きょにっき2020年9月後半

2020/09/30(水)晴れ

誕生日を迎え、友たちからありがたく贈り物やメッセージが届き、電話をもらった。うれしかった。

両親からはひと言もなかったけれど、今回のリフォームが一生ぶんのプレゼントだと思っている。

◯4Kテレビと〈あれ?〉感

昼下がり、母が買い替えたテレビが届く。

ポイント商法ループの渦中にまだいるのか、父が某社で注文したテレビ&スピーカー内蔵台はバカでかかった。酔うよ。

けど、4KでNetflixも観られるやつだったので私のアカウントで観られるよう設定してあげた。

私は同時視聴が2つのデバイスまでのプラン。

夜に父が帰ってきて観始めたら私含め3人で取り合いになってしまうので、母は昼間メインで観てねってことになった。

配送・設置・引取りにきた業者さん二人は、若いアシスタント的な子がなんとなく〈あれ?〉という感じの子。

メインで設置をしている年配の人の方は、作業はしっかりしているしアシ君への口調も丁寧だけど、その声色のなかに普通とは違うものが感じられた。アシ君が危ういのは先輩も重々承知なのだろう。

アシ君があまりにも引き取ったテレビを台車で運ぶのにガッシャンガッシャンただならぬ〈あれ?〉感でやっているので思わず「静かにやってください!」と制した。すぐに「すみません!」と彼は謝ったけど、言うなら「静かに」じゃなくて「(マンションの共用部分を傷つけないために)乱暴にやらないでください」の方が良かったかな、などと思った。

◯夜になってスーパーへ買物しに外へ出て、自転車置き場から原付を出そうとしたところで、ふわり金木犀の香りが鼻をかすめた。

暗くて見当たらないけれど、どこか近くで咲いたのだなと思った。

◯食材をたくさん買って帰ってきて、しまい終えたところで友Kからの電話が鳴った。

とても可愛らしい声で誕生日おめでとうの歌を歌ってくれた。

8月頭にメッセージのやり取りをした以来の彼女、忙しいのかなと思っていた。

けれど、それだけじゃなかった。

友から連絡が来ないことを、連絡をくれないともどかしく思っていた自分を恥じ後悔した。そんなだから、私は。

Kが安寧であることを。

◯日付が変わる頃、プレゼントを送ってくれたYさんとビデオ電話。

画面のほとんどを占めたのがこちらを凝視する猫さん。

まったりながらいろんな感覚。

2020/09/29(火)くもり時々晴れ

もっと晴れてくれないかな。

洗ったラグに乾いてもらわないと困る。

◯近いけど

テレビでパラオ共和国のことをやっていて、「パラオってどこらへん?」と母が言うのでさっき東南アジアって言ってたじゃんと答えると、合点がいったとばかりに「あぁ、パラオニューギニアって言うもんね」。

いや、それはパプア。パプア・ニューギニア

◯上がらない

昨日の突っ張り棒で天井上がっちゃった問題。

補修したあとのYさんが言うには、

「遊びがあるのかな? って天井押してみたんですけど上がらなくて。

で、大工さん(昨日から私の部屋のクロス張り替え作業してくれている人)に経験上どうか聞いたんですけど、寒い時期はコンクリが縮むことがあるらしくって。

本当にそういうことかは分かんないんですけど、様子見で」

突っ張り棒で上がっちゃったんじゃないんかい。

んで、コンクリ縮むって。新事実や。

◯リフォーム終わった(たぶん)

夕方、作業が終わって引き渡し。

ソファもベッドも戻してもらえて本当にこればかりはとても助かった。

Yさんはしきりに「いろいろ遅くなってすみませんでした」と謝っていた。

いえ。終わりよければすべて良しですよ。

私の口からはそんな言葉がついて出た。本当かよ。

フローリングがクッションタイプで歩くたびにふわふわするのは慣れるのだろうか?

リビングに押し寄せていた荷物たちを部屋に戻す。

高さがありすぎて使い勝手がずっと微妙だった本棚を粗大ゴミ集積所へ。

へとへとでストレッチポールに乗る。

日付が変わった。

シャワーを浴びて寝支度をしてゆこう。

2020/09/28(月)晴れ

秋だ、と実感するすがすがしい日和。

リフォームも今日で4日目。

明日で無事に終わりますように。

◯入れ代わり立ち代わり

職人さん

職人さん

生協さん

ケアプラザさん

理学療法士さん

看護師さん

介護用品会社Kさん

…今日は実に朝から7人もの方が断続的に入れ代わり立ち代わりで訪れ、対応した。

ふう、ちょっと一息…と思ったら、もう母が「お腹すいた」。

夕飯の準備に取り掛かる時間が迫っていた。

母の食欲がたまに怖い。笑

まぁ、良いことだけれど。

◯上がる

若い衆がやった天井の塗装を今回の職人さんのリーダーみたいな人Yさんがチェックしてくれて、そのときに「気になるところはありますか」と言うので見渡してみて気づいたのだが、食器棚のある端っこの天井と壁の境2メートルほどに渡って地の黒い汚れが見えるように出現してきてしまっていた。

あそこですねと指差すと、「突っ張り棒ですね」とYさん。

確か塗ってもらった当日はすべて綺麗に白く塗られていたのだけれど、よけていた食器棚の上の地震対策の突っ張り棒を昨晩父に元通りに突っ張ってもらったのだが、それが、そのせいで、天井が上に上がって、そのぶん前の黒い汚れが出てきてしまったということだった。

天井って上がるんだ…突っ張り棒で。

意外な事実であった。

出現してしまった黒いところは明日Yさんが修復してくれることになった。

2020/09/27(日)くもりのち晴れ

昨日から洗面台でうがいして天井を見上げたときに「あ、きれい」と塗装してもらったことを実感する。

◯チョコが

大事に取っておいたバレンタインのお返しのチョコを母に食べられた。

ふと見たらリビングに大移動した私の荷物の中から件のチョコを見つけ、開封しもぐもぐと食んでいる。

「食べちゃった」

おい!!!!!

それはバイト先のお気に入り男子にバレンタインのお返しにもらった大事な大事なチョコなんだよ!

爆笑しすぎて静止している母。(腹筋がなさ過ぎて笑うとこうなっちゃう)

この笑い方、動かなさ過ぎて、死んでしまったのではといつも不安になる。

「こんな安っぽいチョコ」

そう言ってまた静止。

それ以上言うな!!

モノの価値は値段じゃないだろう!

私の大事な…大事な思い出………………は、呆気なく小腹の空いた母に食べられた。数日前から狙っていたらしい。

賞味期限は年末だったから……その頃になったら大切に食べよう。なんて思ってたのに。

秋晴れ日和な夕方に、密かなその思いは、砕かれた。チョコだけに? うう。

今日はまた驚くこと。

一日中気持ちをもたげること。

かと思えば劇団ひとりの手品に、かつてないほどに大笑いし、……けどそうだな……なんだか、笑えるときに大笑いしたい、のかもね。笑えないことがずっと続いているからかも、ね。

今日も母と笑い合えたし、まぁ言い合いもしたけど、仲良く過ごした。

最近思うのは、今母が死んでしまったら淋しくてたまらないだろうな、ということ。もっと仲良くもっとしばらくしていたかったな、って。前は思わなかったこと。

◯隣のヒヤシンス

隣のおうちのベランダの、水耕栽培のヒヤシンスは、数日前に鉢植えへと移行していた。

水耕を諦めた、のだろうか。

なぜ鉢植えにした、のだろうか。

というか球根が大きすぎて、実は玉ねぎなんじゃないだろうか? と思えてきている。

2020/09/26(土)くもり

「8時50分だよー」と母に言われ目が覚める。

今日のリフォームも9時からだ。

慌ててトイレへ…というところでピンポンが鳴った。早い!

今日はなんとか工期にねじ込まれた天井の塗装。

若い職人さんが二人来て、養生に養生を重ねている。

私の部屋も引き続き熟練の大工さんが作業。

私と母は連日詰めていたダイニングキッチンからも追われ、それぞれに私はリビングのちょっとした隙間、母は自室のベッドに身を寄せている。

土曜の朝の情報番組はゆるっとしていて良いね。顔ぶれも。

◯縦か横か

取り付けられ始めた自室のドアを見て、その木目方向が横なのが気になった。

横だっけ?

ずいぶん前に縦目か横目か選んだときはこっちじゃなかったよな感、がざぶざぶと押し寄せる。

横だっけな…?

縦だよな…。

私の生理として横目を選ぶ気がどうしてもしない。

けれど父の部屋から探し出したドア見本には何も印を付けていなくて確信が得られない。担当K氏は確かその時目の前で印を付けるか書き込みをしていた。

K氏に電話をして確認してもらうと、自信なさげに聞こえる声でこう言う。

「横で……承ってますね……」

うーん。そっか。

けど…本当?

K氏への信用感がまるでないので半信半疑が拭えない。

「ただ今回、大島様にはいろいろご迷惑おかけしたので…交換のほうは無料でさせていただきます…受注生産のドアなので二週間後くらいになると思いますが」

うーん。けど私が横って言ったなら(今さら取り替えさせるの私の横暴になっちゃうし)それならいいです。と引き下がった。けど、

横かなぁ…。

横…?

とずっと思ってやまない。

ただ、母がしきりに「横のほうがオシャレじゃない」と言う。

私としてはオシャレという観点ではなくて、部屋のフローリングが縦方向に走っているので、ドアもそれに合わせて縦目にしたいという生理なわけだが。

それでも母がそう言うので、そうか? と思いつつ、そう思って落ち着けたらいいな、となんとか納得したい心地。

まぁ、週明け火曜に全体が完成してからでも、どうしても違和感が払拭できなかったら取り替えてもらおう。そうしよう。

それにしても。

あの日、本当に横目を選んだとしたら、どういう文脈で自分がそっちを選んだのか、とても知りたい。

2020/09/25(金)くもり

昨日はくたびれて夜8時にはベッドへ。頭痛もあって。

母のセミダブルベッドに一緒に寝さてもらうことになったけど、お互いにぎりぎり狭くて、朝になって母が起きて一人でベッドを独り占めにできてからぐっすり眠ることができた。

私が起きると入れ替わるように母も「眠い」とベッドへ。

だからだね、起きなきゃいけない時間までまだあるのにずっと起きろ起きろ言ってたのは、と笑い合う。

◯ゆるも過ぎると

リフォームの不安は的中し、もう一日工期の延長を申し入れられた。

それぐらいなら仕方ないけれど、自室以外のキッチンと脱衣所の天井の塗装はこの工期中のいつやる予定なのか確認したら、担当Kは大工に聞けというし、大工はまだ調整中で今回の工期中には組まれていないんじゃないか、などと言う。

そもそも天井の塗装は、先月末のリフォーム第一段階(キッチンの壁紙と介助用手すり)と同じタイミングでやるはずだったのに、いつの間にか抜け落ちていた。そのために荷物をいろいろよけておいたのに。

いや、そもそものそもそもは。

今回のリフォームは、母の退院に合わせて手すりを設置する「介助ケア用品会社」の担当であるK氏が、リフォームも出来ると言うのでついでにやってもらうことになった。

これが良くなかった。

K氏は、普段リフォームなど段取りする人ではないので、すべてがしどろもどろ・後手後手・ゆるい、という有様。

出来ないなら出来ないと言えばいいものを。

相見積を取ったもう一社の方がよっぽど専門業者だし良かったろうに。

それだって、Kは私の部屋のリフォームは9月頭になると言うので、工期が9月末になるというもう一社を断ったというのに、結局Kもこんな時期にズレ込んでいるという目も当てられないお粗末ぶり。

なので。

今になって、まだ天井塗装の段取りついてないだと!? と、もう本当にいやーーとなり、父に電話させて一喝してもらい、天井塗装もいっそキャンセルすると伝えてもらった。

と、恐縮に恐縮を重ねた食い下がりで(これはもう彼のやり口なのかしら)、最終日になんとか塗装を間に合わせるよう調整した、と連絡をよこしてきた。

最初からそれくらい本気出せぃ!!

◯放れる

メインでつかっていたMacBookProが起動しなくなった。

いろいろ、何度も、手を尽くしたけれど、たぶんこれはダメだ。

いよいよこれも、手放す。

2020/09/24(木)くもり

目覚ましの10分前に目が覚める。

雨は降っていないけれど、風が強く、気温も低くて洗濯には向いていないなぁ。

◯自室リフォーム一日目

朝9時。

リフォームの人たちがやってくる。

懸案だったどデカいソファは、左右に分解できて無事にリビングへ運び出してもらえた。ホッとする。

で。畳を上げた職人さんたちはしばし沈黙。なんか、不安。。

◯ゼロ

昨晩Twitterからアカウント確認的な通知が来ていて、途中までやったけれど、よくある「携帯電話番号を入力して送られてきた番号を入力せよ」で携帯電話番号を持っていない私は出来なくて、母のスマホを借りるには時間が遅く、ひとまず放っておくしかなかった。

で、今やろうと思って開いたらフォローがゼロになっていた。

検索したら、Twitterのバグらしいけど、復旧してくれまいかのう。

→午後には復旧した。良かった。

◯アンという名の少女

それぞれに居場所を追われた母と私は、ダイニングキッチンに詰める。

データ化した手紙の中から、母が父と『赤毛のアン』の舞台、カナダのプリンスエドワード島へ旅行したときの絵ハガキをノートPCの画面で母に見せたら泣いて懐かしがるので、そのままNetflixで『アンという名の少女』を見せる。

先日からNHKでの放映を観始めた母は、まだ第一話の前半までしか観られていない。

夢中になって第4話まで一気に観た。

前に観たのとはここが違うわね〜、これは現代版ね〜、などと言いながら。

2020/09/23(水)曇のち雨

◯とばっちり

約束の15分前にピンポンが鳴り起こされる。

まだ時間前じゃん、と思ったけどあのままだと時間になっても寝たままで結局ピンポンで起こされていただろう。

起き抜けで介護用品の説明を受ける。

◯肉のその後

テレビで焼きそばが映し出されれば、「お昼は焼きそばがいい」。

焼きビーフンならあるけど? というとしかめ面。

じゃ、うどんならあるから焼きうどんでどう? と聞くと「いい、いい」。

小松菜と、先日牛肉だと思ったらどうやら豚肉だったぽいお肉とで、作った。臭み消しは念入りに。

で、今回はあえて母には肉のことを言わずにおいた。

と、「おいしい」と言いながら食べ始めた母が少しして、「今日のはちゃんと牛肉ね」。

思わず笑いながら、これはこの前のと同じ肉だよ! と教えてあげると母も爆笑。

日本酒と砂糖と生姜と粗挽き胡椒と醤油とで、念入りに施した臭み消しは、豚肉を牛肉に変えた。

果たして。

真相はもうひとつのパック冷凍肉を食べてみればわかる。……はず。

◯リフォーム前夜

ついに明日から自室のリフォーム。

明日の朝、最終的にリビングへ移動するものを除いて部屋はさっぱりとしている。

ちゃんとリフォーム、ちゃんとしてもらえますように。(これまでの道のりがドタバタだったのでちょっと不安。)

2020/09/22(火祝)雨

連休だからって関係ないけれど。

◯夢でばかり

友だちのたくさん出てくる夢を見た。

どのひとも会いたいひとだった。

◯生活

めずらしく父はずっと家にいたけれど、昨晩から咳をしていて「喉が痛い」とか言うから、薬を飲むよう促してのど飴を渡した。

今日は昨日ほど咳をしていないけど、まだあやしい。それなのに在宅ワークしてる。熱はないらしいけど。

私はといえば、木曜からいよいよ自室のリフォームが始まるので少しずつ家具や荷物をリビングへ。

無考えに運んでしまうと母の生活スペースが侵されるので慎重に。

母は服用薬の副作用なのかだるかったり、どこかしら痛がったり痒がったりふらついたりしながらも、よく食べてよく笑うので助かっている。

それでも、親しい友人からの電話口では、「普段の生活に馴染んでいくほど自分の重症さが分かって厳しい」というようなことをこぼしていた。

確かに、出来ないことも多い。どれだけもどかしくつらいだろう。

私は……おいしいご飯をつくることだ。

2020/09/21(月祝)くもり

午後から晴れるというから洗濯したけれどどうか。

昨日ベランダ園芸の模様替えをしたせいだろうか。すずめがよく訪れている。様子を見に、かしら。

◯おいしい

起き抜けに「キュウリおいしかった」と言われ気分良くなる。

昨晩、母の朝食用に用意しておいたキュウリとミニトマトのバジルマリネは母の口に合ったらしい。

昨晩もあり合わせで作ったさつま揚げと舞茸とピーマンのきんぴら(薄味)を、「とてもおいしい」と喜んでくれこちらも嬉しい。

なのに、さっきリハビリに訪れた介護士さんに「朝は全部自分で作ってます。この人(私)起きてこないんで」とか人聞き悪いこと言ってて憎たらしいわぁ。

◯カチューシャ

それなりに、たぶん長く使ってきたカチューシャが、パキっと割れた。

なんか腕がかゆくて、カチューシャの内側のザクザクなってるところで掻いてみたら割れた。

いつもと違う使い方をするものではない。

おそらく百均あたりの、なんでもない細く黒いプラスチック製のであったけれど、カチューシャとのお別れをこのようにあっけなく迎えたことはなかったように思う。

こんなにも簡単にパキっといってしまうのが、よくこれまで持ち堪えていたものだ、と感心もして。

接着剤でくっつける? などと一瞬考えてみたけれど耐性なさそうで。

さようならした。

さようなら、名も無きカチューシャ。

もっと可愛いカチューシャに生まれ変わってまた私の頭にはまりにきてね。

2020/09/20(日)曇ったり降ったり

◯好きなものは最初か最後か問題

好きな順に食べていったほうが良いだろう。

そうすれば、どの子も一度は一番になれる。

いろんなおかき10種類が入ったおつまみスナック「つまみ種」を食べていて思ったこと。

◯リアル過ぎる

やけにリアルな変な夢を見て、起きて不安になり確認する。夢だった。ホッとした。けれどリアル過ぎたので何度も確認してしまった。

マシ・オカじゃなかった

ハーフ・オブ・イット』をようやく観た。

途中で「このお父さん役、マシ・オカか!」と思ったけど、観終わって調べたら別人だった。

私の「マシ・オカか!」を返してほしい。似てたけれどなぁ。

◯蚊期

ベランダの鉢植えたちを整頓。

どうかなぁ、いやどうかなぁ、と思ったけどまだ蚊に刺された。4箇所たっぷり。

ベランダに出てすぐに虫除けスプレー掛けようと思ったけど、プッシュした途端パキってノズルが割れてもうスプレー出来なくなった。スプレー自体をベランダにずっと置いてたせいだ。

それで諦めたけど、姿は見えずともどんどん脚がかゆくなっていくので遅ればせながら虫除けスプレーのキャップを取って無理やり手足に振り掛けた。

暑さが過ぎようとも、9月はまだ、蚊いる。

2020/09/19(土)くもり時々 晴れ

今日は最高気温27℃予想だけれど、明日は最高22℃最低21℃となっている。寒そ。

百日紅はまだ咲いている。8月からひと月以上も。

国民年金のお得な払い方メモ

年金はまとめて支払うと割引になる。

けれど、1年とか2年とかドカンと払うつもりはない。

月払い単位もしくは頑張って6ヶ月でのお得な払い方を比較検討する。

口座振替の場合

・「月々の保険料を口座振替の*早割(当月保険料を当月末引落し)で納付すると年間600円(月額50円)の割引となります。」

・6ヶ月前納(約10万円弱)だと、1,130円割引(月額188円)

▼クレジットカード払いの場合

毎月納付での割引なし。

ただしクレジットカードのポイントが貯まる(月額165円)。

・6ヶ月前納(約10万円弱)だと、810円割引+ポイント984円(月額299円)

▼▼▼クレジットカード納付の6ヶ月。にしようと思う。

けれど、申込みのタイミングがまるで間に合わなかったので、適用は翌年4月以降分〜になる。それまでは当月納付扱い。ガビーンだけど仕方ない。

それにいつまた厚生年金になるとも限らないから、しばらくは当月払いで良かろう。

今日は実はイライラしている日だったような。

何を見ても面白くない気持ちが突いて出てくるような。

写真も手紙もひと通り整理して、残るはやるとしたら大量のメモ書きとノートなんだけど、古いのは浪人時代のからあって、なかなか目を通すのしんどい。手書きのポケベルの変換一覧表とかもあったりして。ひとまず無理せず取っておこうか。

こんな夜はもっと考えたりしたいのだけれど、気温も22℃まで下がって秋の夜長の入り口のような。

2020/09/18(金)晴れ時々くもり

風がとても強い日

◯父譲り

母の部屋と化しているリビングも、少しずつ母に整理・片付けをしてもらっている。

一日引き出し一つぶん、とか疲れない程度に。

母は昔から片付けが下手だ。

物が散在していてとりとめがない部屋になっている。

今日片付けた引き出しから、「おもしろいものあるよ」と母が見せてくれたのは、昭和55年に父が書いた「誓約書」。

臨床検査技師になるための学校に通うために一年間予備校に通わせてもらう代わりにこれこれ云々……といろいろ誓約している。

その字は確かに父の字で、それが、こんなに昔のがこんなにきれいに残ってるかね、と感心するほど良い状態で保管されていた。

それにしても昭和55年といえば私ももう生まれている幼少期。

なのに予備校!?

我が家の子供達の放蕩癖はこの人故?

だったらちょっと納得・安心するわ。

などといろいろな思い。

で、どうなったの?

と母に時系列での詳細を訊いても、母もうろ覚えで時空を超えて脱線していく。

しまいには、「私も忘れた。父ちゃんに訊いて」

父に聞きたいけど、話したくないかもな。笑

ビーフ or ポーク

牛肉買ったよ何食べたい?

と母に尋ねると、

「牛肉のごぼう巻」

ごぼうがないよ、

と言うと、

「牛丼」

というわけで、えのきと豆腐も加えて肉豆腐に。

しかし、昨日買ってきて小分け冷凍にした牛肉が、豚肉と見分けが付かない。

けど確か、牛肉は小出しに料理しよう、と思って3つに分けたはず(その他豚肉などは2つ分け)。と思い出し、そうなっているジップロックからお肉を取り出して解凍し鍋へ投入。

が、しかししかし。

煮立っていく肉を見つめても、味見をしても、その肉がなんだか豚肉っぽいのだ。馴染み深い味なのだ。

母に一口食べてみてもらう。

「……うん。豚肉っぽいね」

牛肉食べてなさすぎ。確信に至らない二人。

「牛肉が100g/108円だ! って飛びついて買ってきたけど、豚肉だったのかな?」

「そうだよあんた、きっと」

……ってことになったけど、けど確かに牛肉だったと思うんだけどなー。もう一つのパック分けした方が牛肉だったのかなー。

と生ぬるいまま夕飯を終えた。

食後、部屋に戻って昨日の買い物のレシートを覗き込んだ。

豚ロースしゃぶし

鶏ムネ肉

牛豚合挽

オージービーフ

あったビーフ

オージービーフ

ビーフ買ってたじゃん、ちゃんと牛肉!

多分、小分け作業の時に牛豚を取り違えたのだろう。

良かった。とにかく。100g/108円の牛肉は存在していた。

◯復帰

そろそろ社会復帰というか、外へすこしでも働きに出ることを考え始めていた。

けれど先日のゆる転倒に加え、一昨日の尻餅未遂、そして今朝も転倒して起き上がれずにいたところを父に助けてもらったらしい。

(寝汗をかいて目が覚めて、窓が開いているのか確かめにリビングのカーテンを開けようとしたところでふらついたらしい。幸い腰などは打たなかった様子。)

私はそれを夜になって帰宅した父から聞かされた。

日中、母は私にそれを話さなかった。

まだちょっと働きに出るのは先かな、といったところ。

2020/09/17(木)曇り時々晴れ

少し暑さがぶり返した。

◯牛

夜、スーパーへ買い出しに。

牛肉が100g/108円という破格値段に、春以降食卓を任されてから初めて牛肉を買った。(牛豚合挽き肉を除く)

ここのスーパーは肉類が量多く安めでたくさん売られている。品質はそれほどだけれど、まとめ買いにはもってこいだ。

病院食で出された魚類が鮮度も品質も悪くてしばらくは食べたくない、と母が言うので、まだ当分は肉類中心の食卓だ。

なので今日も、鶏むね・牛薄切り・豚薄切り・合挽き肉を買い込んで、小分けにし冷凍保存。この作業は結構好きだ。

2020/09/16(水)くもり時々晴れ

9月も後半か。

昨日のむくみはすっかり消えて。

◯ちゃんとした署名

古い紙焼き写真に加えて、手紙や年賀状もスキャンしデータ化している。

御三方ほどどんな人かどうしても思い出せない人がいた。年賀状のやり取りまでしたというのに。。

また、誰からもらったかどうしても判明しない差出人の名前が書いていない手紙もあった。

手紙というか、ノートに綴った手紙を切り離して四ツ折にしたメモ書きのような手紙だ。

いや、正確には末尾にそれらしき署名が書いてあるのだが、どう目を凝らしても「びびんべ」と書いてある。

そのふざけた偽名から思い当たる人物がいない。誰だよ、びびんべって。

内容も、脈略がなくてヒントがない。

(ヒヨコとか豆とかおっさんの落書きがあるけれど…うーん、でもかすかにこのヒヨコには本当にかすかに見覚えがあるような…。)

唯一のヒントは手紙の裏に「大しま」と宛名が書かれていること。私を名字で呼び捨てにする人はそういない。

いなさすぎて思い当たらない。

そこで、他の手紙の筆跡と比べて、確かではないけれど、最も候補者に近い人を選出するまでには至った。

けれどやはり、内容が混沌としすぎて(ひとりごとエッセイのような散文のような)、いかにもこの人が書きそうという答え合わせにならない。

脈略のない手紙を書くときというのは、署名すべきであろう。

でも、そういう文章は匿名だからこそ書けるものであるかもしれないなぁ。

◯おかわり

これくらいだと母にとっては味付けが濃いんだなーという加減が少しずつ分かってきたので、今日はこれまで以上に極力薄味に努めてみた。

味噌汁も、厚揚げと小松菜の煮浸しも、マカロニサラダも、みんな薄味。

万が一薄かったら調味料掛けてね、と食べる前に伝えて。

結果、煮浸しにほんの少しお醤油をたらしただけで、私はマヨネーズを追加しないと物足りないマカロニサラダもそのまま食べていて、おかわりまでしてくれた。

おかわりされると、やった! と嬉しい。

◯尻餅

高座椅子から立ち上がった母が「ひゃっ」と言って中腰のような変な姿勢でストップした。

駆け寄って見ると、お尻の下にちょうどごみ箱が。

立ち上がり歩き出そうとしたら右足に力が入らなくてストンと体勢が落ちたけれど、運良くそこに中ぐらいの丸いごみ箱があってそこにお尻が乗っかったらしい。

ごみ箱あって良かったね、と笑い合った。

幼児が頭を打たないようにミツバチのぬいぐるみみたいなクッションになるものを背中に背負ったりしているけれど、母も尻にごみ箱をくっつけておけば尻餅をつきそうになっても安心だなと思った。無理だけど。

◯夢

寝てるときに見るのと、あれしたいああなりたいってのを、なんで同じ「夢」にしたんだろう。