17時半頃に恐縮しながらやって来て、持ち帰って貼り替えたふすまを取り付けるだけで帰っていった。
最終的なクロスの仕上がりの確認も今日する予定だったけれど、「まだ乾き切ってないですね……」と先送りに。(二日経ってるのに本当?)
……いろいろゆるいぞ?笑
次回は週明け。
母の介助用手すりの取り付け。
◯●
泣いたことをわざわざシェアするひとはそういない
けれどどんなときもどこかで誰かが泣いている
いいねばかりがこの世界ではないよね
2020/08/20(木)晴れ
夜におなかを下して4回トイレへ行った日。
◯リフォームと退院日
リフォーム会社のKさんから電話があったよと父に起こされる。
私の部屋のリフォームについての最終確認。直接折り返すことに。
職人のYさん、そしてじぶんとあらためて相談して、シンプルなリフォームにとどめることにした。
部屋の拡張や枕棚・パイプはせずに。
もし、したくなったらまたその時でいいとも思う。
さて、母の退院日が8月末日と決まった。無事に退院にこぎつけてほしい。
◯視聴
U-NEXTの無料トライアル(2回目)の期間が終わった。今回は『ディア・マイ・フレンズ』を観られたことが大きな収穫かな。
あと松居大悟監督の『自分の事ばかりで情けなくなるよ』の山田真歩さんのところをまた観たいと思ってたから、それをひさしぶりに観られたのも良かった。
壁から離れた戸棚の一番下にずっとしまったままのホットサンドメーカーを引っ張り出して、ハムとチーズのホットサンドを作ってみた。
形が、なんというか、耳のないサンドイッチ用のパンが横に2枚置けるような大きさのプレートで、きっとパンも8枚切が適当なんだと思うけれど、今あるのは6枚切りの耳あり食パン。
それにマヨネーズ・ハム・チーズ・ハム・ブラックペッパー・マヨネーズ…と挟んでサンドを試みる。
が、全然閉まらない。
もう、海外旅行に行くときにスーツケースを自分が乗っかって体重で閉めるみたいにしてサンドメーカーをなんとかロックする。
パン、ぺっしゃんこ。
5分でパリッパリに圧縮されたホットサンドが完成。チーズは溢れ出ていた。
おいしかった。
けれど、6枚切りはそのままで食べたほうが良さそうだ。
◯熱風乾燥
昼間、脱衣所のタオルやマット・小物を収納しているプラスチックケースを中身を出して浴室で丸洗いする。
春に拭いてだいたいきれいになっていたけれど、この機会にホコリを一掃したくて。
さっぱりして、水を切って、ベランダに干した。
あっという間に乾いていた。
2020/08/19(水)晴れ
◯リフォーム1日目〈キッチンのクロス替え編〉
いよいよリフォームが始まった。
朝からにんじんジュース「キャロっとさん」を飲んだきりでおなかが空いているのだけれど、キッチンが占拠されているので、たぶん職人さんがお昼を取る正午まで我慢。
昨晩のうちに父がキッチンの家具を全て壁から離しておいたので、落ち着かない異空間になっている。
家具が壁にくっついてる、って大切なことなのだな(?)。
気づくと正午を過ぎており、クロス替えの作業はまだ続いていた。
一度空腹の限界を迎え、資材をまたぎながらキッチンへ水を汲みに行った。
作業はもう終わりそうだ。片付け段階に入っていた。夕方までの予定だけれど、今日の行程は早々と切り上がりそう。
撤収を待つ間、お腹空き空き具合はもはや空腹の向こう側へ行き落ち着いた。ただ胃の辺りがもやっているというだけ。
午後1時頃、キッチンのクロス替えが終わり、業者さんが帰っていった。
次の工程は明後日また朝9時から。
さて、昼ごはんを食べよう。
壁から家具が離れている落ち着かないキッチンで、今日は何をつくろう。
2020/08/18(火)晴れ
いよいよ明日から断続的にリフォームが始まるので物を移動したり掃除したりした。
まずは洗面所とトイレの天井の塗り替えと、キッチンのクロス貼り替えを二日間で。
私の部屋は9月に入ってからだ。
昨晩病院へ洗濯ものを取りに行ったとき、「調子が良くないみたいで横になってます」と母には会えなかった。
まだまだ退院できなくてふて寝でもしてるのかな? と思ったけれど、心配は心配で明けて今朝連絡してみた。
昨日の夕方に寒気がして発熱したらしい。38.7℃。
うわ、と思った。
今朝は熱は下がり、血液検査と尿検査をしたという。
それでずっと、まぁそうなったらどんなに気を揉んでも仕方ないのだけれど、ずっと気が重くいた。
20日に予定している別の病院での心臓血管の検査(元々昨年から3回に渡るカテーテル治療中で、まだ2回残っている中で脳梗塞を発症し、カテーテル治療は中断中)は、今入院している病院から延期要請があった。もしもの為だろう。延期になってそれで良かったと私も思った。
けれど夕方になって、父もLINEのやり取りに加わるなかで、昨晩の発熱は「軽い熱中症」との診断が下ったことがわかりややホッとした。
もしものことがあるから(発熱から10日後に容態が急変、なんて話も聞くから)、完全に安心はできないけれど、それでもずいぶんホッとした。
病院の水とほうじ茶に飽きているらしく、水分不足を指摘されたそう。ばか!
とりあえず今晩やる千葉雄大のドラマ録画しとくから退院までもうちょっとの間、体調崩さず乗り切って! とエールを送る。
さて明日は9時から業者さんが来てリフォーム作業だから、早めに寝ることにしよう。
2020/08/17(月)晴れ
ほんの少しくもり寄り。
今日は落ち込みやすくできている日、なのだろう。
家族との行き違いで思う通りにならず落ち込んでいる。
誰ともコミュニケーション取らなさすぎてか、扇風機が擬人化しつつある。
首をガクンとやりすぎてしまったり、倒してしまったりすれば、いたたまれず「ごめんね」と謝ったりしている。
言わないだけで、あらためて思ったりしないだけで、もうずっとさみしいと思う。
まだまだ空きそうにないレジ待ちをしていたら、斜め向こうのレジからおだやかな感じのお姉さんが(こちらへどうぞ)とマスクで正確にはわからないし聞こえなかったけどそのような雰囲気で招いてくれて、うれしかった。
2020/08/16(日)晴れ
◯心ゆく
ひさしぶりに心ゆくまで寝てみた。
いよいよベッドから起き上がったのは、就寝からおよそ12時間後だった。
心ゆくまでと打ち立てた目標は満足のいく達成ぶりであったけれど、活動時間が短くなってごはんも一食ぶん食べられなくって、なんだか損した感じ。
◯父 対 娘
起きると、洗面所の洗濯機の上の棚の中のものが全部出され、ネジもいくつか外されていた。
何ヶ月か前に私が大整理をして、今では大した量のものは置いてはいないけれど。
父に理由を訊くと、リフォームで洗面所の天井の塗装し直しもするから、棚も外しておかなきゃ、という。
私からしたら、全っ然外す必要ないじゃん。って棚だったのでそう言うと、いや邪魔になると突っぱねる。
養生だって必要なら業者さんがやるだろうし余計なことしなさんな、とも言ったけど返事なし。
ふん、と思って部屋に戻ってしばらくすると、洗面所からガガガガガッと電動ドリルの音。
やっぱり外すんだ……とげんなりして、あとになって部屋を出てみると棚はそのまま。ネジはなくなっていた。
取り付け直したんかい。
私の言うとおりにしないと思っていたから意外だった。
けどHOME'Sに行ってきた父が、まだストックたくさんあるシャンプー&リンスをまた沢山買ってきてメチャメチャむかつく。
ホント夫婦だったら離婚してるぞ(2回目)。苦笑
今日私が寝てる間に宅配のピンポン来てほいほい玄関開けて受け取ってたのも知っとるからな?
きょにっき2020年8月前半
2020/08/15(土)晴れ
百日紅が満開だ。
よくこう毎日カンカンに晴れるものだ。感心。
◯夢と現実の逆転
人がたくさん出てくるなかで、じぶんも躍動している夢を見た。
(定番の汚いトイレも出てきた。)
夢の中でのほうがよっぽど喋ってる。
◯布教成功
昨日揚げたコロッケの残りで、お昼は冷やしコロッケうどん。
イカのさつま揚げと温玉も乗っけて。
父の部屋から、うどんをすする音と韓国ドラマのセリフが聞こえてくる。
何観てるのと訊くと、
「……『ミスティ』15話」
娘の薦めるままに観てるやん。しかももう15話かい。面白いらしい。
次は何を薦めようか。
『刑務所のルールブック』や『賢い医師生活』や『私のおじさん』『ライブ』なんかを観てほしいけど、スリリングなものや展開が早いものが好きだからな……『シグナル』とか『ボイス』とか『ハイエナ』とか、かな。
◯夏
終戦の日は毎年とても暑くて。
あの日の今日もどれだけ暑く、日差しが強く、白い雲が立ち上がり、蝉が鳴いていたかを思う。
2020/08/14(金)晴れ
◯フォトログ'96
昔の紙焼き写真のデータ化作業。
今日は、1996年の浪人中の9月に19歳の誕生日を迎えたあたりから〜年が明けて3月に大学に合格し、そのあと4月頭くらいまでのまとまった白黒写真を取り込む。
おそらく24枚撮りのフィルムなどで、日々ちょこちょこと自撮りしたりした写真たち。
浪人中ということもあって、ほとんどが物憂げ。
3月10日に小さなブーケを手にピースし笑っている写真があるので、このあたりで合格が分かったのだろう。
翌11日には大学の合格者掲示板の前で撮られた写真もある。
これは誰と行ったのだろう……?
浪人はキツかったけれど、演劇がやりたくて志望した大学に合格できたのは、本当に胸を撫で下ろす出来事であったなぁ。
◯一日一家事〈食器棚の抽斗〉
ごちゃごちゃを極めていた食器棚の抽斗ふたつを整理・掃除する。
ありすぎるカトラリーたちや、使わないものたちを選り分けて。
5人家族だから必要だった5本ずつのスプーンやフォークも、もう3本あればじゅうぶんかな、と思ったり。
整理後は抽斗の引き出す&押すがとても軽くなった。
2020/08/13(木)晴れたり陰ったり
■君に彼女がいることを知った日。
◯湯沸かし鉢
二度寝三度寝を繰り広げ、起きるのが少し遅くなる。
ぎゃんぎゃんに日が当たっているベランダの鉢植えを見て後悔が襲う。
水を遣らないと枯渇するし、遣れば鉢の中が熱湯地獄……。
仕方なく、いつもの3倍往復して水を遣りまくる。
それでも、鉢底から流れ出る水がずいぶんしばらくのあいだ「お湯」。シャワー浴びられるくらいの熱さ。
もう必ず、日が落ちてからあげることにする。
◯家事手伝いは家事の夢を見る
そんな二度寝三度寝のなかで見ていた夢といえば、ベランダに干した洗濯ものたちが通り雨でずぶ濡れになっており、辺りを見渡すとタオルケットやフロアマットなどがしこたま階下に落ちているというがーーんな内容。加えて、取り込んでくれなかった父にめちゃくちゃキレていた。
夢で良かった。
◯すいすい
ベランダから外を見渡していたら、弟の家のベランダにめずらしく布団が干してあるのが目に入った。
今日もしかして休みなら原付貸して、と連絡する。
「バイクどうぞ使ってください」と返事が来る。
雨雲予報をチェックしつつ、18時過ぎに原付に乗って母の病院へ。
スクーターもひさしぶりだ。
気持ちよさを大いに満喫した。
少し遠回りして、景色が見晴らせて富士山の見える丘へ。
雲が多くて富士山は見えなかったけれど、夕焼けが綺麗だった。
坂の上下が多いこの街も、スクーターだとすいすいだ。可動域も広がる。
いつもせめぎ合っている。
スクーターは欲しいけど、運動(徒歩)のために買うのは我慢だ、と。
母はこの前切ったばかりの髪がもう伸びているように感じた。
「そうよ、私伸びるの早いのよ」
「今日はスイカが出たの。真っ先に食べちゃった」
2020/08/12(水)晴れ
午前10時現在、32℃。
キッチンの壁掛け時計の室温計は31℃と表示。
今日の予想最高気温は35℃。
夏休みなのに外で遊ぶ子どもたちの声もしない。そうよね。
◯リフォームへの道⑨〈2.5次元担当さんと電話でやり取り編〉
昨日一日悩み選んだ壁と天井のクロスの品番を電話で伝える。
見積もりを作ってまた持ってくるというので、一旦メール等で送ってもらってこちらで確認してから持ってきてもらう方がいいのでは? と昨日の二度手間がびーんの様子を受けて提案したけれど、「金額が大きいので直接お持ちします。(二度手間とか)そういうのは、こちらは大丈夫ですので」とのこと。
や、暑いしさー。
こっちはいいけどさー。
若くて、結婚指輪はしてるけどたぶんまだ20代? いってても30代前半の担当さん。
ずっとマスクをしているので、顔全体は首から提げているネームプレートの小さな写真でぼんやり分かる程度。
線の細い2.5次元俳優系。
たぶんお互いに、顔を全部は知らないままこの大工事は終わるんだろうな。。
◯判別
紙焼き写真をデータ化していくなかで懐かしい写真の中の友だちに連絡したくなりメッセージを送る。
履歴を見ると2年ぶりくらいのやり取り。返信をくれた。
写真のなかの面々たちを、ほとんど誰だか分からないと云う友と、ほぼぜんぶ誰だか分かる私。
いつも一緒にいたけれど、当時、ぜんぜん違う世界を見ていたのかもね…いたんだろうね、と思った。
あの頃たぶん、とても単純だった私には見えていなかったその世界が気になった。
けれど。友が唯一すぐに分かったのが、私が唯一誰だか分からない子だった。そして、当時最も嫌いな子だった。
すごく嫌いだったから、記憶からピースがかき消され、判別出来なくなっていたのかも知れない。もう会うこともない、という安心感からでもあるような。それはそれで有り難いなと思った。
◯触れに出て行きたい
仕事に関する相談の連絡をもらう。
まだ先だし、負担が大きく今後一切断ろうとかつて心を決めた業務の案件だけれど、とてもやりたいと思った。
人と関わりたい。
自分のスキルを生かし役立ちたい。
社会に触れたい。出ていきたい。
……そんな気持ちが快諾の方向へ気持ちをぐいぐいと後押しした。
内容を確認させてもらって、大きすぎる負担にはならないと判断。やらせてください、と返事をした。
今、どこの業界もたいへんだ。
特にこの業界への影響は大きいだろう。
いろんな様式が様変わりしていて驚いた。
まだ先だし状況がどうなっているかもわからない。
もっと手前で全バラシになってしまう可能性もある。
自分の身だって危険や負担にさらすことになるかも。
それでも、触れに出ていきたい、と思うものなのだな。
それにしても。電話でいろいろ話せてとても良かった。
(喉が終始閉じ気味で、完全に退化してると思った。。)
2020/08/11(火)晴れ
ベランダの外に見える百日紅の花がびっくりするくらいビビッドなピンク色だ。
◯再襲の鳩
げ。ベランダの手すりにハト飛来。
さっき、今どれくらい外が暑いのかベランダに出てみたとき、階下の庭でキョロキョロしていたハトだ。
またベランダを占拠されるのか!?と思ったけど、早々に飛び立っていった。ハトよ。
◯リフォームへの道⑧〈がびーん見積もりやり直し編〉
朝イチからリフォームの打ち合わせで来訪2名。
分厚い壁紙の見本を渡される。
クローゼットに枕棚とパイプを渡したい、と伝えると、(がびーん。お盆休み中だってのに頑張って出勤して作った見積もりやり直しーん)というショックがどうしても漏れ伝わってきてしまう担当さん。申し訳ない。今後気をつけるね、そんなにギチギチ進行だと知らなかったからゴメンね。
私の部屋のリフォームはやはりどうしても、母の退院後の9月頭になりそうだ。
壁紙と天井、どちらをアクセントカラークロスにするかで悩む。
天井とクローゼットかな、アクセントカラーは。全面でもいいけどうるさくなるものね。
2020/08/10(月祝)晴れ
暑くてたまらないけれど、つい先日まで長梅雨で涼しくいてくれてたのであまり暑い暑い言ったら申し訳ないなぁという気もして。誰に? 夏に?笑
◯水入らず
連休で父が家にいたので、今日の母の病院へは父に行かせた。
たまには夫婦だけで話すが良いよ。
病院隣接のスーパーまで私も車で乗せて行ってもらって、面会の間は私は食材の買いものをした。(面会は一度に一人までなので。)
午後6時だという夕食時間のあとを狙って出掛けたけれど、それでも30℃を超えていた。風が出始めていたので少し涼しかったけれど。
母はなんとか一日でも早く退院したくって、父はなんとか騙しだまし一日でも長く退院を先延ばしにしたいという攻防戦を繰り広げている。
リフォームの日程的にも、リハビリ的にも。
車での買い出しは、重いものやアイスなど溶けるものを気にせず買えるから良い。
◯あむごっとあにらご
『また!?オ・ヘヨン』を観ていて、
「(つらい出来事も)何でもないよ、と言ってもらえたら」
というセリフが出てきて、『私のおじさん』と同じやつだなと思ったけど、そりゃそうだ、私のおじさんが好きで同じ脚本家のドラマという理由で過去作オ・ヘヨンを観ているのだから。不思議ではない。
この作家(パク・ヘヨン)がずっと伝えていきたいことなのだろうな。
何でもない=大したことない
これは、慰労の言葉としては、意図を汲み違えると逆に傷つく言い回しではないかと思う。
本人が大きく傷ついていることに対して、そんなことは何でもない大したことないよ、と言ってしまうことは、本人が傷ついていることをないものにしてしまおうとしているような、また、大げさに傷つき過ぎていると指摘するような、そんな感じに取れてしまわないとは言えない。
(他人がやんや言うそんなことは)(私にとっては)何でもないよ=私は味方だよ
そう言ってもらえることで救われる場合に、有効だ。
◯紙焼き写真のデータ化
大量の写真を少しずつデータ化し始めた。
フォトスキャンというスマホアプリで綺麗にデータ化出来るのだ。(ちょっとコツと時間がいるけれど。)
懐かしい写真たちに目が留まる。
これは誰が撮ってくれたのだろう?とレンズのこちら側の人を思う。
量が多いので少しずつ、少しずつやってこう。
紙の写真が好きだけれど。
2020/08/09(日)晴れ
◯幸せな日
今日はやけに何だか元気だ。
じっとしているとむくむくと何かが湧き上がってくる。
その高揚感をどうしたらいいのか分からないので、「ママ!」と小声を挙げたりする。(この年でなんでママかよと思うが適当な挙げ声が見つからない。)
ひと月に一度くらいあるこんな日。
こんな日がもう少しあればいいのに。
それか、こんな日の幸せ成分を他の30日に割り振ってくれれば。
けれど、こんな日でも父に掛ける言葉といえば「タオルちゃんと広げて干してよ、メチャクチャくさいよ!」
なんともなんとも。
……と思ったけれど、数時間後にはいつもの感じに戻っていた。
幸福感よ。
束の間の幸福感。
◯韓流ドラマ布教
父の部屋から♪や〜いやいやあ〜と『梨泰院クラス』のテーマ曲が聞こえてきたので、「(ちょっと前にオススメしたの)ようやく観始めたの?」と覗き込んだら、「もう最終回だよ!」。
ちょっと前にオススメしたの、すぐに観始めてたみたい。
それ終わったら、と『刑務所のルールブック』か『ミスティ』をオススメしておいた。
2020/08/08(土)晴れ
連日猛暑。
起きた頃にはもう気温が上がってしまっているので、日が傾いた夕方にベランダの鉢植えたちにたっぷりと水をやる。鉢の中の熱気を流し出すように。
◯8月8日
「8月8日フジテレビの日が私の誕生日」
高校の親友にそう教えられてから、毎年この日は彼女のことを思い出す。
遠い南半球にいる彼女へおめでとうメッセージを 送った。
2020/08/07(金)晴れ
◯ループ
前夜に観始めて残りあと40分だった映画の残りを観る。
「え」というタイミングでエンドロールが流れ出した。
そういう映画は結構あるね。
その流れでもう1本マイリストに入れていた映画を観る。
その流れで、その主演俳優が出ているドラマを観始める。
残りあと1話(40分)というところで力尽きて寝た。
◯リフォームへの道⑦〈450L〉
ここのところ習慣になっていたゴミ収集日前夜の大量のゴミ出し。(非ナマモノ)
今日2袋出して、これで押入れの片付けで出たゴミは大きめのゴミ袋(45L)約10個ぶん。
リフォームは8月末か9月頭になりそうとのこと。
2020/08/06(木)晴れ
お昼前に母から「めさせんたくものがこぜんちゅうにでました、できればゆうがたごろとりにきてください。むりならあしたでかまいません」と連絡が。(「めさ」って何だ?)
病院へは明日行くつもりだったけれど。
天気予報を見ると、明日の予想最高気温は35℃。今日は33℃。風の強さはだいたい同じ。正午前後の気温もだいたい同じ。
今日行っちゃうことにした。
夕方5時を過ぎて家を出る。気温は30℃くらい。
風があるので涼しく感じる。
◯鳩の帰還
諦めずにキジバトの巣のあったネムノキを覗き見上げてみると、なんとキジバトがいた。
前にいたのが戻ってきたのか、ちゃっかり後釜で居座っているのかはわからないけれど。
つがいの伴侶は周りに見当たらなかった。
抱卵していたらいいな。
雛が生まれたら、ゆくゆく巣立ったら、いいな。
私に出来ることがあったら言ってほしい。言わないだろうけど。
◯杏
固く緑色だった杏の実が少しオレンジ色へと色づいていた。
生の杏って食べたことあるだろうか。
◯テレビいっぱい観る
デイルームで待ち伏せてくれていた母と退院日やリフォームのことなどを話す。
「あなた達はリフォームが終わるまで私に帰ってきてほしくないんだろうし、私も歩くと足の付根が痛くてまだ不安だから、こうなったら腹をくくって9月半ばまでリハビリ入院して頑張ろうと思うけど、その代わり今は我慢してるテレビいっぱい観るからねっ」
なんの脅しだ。笑
帰ってきてほしくないわけない。
テレビはいっぱい観ればいい。カード代も出すよ(父が)。
しかし、家に着く頃になって母から、リハビリの遅れから今日は弱気になったけど8月下旬の退院はやはり譲れない、と連絡がきていた。
退院の日取りについては、近々また病院と話し合うことに。
◯きのこ達
今日はいつもより遅い時間にスーパーに寄ったからか(といっても午後6時頃)、しいたけも舞茸もえのきも半額で買えた。気持ちが弾んだ。
ぶなしめじはそのままだったけど。
◯はぐくむ
私たちはこれから、どうやって、どのように、どんなものを、育んでいくのだろうか。いけばよいだろうか。いきたいだろうか。
2020/08/05(水)晴れ
とっても暑いのでほぼ一日クーラーを点けていた。
けれどクーラーを点けていない部屋へ物を取りに行ったりすると、カーテンが勢いよく揺れているのが目に留まって、今日はそれでも風が強い日なのだとその度に見知る。
◯リフォームへの道⑥〈押入れ片付け完了と父娘ケンカ編〉
今日の作業で押入れの片付けを終えた。
忙しい、忙しい、とまた心を亡くしている父と少し口論。
ちょっとどうかしていると思ったので、今そのまま言い合っても意味がないのでひとまず退避した。
たまにヘンなスイッチ入るのでイヤよ。
◯待つ
■君にメッセージを送ったら返信が来てうれしかった。
返信を待っていた。
心待ちに、していた。
待つことは期待に同じく。
2020/08/04(火)晴れ
◯遣り続ける
もう正直諦めていた鉢植えが、それでも水を遣り続けて春に芽吹いて、その山野草が小さな花を咲かせた。
薄い紫色の小さな花。
母へ知らせたら「何事も諦めないことが大事だね。」
リハビリもそうだったように、自分に言い聞かせているような返事。
「山野草 小さな 紫色」
で検索したら、どうやらカンパニュラの一種かもしれない。ベル型の可憐な咲き姿。
◯リフォームへの道⑤〈押入れ片付け編〉
押入れの残り4分の1ゾーンの片付けに入る。
もう全然着ない服でも気に入っている服というのは処分をためらうね。もう着ないのにね。
そして切り刻んで掃除用の端切れにするなんてのはもっと出来ないね。
そういうものは、ありがとうねと言ってそのまま畳んでゴミ袋へ。
2020/08/03(月)晴れ
急に夏来た。
◯誕生日プレゼント動画
韓国の友達Hの誕生日。
結局、数日前に撮った動画を贈った。少しエフェクトを掛けたり文字を入れる編集をして。
イヤフォンで音楽を聴きながら踊ったので、動画には音楽は付いておらず(付け方が分からなかったというのもある)、私の荒い息切れやエア歌唱の声漏れが聞こえるのみ。あとはセミの鳴き声なんかも。
なので、「何の曲を聴きながら踊っているでしょ〜か?」とクイズ形式でHとKと私のグループトークに送った。
二人は大いに笑ってくれたけれど、なんと元ネタの曲を知らずクイズは難航。笑
韓国で今話題だって聞いたけど??
結局だいぶヒントを出して、向こうも検索に検索を重ねて答えにたどり着いた様子。
なんでやねん。
まぁ、面白がってくれたので良かった。
◯見上げる
母の病院からの帰り道、ザクロが実り始めていた。
杏やカリン、柿…そしてザクロ。
実ってゆくのを見上げるのはたのしい。
◯リフォームへの道④〈見積もり編〉
先に見積もりをしていった業者さんの見積もりが出た。
想定していた予算の75%ほどだった。ホッ。
けれど日程が母の退院に間に合わない…。
もう一社に期待。
2020/08/02(日)晴れ
夏空に百日紅の花が映えるなぁ。
待っていたかのように咲いた。
◯家事ハイ
今日は、どうかしてるんじゃないかというくらいずっと家事や自室の片付けをしていた。
朝の9時くらいから今、夜9時過ぎまで。
もうさっき、意図的に自分を停止させた。もう休もうよ、と。
掃除・片付けハイにでもなっているのか、黙ってぼーっとテレビを観ていたりするのが、なんだかもったいないような気がしてしまう。
リフォームを控えているのもある。
おかげで押入れは天袋も含め4分の1区画を残すのみとなった。あとは空っぽ。
◯二胡習ってた
押入れに保管しっぱなしだったウクレレと二胡は案の定すこしカビてしまっていて、ちょっとこすったくらいでは綺麗にならずどうしたものか。
◯洗脳bo、yogibo
ちょっと前まで全く欲しいと思わなかったヨギボーを欲しくなっている。
広告戦略にまんまと乗せられている様な。
数年前に思い切って購入した自動リクライニングソファ(二人掛け用)をいっそ処分して、ヨギボーmaxに切り替えようか?
…なんて考え出す始末。
けど…起き上がるの大変そうだし、年齢を重ねに重ねた先でヨギボーから起き上がるのは難しいと思う。そうだ、しっかりしろ自分! ヨギボーはやめとこう。
◯梳いた
昼間、川端康成ヘアを梳きバサミで梳いた。
いつの間にか思い切り軽くなり、ショートカットにしてた時のテレサ・テンみたいになった。
(親指もちょこっと梳いてしまった。汗)
軽くてすっきりして、とても気に入っている。
2020/08/01(土)晴れ
気持ちよく晴れた8月のスタート。
◯非
家事活動を充実させるべく、今日届いたのはアノ山崎実業TOWERシリーズの「洗濯機横マグネット収納ラック」。
洗濯機の側面にマグネットで取り付けられて、珪藻土バスマット・バスブーツ・洗剤などなどまとめて収納できる省スペースの優れもの。
さっそく組み立てて設置し、満悦。
帰宅した父に、いいでしょ?と声を掛けると「何が違うかわからない」。
ふんだ!
非・家事活動者のアナタには一生わからないでしょうよこの価値は!!
と忌々しく思う。
◯続・逆
じんましんの時に皮膚科から処方され併服していた胃薬が割と残っていて、胃もたれした時には時たま飲んでいたのだけれど、検索したら逆流性食道炎の治療薬としても処方されるものらしいので、昼と夜とで食後に服用してみた。
食べてすぐにソファにごろんとしないようにもした。
おかげか、夜の食後は特に調子はいいほうだ。
一週間ぶんはあるので、服用しながらまずは様子をみたい。
◯百日紅咲く
待ち望んでいた、ベランダから臨める百日紅(サルスベリ)がようやく咲き始めた。
華やかな濃いピンク色。フリフリだ。嬉しい。
◯求
そろそろちょこっと働きたくて求人情報など見てみている。
週に2〜3日、一日あたり数時間。
とかで何かないかしら。と。
きょにっき2020年7月後半
2020/07/31(金)くもり
気温はそれほど高くないけれど風がなくて。病院までの行きの道は蒸し暑く感じた。
◯キジバト
通りかかったネムノキのキジバトの巣を確認のように見上げたけれど、つがいはやはりいなかった。
◯野良の
野良の三毛猫には今日は会えなかった。
というか、ずっと「野良の三毛猫」って書いてたけど、あの子三毛猫じゃないじゃん、ってこの前気がついた。茶トラじゃん。何やってんだ自分。
◯自立
デイルームで母に着替えを渡し、洗濯ものを受け取る。
「髪切ったの?」と気づかれる。(父は今日も気づいていない。)
「後ろ見ると素人がやったって分かるね」とのこと。
私が裾上げしたパジャマを着ていた。
短すぎてないか心配していたけれど、「ちょうどいい。あんたもこんなこと出来るのね」
母は度々娘をそんな風に言うけれど、私は小さい頃から裁縫が好きでリカちゃんの服自分で縫ってたし、大学の頃はよく自分の服縫ってたんだけどな、と思う。
今日からようやくひとりで立ってトイレへ行くことをOKされたという。もちろん見守られながらではあるけれど。
「歩いて行くと案外近かったんだなって驚いた」
何より。
一時帰宅のときもひとりで歩いて行けてたしね。
けれど転倒は何より怖いので、用心。
今日はこれくらいで、あまり長話をしたそうではなかったので早々に切り上げる。
もう8月だね。もうすぐ退院だね、と励ます。
退院は8月末になりそうではある。
◯「髪の毛」
病院帰りに郵便局へ寄って、カットした髪をヘアドネーション協会へレターパックライトで送る。
品名になんて書けばいいか分からなくて、適当なのが思いつかず、ストレートに「髪の毛」と書いて窓口へ。
「髪の毛送るんですか?」と局員さんに少し驚かれる。はい、と答えるとそれ以上は踏み込んでくる感じがなかったので、ウィッグ用に寄付するんですとか言おうかと思ったけれどやめた。
◯プレゼント動画計画
昨日歌を練習したKPOP曲を、MVや歌番組・ライブでのパフォーマンス動画をなんべんも観たというだけの勘で歌い踊り動画を撮ってみた。
観てみたら、ひどかった。
観なくても、実際は全然踊れていないことは分かっていた。
それでも、可笑しかったらまぁいいけれど、自分ではあまりおもしろくなかった。
これでは友達の誕生日プレゼントに贈れない。
どうしたものか、と息を切らしながら途方に暮れた。脈はなかなか正常に戻らなかった。体力よ。
◯逆
亜鉛不足による味覚障害の改善に最近は努めていたけれど、ふと、そんな気は前からしていたけれど、やっぱりこれは、逆流性食道炎なのでは…と色濃く思えてきた。
・喉の奥のザラザラ・チリチリ感(特に食中と食後)
・舌に酸味を感じることしばしば
・たびたびの胃もたれ
そこにきて、今日は以前友人がくれた外国土産のトマトペーストが賞味期限を迎えてしまったので急いでいただくべく、ミートソーススパゲティを作って食べたら、むかむかめ。
元々トマトは胃もたれしてしまうのであまり食べないのだけれど。
病院へ行って薬を飲んだほうがいいのだろうか。
もうちょっと節制しつつ様子を見よう。(区役所へも行かなきゃか…)
2020/07/30(木)くもり
今日も涼しい。
靴下を履いたり脱いだり。
窓を開けたり閉めたり。
扇風機を点けたり消したり。
◯寝起き
朝起きたら、デヴィッド・ボウイというよりは、髪が乱れ気味の川端康成ぽい頭になっていた。
まさか髪を切っただけで文豪になれるとは。
◯遺さない
オフラインに保存しておいた1月〜3月の日記をまとめて挙げた。
在職中は、日々、心がすさんでいたのが今見てもよくわかる。
けれど良かったのは、受けたイヤな言動を具体的にはほとんど日記に書き遺さなかったこと。
遺さないことが、ある意味で攻撃であり、じぶんへの慰めとなることもある。
◯百日紅
他所ではもう綺麗に咲いている百日紅(サルスベリ)を見かけるのに、私の部屋からすぐ見える百日紅は今年はまだ咲かない。
蕾のようなものを見受けるがそれが本当に蕾かはよくわからない。
ピンク色の可憐な花が咲く、階下の庭の百日紅。
咲いてほしい。
◯歌い話す
もうすぐ韓国の友達のひとりが誕生日なので、なにか贈れないか?とあるKPOPを歌えるよう練習し始めたのだけど、ラップ部分が早すぎて鬼のように練習しても全然出来なくて爆笑して疲れて終わった。
日本語でさえ最近ほとんど話していないのに。。
「はーい。あ、そこに置いておいてください。ありがとうございます。どうもぉ。」
「ちょ、すみません。」
「焼きビーフン食べる?」
今日はこれでも割と話したほうだ。
ヤマトさん、階段を塞いでいた新聞の勧誘員さん、父…の三人も、だし。
2020/07/29(水)くもり
今日はやけに涼しい。
まだまだ梅雨は終わらないとか。
◯一日一ぱり
お昼に、きのことブロッコリーとウインナーのリングイネを作って食べた。
具がどれもおいしかった。特にきのこはしみじみとやはり好きだと思いながら食んだ。
それで食後、洗い物など片付けをしている延長で、キッチン収納の片付けをし始めた。
無理せずマイペースで、乾物のストック棚やタッパー類など、整理・掃除・片付け。
よし。とひとまず終えて部屋に戻ったのが午後5時過ぎ。
そのままソファで少しうとうとして、6時を回ったあたりで夕ご飯の支度をしに再びキッチンへ。
今晩は豆もやしを消費すべく献立を考える。
豚しゃぶ豆もやしと、きゅうりと海藻のポン酢和え。お米は最近食べていたない(父も食べないので)。
先週あたり塩味を強く感じ過ぎる味覚障害ぽくなってから、しょっぱいものを食べるのが怖くなっているので味付けも気をつけている。亜鉛サプリも飲んでいる。
おかげか、食後に甚だしく口の中にしょっぱさが後をひくようなことはなくなった。
気をつけていても、まだまだ味付けがしょっぱめだなと思うことが多い。
参考にしているレシピなどの塩分を半分ほどに抑えていても。(白米と食べないから、というのが大きいだろうけどそれでも。)
引き続き、薄味化に努めたい。
大好きなぱりんこも今日は一袋(二枚入り)でがまん。
◯またボウイに
とっても伸びた髪をヘアドネーションして送るのだ、と思うこと幾月。
ようやく、そろそろ美容院へ行ってもよさそうかな?と歩いて行けるところやバス一本で行けるところなど探してみたり、いや、もうセルフカットしちゃおうか?と指南動画を見まくったりしていたのだけれど。
横浜市も第二波の只中だという。
もう、じゃぁ。
と、お風呂でカットしてきた。ショートボブ。ものすごくすっきりした。
明日の朝はまたかつて短かったときのようにデヴィッド・ボウイの写真の頭みたいになるだろう。
切った髪は束ねて包装したので、あとはレターパックで送るのみ。
誰かの役に立てばいいけれど。
これで髪染めもしやすくなったし、綺麗に切り揃えたり梳いてもらいたければ後日美容院へ行けばよい。よい。
2020/07/28(火)くもり
風の強い蒸しめのくもり。
◯凝固の比率
牛乳があまりがちだ。
毎週の生協で1リットル購入していたけれど、父と私では一週間ではとても飲みきれない。
なので、最近では500mlにしているが、それでも飲みきれないことも多い。
(月曜に届く生協の牛乳は金曜が消費期限なのだ。それでも、だましだまし次の月曜くらいまでは飲んだりするけれど。)
その悩ましさを解決すべく杏仁豆腐の素も今回は一緒に購入した。
さっそく作ってみるが、熱湯より牛乳の分量を多くしたら、固まらなかった。
以前も、この杏仁豆腐の素では度々、熱湯を熱々の牛乳に代えて作ったりしたけれど、そのときも固まらなかった。ゆるゆるだった。
今回はそれ以上にゆるゆるだった。杏仁ドリンクだった。
なので冷凍庫でシャーベットにした。以前もそうしたように。
うん。それでじゅうぶんにおいしいのだ。最初から杏仁豆腐シャーベットを作る気だった、と言ってもいい。
いや、次回はきちんと分量と作り方を守って作ってみたい。
今週の牛乳もきっと余るだろうから。
2020/07/27(月)くもり
気温の高いくもりだけれど、風があるのでエアコンなしでも過ごしやすい。
◯あおば体力
今日はいつもより遅い午後3時くらいに母の病院へ。
母のシャワーは、だいたい月・金の午前中。
なので、いつもはその時に出た洗濯ものまでをピックアップする感じで、正午前後に病院へ訪れる。前回に持ち帰り洗って畳んだ着替えを持って。
けれど今日は、午前中に二つリハビリがあるから(シャワーは午後になるので)、午後3時過ぎだと洗濯ものが出るというので、その頃を狙って。
着くと、デイルームで待っていた母。10分ほどお喋りして帰る。
月曜日はだいたいHACへ寄って帰るのだけれど(月曜はポイント2倍なので)、今日はあおばに行こうと思った。
久しぶりにして2度目のあおば食品館。ここ最近新しく出来たスーパーで、いつも行くHACのもう数百メートル先にある。
あおばはでかい。
前回行ったときは回り切れなかった。(土日だったので人が割といて長居を避けたかった。)
今日こそは、と一周した。
けれどここにきて「スーパー、クーラ効き過ぎ問題」にあおばでも遭遇し、寒くて寒くて駆け足の一周。
出がけにストールを持っていこうと思っていたのにリュックに入れ忘れたことを恨んだ。
「これは次にしよ次」とだいぶ控えたけれど、Lサイズのシュパット(エコバッグ)にパンパンに買いものを抱え帰宅する。とても疲労。
あおばまで遠征する体力がまだ備わっていない。備えたい。
◯リフォームへの道〈片付け編③〉
押入れから出たゴミ袋7つを夜のうちに捨てに行く。
夜のうちに捨てるのはマナー違反なので明日の朝ちゃんと早く起きて出さなきゃ、と思っていたのだけれど、父が「出してもいいんだよ。生ゴミじゃなければ。」と言うので、そうなの? と意外に思いつつ3往復して出してきた。
ばいばい。
◯秘密
箱根の寄木細工の秘密箱が出てきて、案の定開けられなかった。
私のことだから、この中になにかメモ書きでも残していそうで、怖いもの見たさながら、開けて見てみたかった。
でも全然開かない。
なので、インターネットで検索。開け方動画にたどり着く。
無事、開いた。
中は空だった。
◯巣立ち
そういえば、病院への行きの道で、前回遭遇したキジバトの巣のある木を覗き見上げてみたけれど、彼らの姿はなかった。少し行き過ぎて戻ってまで見たのに。。小枝を集め作られた巣だけがそこにまだ残っていた。
どうなったのだろう。
場所を変えたのだろうか。
夫婦つがいで、幸せに子育てしてくれてたらいい。
2020/07/26(日)雨のち晴れ
朝6時、ものすごい雨で目を覚ます。
少しだけ外を見て、目が悪いので見えなくて、戸を閉めてまた寝た。
空が遊んでいるみたいだ。
晴れたり降ったり、また晴れたり。
今日は一日中もてあそばれた。
◯コ・ヒョンジョンとコン・ヒョジンは名前がいつもごっちゃになる
昨晩から観始めた『ディア・マイ・フレンズ』が面白い。
これまで観てきた韓国ドラマの歴代お母さん役女優たちが総出演! といった感じも面白いし、コ・ヒョンジョン(善徳女王やキツネちゃん、何しているの?主演)も好きだし、何より『大丈夫、愛だ』『その冬、風が吹く』の脚本家によるもの。
好評なのは知っていたけれど、たしかに良い。
◯蒸される
キッチンのコンロ近くがペタペタするのが、ハンドワイパーと油汚れ用洗剤でのサッと掃除では解決しなかったので。
ケルヒャると毎回、水泳の授業の後みたいに疲れる。じぶんまで一緒に巻き込まれて蒸されるので。
2020/07/25(土)くもり
蒸し蒸し。
燃えるゴミの日なので起き上がって、ずっと処分しなきゃと思っていた押入れの抱き枕と猫のトイレを捨てに行く。
押入が好きだったあの子。
抱き枕にはずいぶんと毛が付いていた。
こうして少しずつまた消えてゆく。
◯ピザ占い
デリバリーのピザの箱の底面に沁みた油の模様でその人の運勢を占う。
そんなんあるかな?
ロシアン佐藤さんのピザ&ポテト大食い動画観ながらそんなことを思った。
◯不足
たぶん一週間前くらいから、食事中とその後にやけにしょっぱく感じるようになった。
料理の醤油の分量を減らしたりしても、それは変わらず。
食後に水をずいぶん飲んだりしても。
不摂生だし運動不足だし、塩分も糖分も多く摂っているだろうから、そうした影響かとは思うけれど。
もう塩分あまり摂りたくないなと、パンをただ焼いただけのと、コーンスープを牛乳で薄めたのを昼食にしたけれど、それでも食後にものすごく舌がずっとしょっぱくて、いよいよおかしいなと思い検索すると、亜鉛不足による味覚障害なのかもしれない。とわかった。
しかし、亜鉛を摂るには、牡蠣とかうなぎとかたらことかがイイらしいが、そんなの今は冷蔵庫にはない。
とりあえず、検索結果先に紹介されていたようにまずはマルチビタミンサプリ(これならストックがある)を飲み、これまた亜鉛が含まれているというカシューナッツとアーモンド(Yさんにお土産でいただいたものの残り)をぽりぽりいただく。
好物のぱりんこ(塩味のおせんべい)も今日は我慢だ。
夕食も薄味に。
味を感じなくなる味覚障害もイヤだけれど(しかもこの時世、その症状はとても不安になる)、やけにしょっぱいのもかなり不快なので、改善に努めたい。
出先の父に亜鉛サプリを買ってきてもらい、飲み始めた。
ダイエットもそれくらい努められたらよいのだが……。汗
◯リフォームへの道〈片付け編②〉
今日も押入れの片付けと、ベッド下収納の片付け。
懐かしいノートや手紙や写真、MDなどを片付ける。着物も。
大量の写真はデジタル化するなどしたい。
2020/07/24(金)くもり
雨雲が通り過ぎたかと思えば、晴れ間も。
◯幸せの家
今日はやけにベランダでバサバサバサ……と鳩が飛び立つ音がする。
見てみると、今も二羽、鳩が我が家のベランダに居座っている。さっきはもう一羽いたから鳩感がより強かった。
何なのだろう?
いつもいた場所が何者かに侵されでもしたのだろうか。
今、思い切り目が合ってしまった。
けれど逃げる様子もない。
鳩よ。
呼び掛ける言葉を考えていたら、一斉にバサバサバサ!!!と飛び立って、今度は向かいのマンションのベランダに留まってこちらを見ている。
……鳩じゃないんじゃ?
不穏だ。
鳩は幸福の象徴だというのに。
◯リフォームへの道〈片付け編①〉
デッドスペースになっている押入れの中の物を少しずつ片付けていくことに。
ほとんどが何年も手付かずの不要のものなので、概ね捨てるための作業。
けれど一気にやろうとすると疲れ果ててしまうので、毎日少しずつやろうと思う。掃除と同じだ。
今日は衣装ケース一つぶん。
と、裁縫グッズを母の裁縫箱と一つにした。
この糸や針やボタンも、一生のうちに全てを使い尽くすことはないんだろうなと思いつつ。
これらが裁縫箱ごと捨てられる日のことを思った。
2020/07/23(木)くもり
◯大きい
候補二つ目のリフォーム業者さんが見積もりにやって来た。
職人さんは皆、がたいがいい。
今日来た方は、背も高くて(少し背伸びをして手を伸ばしただけで、天井に手が届いていた)、大きいなぁと感心。
◯ロマン
続編も出来て話題の『浪漫ドクターキムサブ』を観始める。
顔に血がよく吹きつけるドラマだ。
ユ・ヨンソクはここでも甘い。
なぜ“浪漫”ドクターなのかはまだよく分かっていない。
2020/07/22(水)雨
じゃぶじゃぶ雨が降っている。
◯夢で良かった
リフォーム業者から電話が来て起こされた。
爆撃されるのをじりじりと待っている夢を見ていたから、覚ましてもらえて良かった。
相見積というか、先日見積もりに来てもらった業者さんともう一つ、近所で父も以前から知っている業者さんにも見積もりを出してもらおう、というこで昨日電話したのがI建設さん。
行ける日が分かったらまた電話しますね、ということになっていて、あぁ多分明日あたり私がまだ寝てる午前中に電話が掛かってきて、リビングまで飛び起きていって取らなきゃいけないんだろうな…それなら子機を自室に持ってきておこうかな…などと懸念していたのがその通りに起こされることになった。
でも怖い夢を見ていたところだったので、かえって良かった。
じぶんの鼓動を感じながら、これがもうすぐ止まるのか……なんて思っていた。
夢で良かった。
◯夢なら良かった
彼がもうこの世界にいないことが、やけに心許ない。
彼がこの世界に生きていたことは頼もしかった。
あれから何度も彼を思っては、かなしい。
2020/07/21(火)くもり
◯早く取ってくださーい
インターホンが鳴ったのでモニターを見ると郵便局員さん。
「書留でーす」
と言うので、(書留でもありかな?と思いつつ)ポストに入れておいてくださいとお願いすると、
「書留なんで早く取ってくださーい」
あ、やっぱ書留は直接受け取らないとダメか。それにして早く受け取れって何なん? とちょっとつまづいたので、早く? と(フラットなトーンで)聞き返すと、
「ポストに入れとくんでー早く取ってくださいね書留なんで」
あ、そういうことね。
すぐさま玄関に行って郵便局員さんがポストに入れたタイミングで受け取った。書留なんで。
2020/07/20(月)晴れ
今日は暑い。
午前中でもう29℃だ。
◯リフォームへの道〈下見編〉
リフォームの業者さんが下見に来た。
9時半の約束だったけれど「渋滞で15分ほど遅れる」とのこと。別に気にしない。
Yさんという人が来たけれど、メガネもマスクもしていたし30年ほど経ってるし、正直それがKだったとしても、判別がつかない。
だから、実はKだったりして? などと思いながら、下見に随行する。顔立ちからして多分違うとは思うけど。
とても人を招けないじぶんの部屋に、男の人が入り、くまなく採寸だ机をどかすだ畳を上げるだしている。不思議だ。
壁紙の見本表を見せられ、選ぶ。
こういうのはじっくり時間をかけたい質だ。今すぐ決められない。借りていいか訊いてOKを得たけれど、なんだかんだ待ち時間に候補をピックアップできた。見本は付箋を貼ったままそのままYさんが持ち帰った。
見積もりは、連休も入るので週明け以降になりそうとのこと。
なんにしろ、母が退院してくるまでに済めばいいのだけれど。
◯初シュパット
暑いけれど母の病院へ行ってきた。(今日は野良の三毛猫に会えた。木陰でうだってた。)
風が吹けばまあまあ凌げたけれど、結構な日差しと温度だった。
帰宅した今は曇っていてうらめしい。
毎月20日はHACでポイント1.5倍分の買い物ができる日だ。
今月は1000ポイント強たまっていたので、シャンプーの詰替など買い物。支払った差額は300円ほどだった。
そこで会計終わりに先日購入したレジ袋「シュパット」を使用した。
とてもスムーズだった!
レジのお姉さんが若干注視していたように感じた。
颯爽と店を出た。
2020/07/19(日)晴れ
これくらいちゃんとした晴れはひさしぶりじゃないかな。
こんな日に限って洗濯物がない。
昨日無理して洗濯しなければ良かった。
◯消えるものと
昨晩書いた日記が保存出来ていなかった。
昨日のかなしい訃報について、すこしだけ書いたけど残らなかった。(それでいいのかもしれない。)
けれど思ったこと、願ったこと、祈ったことは、消えない。
このg.o.a.tブログはたまに保存がうまく出来ない。
以前にもちゃんとできていなくて日記が消えてしまっていた。
それからは、時おり[すべて選択]し[コピー]して、ひと月ぶん全体を途中保存しておくようにしている。
月ごとにバックアップも別保存するようにもした。
今日になって、昨日の日記が途中から消えてしまっていたのを受け、[貼り付け」してみたけれど、直前にコピペした違う単語がペーストされただけだった。
月ごとのバックアップも昨晩はしていなかった。。
それで検索してみたら、Macはクリップボードに一つしかコピーが保存がされないらしく、履歴をさかのぼって・・・ということも出来ないという。
そこでClipyというアプリケーションをインストールした。これなら30個まで保存できるらしい。もっと早くから使っておけばよかった。
今日、断続的に様子を見てきたけれど、やはり日記の保存が失敗してしまうので、もしかしたら容量が大きすぎるから? と上旬・下旬に分けてみる。
今のところ、それで保存できているので良しとしておこう。
→後日談。サポートからの返信内容に、一記事で保存できるのは20,000字程度とあった。やはりそっか、となった。
◯
今日一日は、テレビにもネットニュースにも触れないようにしようと思った。SNSにも。昨日のことがあまりにも。
じぶんだけの世界と時間だけを生きる日もなくちゃ。
2020/07/18(土)くもり
午後になって晴れ間も。
洗濯機を2回まわす。
午後3時半過ぎにはスマホに雨雲通知が来て取り込む。
きょにっき2020年7月前半
2020/07/17(金)雨
◯まブタ2020
この前『万引き家族』を観たら、あの一家のふすまがメチャクチャきったなかったんだけど、私の部屋のふすまも同じくらいきったないんだよすごく哀しくなったよ!!
朝食の間に父と母にそう話したら、憐れみ笑われながら、いよいよリフォームしてやろうという流れになった。
それでそのあと、リフォーム会社に電話した父から呼び止められた。
「明日、9時。下見に来るっていうんだけど、来るのがKだって。いい?」
え、いやよくない。
Kとは、小学生のときの近所の同級生で、私のことを「まブタ」と呼んでからかい倒した奴の名だ。(男子発言ノート29「チョコうまかったよ、まブタ!」)
同姓同名ってだけ?
よくない、会いたくない。
だってあの頃よりもまただいぶ「まブタ」状態だよ私! なんてことー!
年齢を訊いてもらうとやはり同年代。
私が首を横に振っていると、
「別の人にしてもらえる? 娘の同級生で、昔いやな目に遭ったものだから」
と担当替えを願い出る父。
そこまで丁寧に理由まで説明しなくても・・・。
結局、別の人が別の日時で来てくれることになった。
危なかった。
今さらなぜ、またKに苛まされないとならないんだ・・・。
いや何も、私も別に、小さい頃のことを今さら引きずってどう、ってことはないのだけれど、今のじぶんを見られたくない、と強く強く思うわけで。
それでもまぁ、「まブタ」呼ばわりされていた苦い出来事に関しては、
「ふふん。子供だからって人にひどい仕打ちするもんじゃないね。大人になって仕事ひとつ貰えなくなってんの。ふーんだっ」
と、精一杯(みみっちく大人げない)憎まれ口を叩いて、仕返しをしてやった気分になった。
それにしても、案外近くで働いているのだな。
幸せにしているのかな、K。
◯仮出所から
6時55分、目覚ましアラームで起きる。
母の入院先の病院での朝食は8時なのだそうだ。ちょっと遅めだなと思った。起きるのは7時。なので、今日はその時間に合わせて起きた。さっき寝たばかりな気がしてぞくっとする。
母の寝室へ行くと、母はまだ眠っていた。
広いベッドに私も寝転がる。
よく眠れた? と訊くと、「ぐっすり」。
4人部屋の病室では、夜中に電気が点いたり、いびきでとても眠りづらいらしい。
「眠れないって本当にツラいのよ」
この一時帰宅中にも何度もうったえていた。
並んで寝転がりながら、朝食は何がいいか聴取。
白米に味噌汁、納豆に目玉焼き。
それでじゅうぶんだという。まぁ、朝だしね。
目玉焼きを焼き、昨晩の残りの味噌汁に、ズッキーニを薄い半月切りにして投入。白米は、春にタケノコと一緒にKさんが送ってくれた自家製米。小粒だけど粒が立っていて私は好きだ。
8時、朝食。
私はおなかが空いていないので、付け合せの胡瓜の浅漬けを隣でつまむ。
そば茶を淹れてあげたらとても喜んだ。病院では、ほうじ茶しか出ないのだそうだ。
午後3時半からリハビリがあるので、それまでには余裕を持って病院へ戻らないといけない。
父が13時には仕事へ向かわないといけないらしく、それに合わせて車で病院まで送っていくとなるとゆっくりできない。
なので、私がタクシーを呼んで見送ろうということになっていたけれど、外がずいぶんな雨なのだった。
この雨のなか、配車がうまくいくだろうかと不安だったので、やはり時間は早いけれど父に車で送ってもらうことにした。
そうこうしていると雨が弱まってくる。
やっぱりタクシーにしようかと言うと、「タクシーが来た、と焦って下まで降りていくのがコワい」。
待たせてもいいから、慌てず手すりに掴まってゆっくり階段を降りればいいのにと思うけれど、それでもきっと気が急いてしまい歩みがコワいのだろう。
結局、父の車で戻ろうと最終判断。
食事のあと「なんか忘れてると思った」と顔を洗う母。
病院では洗顔の慣習がなく、皆、熱いタオルが配られそれで顔を拭くのだそうだ。ほんと?
「洗顔フォームで洗うのなんてひさしぶり。」
それから、久しぶりのフルメイクをし始めた母。(眉毛はリハビリの先生の勧めで毎日描いているそうだ。)
「あんたは上手いから」と眉毛を描くのを頼まれ、満を持して描き始めたけれど、やっぱり人の眉毛は難しい。
やけに太くなってしまい、修正もいまいちうまくいかなかった。
それでも「いいよ! 顔立ちがはっきりしたね」と押し切る。
そのあとは、ソファと一緒に来週粗大ゴミに出す大きく重たいローテーブルの、机上や引き出しにある書類やいろいろを昨晩に引き続き整理。
私はかたわらでお喋りに付き合う。
そうしていると、母の友人Sさんがひと目会いに訪ねて来る。
お昼が近づいてきて、昼食の支度を始める。
昨日のお昼にズッキーニを韓国風のジョン(薄めのわぎりにして小麦粉をはたき、卵液にくぐらせて焼く、ピカタみたいなの)にしたのがおいしくて、母に食べさせたくてまた作る。冷蔵庫にあった父が買ってきたサラダかにかまぼこも同様に。
あとは、生協のアジの南蛮漬け。
それと、Sさんが差し入れてくれたいつものお赤飯と煮豆。ありがたい。
昼食後、すっかり片付け終えたローテーブルのあるリビングで電気も点けずに母がソファに座っていた。
電気消さなくていいのに、と点けたけれど気づいたらまた消えていて、母がずいぶんうつむいていた。
食事後には血糖値の関係かすぐに眠くなってソファに寄りかかりながらいつもこっくりこっくりしてしまう糖尿気味の母だったので、またそういうことかな? と思いつつも、具合悪い? と覗き込むと、
「またあの監獄に戻るかと思うと・・・」とそれはそれはひどくしょんぼりしているのだった。
肩をさすって、(退院できる日は)すぐだよ、あっという間だよ、となだめるように言うことしかできなかった。
できるだけフルでリハビリ入院してほしい父は、早く切り上げたとしても8月末日、一日でも早く退院したい母は8月24日頃には、と希望し、意見が対立している。
まぁ、まだ先なので決定は先送りだ。
12時50分、父の車で病院へ戻る。
病院の玄関で母を車椅子に乗せ、そこで父とは別れた。
車椅子を押して、病室まで母を送り届けた。
初めて見る母の病室は、広く感じた。(ずっと面会制限されており病室へ通されたことはない。)
6人部屋でよさそうな部屋を4人で仕切って使っているからだろう。窓も大きく広がっていて圧迫感もない。良かったなぁと思った。夜は寝にくいのだろうけど・・・。
またね、と病室をあとにして雨の中を帰途に就いた。
寄ったスーパーはこんな雨の中も冷房が効きすぎて寒かった。
出がけに玄関のドアを開けた時、えらく寒く感じて持ってきたウルトラダウンを着込んで助けられる。7月なのにダウンって。
帰宅して、ラジオを点けながら、やけに腰がいたいのでストレッチポールに乗る。
ストレッチを終えて、数十分のラジオも聴き終えて、そのままソファで眠った。少しして目が覚めて、けどベッドに移ってまた眠った。
18時頃に目が覚める。
Sさんにいただいた大量の赤飯を小分けにして、弟にも連絡し取りに来てもらった。
弟 お赤飯とごま塩ありがとう!助かります! PM 6:43
弟 赤飯美味しかったです。やっぱり手料理は美味しいね PM 8:19
母が入院してから、どんだけ美味しいもの食べてないの・・・とかなしくてしばらく返信を打てなかった。
私がこの間、父に作ってきたご飯たちを、弟にも食べさせてあげられていたらどんなにか良かったか。
今後はちょくちょくお裾分けしようと思う。
◯つがい
スーパーからの帰り道、鳩が目に留まった。
ひょこひょこと歩き回り、地面をつついている。
と、細い小枝をつまんで飛び、ネムノキの中へともぐっていった。
出てきた、と思ってついて行くと、また小枝をつまんでネムノキへ。
巣でも作っているのかな? と見上げると、もう一羽いた。
ははん。こやつは卵を温めていたりするのかな? とよくよく見ると、細い小枝が幾らか溜まっていた。
最初は鳩かと思ったけれど、よく見ると模様が美しく、「鳩に似た鳥」で検索したら、「キジバト(山鳩)」だった。
“繁殖期には、ツガイで生活。木の枝の上に枯れ枝を積み重ねて浅い皿形の巣をつくる。オスは巣材を運び、メスは巣を組み立てる。”
つがいめ・・・羨ましい。
2020/07/16(木)くもり
ほんの少し晴れに近いくもり。
◯今日はいよいよ母が一時帰宅。
二月二十九日の朝、体がうまく動かないとうなだれている母を横目で見ながら、バイトに行く支度をした。
その日は父が休みだったのは幸いで、トイレへ連れて行ってあげたり介助してあげていたので、またこのあと病院にも行くと言っていたので、私はそのままバイトへ。
私はなんだかあの朝、母がもどかしくて、いろいろ不安で、視線の先に母を見下ろしながら、「夜のうちに軽い脳梗塞をやっちゃったんでしょう」と苛立ったように言ってしまった。ごめんなさい。
そのあとそのまま入院した以来だから、4ヶ月半ぶりかな。
明日の昼下がりにはまた病院へ戻らなきゃだけど、うん・・・母が望むことはぜんぶしてあげられたらと思う。
とりあえず、母が不在のうちに大きく片付けたり捨てたり掃除した家の中のいたるところを、彼女がどんな反応をするか、気になる。
(水回りなどじぶん仕様にしたいけれど、いずれ主人である母は帰ってくるのでそうもいかない、でもいない間はじぶんのイイように配置換えなどしたい、でも束の間だから、とせめぎ合ってきた。)
*
13時を少し過ぎて、病院のリハビリの先生に付き添われながら母が階段を上ってやって来た。無事に帰宅。
結構ちゃんとした足取りで安心する。
嬉しそうな母だった。
病院から二名、介助関係のかた二名、合計四名の来訪者がリビングを埋める。
座布団が三枚しかなくて、介助関係の若い男性がカーペットとフローリングのちょうど狭間の上で正座していて、もっとカーペット側にずれてくれせめて・・・! と申し訳なくて気が気じゃなかった。
皆で母の導線ルームツアーをしている合間で、母が私の手を握り「掃除、頑張ってくれたね」と労ってくれた。
4月からコツコツとやって来たことが報われた瞬間である。
小一時間ほどで皆さんはお帰りになり、父母娘が残った。
今日持ち帰ってきた洗濯ものを受け取ると、「いつも洗濯ものをしてくれて、どれだけ感謝しても足らない」と涙ぐむ母。
とはいえ、母が娘にこれまでしてくれたことのすべてぶんに及んだろうか?
髪を切ってあげる約束をしていたので、カットしてあげた。
動画で軽く勉強したけれど、いざ実際に人の頭を前にすると、全然そのとおりには出来なかった。でもちょっと「段を入れる」やり方とか、それでも観ておいて良かったと思った。
母もあまり細かく気にしなかったので、さっぱりしたと気持ちよさそうだった。
18時、出前のお寿司を三人で囲んだ。
豪勢に! と三人分の桶を頼んだけれど、このご時世なら一人分ずつにしてもらえばよかったと悔いた。みそ汁は昆布と鰹節で出汁を取った。
「このくらいのお味噌汁作れるならじゅうぶんお嫁に行けるわね」と母が褒めてくれた。
今日はやけに母がそんなことたちを言ってくれるので、とても嬉しかった。
19時過ぎ、寿司と両親との写真を家族LINEに上げたら、出禁になっている弟からひさしぶりに反応があった。
弟 母ちゃんお帰りなさい 久しぶりの自宅くつろいでねみんな元気に過ごして下さい
ママ ちょっと顔をみせにおいで
弟 父ちゃん、ともえちゃんが反対しませんか?
私 玄関先までなら マスクしてきて
弟 少ししたら行きます。ありがとう
弟 母ちゃん話せて嬉しかったです病院不自由多いと思いますが、もう少し辛抱してね。 そういえば誕生日に枯れないお花プレゼントしたの見ましたか?
ママ 見ました。きれいだねありかとう、
弟 どういたしまして。ゆっくり休んでね!
ママ そうします。やつぱりわがやはいいです。
マスクにビニール手袋までして玄関先までやってきた弟は、母と話しているうちに、泣いた。
「俺が好きなことやってるからこの家に来れなくなったけど・・・」
母も泣いた。
私も泣いた。
途中で、隣の家の人が後ろを通り過ぎた。
好きなこととはドル活のことである。
21時40分、お風呂に入って母は寝た。
病院では21時消灯ということになっているらしい。
「でも20時45分にはもう電気を消されちゃうから、それを言ったらその看護師さん、それから目を合わせてくれなくなっちゃった」
両者の気持ち共に思うに、せつない。
*
じぶんの部屋に戻ってきたら、子供を寝かしつけて一日を終えたお母さんたちの気持ちってこんなかな? なんて思った。
同じなわけないけど、そんなことを思ってしまう疲労感。
25時55分、夜中のトイレに父が付き添った。
私もそろそろ寝よう。
2020/07/15(水)くもり
くもりだけど洗濯機をまわす。
くもりでも、昨日くらいの天気ならば家の中で扇風機を当てていれば、わりとちゃんと乾いていってくれていた。
◯明日に向かって拭け
今日は、明日の母の一時帰宅に向けて、ある程度の片付けと掃除をしなければだ。
母のためもあるけれど、リハビリの先生をはじめ病院から数人一緒に訪問し、退院後の生活に向けて手すりの設置箇所など検討すべく家の中を見ると聞いている。
*
日当2万円くらい働いたと思う。
かなり疲れたけれど、すっごく綺麗になって、やったぞ感。
リビングと母の部屋をひとしきりやったあと、ずっと気になっていたトイレの壁とついでに床も、そしてお風呂の浴槽の外側の汚れも、もうケルヒャーなんて2回まわしで稼働。
(入れられる水が最大1リットルで、使い切ってしまうともうスチームが出なくなる。
でもそれくらいが良い気がする。頑張りすぎを防止&インターバルを強制的に設けてくれる。助かる。)
それでもね。
父は何にも気づかないんだけどね。
本当に、掃除などというものは、じぶんのためのものだ。
◯笑わせてくれて
一日の、もくもくと重ねた結果の疲労に加え、体の巡り的に微熱と頭痛と腰痛とで。
なんとなく点け流し見していたドラマに声を上げて笑う。
「ありがたいことだな」
今日たぶん笑っていないし、最近笑うこともほぼないし、笑わせてくれたことがありがたくて、しみじみぼそりとつぶやいていた。
男の子が顔にドアぶつかって鼻血出す、ってシーンなんだけどね。
◯2020/07/14(火)くもり
◯父の好み
昨晩残業で遅く帰って来た父に、夕飯に作った「きんぴら鶏ごぼう」をじゃぁ朝食べてね、と冷蔵庫に入れておいたら、綺麗にごぼうだけ小皿によけてあった。ごぼう嫌いなのかあの人。
けどこのごぼうは、コウケンテツレシピを参考にして、めん棒でぶっ叩いて食感良くぱきぱきに裂いたもので、おいしいのにな。
めん棒で打ち付けるたびに粉砕したごぼうがキッチンじゅう思い切りとび散るものだから、しまいには噴き出してしまった。
この数ヶ月でわかった父の嫌いなもの・・・じゃがいも、辛いもの、ごぼう。
好きなもの・・・なめこ、菓子パン、魚、ラーメン。
◯火球と人間
月初に爆発音が聴こえた火球が、千葉県にその破片が隕石として落ちていたのが発見された。すごい。しかも2個。
夜中に「ガーン」という音が聴こえて、朝、玄関前に石が落ちているのを見つけ、管理人さんと一緒に他にもないか探して、庭で継ぎ目が合わさるもう一つを発見して、その二つをちゃんと研究所に届け出ていたという。すごい。
管理人さんと一緒に探したというのもなんだか人間関係が窺えるようで、なんかいい。
けれどもなんだか「習志野隕石」という名前は今イチだ。
せめてその発見した人と管理人さんのマンション名を付けてはどうか。「習志野ヴィラハイツ隕石」とか。
◯「一緒にこんがらがりたいです」
昨日、燃え殻さんのTBSラジオ『すべて忘れてしまうから、今夜一緒に語りませんか?』を聴いた。
燃え殻さんの語り調は「夜のまたたび」を聴いていてもそうだけど好きだ。友達だったら、当て所なくゆるーく喋りたいし、たまに電話して語りたくなるトーンの人だ。
私もこれは燃え殻さんから知ったのかな? バカリズムの名言「心は折れない。棒状じゃないから。」を時おりしみじみと思い出しては言い得て妙だなぁと反芻する。
で今回は、ご一緒されていたTBSアナウンサーの堀井美香さんのことが冒頭からすっかり好きになってしまった。
「一緒にこんがらがりたいです。」
そんなこと、そんな思い切りドキドキしちゃうじゃん、ってこと、さらりと堀井さんは言った。
他にも、
「あ、これ私が読むの?」
「私はもう25(歳)掛ける2生きてるんで。このときのピュアな気持ちをもう一往復してるから。笑」
「(忘れられない彼氏がいるとしても、)何年後かに会うと衝撃的な感じに変わってたりしますものね。え? 何の裁きを受けたんだろう? ってくらい変わってるときとか、私はないですけど。笑」
・・・などなど。
燃え殻さんの、エクレアのトングをカスタムした話、おもしろかったな。
小さく何かに、「やったね」と、唇や肩が上がるようなことって良い。人知れずとも。賞賛と承認が少量ずつではあるけれど一挙にもらえたような。
(ちなみに。「トング」の発音、私は下がるけどそう上がるんだーと思った。)
◯蹴飛矢
しょっぱなから長年のこびりつきが最もひどいコンロに取り掛かってしまい、難航する。
先日掃除用に下ろしたコテを持ち出してきて結局それで削り取ったりして。ここはやり始めたら一日がかりコースだ。今日のところはそれなりに、それなりに。ちょっとずつ。
コンロ横のタイル壁も、年末の大掃除のときにそれはそれは懸命に拭いて綺麗にしたけれど、もう割とところどころ油がはねてしまっていたのでケルヒャる。タイルぴかぴか。
それからレンジフードの外側部分、ホコリと油の桃源郷状態。すっきり綺麗になって満足。
続いてキッチンのフローリング床。
コンロ付近の床にこびりついてしまっていた油汚れなどもすっかり落ちて、清々しく裸足で踏みしめる。
さてあとは、この壁の脇のとこだけちょっとやっとこう・・・と思ったあたりでシューと出なくなった。定量の1リットルを使い切ったのか、と思って今日はここで後片付け。
こんな神器を手にしても、この家は一生かかっても掃除し切れないような気がしてくる。
毎日ちょっとずつ、あせらずに、愉しみにやっていきたいな。
よろしくおまへのことを蹴飛矢(けるひゃー)と名付ける。
◯煮え切らない
脱衣所に行くたびにふわっとものすごくいやな匂いがよくする。
父の顔拭きタオルだ。
今日になってはいよいよたまらず、父のタオルたちを洗濯のち煮た。煮沸消毒だ。先日も彼のTシャツを煮たばかり。
父は、そこは偉いのだけれど洗濯を自分でする。
だけど致命的なことに、彼は鼻が利かない。
なので、自分の衣服たちを部屋干しくさくしてしまう。
あはれ父。
けれどそれでも、彼は匂いがわからないので何も困っていない。困っているのは私だ。
だから仕方なく、父のタオルを煮る。自分のために。
煮え切らないけれど。
2020/07/13(月)くもり
また草刈り機の音が聴こえてきている。
この地域にはどれだけ刈る草があるのだろう。
ベランダへ出てみると、下の階のおじさんが完全装備で庭の草を刈っている姿がすぐに見えた。
早朝じゃないからいいけれどもねん。
◯けるひゃー
ケルヒャーっていい名前だなと思う。
創業者の名前だろうか? と検索する。
「ケルヒャー社は、創業者であるアルフレッド・ケルヒャーが1935年に創業」
ドイツの人らしい。
韓国だと何て呼ばれているだろう?
ビルケンシュトックは韓国で「ぽーけんすたっ」、マッカーサーは「めがど」だ。
ケルヒャーは・・・「かるぽ」?
・・・と思って検索してみたらなんと、韓国でケルヒャーは「かちょ(카처)」。
かちょ?
まぁ、私が聞き取った限り、米国では「きゃーしゃー」。英国では「かーちゃー」。本国独国では「けーしゃー」のようだから、「けるひゃー」のほうが異端か。
早く届かないかな、Kärcher。
◯わりとよく拭くところに積もったホコリの様子で推し量れることはあるなぁ。
◯やっぱ寿司
さて病院へ、と玄関を出た途端、雨がぱらぱらしているのが目に入る。ざーざー降りほどではないので気にはならなかった。
少し歩き出して、ちょっと肌寒い? と立ち止まって少し考る。
引き返し、パーカーを羽織って出発。
お昼ごはんを食べ終わった頃に病院へ着くと、母はデイルームでテレビを観ていた。
お昼前後に行くねと言ってあったから、あそこで待ってくれてるのかなと思った。LINEの返事でも「まってます。」とあったから。
「ママ」と呼ぶのは、他のおじいさんもいるし、とよして名前で呼びかける。振り返った母から洗濯ものを受け取り、デイルームで少し話す。
洗濯もの袋を車椅子に提げていたってことは、やっぱり待ってたんだな。
ニトリで下見したソファのパンフレットを渡して、16日の一時帰宅では何が食べたい? と訊くと、にっこりしながら「お寿司」。
だよね私も食べたい。大賛成。
「マルエツでいいから・・・上寿司?」
いや、特上。松。それにもっとおいしいところの買おう。
髪の毛はやはり切ってほしいとのこと(勉強しなくちゃ)。白髪染めまではしなくていいそう。すればいいのに。
行きも帰りも野良の三毛猫には会えなかった。どこかで雨宿りしているのだろう。
会えなくて残念に思っていると、木の根本の太い根すら三毛猫に見えた。
◯夕飯にきんぴら鶏ごぼうを作っている最中にケルヒャーが届いた。早い! 明日試そう。
◯体温
病院から帰ってきて、遅いお昼に昨日の素麺の残りで冷やしそうめん。少しだけ残っていた練りごまを加えて。
そうしてすすっているうちに何だかとても冷えてきた。
このぐらいの天気(雨天22℃)で盛夏の食べものは気をつけたほうが良いと思った。
そのあとも寒いけど熱いみたいな揺さぶられまくりで、どこか油断して感染したかなと不安になりつつ、黄体期に入る前に来るいつものやつだよ、となだめつつ。喉もざらざら気味だったりして、一応葛根湯を呑んでおいた。
熱さのピーク時は37.2℃だった。けれど私の平熱は36.8℃なので、それくらいはこの時期あることだ。
結局日付が変わる頃にはスッと引いた感じになり事なきを得る。排卵日の数日前、排卵期に入ったあたりでこういうことがあるのかもな。こういう統計は取っておきたい。気持ちを不安に揺さぶられないように。
2020/07/12(日)晴れ
ひさびさに不安のない晴天。
洗濯日和。
◯すまい
「ジャパネットたかたのポイントが2万円ぶんある」と父が言う。
それはなんだか、ジャパネットたかたの術中にまんまとはまっている気が大いにするけれど、サイトから欲しいものをピックアップ。
・防災リュック
・ドライヤー
「俺は電動歯ブラシは好かん」と父が言う。
なので電動歯ブラシは却下。
防災グッズも既にあるといえばある。ドライヤーも、静音仕様で風力が弱いのが難だけれど、ある。(ずっと前に農家に住み込みで働いていた時に、共同生活だからドライヤーうるさいと悪いなと思って買ったものを今も使っている。)
なので選出し直したのが、
これは大仰すぎる気がして自らは手を伸ばさなかったけれど、人のポイントと思えば俄然欲しくなった。不思議だ。図々しい。
以降、スチームクリーナー動画を観まくりスチームクリーナー欲がムクムクと湧き上がっている。
しかし、これが欲しいと父へメールでリンクを送っても、父が開くとことごとく「申し訳ございません。該当する商品は現在取扱いが無い、もしくは完売しております。」と表示されるらしい。在庫はあるのに。
なので、〈ケルヒャー スチームクリーナー〉で検索してよと言うと、
「俺は忙しい。優先順位はこっちだ。俺のパソコンで検索じぶんでして?」
と言い放ち、部屋の掃除をしている。(母の一時帰宅に向けて、この間母の不在をいいことにじぶんの荷物をごっそりと母の部屋に置いていたのを片付けている。)
何をしててもいいけれど、その言い放ち方がムカついて「さんざん掃除を後回しにしてるからでしょ!」と言い返して部屋に引っ込んだ。
すごくイヤな気持ちになりながら、心ここにあらず状態でそれでもTVを観てやり過ごしていると、父からメールが届いていることに30分以上過ぎてから気がついた。
そこには、〈ケルヒャー スチームクリーナー〉で検索した結果がリンク貼り付けされていた。
で、その検索結果は私の欲しいものではなかったので、再びすごすごと父の部屋へ行き、掃除中でホコリ舞うなかカタカタと検索して、欲しい物をカートに入れて父にそう告げ部屋を出た。
そのとき「本当に有効活用できるのか?」と言ってきたのでまたえらくイラ立ち、「別にいいけど? この家がずっとこんなに汚いままでいいなら!」と反撃し部屋へ戻った。
そのあと、注文受付完了メールが転送されてきた。
「この家をきれいにしたい」という前向きで献身的な気持ちで始まったことなのに、どうして喧嘩腰な顛末に落とし込まれてしまうのか。残念だし悲しい。
私はどうしたら良かったのか。
とにかく、あの人が「忙しい」ときは余裕がないときだ。
「俺は今忙しい」と言い放って何度母とも険悪になっているのを見てきただろう。
「忙しい」とは、本当に「心を亡くしている」状態であるなぁ。
そんなときにはもう決して話しかけたり頼み事をすまい。
2020/07/11(土)晴れ
晴れている。暑い。
足元のマット類を洗濯して、続いて洗濯槽クリーンを。
最近、剥がれた汚れが洗濯ものに付くのが気になっていた。難儀な機械だなぁ。
それにしても天気が定まらない。
今はポツポツきてて空もゴロゴロ。
◯トヨエツ
最近、『愛していると言ってくれ』『Love Story』『青い鳥』と断続的にトヨエツ過去作を懐かしく観ている。
見るにつけ見るにつけ、その一挙手一投足がいちいち〈素敵〉すぎて呆気に取られる。
なんという存在なのか。なんという賜り物か。
存在が奇跡。
世に出てくれて、出してくれて、ありがとうございましたという気持ちがいっぱい。
◯たるや
それにしても『青い鳥』は97年製作で演出に土井裕泰さんの名前が。信頼できる演出家さんで今だって現役で作品作ってる。この間のキャリアたるや、産み出してきた作品の数と質たるや。
一方、私たるや。
・・・と思うとじぶんのスローペースぶりに、焦りとか身の縮む思い。
2020/07/10(金)晴れ気味のくもり
ひさびさのうっすら晴れ気味。
飛び起きて洗濯物をベランダに出す。
母が夢に出てきた。すっかり歩けていて帰宅していて驚く。
雨雲通知がスマホに届いているのに気づいて、やれやれとベランダへ出たらもうポツポツ降り出していた。
せっかく干していた洗濯物を取り込む。
◯望むなら
午後休を取った父が母の病院へ面談へ行き、一時外泊が来週の16日に決まった。
20日あたりになりそうと聞いていたから、もう結構すぐだなと急き立てられる心地。
退院は8月末かな、とのこと。
病院側も父も、9月まで入院可能だから(リハビリ入院は最大6ヶ月)毎日リハビリが出来るしいられるだけ入院していれば、と思っているが、母は一日も早く退院したいらしい。
脳梗塞を発症したての頃に「こんな姿で生きていたくない」ととても悲しそうに涙ぐんでいたのを思えば、私は母が何かをしたいと望んでくれているだけで万々歳だ。
◯1177155404
韓国のトークバラエティ番組を観ていて、「どんなメッセージを受信したい?」というゲストへの質問への回答に驚いた。
「1177155404」=「I MISS YOU」=「会いたい」
だと言う。
そんな解読メッセージ、知らなかったなぁと感嘆。
日本での「1112324493」=「愛してる」みたいなのはハングルでもあるんだろうか?
2020/07/09(木)くもり
洗濯日和ならぬ日がつづく。
けれど洗濯をしないと立ち行かないので洗濯機を回す。
2020/07/08(水)くもり
七夕の願い事は結局、決まらないまま終わった。確実なのは「やせたい」。
三回目の『パラサイト』を鑑賞。
いろいろ新たに気づくことがある。
お母さんは何か過去に輝かしい成績をおさめた運動選手で(庭で何かをぶんぶん投げていたのと金メダルの盾)、だからあんなに強かったのかな、とか。
この作品は本当に一度観ただけでそのままにしないで良かった。
そのあとそのまま『万引き家族』を観る。
もともと是枝作品の題材には興味がゆかなかったけれど、散々高評価のこの作品も「うーん・・・?」。
パラサイト同様にもう一度観たほうがいいのだろうか? その気にはどうもならない。
きっとここが名演技と評価されてるんだろうな、というシーンも「演技とは・・・?」と、後半捕まってからの取り調べ的な演出にも、白けてしまった。
2020/07/07(火) くもり
◯でも雲の向こうで会っている
七夕か。
天気は・・・?
くもり。
納得。
七夕っていつも晴れない。
願い事は何にしよう。
それを考え一日を過ごそうか。
◯ない志向
包まない餃子
巻かないロールキャベツ
おにぎらず
・・・
挟まないサンドイッチ
つぶさないにきび
洗わない顔
おやすまず
歯ミガかず
食べない人間
◯白衣達と母
お昼頃、母の病院へ。
「熱計れば会えますよ」と言われたけれど、億劫で遠慮する。結局、母の方からやって来て、廊下で立ち話(向こうは車椅子だけど)。
新調するソファと椅子の下見の報告と相談、冷房が寒くて風邪をひきそう、明日の調理実習は「ピーマンの肉詰め」、退院後は自分のご飯は自分で作るつもり、などなど。
13時近くになって続々と、理学療法士なのかな、若いスタッフが廊下を歩いてやってくる。デイルームでラジオ体操が始まった。
話しかける母。答える若い男の子。聞いてない母。変わらないな、どこにいても。
入院している母の方がよっぽど人と触れ合っている。
帰る頃には雨が降り出した。
◯給付
「給付金振り込まれてた」と父から10万円を受け取る。
だからどうしたものか。
市民税や年金に充てるくらいだろう。
2020/07/06(月) 曇り雨
晴れ間が! と思って慌てて洗濯機回して干したら雨パラー。
◯仔猫
一昨日の深夜から仔猫の懸命な鳴き声が近隣から時おり響くので気になっている。
今日はまだ聴こえないけれど。
ばかみたいだけれど、あのこが生まれ変わったなら出遭いたいと思うし遭いに行ってあげなきゃと思う。
◯2pm
「かっこいいな」は「きれいになりたいな」になるから不思議だ。
2020/07/05(日)くもり
洗濯をしたいけれど乾かないだろうなぁ、という天気。
◯日曜日のルーティーン
日曜日のルーティーンは、録画されHDDに溜まりにたまっている『世界はほしいモノにあふれてる』を消化鑑賞しながら生協の注文書を書くこと。
のんびりした午後を過ごす。
◯ポイントカードの在り処
今週は、この週末あたりひさしぶりにニトリ&併設の大型スーパーへ行きたいな、と思っていて、ニトリで母の退院に向けて新調するソファとテーブルの下見も兼ねて行こうよと父にアピールし、今日の16時以降ならとOKをもらっていた。
混雑を避けるべく、と18時30分過ぎに父の運転する車で向かう。
この車に乗るのもニトリへ行くのも4月の頭に来て以来3ヶ月ぶりだ。
電車を見るのも3月の終わり以来で、動く大きなものに圧倒される。
ニトリはそれなりに人がいたけれど、店舗自体が広いのでストレスはなかった。
でも母の病院までの行き帰りでは出遭わない層の人たちがいて、新鮮な心地がした。
事前にネットで買いたいものをリサーチしておいたので、ニトリでの買い物はスムーズにいった。
いちばんの目当ての「バターカッター&ケース」が見当たらなかったのは残念。あと、鍋に広げるだけで蒸し器になるやつを買いこぼしたのも惜しまれる。
そのあと、ニトリ2階のソファのコーナーで父と合流しめぼしいものを見当し、併設のスーパーへと入店した頃には客はまばらだった。
いつものスーパーより俄然品揃えが豊富でワクワクする。
こちらも買い物リストを作っておいたのでそちらと照らし合わせながら。
けれど父をあまり待たせてはならぬと急ぎ足。
レジで、父が出したポイントカードは「最後のご利用日から一年以上が経っています」と無効宣告をされ、これ前も言われたな・・・そのとき面倒くさーと思いながらその場で新しくカード作ったよな・・・レジのバイトの子がマスクしてなくて不安だったな・・・と財布を探すも見つからず。ポイントカードなしで計算を済ます。
私がカゴから袋に移している間に父はサービスカウンターであっという間に新しいカードを作っていた。
「今日のポイントもたまったの?」と訊くと、「今日のはダメだった。」
なんでだい!
帰宅して、買ったものを冷蔵庫に移していたら、あの日作ったポイントカードがマグネットで貼り付けられていた。こんなところに!
2020/07/04(土) くもり
風強し。
◯ヘラのゆくえ
お風呂場の入り口の敷居の汚れがずっと気になっていた。
ときにこすっても、まるできれいにならない。
汚れ落ちないな。汚いな。やだな。
と思ったまま何世紀過ぎたろう。
今日こそはと座り込んで対峙した。
研磨スポンジ、激落ちくん、ともになんの変化も起こさない。
これは。
もうこれは削り剥がすしかない。
専門的に言えば、水垢と石けんと汚れとで、何世紀にも渡り堆積した岩盤層のようなものだろう。
台所へ行き、ずっともう使っていないこれからも使わないであろう「削り剥がせる何か」を探した。
ステンレス製のお好み焼きをひっくり返したりするやつ「ヘラ」(またの名を「コテ」)が目に留まる。少しの罪悪感。けれど、これは全然使っていないはず。
ごめん、ヘラ。
風呂場へ戻り、それでガシガシやった。
ちょっとずつ剥がれてゆく。
下の台地も傷つきそうだ。それはあまり良くない。
気をつけながら、傷も半ばやむなし、と削り剥がし続ける。
そしてなんとか。
すこし傷つきながら、綺麗になった。
端っこも竹串を持ち出してきて、綺麗にした。
起き上がるたびに腰がハンパなく痛い。痛いというか固まって、元に戻すのにもうおじいさんとかおばあさんみたいなカクカクぶりだ。
ローマも、地層も、鍾乳洞も、一日にして成らず。汚れもまたしかり。
ローマや、地層や鍾乳洞は素晴らしいけれど、汚れは少しも素晴らしくない。
「汚れは一日もならず」だ。←?
日々、小掃除していければいいのだけれど。
鉄板焼のヘラは掃除道具に仲間入りした。
◯父69
父の誕生日だなぁということで、父の好きな魚を焼き、なめこと豆腐のみそ汁をつくり、付け合せが普段は一品ほどのところを二品つくり、果物の皮を剥いて、旅館の朝食みたいにお膳に並べて献上した。
誕生日おめでとう。
いつもありがとう。
健康で、これからもよろしくね。
と言ったら、
なんか、なんか・・・。
と苦笑いしながらそそくさとお膳を両手に部屋へ戻っていった。白々しいと言いたかったのだろう。あと、圧?
今日も今日とて、ようやく手元に届いたシャープのマスクをテーブルの上に置いておいたら、外から帰るなりそれを見つけ、風呂場の敷居掃除をガリガリやっている私を見下ろしながら近くで「あれマスク届いたの?」と呑気に喋り掛けてきたので、たまらず「だから2メートル開けないで私に向かって喋らないでって何度言ったらわかるの? ・・・仲良くしたいのに、頭にくる!」と言い放ってしまった。
仲良くしたいのだ。
二人暮らしも3ヶ月が過ぎた。
2020/07/03(金)くもり
◯計画
ようやく配信レンタル開始した映画『パラサイト』を観る。
二度観てやっと、何度も出てきて耳に残った「計画」というキーワードに、この作品に描かれようとしているのは 計画 ≒ 想像(力) についての話なのだなぁ、と思い至る。
正直、一度目観終わったときは、「ん? この作品はどこがあんなにも評価されたの・・・? (痛快な作風以外に)」とわからなくて。
想像力についての話を、「想像(力)」というあからさまな言葉を使わずに、ちょっと違う言葉に置き換えて、しかもメチャおもしろく創り込んだ作り手に唸った。
◯えのきについて
きのこが好きなのでストックを欠かさないように心掛けている。
主に、しめじ。なかでもぶなしめじ。
それからブラウンマッシュルーム。
それからしいたけ。
ひさしぶりにえのき茸を買ってきていたので、豚肉もあったし、巻いて焼いてみた。
結構な時間を巻き作業に費やしたけれど、そのぶん美味しかった。
味付けも成功したと言って良さそうだ。
醤油・酢・レモン汁・みりん・砂糖・柚子胡椒。
煮絡め過ぎて味が濃くなったりもせず、ホッ。
が、そんなことじゅうぶん想像できたし当然だけど、えのきは噛み切れなかった。
なので、割と大きめの巻き巻きを、結局一口で頬張り、口の中でうまくほぐし食べるしかなかった。
これは、この食べものは、成功しているのだろうか? 正解なのだろうか? このような形状にした意味は?
・・・など考えながら。
えのきについては、おいおいまた、最善を尽くしてみてゆきたい。
2020/07/02(木)晴れ
ひさしぶりの洗濯日和。
それだけでもベッドから起き上がるモチベーションになる。
◯火球
昨晩、「どーーーん」という音がした。遠くの空から。
雷かな?
でも雨上がってるのに。
と、お天気アプリの雨雲レーダー画像を見たけれど、雨雲は全くなくて、千葉県の東の海上にあるくらいだった。
あんな遠くの雷が、ここまで響いたの?
私の詮索はそこまでで、あとでTwitterで #爆発音 で話題になっていて、どう火球らしい、と。
あの青く明るい流れ星のような。
心が瞬時にして奪われるほど美しいけれど、同時になんだかとても恐ろしくなる空を渡る青白い光。
私も一度、不意に目撃したことがある。
しかも映画『君の名は』を観たあとだったから、わああああとなった。
◯13時30分
・洗濯機3回
・布団干し
・掃除機掛け
・トイレ掃除
・ガパオライス
昨日に引き続き、じぶん用に昼食を作るのを父の夕飯にもしてしまおう作戦。
今日は昨晩から決めていたガパオライス。
とてもおいしかったけれど、ひとつ留意点。
私はひき肉を焦がし気味にしてしまう傾向がある。気をつけたい。
◯秋山
ひさしぶりにスイッチが入ってkpopを聴きながら踊り狂う。
昔はよく気が触れたように歌い踊る儀式のようなものを定期的にしてどうにもならない感情を爆発させ気化させていたけれど、今はなかなか起動されない。
4〜5曲歌い踊って鏡を見ると、頭が塾講師かなにかだった秋山というひとの髪みたいになっていた。
◯格別の声と眠り
その流れでAileeの歌唱動画を次々と観ては「なんで涙が出るんだろう」とひとり言を言ってみたり、AKMU(悪童ミュージシャン)、OKDL(屋上月光)へと派生していってうっとりして、「やっぱりAilee、AKMU、OKDLの声は格別だなあ」とつぶやいてみたりした。
そのまま、布団干して取り込んだので整っているベッドに飛び込んで(ゆっくりね)、うつぶせのままOKDLが小さく響く部屋のなかですこし眠った。素足が寒くなって起き上がった。
最近はあまりうつぶせでは寝ないけど、うつぶせやっぱいいなと思った。
◯来てくれたので飛んだ
父が帰宅するとともに、ある届いたものが手元に。
なんてうれしいのだろう。
会えないけれど「会いに来てくれた」そう感じた。
なんらか、お返しをしたくなる。
私に出来ること・・・は?
とにかくは、とにかくは、と電話を掛けた。
たくさんお喋りができた。
報告し合うことは良いことばかりじゃなかったりするけれど、それを含めてお喋りというのは私たちに与えられた福なるものの一つじゃないかな。
通話時間は小一時間弱。
こんなに誰かと話すことが出来たのはひさしぶりで、そのあとずっとふわふわしていた。
ひとも、飛ぶことが出来るんだな。こころで。
2020/07/01(水)雨風雲
七月か。
昨年の七月は寒い日が続いていたっけ。
そして暑くなり始めた頃にお勤め先を新しくして、暑いし、諸々とってもつらかったなぁ。それを三月まで続けたんだから頑張ったよなぁ・・・。
それで、この事態に徐々に巻かれていって、渡韓もできなくなって、母は入院し、介護を見越して身動きが取れなくなって。
けれど母の退院も八月以降になりそうだし、パートタイム程度のお勤めを探そうか。それか短期。
これから病院へ出ようと思うけれど、寒いんだか暑いんだか分からないなぁ。服に悩む。
*
こうして戻ってきてシャワーを浴び窓際に座っていれば、風は強すぎて涼しいけれど、外を歩いている間は蒸し暑めだったなぁ。もくもくと歩いた。
母はリハビリ中で不在。
洗濯物だけをもらって帰る。
今日から面会の制限が緩和されますという通知が掲げられていた。
同居の家族に限り、週に2回まで、一回上限10分、マスク着用・手指消毒・体温測定すれば、規定時間内に面会できるとのこと。
この病院は本当にありがたいことに院内感染が起きていない。
緩和されてもそうなりませんように。
*
病院への途中の団地から見覚えのある人が出てきた。十年ほど前に働いていた職場でお世話になったKさん。
この町に住んでいることは知っていたけれど、ここだったのか、と意外に近くて驚く。
でも似たような雰囲気のひとは割といるしな・・・とそのまま通り過ぎた。
お相手は杖をついていたし、私もこんなだから・・・、と。
あの頃、急性胃腸炎で今母が入院している病院に私も入院していたとき、Kさんは唯一お見舞いに来てくれた。
確かに、これは近すぎて見舞いに寄らないといられない距離だ。そうじゃなくてもお優しい方だったけれど。
でもかすかに、遠目に目が合って、Kさんが私を認識したように本当にかすかに感じたけれど、どうだろう。
◯番号札を探して
スーパーに寄ったら、幼稚園帰りの親子連れがたくさんで騒然としており遊園地状態だった。タイミング・・・。
これは早々に切り上げよう、と思ったけれど、レジも混み混みの行列状態。
もうこれは、と腹をくくって買い物を継続。
と、今日はお肉がとっても特売日であった。嬉々として買い込む。持って歩いて帰れる量と体力と相談して。
そして、今日からはこのスーパーでもTポイントを貯められる。
入り口に「モバイルTポイントは3番レジのみ対応です。申し訳ございません。」みたいな貼り紙を目にした私は、きちんと3番レジを探して並んだ。
が、順番が来てスマホ画面を差し出すと「すみません、3番レジのみなんです」と言われる。
「え、ここ3番じゃないんですか!?」と寝耳に水。
「こちらなんです」と隣のレジに私のカゴを持っていってくれようとするおばさま。
あ、そこまでは!それならカードを出します、と引き止める。
「けど、あの3番って書いてある札はなんですか?」と効くと、「レジ(計算機)番号です」。
「ああ!」とガビーン。
最近はひとつのレジ口に2つくらいレジの機械が付随されていて、混雑具合によって手前か奥かで振り分けられたりする。
その機械に貼られた番号がこのレジでは大きく目立っていて、私が勘違いしてしまったのだ。
とんだトラップだと思ったけれど、レジのおばさまもいたく恐縮して謝られるので、理不尽に怒り散らす客にだけは常々なりたくない私は、「あ、いえ、見間違えました(汗)」みたいな反応をしておばさまにエクスキューズ。
それにして、レジを打ってもらっている間に、キョロキョロとレジゾーン周りを見回したけれど、レジ機械番号札以外どこにもレジ番号が見当たらなかった・・・。
次に行くときのミッションにしよう。
私はあのスーパーのレジ番号を必ずや見つける。
そして「ああ、ここだったのか」と至りたい。
幼稚園児たちと時間はかぶらないようにだけ注意。
◯夕飯からの解放
お昼が午後2時過ぎにずれ込んだので父の夕飯も兼ねてきのことシーフードパスタを。
これで今晩の夕飯の準備はパスタを茹でるだけ。やったー。
夕飯は、特段、父から作ってと頼まれてはいないので義務ではないのだけれど、無理のない範囲で作ってあげたいと思うので作っている。(元々は免疫力アップのため)
あくまでも自分が食べたいもののついでに、くらいのスタンスで。
父もいつもスーパーでお惣菜をよく買ってきているし(私がせっかく作ってるのにムカつくけど)。
けどそれぐらいがお互いイイはず。
作っても作らなくてもいいという構え。
きょにっき2020年6月
六月三十日 火曜日 くもり
なんと六月も最終日ではないか。
◯ハンディ化
新しい掃除機がやってきた。
今月、リビングと父の部屋とでエアコン2台を新調したポイントが溜まったから、と父が購入。
それを知ったときは「私にも選ばせてよ!」とムカついた。笑
以前からダイソンとかのハンディタイプが欲しかったのだ。とても。
まぁ、でも、ダイソンではないけど日立のそれなりの値段のちゃんとしたハンディタイプだったので良かった。(お安いのは仕様もそれなりよね)
で、さっそく使ってみた。
ゴミ捨てがスムーズに出来なかったけれど、これは慣れだろう。
気軽に掃除機を掛けられるのは嬉しい。本当に嬉しい。
けれど私でも家中を掛け終わる頃には腕が疲れたので、母は重いと言うかも知れない。これもまた、慣れだろう。
とはいえ、退院しても母が掃除機を掛けられるかは分からないなぁ。私だなぁ、掛ける役割は。
とすればやはり、この掃除機のハンディタイプ化は嬉しい。
◯近い風
今日の風に何年も前の日を思い出した。
東京の西の、初めて訪れる街で過ごした、一日。一緒に過ごした人々も思い出される。もう会うことはないかもしれない。
あの日も柿の実が成り始めだった。
過去は戻らないし、一日も同じ日はやってこないものだけれど、今日の風は、あの日の風と近い風なんだろうな。
◯わかった
以前も耳にした「得体の知れない動物の啼き声」が、夜になってまたもや隣接の公園からマンション敷地内の道で縦横無尽に響き渡っていた。
今度こそは身を乗り出して「得体のしれない動物の啼き声」と音声入力して検索すると、わかったのは・・・ハクビシンだった。あぁ。
昨今ニュースで害獣と言われてしまっているあの子。この界隈でも生息しているのは下の弟からもずいぶん前に耳にしたような。
とにかく、正体がわかってよかった。鷺ではなかった。
◯湿気の家
日中、雨がぱらつきながらかなりの強風で、あまりにうるさいのと湿気がすごいのとで、窓を閉めて除湿をかけていた。
夕方前になって、窓を開けたままにしていたリビングやキッチンの湿気がすごいことになっていたので、こちらも窓を閉め除湿に。
それを。
父が寝付いた頃にリビングへ行ったら、全ての窓が開放されていた。再び湿気がすごいことに。
「なんで窓開けてるの! 湿気がすごいから除湿してたんでしょう! 家中カビてもいいの?」
湿気がすごいから除湿していることは、父には言ってあった。それなのに! と小怒りをぶつける。
ねぼけまなこで「だったらまた閉めて除湿して〜」という父。
もうたまらなくヤになって、「もうイヤ! イヤ!」と放っておくことにした。全部カビてしまえ! と自棄になる。
けど・・・部屋がカビてさらにヤな気持ちになるのは父ではない(衛生観念に鈍感)。私や母だ。くそう。
六月二十九日 月曜日 曇ったり晴れたり
些細なことで逐一イラつく。
黄体後期の始まりだ。
そう思ってしまえばなんてことはない。イラつくことを避ければいいだけのこと。
母の一時帰宅は七月の二十日前後になりそうとのこと。
予想していたよりずいぶん先だ。
母にそれを言うと落ち込むだろうと思って、明るいスタンプと一緒に「了解!」と返信。
◯ボブ化
みそちゃんという子のYouTubeをたまに観るのだけれど、『スポンジボブとコラボした韓国コスメで可愛く大変身!?』に、スポンジボブ好きとしては「お!」と思って観始めたら序盤早々からスゴイことになって「何が起こってる・・・?」と震えながらも、どんどんとボブ化していく様子にゾクゾクした。ちょっとリスペクトした(?)。笑
六月二十八日 日曜日 雨のちくもり
昼を過ぎた。
ようやく雨が上がったかもしれない。
お昼を食べて、母の病院へ行ってこようかな。
◯軽い
気温は低めだったけれど、風がほとんど吹かなかったので、すこし蒸し暑く感じた。風がほんの時おり吹けば涼しく。
母には会えたが今日は洗濯に出すものがないと言う。靴下2足はあるけれど、と。
初めて空っぽのリュックで帰路に就く。なんと軽いのだろう。
HACに寄って、買ったものをリュックに詰めて帰った。
野良の三毛猫にもひさしぶりに会えた。20日ぶりくらいだった。
◯想像力
想像力を全方位に行き渡らせれば菜食主義になるのだろうか。
私の想像力は都合の良いところで範囲設定してしまっているのだろうか。
六月二十七日 土曜日 くもり
今日も今日とて草刈り機の爆音で起こされる。
◯毛穴
人が一生に毛穴を見て過ごす時間はどれくらいだろうか?
私は・・・24時間、一日ぶんくらいは見ているかもしれない。今思い出したのだけれど、中学生の頃は暇を持て余し膝の毛をよく抜いていた。その時間がかなりのものだと思う。24時間じゃきかないかもしれない。そのおかげ(?)か、私の膝にはほとんど毛が生えていない。
◯チキン南蛮と清潔感
今日の夕飯は悩まずに済んだ。
昨晩、料理研究家コウケンテツのYouTubeチャンネルにチキン南蛮レシピが上がっていて、冷凍庫に鶏むね肉があるから丁度いいと思って昨晩から決めていた。
とってもおいしく出来た。
ちょっとタレを煮詰めすぎてしまい、味が濃くなった感もあるけれど、また作るときはいい具合に加減してよりおいしく作れるだろう。
ありがたや、コウケンテツ。
そういえば。
料理動画などを見ている時に髪の毛や手腕の毛が気になるときがある。
でも、彼にいたっては一度も気になったことがない。全体的な清潔感がそうさせるのかもしれないなぁ。
◯森
『秘密の森』をようやく観終える。
正直、容易ではなかった。
もともと、こういった策略や攻防戦モノのサスペンスストーリーは食指が伸びない。
そこにきて、割と韓国人の名前を見慣れている私でも覚えられないキャスト名たち。
主人公がディスコミュニケーション人物の設定だからか「今、何をしているのか、どういうことを言ったのか」が理解出来ないまま進んでいく。
『ブラックリスト』でもそういう掴めない感は感じることがあるけれど、テンポ早い演出が「それでも観させてしまう」。
けれど、この作品は淡々とした作風で作られているので、いろいろよくわからないまま淡々と続く→眠くなる。という繰り返しだった。
単純に私の頭が鈍化しているのかもしれない。面白い面白いと好評なのに、まったく面白くなかった。残念だし、すこし落ち込む。
シーズン2も(私の許容脳的に)期待できないな。それでも一話目は観てみたいけれど。
◯おめでとう
下の弟の誕生日だったけれど、おめでとうとLINEを送ろうかな送っても喜ばれはしないだろうけど送ろうかなどうしようと思っているうちに日付が変わってしまった。
六月二十六日 金曜日 晴れ
ぐんぐんと気温が上がっている。
お昼前で28℃だ。
風が運ぶ空気も暖かい。
それからはあっという間に30℃超え。クーラーを点ける。
◯冷や汁
昼下がりを過ぎたあたりから毎日考え始めるのが、その日の夕飯。
仕事から帰ってくる父にも作っているので、負担のない程度にそれなりのものを、と思うと結構悩む。
今日は暑いので、つるっといけるものをと思うけれど、冷やしうどんは昨晩やってしまったから・・・と浮かんだのが冷や汁。
いつものようにwebサイトやYouTubeでレシピや作り方を検索しチェックする。
結果、結構しょっぱかった。
まぁそれは、薄めればよいのだけれど。
◯シワシワにならないトウモロコシと父
あと、昨日買ってきてたトウモロコシ2本を蒸す。
何分くらい蒸せばいいのかなと検索したら、「あとで粒がシワシワにならない方法」というのも一緒に教えてくれたのでとても助かった。
蒸し終えたあとに塩水に浸けるだけ。本当に、シワシワにならなかった。
今まで母が蒸してくれたものは時間が経つとべっこんべっこんになっていたので残念に思っていた。
2本蒸して、そのうち1本を半分に割って、ひとまず1/2本を今じぶんが食べる用に皿にとって、父を夕飯どうぞーと呼んだら、トウモロコシが好物の父は残り1本半を全部部屋に持ち帰ろうとしていたので、「ちょちょちょ1本半食べる気?」と制止したら、「ダメなの?」。
ダメだよ。どんだけ好きなんだよトウモロコシ。
そうでなくても、昨日買ってきて蒸そうとしたら、もう自分の分だけ茹でトウモロコシをスーパーで買ってきていた父。好きだね、トウモロコシ。
トウモロコシは鮮度が命だけど、買って一日経ってからでも全然瑞々しくておいしかった。かじりながら、まるも無心でかじりついてたなぁ、と思い出した。猫もトウモロコシ好きなのか。というよりはもしかしたら歯ざわりが好きなのかもと思っていた。
◯【第9回ご当選のお知らせ】
シャープのマスクの当選メールが届いた。第9回めの抽選にして。
ドラッグストアでもう買えるしなぁ。
父に訊いたら「買ってください」。
ほんと?
送料660円と税込みで3,938円。
けれど、あの幾ら出しても買えなかった時を経ると、買える時に(しかも適正価格の範囲内で)買えるなら、ストックしておいて然るべし、と思えなくないものだな。
◯この日々は各人の意識の差が浮き彫りになり、赦せない線引きの向こう側は切り離される。
六月二十五日 木曜日 雨のち晴れ
雨が止むのを待って病院へ。
いつもと別のメイン通りを歩いて行ったら、人がたくさんいた。
いつもの道が好きだ。
◯世相
ゴミは世相を表すようだ。
この時世になってから道にマスクがよく落ちていて。
今日は泡ハンドソープの容器(ポンプ部分はなく本体のみ)が道路に転がっていて、ここまでかと思った。
◯マスクをしないで歩いているのはほとんどおっさんだ。死んでもいいと思っているのか。けどそれは、殺してもいいと思っているのと同じだ。
◯弱気
母に会えたついでに、ソファとテーブルは粗大ごみの回収が7/22だから、新調するのはそのあとだね、と話したら、「それでいいよ。それまでに帰れるか分からないから。まだリハビリに時間がかかる気がする。」と今日は弱気。
◯天ぷら
夕飯の冷やしうどんの付け合わせに天ぷらを揚げた。
しいたけ、なす、鶏天
しいたけが死ぬほど油がはねて、びびる。
水気厳禁だな。
六月二十四日 水曜日 くもり
天気予報が朝から全然当たっていない日。
ミスト状の雨降りかかるなか病院へ。
最近、野良の三毛猫に会えない。
母と少し話せた。
朝一番の話すリハビリをしてきたあとだと言うが、そのおかげか前よりだいぶ滑らかに話せていると思った。
それを母に言うと、「自分ではまだもどかしく、その日の調子にもよる」と感じているらしい。
退院に向けての相談はとても前向きな意思を感じる。
来週、一時帰宅出来る予定なので嬉しいのだろうな。
成り始めた柿の実は、大きめのミニトマトくらいの大きさになっていた。ここからが長いんだよね柿は。
ドラッグストアへ寄る。
だいぶ元の状態に戻ってきた感覚。
久しぶりにウェットティッシュ、ハンドソープが棚に並んでいた。
帰り道、前に道々に点線が付けられていた道で工事していて通れず、だいぶ大回りして帰らなきゃいけなくなっておりガーンとなる。
それでも、いつもは通らない道端の花々を眺めて行く。
立派すぎるタチアオイたち。
その中にひっそりと青いヤグルマギクが美しかった。
帰宅してしばらくたってから靴下4足を今日渡した着替え袋に入れ忘れてしまっていたことに気づく。
母に謝り、あと何足ある? と聞くと「今日は暑いから明日でいいよ」と返信が。明日か! となる。
◯粗大ゴミはすぐには
リビングはもはやリビングではなく、実質母の部屋になっていたけれど、退院後の生活を見越してソファとテーブルを買い替えたいとのことで、それなら早めに粗大ゴミの手配をと思ったけれど最短でやはりほぼひと月だった。
粗大ゴミはすぐには出せない。
六月二十三日 火曜日 晴れ
◯シンクロ
なんだかぼーっとする日だ。
母の洗濯物を畳んで病院へ行く準備も半ばしたけれど、明日に先延ばしに。
夕方に母から「今日は一日中だるかった。天気のせいかな。」と連絡が来て、一緒だなと思った。
低気圧アプリ「頭つーる」を見たけど、今日は特に低気圧が甚だしかったというわけではなかったみたい。
◯秘密の森
観始めて早々に脱落した(しかも2度)『秘密の森』を三度目の正直でまた最初から観始める。
Yさんが良い作品と言っていたし(以前、どうも食指が伸びなかった『刑務所のルールブック』をYさんが面白かったよと教えてくれて観てみたら、本当にとても面白かったので、それ以降Yさんの評価は信奉している。)、その年の賞レースで結構受賞していたしシーズン2の製作も決まったとかで、今度こそと。
で、やっぱり。どうしても、このなんていうか「攻防戦」とか「謎解き」的なストーリーって、観たさが向かないのだけれど。
けれど、作風は骨太なので厭ではなく。
なので、犯人を知りたい、という一心で観続けている。
六月二十二日 月曜日 雨
◯来訪者
マンション一斉の排水管掃除で、我が家の立ち会いを父から命され対応する。
男性二人が長い長いホースを持って、台所・洗濯機置場・洗面台・風呂場をガーーっとやって帰っていった。
我が家に人が立ち入ったのは、数週間前にエアコン取り付け業者が来てくれて以来。
うちにはもう、業者しか来ない。
◯ひさびさの
『ライブ』を観終える。
作品自体も良かったけれど、このドラマではなんと言ってもひさびさのときめきに遭えたのが良かった。
チェ・ミョンホ巡査長役のシン・ドンウク(신동욱)氏に、なんて優しいお顔なのだろう、とひと目で瞳孔が開いて以来、ずっと目で追っては、一挙手一投足に気持ち悪く色めいた。
ありがたい。
そして彼が、最新出演作で共演しているのがハン・イェリだと知って嬉しく安心する。ドラマ『青春時代』で知ったハン・イェリ、好きだ。
六月二十一日 日曜日
◯余裕
家族のグループLINEで、口先だけで調子よく母を心配している弟にムカつく。三月から一度も母を訪れていないくせに。
けれど一日経って、母から諭すような返信。
弟にはいつも擁護気味だから意外だった。
母は口下手だが、こうやってハッとする言葉を送ってくると、口下手でちょっと甘く見ていたけれど、いろいろ感じていろいろ考えている人だったんだな、と気づく。今回で二度目。
弟 普通にお見舞いできるなら行く所なんだけど残念です
私 そんなに残念なら来週の土日どちらかで洗濯物を届けに行けばママに会えるから、お願いね。
弟 余裕あれば行きますよ
私 「余裕」って何ですか? 口先だけで調子いい事言わないでください。
母 ■へ。人に優しくするのに余裕なんて言ってたらいつになってもあんたはそれだけのにんげんとおもわれるよ。かあさんもそうおもいます。あんたはこころが成長してないね。
弟から返信はなかったけれど、へへーあんなこと言われてるーざまあみろーと大人気なく姉は笑った。
◯日食
夕方に日食、と思っていたのに忘れて夕寝してしまい、見逃し悔やむ。
六月二十日 土曜日 晴れ
今日は気温はそこまでではないけれど、陽射しが熱い日だなぁと思った。
風があるので日陰は心地良い。
日々様変わりしてゆく道々の草花たち。
あんなに勢いの良かったどくだみもすっかり影を潜めている。
アガパンサスはまだ咲き始め。
六月十九日 金曜日 雨
sitositoto
itinitijuu,amedatta
◯注文していたスリッパたちが届く。
どれも足ざわりが良くて満足。
夏はまぁ、裸足にフローリングも気持ち良いのだけれどね。
六月十八日 木曜日 曇り
涼しい。
六月にしてあっという間に最高気温30℃越えたりしてビビらせるくせに、こんな風に気温低い日もあって、翻弄されるわあ。
六月十七日 水曜日 晴れ
◯全20話と長かった『椿の花咲く頃』を観終える。背中を押されるような心地がした。ざわざわ。
◯母はリハビリ調理でシチューを作ったそうだ。この前はコーンスープって言ってなかったっけ? と思うが、コーンスープよりシチューの方がリハビリになるよな。
◯隣国の友達二人にあのことを気にかけて伏せ気味にメッセージを送ったら「何のことかまったくわからない」と返ってきてゾクっとした。ニュース見てないだけ? それとも・・・と。
しかしそのあと、もう一人からは「緊張感はないよ」と返ってきてホッとする。
◯ラテン系隣家の娘さんに赤さんが生まれたので時々泣き声が聞こえる。そういうときはずっと泣いている。窓を開けたまま泣かせている。しばらく聞こえたままにいるけれど、ずいぶん泣き止まないと静かにこちらの窓を閉める。声色からして多分、女の子。
六月十六日 火曜日 晴れ時々曇り
気温が高くなる前に、と早めに母の病院へ。
曇り気味で陽射しもきつくなく、風も涼しかった。
今日の課題は「おたふくアジサイ(渦アジサイ)を見つけること」。
おたふくアジサイは、花びらの縁がくるんと丸まっているもの。
最近はところどころに紫陽花が目立って咲いているけれど、そういえば好きなおたふくアジサイは見つけられていないと思って。
病院へのいつもの道を歩きながら、小5まで住んでいた団地を通り過ぎて、その上隣の団地の庭に、先週もあっと目を引いた花が咲いていて、そのあと検索したけどわからなくて、引き返したりキョロキョロと遠目に見ていたけれど、どうにもたまらず団地のお庭におじゃまして、近くで眺めた。そして。Googleカメラで撮ってみるとその立派な花の名前がわかった。
「アカンサス」、和名は「葉アザミ」。
へえと思っているところに、ふと視線をずらすとそこにおたふくアジサイが咲いていた。嬉しかった。
外から眺めていても思っていたけれど、内側から見渡すとやはりこのお庭は立派で、細かめの花が咲く可愛いあじさいも咲いていた。
気になっていた花の正体もわかったし、今日のミッションも成功した。
今時期はアガパンサスがぐんぐんと花芽を伸ばしている。
◯母の退院より先に千葉雄大
今日は母に会えた。
数メートル先で会話をする。
早く帰りたいけど、リハビリが思うように進まない。退院も決まらない。ともどかしそう。
父に伝えるねと言って、またね。
今日の洗濯物の中には、誕生日にプレゼントした千葉雄大の写真集が入っていた。もう要らないの?
病室で話題になったらしく、いろんな人の手に渡ったせいか、ボロボロとまではいかないけど使用感たっぷりで返ってきた千葉雄大写真集。
母も早く帰ってこられたらいい。
六月十五日 月曜日 晴れ
朝9時にして29℃に驚く。
先日掃除した時以来のクーラーを点ける。
◯スリッパを探している
スリッパが欲しくていろいろ探していて、ふと目に留まったこのレビュー見て「だろうね」と言ったあと、しばらく笑ってしまった。
「底がペラペラで踵が痛いです。
洗えるのは嬉しいですが、夏用で買うなら爪先が開いてる物にすれば良かった。暑いです。」
なんだろう? 今日セロトニンでも出てるのかな。そうでなくても可笑しいよねこのレビュー。笑
六月十四日 月曜日
リハビリ外泊で母が今月末か来月頭に一時帰宅出来るらしい。
良かったなぁと思うのと同時に緊張してもくる。日々の生活の中で、どの程度介護が必要になってくるのか。
六月十三日 土曜日 曇りのち雨
◯得体の知れない
昨晩の深夜、外でなにかの生き物がしばらくのあいだ激しく啼いていたのだけれど、それがなんなのか結局わからなかった。
犬や猫でもないし、カラスでもない。キヤンキヤンと甲高い声で、のたうち回っているのか暴れながら何かと戦っているのか。大きな鳥のような感じではあった。鷺とか?
富良野で半年生活していたときに、明け方に得体の知れない動物が雄叫びを上げていて何だろう?と思ったことを思い出した。
あれも大きな鳥かなという感覚があった。鷺とか?
◯ねじ花2020②
花芽が上がってきたと思ったばかりだったねじ花がもう下から咲き始めていた。
首をかしげるようにしなだれ気味だったので慌てて水を遣る。
下から上へ少しずつ咲いていくねじ花。
これから毎日が楽しみだ。
◯父とのたたかい
箸がない見つからないと言って、菜箸で私がつくった晩ごはんを食べようとした父に瞬時に心底ムカついて、「なんで菜箸、そんなので食べないでよ」と制止する。
箸はちゃんと探せばあるはずで、きっと自分の部屋に持ち込んだままになっているに違いないとも思っていたので。
それでまた、すぐ目の前で「だってないんだもん!」と(半ばふざけて?)声を上げる父にさらにムカつく。
飛沫感染のリスクになるようなことを、ヤメてね避けてねと散々お願いしているのに、こうやって近くで声を上げるしくしゃみもし放題。本当にやんなる。
六月十二日 金曜日 曇り時々晴れ
前回もそうだったけれど紫陽花があちらこちらで綺麗に咲き目立っている。
立派なタチアオイが咲き始めているところもあった。
そして道端のねじ花たちはもう咲いていた。美しいピンク色の控えめなフリル。
今日は母には会えなかった。
日によってリハビリ時間がまちまちなので仕方ない。
◯寒いスーパー
帰り道、スーパーに寄る。
ここのスーパーはたぶん、特にクーラーが効いていて寒い。
今日はもう寒くておなかも痛くなってきて、必要なものだけをぱぱっと買って帰りを急いだ。その道中はとても蒸し暑かった。さっきはあんなに寒かったのに、と足早に思った。
◯一貫せよ
昨日でU-NEXTの無料トライアルが終わったので、放置状態だったNetflixに戻って『賢い医師生活』を観始めた。とてもおもしろかった『刑務所のルールブック』(『応答せよ』シリーズも)の演出家のドラマだと知って。
一話目はちょっと、いろいろ掴めない掴まれないまま、ぼーっと観るしかなかった。
でも、きっとちょっとずつハマっていくのだろうからと観続けて、3話目に差し掛かる頃にようやくその予想は違ってなさそうだ良かったと思えた。
というか、もともとの原題『賢い監房生活』(直訳)を、『刑務所のルールブック』にしたのなら、今回の次作だって『病院のルールブック』とかにするとか、そもそも『刑務所のルールブック』なんかにしないで原題まま訳した『賢い監房生活』にしとけばよかったのに、、と思ってやまない。だってこれじゃシリーズ2作目って気づかないじゃない。私がしばらく気づかずにすぐに観始めなかったように。
それにしても、ずーっと観ていられるドラマだ。
◯対岸の
おめでとうチャンミン。としか言いようがない。
そして、チャンミンと結婚する女性がこの世にはいるのか・・・という感慨深さがただただ寄せては返す。
六月十一日 木曜日 晴れ
◯ドキン
昨日、ひさしぶりの友達からひさしぶりに連絡が来た。
「明日お茶でもどう」というありがたいお誘いに、ドキンとした。
「誰かに会いに出掛ける」という行動が(母の病院へ着替えを取り替えに出掛けるのとついでに買い物するの以外には)まったくもう、日常のなかに想定もされていないというか、ないものになっているので、見た目もだるんだるんだし絶対ムリだ・・・と思った。
そして、そっか世間はもう人と会ったりしてるのだな、と。
◯ねじ花2020①
鉢植えのねじ花の花芽が上がってきている。今年も3本。楽しみだ。少しピンク色味かかってきている。
六月十日 水曜日 晴れ
思い切り晴れているので玄関マットと台所マットを洗濯し干す。風も強いので乾きやすそう。
風が強いのでよく乾いたけれど、あっという間にふき飛んでいた。階下に落ちなかったのは幸い。
このあと、『秋の童話』のおっぱいにうっとり魅了されていることを書いたけど、更新ボタン押したら消えた。おっぱい・・・。
六月九日 火曜日 晴れ
◯目覚ましでは起きられない
昨晩、天気予報を見たら、予想最高気温が31℃だったので、母の病院へは早めに行こう、とひさしぶりに目覚ましアラームをセットして起きた。
ひさしぶりの慣習のせいか、脳がそれを何なのか認識できなかったのか、鳴り続ける振動をしばらく背中越しにただ感じていた。音はもしかしたら出ていなかったのかも。覚えていない。
少しして、「あ、目覚ましか」と気づく。
慣習というのは一つひとつ意識を連動させていないと意味がないのだな。
「目覚ましが鳴る→起きる」というところまで意識しておかないと、人はアラームでは起きられないのだ。ちゃんとは。(結果的に起きるけどね)
◯夢め
そんな風に薄れてしまう感覚もあるというのに、なんだか夢に気持ちをとても揺さぶられた気がして、なんだっけと思い返して見たら、まだこの人が出てくるの? という苦い人間関係となってしまった女性にまた苦しめられる夢を見ていた。ゾッとして呆れた。
現実でもう会うこともないだろう会いたくない人にも、夢でなら会ってしまう。夢め。
◯家族の距離
母には5メートルほど先で会えた。
「これからリハビリ」とにこにこしていた。
次回の料理のリハビリではコーンスープを作るそうだ。一度も作ってもらったことはないが、退院したら振る舞ってくれるだろうか。
「父ちゃんがすこし恋しいわ。たまに夢に出てくる。でも可笑しいのが、父ちゃんの顔と坂本九の顔が交互に出てくるの」と笑っていた。
確かに、似ている顔立ちかもね、と私も笑って答えた。
母は、自分のことを「母ちゃん」、夫(私にとっては父)を「父ちゃん」と呼ぶ。
でも、そう呼んでいるのは三姉弟の中で真ん中の弟だけだ。
私はパパ・ママ。下の弟は(距離を取って)名前にさん付けしたりしなかったり。
◯T君
家の手前まで帰ってきたところで前方に親子連れがいるのが目に留まり、その中の男性(父親)がこちらを見たので私も見たら、T君?と思った。
上の階に住んでいた一つ年上のT君。ピアノを弾く、好感度好青年のT君。
家族で実家に戻ってきているのだろうか。
とっさに顔を伏せ、階段で鉢合わせしないようわざと通り過ぎた。
◯凌ぐ
お昼にパスタを食べ始めたら急に不安が襲ってきた。たまにあること。なんとか気をそらす。
数年前に「あれなんか不安」と思った途端、激しい動悸が襲ってきてものすごく動揺して以来、その経験も不安を増幅させるようで、なんとか気をそらして凌がんとしている。
黄体期だからとか、更年期かとか、心臓に負担が掛かっているのかとか、パニック障害ってやつ? とか、いろいろ考えるけど、一番安心できる理由「ホルモンのせい」にして凌ぐ。
六月八日 月曜日 晴れ
また新しい週明け。
◯ストックに慣れるまで
生協でやっとホットケーキミックスを購入することが出来た。
私はあまり「ストック」というのが馴染まない。お店に行けば買えるのだから、と買いだめしたりすることはなかったけれど(よっぽどレアなグミやスナック等でない限り。苦笑)。
けれど、「いつ買えなくなるか分からない」という状況を経験して、レアなグミやスナックをいくつか余分に買っておくように、最低限万が一のときに困らないように構えておかなければいけないよなぁ。と思うようにはなった。
とはいえ、急にはうまく買いだめられないのだけれど。
それでも、災害時用トイレは先日買い足した。警察で災害対策の仕事をしている友が、これだけは必ず必要になるから、と教えてくれたので。
で、その友がやはり食も少しずつストックしていったほうがいいとも先日言っていた。
急にむやみに買い占めたりはしたくないけれど、少しずつでも備えておければと思う。
六月七日 日曜日 晴れ
◯家族に起こされただけ
また朝から、しかも日曜の早朝から草刈り機の音で起こされたと思ったら父だった。昨日の室内干ししていた洗濯物をベランダに出したついでに音の元を見たら、父が弟の家の庭の雑草を刈っていたのだった。あんたかい、と恨めしく部屋に引っ込む。
◯小さな痛み
昨晩もだったのだけれど、夜遅くになって左腕の内側の手首の近くがズキンズキンと痛むのだった。
周辺をマッサージしてみたりするけれど、それで和らぐわけではなさそうだった。
たまに右足の親指の爪の付け根のあたりがズキズキ痛むのに近い鈍痛。(これは、まさか痛風? と思っていろいろ検索した限りは、ちょっと箇所もずれているし、痛風ではなさそうだった。)
こんな風に、日々は、誰かに言うまでもない小さな痛みとともにある。腰もだいたいいつも痛い。朝起きると喉も痛い。
六月六日 土曜日 くもり
今日はなかなか蒸し蒸ししている。ほぼ無風。
母の病院へ。
にこにこと元気そうだったので動画を撮って家族LINEに共有。
ひさしぶりに野良の三毛猫にも会えた。マジ蒸し蒸ししてるよ、って感じだった。
ザクロのオレンジ色の花も目に留まった。2箇所、ザクロの木を新たに見つけた。アケビの木もあったらいいのにな。
◯悪い茄子
往来で茄子の花に似た茄子の花じゃないのが咲いていたので、時々見かけるものだから調べたら「ワルナス(ワルナスビ)」とのこと。ひと目で名前の由来を察する。
◯ひさしぶりのコンビニ/名前の通り
かなりひさしぶりにコンビニに寄った。
病院と家との間にファミリーマートがあるけれど立ち寄らずにいた。
目当てのお気に入りのお菓子はなかった。コーンポタージュスナック。リスカ㈱のじゃなくて(こちらもおいしいけれど)、ファミマコレクションのもの。サクサク食感具合が好きなのだ。キメが細かめなのかな。
もう一つの目当てのモチモチ食感のメロンパンはあったので、父の分も買って帰った。
六月五日 金曜日 晴れ
◯扇風機とエアコン
昨日、ふと思い立ち、ストーブをしまって扇風機を出し掃除しておいた。
そのあと、暑くて扇風機が心地良く、このタイミングで掃除して出しといて良かった、と自己称賛と自己満足した。
今日、エアコンの掃除をした。
だいぶ暑くなってきたから、このことを称賛し満足する日も近いだろう。
◯リモコンの群れ
夏に向かいさらにリモコンが増えて溢れている。
テレビ(最近は殆ど使用する機会がないけど)、fireTV(最近はほぼこれ)、照明(最近導入化)に加え、扇風機とエアコンのリモコン。
なんかきっと一元化に近いこと出来るんだろうけど、めんどくさいなと思ってしまう。
ついこの前まで、天井照明を十数年もの間、電球をキュルキュル回して点け消しし続けた人間である。
六月四日 木曜日 くもり
虫歯の日。
そういえば左の奥歯が抜けちゃう夢を見た。激しかった・・・夢で良かった。
母が元気に歩けるようになって退院してきた夢を見た。嬉しかった。早く現実になりますように。
◯北風とホルモン
昨晩。
黄体期後期、月経一週間前だからか、夜になって頭痛と、体が熱くて熱くて、冷えピタと保冷剤で体を冷やす。
こういう時にいたずらに熱を測って不安になりたくないのでしないんだけど、なんだか計ってみた。37.2℃。
あら、と思いつつ、基礎体温が36.8℃くらいなので、黄体期ならそういうこともあるよな、と。
夜中、極たまにあるけど、熱くて寝間着を脱ぎ捨てた。熱くて。
ホルモンに脱がされているのでは?
そう思った。
『北風と太陽』みたいに。体熱くされてホルモンに裸にされている。そうして生殖せよと促されているかのごとく。
無駄だよホルモン。
まんまと露出したけれど、迫る相手がいない。
◯大文字
「キユーピー」なのか。
「キヤノン」のように。
六月三日 水曜日 晴れ
◯夢で会えた
■君だと思うんだけど、思わず夢に出てきた。会いたいな。もらったクランキーチョコはまだ食べていない。
◯脳が覚えてる
暑いので昼下がりをだいぶ過ぎて四時を回った頃に母の病院へ。
道々の草花を見ながら歩くのは毎度愉しい。うつろいを感じるのも。
ヘラオオバコ、どくだみ、ノビル、ホタルブクロ、桑の実、杏の実・・・
母はリハビリ中で会えなかった。
今日はリハビリでお好み焼きを作ったらしい。ひっくり返すのが難しかったらしい。
「リハビリ先生が言うにはのうがいくらかおぼえているものなんだそうです。にんげんのからだってすごいなとおもいます。」
今日は暑かったので冷やし中華を作った。麺が美味しかった。
◯Tシャツの力
半袖Tシャツを着て出たらとても涼しくて快適だった。Tシャツってイイんだなーとしみじみ感じながら歩いた。
Tシャツで出掛けるなんてこと、高校くらいまでだったと思う。体の線を拾いやすいから外出着としては禁忌だった。
けど、もういいやどうでも、近所の病院行って帰ってくるだけだし、と。Tシャツって便利ね。
六月二日 火曜日 くもり
八時台から草刈り機の爆音で起こされる。
◯予報通り
なかなかの曇り模様だけれど、天気予報を見るとお昼頃からは晴れ予想。
期待を込めて洗濯機を回す。
晴れ間が見えてきたなと思ったところでピーピーピーと洗濯の終わった音。
若干陽射しに当たりながらベランダで洗濯物を干す。
その後、結果「入道雲出てる⁉」と空を仰ぎ見るほどに晴れた。
◯綺麗箱
汚すぎてちゃんと掃除するのを避けてきたキッチンのゴミ箱をいよいよ洗う。浴室で本腰を入れて。がんばった。じぶんも汚れたし汗だくになったので、そのままシャワーを浴びた。ちょっとバテた。
避けてきただけある汚れだったけれど、もう綺麗だ。素晴らしい。
六月一日 月曜日 くもり
この生活になって二ヶ月が過ぎた。
さて。
◯ヘアドネと略すらしい
伸びに伸びている髪はヘアードネーションしようかなと思うようになった。
まだ先になりそうだけれど。
◯くもり声
燃え殻さんのラジオを聴いている。
深夜向けのトーンだけれど、今日みたいな、グレイ色のくもりの日、にもとても合うなあ。
また燃え殻さんの声がいいよ。
私もオンライン飲み会一生出来ないと思う。
ラジオってやりたい。
◯VIVA
先日買ってきた6個入りのびわを、食事したあとにデザートのように一個ずつ食べている。おいしくて幸せでたまらない。びわを食べられる世界に生まれて良かった。