きょにっき|2021年5月
半分以上損してるを巻き返す|◯回目の5月31日
ベランダのネジリ花の花芽が上がってきている。
今年も咲いてくれようとしているみたい。日毎たのしみだ。
◯出し損時代
この時世、打ち合わせにしても、直接出向いてマスクをしたまま……というよりは、オンラインのほうがよっぽどお互いに顔全体を突き合わせて対面できるよなぁ、などと思いながら、軽くメイクをして髪型を整えオンラインミーティングに参加したら、先方のおふたりともマスク姿だった。
あれ。笑
同じ会議室からおふたりは横並びで今参加しているとのこと。
なんとなく、じぶんだけフルフェイスをさらして損した感。(なんじゃそりゃ。)
◯予想なんてものは
友へのオンライン韓国語レッスン4回目。
パッチム・二重パッチムまでたどり着き、これでハングル(文字)は制覇。
友のご家族がメガネユーザーでらっしゃるというので、この前ある人に連絡せずにいられてよかった案件の質問を訊いてもらう。
結果、予想外の回答で打ちのめされた。笑
人ってそれぞれに、全然ちがってて……すごい。
◯巻き返す
ネギ・玉ねぎが食べられないことで、「人生半分以上損してる」と言われ続けてきたけれど、こればかりは神様に感謝しているのが、“しけったものが好き”という嗜好を持っていること。
コーン菓子にしても、最初の半分はサックサクで食べ、残り半分は半日ほど置いてしっけしけ状態を楽しむ。しけったもの好きのおかげで、二つの楽しみ方ができるというわけ。
これだけでもう、ネギ・玉ねぎが食べられないことで半分以上損してきたと言われる人生を軽々と挽回していよう……!ははッ!(?)
良かった。しけったものを好きで。
彼女たちしか知らない菓子たち|◯回目の5月30日
駅前へ下山していく道端にあるざくろの木には、あのオレンジ色の花がたくさん咲いていた。
そんな季節かと思ってひさしぶりの道を原付で通り過ぎる。
混みそうな時間帯を避け、夕飯どきに差し掛かる頃に訪れたダイソーは空いていた。
訪問リハさんに言われて母が欲しがっていた、血流を良くするためのコロコロマッサージが本日の目当て。
ネットで下調べしていたのと同じのはなかったけれど、これでもいいかというものを手に取る。
一応、店内も一周。
そうだダイソーといえばこれらだったよね、という馴染みのお気に入り菓子たち──〈中村のチーズあられ〉と〈揚げせんべい もしもしかめさん〉も即決でカゴへ。これら好きなんだ。
あれこれ結局10点ほど買い込んで店を出ると、反対に仕事帰りのお疲れ女子たちが吸い込まれるようにダイソーへと入って行った。
皆んな何買うのかな。彼女たちにも、ダイソーでしか買えないお気に入りの菓子たちがあるのかもしれない。
今日はザーーッと一時的な激しい雨が二度も降った。
そのたびに「おお……」と窓の外を見る。
連絡せずにいられてよかった|◯回目の5月29日
メガネ歴の長いメガネユーザー男子にちょっとこれ訊きたいな、ってことができて、連絡を取れそうなメガネ男子を思い浮かべた時にいちばんに浮かんだのはAさんだった。
というかAさんならメガネのことなんかじゃなくても連絡したいけど、メンドクサイと思われたくないなと年末年始の挨拶すらしていない。
え、Aさんにメガネのこと訊いちゃう……?
急激に浮上した“連絡しなきゃいけない用件”という名のハッキリとした“口実”に生命力が復興。
が──。
日々、忙しくされているだろうに、ひさしぶりに連絡をよこした人間が「メガネを拭くときってAさんは〜?」などと、急に尋ねてきても困惑させるだけではないか? その上「やっぱこの人、僕のこと好きなのか?」と警戒させ敬遠されるのでは?
……そう思うと、ええいっばかばかヤメとけい! と自重するしかなかった。
よかった……連絡せずにいられてよかった。涙
焦がれてろ|◯回目の5月28日
そこかしこにどくだみの花がゆれる季節。
スーパーまでの路みちで、八重のどくだみを探してみたけれど見つけられず。
途中、びわがなりすぎているびわ鈴なり状態の木があった。
あれだけ実れば鳥とも分け合えよう。私にも分けてほしい。。
数週間ぶりのスーパーには、とうもろこしやすいかなどの初ものが店頭を賑わせていた。
どれも父や母が喜ぶだろうなと思って、けれど一度に一気に買ってくのはやり過ぎかな? ととうもろこしを選んで買って帰る。
帰宅してさっそく茹でていただいた。みずみずしくおいしかった。
母もすぐに食べ、仕事から帰ってきた父は沸いた。
さて。とうもろこしに目のない父が連日とうもろこしを買ってくる季節がやって来たようだ。
しかし、父は買ってくるだけで、茹でるのは私だ。
夕飯後。私はこっそり、今日も今日とてじぶんのために買ってきた小ぶりなびわにかぶりついた。
そして、「なんだこれ本当においしいな」と、なぜここでイラつくのかわからないが、うまさに唸った。
なんで大好きなびわに一瞬イラついたのだろう?
たぶん……これが、一年中は楽しむことができない期間限定のおいしいものだからかもしれない。
いつだって食べたいのに、こんなにおいしいのに、なんだよびわ。
……ってことのような。
好きだからこそ、イラつく。
好きなのに、手に入らなくて憎む。
なんだこれじゃ、身勝手な恋か愛憎劇じゃないか。
憎まずイラつかず、焦がれよう。
焦がれていよう私たち、いつだって好きなものに。
頭の冷却ファン|◯回目の5月27日
ずいぶん寝てしまったなと遅くに起き上がってきて、リモートワークをしている彼の背中に「ヘンな夢いっぱい見ちゃったよ」とか言って「ふうぅん」と返事してくれる声とか、聞けるもんなら聞きたくなる雨の木曜日。
◯長芋
夕方、おいしそうだったコウケンテツさんレシピの長芋のソテーを作ろうと台所に立ったのに、小松菜とニラそれぞれをカットして冷凍保存し、大根とお豆腐と油揚げの味噌汁をこしらえ、しめじとニラの卵焼きをつくり、生協オリジナルの鶏つくね団子をレンジし、味噌汁をすすった母が「おいしい」と言うのを聞いて満足したところで、あっ長芋忘れちゃった! と思い出す。
明日こそ、長芋。
◯頭ファン
明け方間近までガアアと書きものをしたので、頭がバババとし続けて、眠れず。
やさしい曲やゆるいラジオなどを聴いて寝落ちしようと思えど、バババ goes on...
PCはスリープ状態に入ろうとしているのに、CPUの冷却ファンがまだずっと回り続けている感じ。
やっぱり湯船に浸かればよかったか……などとババババ寝返りを打ちながら、起き上がってきた父が出勤支度をしている物音を聞いているうちに眠ったようだった。
◯今日の推しコンテンツたち
▽あの『賢い医師生活』がついにカムバック!
6/17〜Netflixでもシーズン2配信予定。↓これは予告Teaser。たのしみね。
▽BTS『Butter』のこちらでのパフォーマンス、良かったねえ。
(ただいま“遅れてやってきたミンギ萌え”中//)
▽こちら〈Killing Voice〉は、K音楽スターたちが、主に自身のこれまでの人気曲や代表曲を、合間にちょこちょこ喋ったりながら、次々に歌ってくメドレーショー…とでもいうのかな。LIVEっぽくて皆んな歌のうまさが際立つ。
IUやMAMAMOO、10CMやジュンス、AILEEなどなど…そうそうたる登場陣!
配車アプリと移動のすばらしさ|◯回目の5月26日
母を病院へ連れて行くのに初めてタクシーの配車アプリを使ってみた。
とっても便利だ。
支払いもアプリ内で決済できる。
まごまごタクシーが道に迷っている様まで画面上で見て取れて、「そっちじゃないよー!」とヤキモキしながら呼びにも行けた。
けれども。行きも帰りも利用したけれど体感として、運転手さんあんまりこっちが入力した地点とか待ち合わせ場所とかちゃんと見てない。
なので結局口頭で説明が必要だけれど、そこはそういうものだと分かっていれば、これまで通りにすればいいだけで。
それでも結局、往来でまだかまだかと探したり、電話したりしなくてよくて、圧倒的に便利だ。今さらだけれど。
ひさしぶりにいつもと違う場所へ出掛けると、駅前の将棋センターが入っていた小ぶりな雑居ビルが取り壊されてセブンイレブンになっていたりした。古いお屋敷もいくつかの新築分譲住宅に立て替わっていた。
じぶんの部屋からの定点観察的なのも好きだけれど、移動して見つける変化もやっぱりおもしろいよなぁと思う。
今はあんまり移動が、ね。あれだけれども。なのでなおさら。
幸せだったはずだから|◯回目の5月25日
今日の風は特段に気持ちが良い。肌をやわらかく撫ぜていく。
◯シャワーと考えごと
シャワーを浴びているあいだに考えごとをしていると、「あれ、ちゃんと洗ったっけ?」と度々我に返る。
たぶんいつもの慣習の流れで洗えてはいるのだろうけど、記憶があやふやで確証がない。
シャンプーとボディーソープを間違えていたって気づいていなさそうだ。
けれど「きっと洗った」、そう思って次の工程にうつるしかない。
“仕事は家に持ち込まないが吉”
とよくいうけれど、
“風呂場にも考えごとは持ち込まないが吉”
だなぁ。リラックスしたいものね。
◯幸せだったはずだから
今夜の『大豆田とわ子と三人の元夫』第7話はやっぱ、泣いちゃったよね。
たいせつな存在を、まだ若くに、じぶんの力及ばすに、失くして。
かわいそうなことをしてしまった、とじぶんを責め続ける。
そんなひとたちに、そんな私にも、ああした言葉を届けてくれて、、
ありがとうございます。
私の場合は愛猫だったけれども。……いつかまた、ちゃんとのこしたい。
類似のステキ壁紙|◯回目の5月24日
◯モロッカンタイル風?
『半径5メートル』の社屋トイレの壁紙と、『大豆田とわ子と三人の元夫』のとわ子のキッチンの壁紙が、とても似ていることに気づいた日。
一見おなじ。でもビミョーに違う?
と見比べる
一緒なのは、どちらもとても華やかでステキってとこ。
◯確認!確認!確認!
「大丈夫だろう」という、じぶんの想定の甘さにものすごく後悔し反省する出来ごとがあった。
どんなに心がけ気をつけていても、気遣いや想像が及ばないことはあるだろう。知識として分からないことだってある。
それでも、最新の注意を払うために、思い込みや楽観視などをせずに、つねに“確認”をしなきゃだ。本当に……。
◯それな
韓国語レッスン3回目。
今日はハングルの濃音と合成母音。
なんじゃこりゃ感の強い合成母音に、友も「一気に分からなくなった」という。
最初から一貫して私が伝えたいこと──
「すぐに覚えようとしなくて大丈夫。
わからないものに出遭うたびに、ハングル表やテキストを見返して「そっかコレね」と確認する。
それを繰り返していれば、自然と身につくから。」
を、何度目だ? ってくらい今日も友に伝える。
私がそうだったように、テストを受けようってわけではないひとに楽しんで習得してってもらうにはコレが一番。
大学の第二外国語で選択し楽しみにしていた韓国語に、早々につまづいて放棄した私のようにはなってほしくない。
「ドラマで “クロニカ” ってよく言ってるけど意味は?」
と訊かれ、“そうそう””そうなのよ”“だから言ったじゃん”みたいな感じかなと伝えると、
「“それな”ってこと?」
と友が言った。確かに。笑
来週はいよいよパッチムだ。
ハングルの世界が広がっていゆく。
手放せないもの|◯回目の5月23日
いまの生活のなかで、地味に手放せないのが〈弾性ストッキング〉。
メディキュットの正規医療用みたいなもの。
履くのにものすごくキツくて体力を奪われる。
けれど、履いた途端その圧力で足のむくみをひと息に消し去ってしまう。
こんなにも即効性のある苦痛を消すものが他にあるだろうか?
……そう、いつも感嘆してしまう。
今日もやけに右足のむくむ日で、弾性ストッキングのお世話になった。
“即効性のある”苦痛を消すもので他に思い当たるのは、氷。
じんましんに苦しんでいた頃、氷嚢や保冷剤を当てるとそのときだけはかゆみが消えた。ずいぶん助けられたなぁ。
他に“手放せないもの”でいうとストレッチポール。
この棒に乗ってみた日から私の苦痛デイズは劇的に緩和された。
以来、このデッカイ丸い棒はいつでも床に転がっている。
「無人島にひとつだけ持っていけるとしたら?」
そりゃ、弾性ストッキングや保冷剤やストレッチポールを持っていきたい。
でも究極はやはり〈紙とペン〉だ。
書き遺しておきたくなるはずだから。随想を。
でも、「ひとつだけだから紙とペンどっちかだけ!」って言われると困るんだよなぁ、とこの夢想はいつも答えを出せずに終わる。
普通は特別|◯回目の5月22日
星野源エッセイ『いのちの車窓から』の今話題になっている章を読み返した。
〈普通〉という言葉が、時を経て、また別の意味を獲得した。
*
母は帯状疱疹だった。
火曜日、背中の左肩甲骨の上にちょこんとできた赤い発疹は湿布のかぶれだと言っていた。左肩甲骨周りの痛みは左手を使いすぎたせいだと言っていた。
水曜日、かぶれるのをきらい湿布を貼らずに痛みに耐えて。
木曜日、痛みは左胸の脇にまで広がって、息も絶えだえ痛がって泣いて、たまらずロキソニンジェルを買ってきて塗って。
金曜日、訪問リハさんがマッサージしてくれて体が軽くなった! のも束の間、変わらず痛みに苦しんで……。
夜、眠れないついでに「背中 炎症 痛み」などでよくよく検索していて辿り着いた娘の答えが「帯状疱疹」。
少しでも早く病院に行って薬を処方してもらわなくては。神経痛の後遺症にずっと苦しむことになってほしくない。
もはや明け方、病院や予約方法を調べ上げ、母に「あなた帯状疱疹だと思うから今日すぐ病院行こう」と話す。
帯状疱疹……よく聞くけれど私自身は遭ったことがなくて知見がなく、母は母で発疹が一箇所だけなのでまさかそうだとは思わなかったと言い、今週ずっと何でこの答えに辿り着けなかったんだろうと悔やまれてたまらなかった。
ネットで検索して不安に煽られたり知った気になるなとはよく聞くけれど、それでもまずはやれることをやれるだけするしかないのだ。
父にも話し、病院へは父が車で連れてってくれるというので安心していったん寝る。
朝8時、2時間ほどで起きて、かかりつけの病院の、本当は皮膚科がいいんだけど土曜はやってなかったので内科を予約しようと電話するが、「当院の内科では対応できません」とかいう。なんなのさーとヤキモキ。
9時、別の病院のネット予約をする。めっちゃ急いだけど取れたのは40番台……。一人5分で換算して、順番が回ってくるのは14時過ぎだ。愕然。
けれど、ひとまずは受診予約にこぎつけてホッとする。
それにしても、今週頭からワクチン予約でもずっとこんな感じだ。介護時代、ネット予約も重要なスキルだな……と思い知る。
その後、私はもう用済みなので寝ればいいのにアドレナリン出てるせいか眠れず、なかば無理やりにでも日記を書いているうちに少し落ち着いた。
それから今週分の『おかえりモネ』一挙放送を録画したのを一挙視聴。
途中二度、まだまだ順番はほど遠いのに気が焦ってもう病院へ出掛けようとする父を必死でせき止めて「まだ待て」と諭す。父にも母にも体力を消耗することを極力してほしくないのだ。
そうして結局──見立て通り〈帯状疱疹〉と診断されて帰ってきた。
母は、原因が分かり薬を処方してもらって安心していた。
けれど何より、痛がり苦しむ母をずっと目の当たりにしていなければいけない私自身がつらかったので、ひとまずものすごくホッとした。
ホッとした流れで、映画公開時の予告編でおもしろそうで観たかったコン・ヒョジンとキム・レウォンの『最も普通の恋愛』がNetflixで配信スタートされていたのでさっそく観る(寝ろ)。
愉快に観終わりつもうひと越えを期待しているじぶんに、まぁタイトルに〈普通〉とか付けられると“特別”を期待するのも野暮か……とか、新垣結衣を「普通の女の子」と称した星野源の真意に思いを馳せ、それってでも僕には“特別”って意味以外にないじゃんね今や、などと思いながら夕方いったんベッドに横になった。起きたら22時だった。
涙もろくなるのは|◯回目の5月21日
◯涙もろさ
『ムーブ・トゥ・ヘブン』を観終える。
1話あたり50分前後の10話構成がとても観やすかった。
おかげでひさしぶりに韓国語ドラマを最終話まで完遂でき、清々しい。
ところどころで、愛猫をおもって。
ドラマと直接関係ないところで泣いて。
ひとは──
「年を取ると(老化現象で)涙もろくなる」
んじゃなくて、
「年を取ると(かなしい経験も増えるから)涙もろくなる」
……んだなと思った。
◯推しのカムバ
BTSのカムバックで沸いた一日となったけれど、私はこちら。
アルバム全体を一曲ずつ聴き込むこの感じ……音楽の楽しみかたとしてやっぱり良いよね。
たいせつに聴いていく。なんたって10年ぶりなのだ。
“外見を補正する”|◯回目の5月20日
◯一年越しの長靴
長靴というか。
レインブーツというか。
昨年の梅雨に買った途端、梅雨が終わってしまった長靴。
黄色いパイピングがアクセントになっていて、気に入った。
けれど、そのあと出番のないまますっかり一年が経ってしまった。
夜になって、あまりに背中周りを痛がる母に、塗るロキソニンを買うためにドラッグストアへ。
サンダルでいいかと玄関を出た瞬間、サンダルではダメなくらい雨が降っていた。
引き返し、そうだあのレインブーツがあるじゃないか、と履き替える。ようやくの出番。
とても履きやすく歩きやすかった。
一年越しで水を得たレインブーツ。
◯外見をぬるん
最近になってようやくZoomなどを使う機会が出てきたらやはり、じぶんの見た目が気になるね。
美白補正とかシェイプ補正が出来ないものか、と調べてみたら、Zoom自体にすでに補正機能が備わっていた。その名も、
〈外見を補正する〉
ストレートでびっくり。笑
とはいえ、Macの場合は〈ビデオフィルターを適用する〉なんだけど、さっそくMAXにフィルターを掛けてみたら確かに肌がぬるんとなった。不自然なほどに。でも無いより良い。次回からぬるんでいこう。(シェイプ機能もお願い。)
◯わけ
外国語を勉強している者として、日本語ネイティブではない方が「それどうやって習得したの!?」という日本語を使いこなしている場面に出会うととても驚く。
今夜はこの場面。
元々なんて韓国語の言い回しをこう日本語にして話しているのかがとっても気になるわけ!
いくつか候補は思い当たるけれど。
またその習得の過程も知りたいなぁ。
習ったのか、はたまた誰かが言ってるのを見聞きして獲得したのか。
次回の放送に向けて質問を募集してるんだけど、そこ聞きたいわあ。
メンホー状態|◯回目の5月19日
新しい朝ドラがスタートして、早くも三日目にして見逃す。
やはり土曜日の月〜金一挙放送を録画視聴するのが良さそうだ。
その代わり、ではないけれどNetflixで新しく配信されている『ムーブ・トゥ・ヘブン』をちょこっと観始めたら、延々と6話まで観てしまった。
『愛の不時着』のタン・ジュンサン君が主役の遺品整理士のストーリー。
『シグナル』のイ・ジェフンが全然別の雰囲気でイイ感じ。
◯メン崩
韓国の友達とカカオ(韓国版LINE)をしていて今日知ったワードは、
〈メン崩(멘붕/読み:メンブン)〉
=〈メンタル崩壊(멘탈붕괴:読みメンタルブンゲ)〉の略
「最近、メン崩状態だよ…」と言っていて(韓国語で)。
〈メン崩〉、最近皆んなよく使うそう。
同様によく使われるのが〈瞳孔地震〉だそうで、
瞳孔が揺れる=目が泳ぐ
……状態のことで、衝撃を受けたり動揺したときに使うみたい。
韓国語に限らず、他国の略語とか流行ワード? って、いつもとても新鮮に感じる。ま、ギャル語とかもそうか。
ちなみに日本でも言うか〈メンホー〉を検索してみたら、ヘルメットのような空手の防具が出てきた。由来は〈面包〉……かな?
まだストーブはしまえない|◯回目の5月18日
たまらず扇風機を出す。
けれど、お昼に向かって急に涼しくなり、靴下まで履くほどに。
今、部屋にはストーブと扇風機が横並びに同席している。
だってねぇ。梅雨になると、ストーブや長袖をしまったことを後悔する、やけに肌寒い日が必ず訪れたりするじゃない。
なのでストーブは、まだ部屋の壁際にひっそりと据わっている。ちょうどよく服を掛けられながら。
◯ドラマに習う
友達に初歩から韓国語を教えていると、私もむくむくと学習意欲が湧かずにいられないのだった。
そこで、LLNを使った学習を今こそやってみようという気持ちに。
分からない単語にカーソルONすると意味が表示される〈ポップアップ辞書〉は便利だけど訳が全然ダメなのが残念ではあるけれど、それは手元のスマホ辞書で調べていくとして、もう一つ大きく惜しまれるのが、韓国語字幕を備えているNetflix配信作品がじゅうぶんではないことだ。
『私のおじさん』『この恋は初めてだから』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『トッケビ』など、好きな作品かつそこで話されている日常会話の語彙たちを習得したい! と思う作品ほど韓国語字幕が付いていない。残念っ。
なので、暫定『ナビレラ』をチョイス。
良い作品だと各方面から聞くけれど、5分で寝落ちしてしまったままなのでこの機会に。
あと、序盤に出てきたバレエの先生役キム・テフンも好き。
語学学習は、ちょっとずつ、ちょっとずつ。たのしく、ながく。
◯降臨
夜、洗った髪を自然乾燥し、寝る前に鏡を見たらアンジェラ・アキになっていた。
起きたらきっと、櫻井よしこになっている。いつもそう。
守りたいことと誤植|◯回目の5月17日
湿度がすごいのだ。
96%とかってほぼ水中じゃないか。
◯もはや
両親のワクチン接種予約のために早起き。
「お世話になります」と母がしおらしく言うので、でも私には人の心がないんでしょと言うと、「そんなこと言ったの? 全然覚えてない」と笑っている。悪魔か。
予約受付スタートは午前9時。
パソコンから予約ページに入れたのは9時半を過ぎた頃だったか。
予め、両親共に同じ日時に予約が取れれば◎と思っていたけれど、別タブで予約ページにそれぞれログインしてもそれぞれに予約できるかな……としたら父と母のどっちを先に申し込もうか……? という難しい選択をしなければならなかった。
半信半疑で出した娘の答えは、父。
基礎疾患持ちの要支援かつ外出することのない母より一つ年下ではあるけれど、ガンガンに働きに出ている稼ぎ頭で日々リスクにさらされている。
いや、でもそこはやっぱり基礎疾患持ちの母が先か……?
と迷いつつ、ほぼ同じタイミングでそれぞれにログインできたので予約を進めたけれど、心配はやっぱり。
片方はエラーが出て、母のしか予約が完了しなかった。
再度ログイン待ちしてその15分後くらいに予約ページに辿り着けたときには、もうどこも、どの日時も、「×」。悔やまれて、かなしくて。
ほどなくしてオンライン予約受付終了との告示。
電話に切り替えてコールし続けるも、ずっと、全然、やっぱり繋がらないのだった。
午後になって、もはや諦めムードで今日スタートの『おかえりモネ』を観ることに。
するとNHKのワクチン接種のスポットニュースで専門家が、
「家族で複数人数が摂取する場合は、日にちをずらした方がベターです。
副反応で複数の家族が倒れてしまったら、対応が大変です。」
ということを言っていて、あら……なら……そお……? 良かった! と思えた。
確かに、父が先に接種して倒れられでもしたら、それもとても困る。
けれどもう、何にしろ。
この禍において、感染防止対策はもちろんのこと、しっかりと保守したいのはもはや“メンタル”だ。
焦ったり、妬んだり、悔やんだり、かなしんだり、それら心が消耗することをしないようにも心がけたい。
◯レッスン
韓国語レッスン2回目。
今週は子音。平音と激音までを教える。
途中、友だちが混乱しているのでよくよく確認したら、テキストに誤植が!
友が持っている3刷には誤植があり、私が持っている4刷ではそれは修正されていた。なんてこと!
お互いに気づけてよかった。
からだの暖房スイッチ|◯回目の5月16日
きぼうをまた見たくて夜中の3時にアラームをセットしておく。
いや、もう明日の朝9時からワクチン接種のネット予約しなきゃだし、起きてられないなぁ寝ちゃおう。と思いながらも、なんだかんだずるずると夜ふかしをしてベランダに立つ。
けれど、空はくもっていて星1つ見えない……。
風も強く、木々がざざあと揺れていて、なんだかこわい。
ウルトラダウンを羽織っておいたけれど、すこし冷えてきたころに諦めてベッドに戻った。
もう使わないか、と折りたたんでおいた毛布をかぶる。
体の内側から温かくなるように、お腹をぐっと引っ込めること2回。これをするとぽかぽかしてくるのだ。
すっかり温かくなって、いろんな夢を見始めながら寝入った。
ラジオを聴いててメタモルフォーゼ|◯回目の5月15日
◯ラジオと生協と新聞紙
週末の楽しみは、毎週金曜17時に更新されるTBSラジオ『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』をSpotifyで聴きながら、生協のネット注文をして、余った時間で新聞紙のゴミ箱づくりをすること。
だいたい1時間前後の番組の長さが、それらの作業をするのに丁度よい。
新聞紙のゴミ箱は、レジ袋の有料化をきっかけにつくりはじめた。
↓いろいろ試したけれど、ゴミ箱のインナー袋としてはこれがイチバン。
ゴミの日に各部屋のゴミを一つのゴミ袋にまとめるときに、ゴミ箱をひっくり返し巻き上がる塵をどうしても看過できず、手軽にポイとまとめられるように、けれどできるだけビニル袋を買わずにエコに節約できないかと、たどり着いたのがこの様式。
◯福神漬の正体と断面
福神漬けってその正体を知らぬまま、先延ばし先延ばしでいたら、こんなにも時が流れたまま、それでも何で構成されているのかいまだにはっきり分からない。だって全部真っ赤か薄茶色。ちょこっとレンコンが入ってるのだけは分かるかな。メインは大根なのか……?
検索してみると──
主にダイコン、ナス、ナタマメ(鉈豆)、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマなどの7種らしい。
確かに、シソの実の片鱗は見かけた記憶ある。
が、なた豆……? あの平べったいさやの?
と画像検索してみると、見覚えのある不思議なカタチのが。これ、なた豆を輪切りにした断面だったのか。知らなんだ。
その断面を、知らないものたちって、いっぱいあるね。
◯知ってるけど分からない言葉たち
ふいにラジオでジェーン・スーさんが「すごいメタモルフォーゼじゃない!!」と言って我に返った。
どこで覚えたか思い出せないけれど確実に脳のなかにはあった「メタモルフォーゼ」という言葉。
メタモルフォーゼって何!?
それで調べると「変身・変化」のことだという。
メタモルフォーゼ……どこで知ったのだろう?
アニメとかか。
いや、これか……!!
小さい頃……1991年に工藤静香から刷り込まれた、しかしその意味を分かるまでには至らなかった「メタモルフォーゼ」を、あれから30年を経てスーさんきっかけにようやく。
それでいうと、この前母から「これってどういう意味? さだまさしが歌ってて」と差し出された手書きのメモには、「ソネット」と書かれていた。
うん……知ってる……けど……? と、頭の中には映画『ポネット』のポスタービジュアルと、遠くの方でSo-netのロゴが浮かんでいた。
ソネットとは、韻を踏みながら14行から成るヨーロッパ抒情詩の代表的な詩型の一つだった。
きぼうに手を振る|◯回目の5月14日
よくよく晴れている。
◯きぼう
「今晩は◯◯流星群が見られますよ」
「人工衛星◯◯が日本上空を横切ります」
などとニュースで知ると、むくむくと見たくなる。
特段、空や宇宙マニアというわけではないけれど、星と付くものに惹かれるっぽい。
今晩は国際宇宙ステーション「きぼう」が20時半頃に見られるというので、方角を下調べして、アラームもセットし、待ちわびた。
なんかたぶん、やっぱり──
その光が “綺麗” だから惹かれるんだと思う。
それから「きぼう」という名前にも。
日本人船長の星出さんが手を振ってくれますよ、なんて言うから私も手を振った。
生涯でいちばん聴いている声|◯回目の5月13日
買い物へ行きたいと思っていたけれど、サラサラと降る雨がなかなかやまない。
結局、雨があがらないまま夜になってしまった。
◯恍惚
びわに恍惚となる瞬間は何段階もあるが、剥き終わったびわに種を意識して遠慮がちにかぶりついてひと口めを味わったあと、その開いた部分に食みつき、びわの香りと果汁を思いきり吸い込む!! ……瞬間が、あゝ最も恍惚ではないだろうか。
◯カムバック祭り
KPOP全般が好きだけれど、一線を画してファンなのが “鼓膜彼氏” ことソン・シギョンだ。甘い歌声は至宝。
世の中はBTS、EXO、2PM……らのカムバック〈新曲リリース&活動〉に沸いているけれど、私は地道にソン・シギョン。
(あ、もちろん彼らのカムバック、特に約5年ぶりの完全体2PMは楽しみでしかたない。)
で、ソン・シギョン。
なんと、BTSのカムバ(カムバックの略)と同じ5月21日に10年ぶりとなる正規アルバムをリリースする。
で、そのティーザー第1弾が今日公開された。
0:10くらいの「どういう感情?」って表情がなんか、たまらぬ。
←キモチ悪いファン力発動。苦笑
準備期間で忙しく疲れているというのに、夜、見えるYouTubeラジオ的なのを配信してくれている。
ムリしなくていいのに……と気遣ってしまうけど、落ち着いた照明の部屋で淡々と喋ってくれるのが良い。
とにかく。10年ぶりのアルバムが楽しみなのと、前のアルバムを愛聴していたのが10年前だってのが感慨深い。
ラジオもずっと聴いていたから、私が生涯でいちばん聴いている人の声は彼の声かもしれない。
///
ふたりきりの呼び名|◯回目の5月12日
〈おかひじき〉を初めて食べた。
卵とハムとでオムレツにした。
とてもおいしかった。けれど……
シャキシャキと歯ざわりは良いのだけれど、驚くほどなんの味もしない。
鮮やかな緑色が料理に映えるけれど、なんの味もしない。潔いほどに。
カロテンやらミネラルやら栄養素も豊富だというのに、ホントになんの味もさせてこない。隣に住んでいるのに一度も顔を見せたことのない、都会の隣人のよう。
おかひじき……
ひじきじゃないのに、ひじきに似てるから、この名前。ザ・他者由来。
自己主張からもっとも遠い孤高のプランツ。
ホントに食べて……いいの?
と、ちょっと不安になる。
けれど、いいよと言ってくれるだろう、彼なら。
でも……だったらせめて、私が呼ぶときのためだけでも、なにか彼らしい名前をつけてあげたい。
「あじなし」
おい。
嘘ではないが、味気ない。
リスペクトも感じられない。
孤高な彼にふさわしい、もっとリスペクトが感じられる名前はないだろうか……? そうだ、
「ファイティング・レオ菜」
かつて、“孤高の天才アタッカー”と称され人気を誇った、「ファイティング・レオ」こと元全日本女子バレー代表・佐々木みきさんの名にあやかって、「ファイティング・レオ菜」でどうだろう。
私が初めて“孤高”という言葉を知ったのが、当時盛り上がっていた柳本ジャパンの選手たちにフジテレビが付けた、佐々木選手のこのキャッチフレーズだった。
「ファイティング・レオ菜」
……いいじゃない。孤高の匂いがプンプンする。味はしないけど。で、また他者由来の名前だけど。
今度はツナと炒め和えにしていただきたいな、ファイティング・レオ菜。
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“それでも”優しくすること|◯回目の5月11日
夢のなかでも、いまのこの状況禍だった。
できれば夢は、現実とは地続きでないといい。
だって夢なんだもの。
◯粛々
両親のワクチン接種券が届いた。
予約を頼まれたけれど、7月頭までは埋まっていて、新規の予約受付の再開も約一週間先だった。
遅々としている。。
でも、現場で粛々と準備してきて日々対応・作業に取り組んでいるひとがいてくれているのだ。。
粛々と待つのみだ。
◯優しくない
ちょっとあって。
「もうちょっと弟に優しくしてあげたら……?」
と母に言われる。
私だって、優しくしたい。仲良くいたい。ずいぶん落ち込んでいる。
けれど。
弟がしていることがまず、私に優しくないのだものどうすればいいの。
“それでも”
かなぁ。
ズームバック×オチアイで落合陽一も言ってたなぁ。
“優しさで壁を作る人”(『大豆田とわ子と〜』より)もいれば、「全然興味ないから」優しくできる人もいる。
優しくされなくても、“それでも”優しくしていたほうが、じぶんの精神衛生上良さそうなときはある。
まぁ、ちょっと。やってあげられることは、してあげるか……。
韓国語を教える|◯回目の5月10日
◯いろんな州
韓国映画『タクシー運転手』を熱心に観ていた母が、終盤になって私に訊いた。
「光州って中国?」
ダメだこりゃ。苦笑
◯韓国語を教える
友達からのリクエストでオンライン韓国語レッスン初回。
テキストをなぞりながら、基本の母音から。
1時間だったけど、ひさしぶりにいっぱい喋ったので、あご周りに疲労感。
友達の向上心に感化され、私も週に1度でも何かを習いたくなった。
自習もいいけれど、誰かと一緒もやはり良いよね。
習わずとも、誰かと一緒に何かをやりたいという気持ちもあるのだろう。
広い公園で凧をあげる。
とか、
モビールをつくる。
とかね。
あゝ社会生活!(適度な←これ重要)
[不定期]過去記事ふり返り
このひと、めちゃくちゃキユンだったな……。
言われたいセリフ50音「ま」|◯回目の5月9日
『言われたいセリフ50音』の「ま」をようやく更新。
日曜日の雰囲気にほだされて、昼寝を存分にしてしまった。
そのぶん、夜なかなか寝付けず。
ベッドのなかで、気になっている調べごとをして延々とスマホを見つめ、明け方ごろ目の疲労の限界を迎え、寝つく。
調べものは終わらず。
とうみょう!?|◯回目の5月8日
土日は黄砂が飛ぶというので、なるべく窓を開けず洗濯もがまん。
◯とうみょう
先日、『あのときキスしておけば』第1話を観ていて、スーパーの売場にでっかく「とうみょう」ってポップが立っていた。
とうみょう……?
絶対に知っている気がするんだけれど、脳内をぐるぐると探ってもなかなか正体にたどり着けない。
とうみょう……とう……みょう……とうみょ……
「豆苗」か!!!
なんで平仮名にすんねん。
そりゃ野菜は、漢字と平仮名どっちでも表記するけどさ。
人参 にんじん
玉葱 たまねぎ
胡瓜 きゅうり
けど、
豆苗 とうみょう
それはなしや。まだ開かんといて。
豆苗と出会ってからまだうちら10年そこそこじゃないかな。
でもこれからは開いてくよ、慣れてこうよ、ってこと……?
「とうみょう」
……そのうち「トウミョウ」にも慣れていかされるんだろうか。
でもなんか、豆苗は豆苗のままでいてほしい、と思うのはわがままだろうか?笑
◯人の心
今日も今日とて母と小さな口論のさきに、
「あんただって人の心持ってないじゃない。よく言うわよ」
と切り返される。
私、人の心持ってないのか──
とすこし呆然とする。
どんなに介護したって人の心持ってないって言われるのか。
じゃぁ、私は何の心で親に付き添っているのだろう。
本当の”別に”|◯回目の5月7日
「何考えてるの?」
珈琲を淹れながら、まだフィルターからお湯がなかなか落ちきらなくて、どうするでもなく小さくうろうろしているときに母にそう訊かれた。
え? と思って、私に興味のない母からそんなこと訊かれるのは、たぶん初めてだからすこしびっくりしたのと、本当にただ、まだフィルターからお湯がなかなか落ちきらなくて、どうするでもなく小さくうろうろしていただけだったので、咄嗟に「別に」と口に出た。
今週の『大豆田とわ子と〜』第4話で、
「人が“別に”って言うときは、“別に”なことじゃないときですよね」
というセリフがあって、その通りだなぁって思ったけれど、本当に“別に”なときにも人は“別に”って言うなぁと思った、今週の大島田とも衣であった。
あと、最近よく見かける縦長の絵文字?は、新しく流行っている罫線とかではなく、単純に文字化けした絵文字だと知った。
喧嘩できるうちが、ってこと|◯回目の5月6日
◯喧嘩の条件
昨日の夕飯どき、些細なきっかけで母と小さな言い争い。
ふんっだ! って感じで、もう明日も一日ふんっだ! で通してやる! と息巻いたというのに、夜中になって母の体調が急降下。
全然ふんっだ! とかいってる場合じゃなくなって、あれやこれやと介抱して──。
喧嘩ってお互い元気だからできるんだな、と思い知った。
幸い、母の体調は大事に至らず回復したので、小さくふんっだ! を復活させて反抗している。大人げない。笑
◯信頼するお姉さんたち
フジテレビ批評の〈春ドラマ辛口放談〉回が気になって観てみた。
三名の批評ゲストがそれぞれに推しドラマを3作品挙げているんだけど、そのなかでライター・イラストレーターの吉田潮さんの挙げた3作品『大豆田とわ子と三人の元夫』『今ここにある危機とボクの好感度について』『きれいのくに』……が私の好みとドンピシャ! で一気に信頼を寄せてしまった。(ちなみに吉田さんの字も好き。)
それで、吉田潮さんといえば随分前に中瀬ゆかりさんと『ボクらの時代』に出てらっしゃったよなぁ、あの回良かったよなぁ、録画まだあるはず! と探し当ててまた観てしまった。
私は中瀬ゆかりさんが好きだし、中瀬ゆかりさんのお友達の吉田潮さんも好きになって不思議じゃないよなぁ。と思った。
◯韓国語のテキストが届く
韓ドラ沼に落ちたお友達のリクエストで、来週から韓国語レッスンをオンラインですることになったので、テキストが今日届いた。さっそく目を通す。
このテキストは、友達の誕生日にプレゼントしたのと同じもの。
使用するテキストの実物が私の手元にもあった方がいいと思って、今回じぶん用に買い足した。
私が韓国語をちゃんと勉強し始めたのは2010年だったと記憶している。(大学の第二外国語でも選択したけれど、早々に挫けた;)
あれから10年ちょっと。
友達に教えてあげながら、またイチからじぶんも韓国語学習をなぞれるのがなんとも楽しみなのだった。わくわく。
[不定期]過去記事ふり返り
異国男子への恋心が無残に散った出来ごとだった。
いや、無残というか、こっ恥ずかしく無様に……だな。苦笑
柿と書き起こし|◯回目の5月5日
◯春は駆け足
枇杷の鉢が風で倒れたので、ベランダへ出て鉢を退避させる。
そうして外を見回すと──
柿の木の新緑がだいぶ繁っている。これは、うかうかしていると花がすぐ咲くぞ。いや、もしかしたら……? とよく見ると、やはり。薄く黄色の小さな花が、もういくつも咲いて葉とともに揺れていた。柿の花はやっぱり、気づきにくい。もう実りまでの長いながい道のりが始まっているのだな。
ほかにも見渡すと、もうすぐ咲くかなと思っていたあやめがいくつもの濃紺色の花を咲かせていた。
また、ここしばらく美しく大輪を咲かせていた一年目のひよっこ皇帝ダリアの花びらはすっかり散っていた。
春は命たちが駆け足だ。
◯書き起こし
『大豆田とわ子と三人の元夫』第4話の、田中(松田龍平)と早良(石橋静河)が囲碁をしながら会話するシーンが、何度観ても早良の言っていることがよくわからなくて、どうしてこんなにわからないのだろう? と、書き起こしてみた。
太字のところがわからなくて。
メンドくさくない
有利に運ぶ
負け続けてくれる
勝って恋に落とす
……このワードたちが私には唐突で。ずっとずっと考えている。
偏愛に呼ばれる|◯回目の5月4日
「5月4日はスターウォーズの日!」と昨年に引き続きスターウォーズ・メニューを披露する、料理研究家のコウケンテツさんの第2弾は〈チョコチャンククッキーとクリームミントソーダ〉。
昨年、視聴者の食いつきが悪く、ご本人曰く「かなりスベリました」な回だったにも関わらず、今年第2弾!
私もスターウォーズはチラッとしか観たことがなくて、当然、食いつきが悪かった視聴者の一人。置いていかれ方がハンパなかった。笑
……なのに、今年もキタか! と申し訳ないけど1日半くらい視聴は後回しになっていた。
でまぁ、コウケンテツさんのYouTubeチャンネルは昨年の初回からずっと観てきているし、いくつものメニューを作らせてもらって、なんなら今晩だってもう何度目リピートかってくらい定番になっている〈豚とレタスのうまみ蒸し〉だった。
そうして食後に、さぁ新作回を観るかなーと再生したんだけど……「絶対最後まで観てください!」って言うから観たけど……
チャンネル史上最高の爆笑シュール回だった。笑笑
まず、オープニング曲がいつものシャレオツなナンバーに替わって、終始コウケンテツ氏オリジナル鼻歌の♪だーんだーんだーんだだーだーんだだーだーん。(ダース・ベイダーのテーマ曲?)
やめろ!!
ってもうしょっぱなからシュールで笑いが止まらなかった。笑
そんで、クッキー生地を混ぜながら延々なんかスターウォーズの話をしてるんだけど、編集のスタッフの方も分かってらっしゃって早送りにしてくださってるんだけど、、
あのね。本当にいつも手軽でおいしいメニューを教えてくれてこれでもか!ってくらいお世話になってるしね、コウさんの方が年上だからオッパだけどね……
早く作んなさいよっ!!!
って半分本気モードで突っ込んじゃったじゃんか。心の中で。笑
そんで成形してチョコチップ飾って作ったのが、何よりシュール!!
→「ほらウーキー!」(スクショして載せたい‼)
「ほら」じゃねぇわいッッ!!
もうね、焼き上がったクッキーもコワカワっていうかな? カワイイけどコワかったよね実際。笑
(↑2枚目!笑)
で、後半のソーダ作ってるあたりはもう材料なに言ってるか分からなすぎて、こっちも慣れて聞き流し始めるくらいスターウォーズの世界観ゴリ推ししてくるんだけど、テロップはきちんといつもどおりに「近所で買ったミント:1パック」とかって表示してくれてて、余計にシュールに見えてくるんだわ!
さらには、ミキサーのスイッチONにしたまま抜けてたコンセント入れちゃうハプニングとか起きても、逐一スターウォーズネタかぶせてくるから「いい加減もう勘弁してくれや」状態。笑
そんでようやく完成〜ってなって、ケンテツオッパが言ったのが、
「なんじゃこりゃ(笑)」
こっちのセリフだわーい!!
……と、そんなこんなで、一貫して“スターウォーズ愛”だだ溢れな回だった。
おいしそうだったけどね!
(来年もあるのかな……?コソリ)
*
誰かが、その人が好きなものをひたすら楽しそうに推し通す姿って、
見てるこちらは、理解するまでには及ばなくとも、愛おしくて笑顔になる。
偏愛は偏愛を呼ぶね。
ホルン響き渡るまち|◯回目の5月3日
これもゴールデンウィークだからか、公園から断続的にホルンのような楽器の演奏が聴こえてくるのだった。
それはかなりの音量で、ここらへん一帯に響き渡っていて。
逆に、よく騒音の苦情が来るかもと遠慮がちになったりせずに、そんなに堂々と吹いていられるなぁと感心するほどで。
とはいえ、何かの曲を吹いてるとかではなく、本当に断続的に、ちょっとずつちょっとずつホルンは吹かれていた。
そして多分、吹くのは上手な人で、決して騒音って感じではなかった。
ゆえに、とても牧歌的な昼下がりとなった。
いつの間にかまどろんで、午睡の限りを尽くした。
夜になって、当然ホルンの音は消えていた。
また誰かが、ホルンを吹くことがあるだろうか。それもいいなと思う。
ティッシュ屋が儲かる|◯回目の5月2日
◯ティッシュ屋
風がつよい。
ルイボスティーでは間に合わないくらい、花粉が舞っているのだろう。
朝から鼻をかんでは鼻をかんでいる。
風が吹けば桶屋が儲かる?
いや、ティッシュ屋も儲かる。
◯『恋のトリセツ』
Netflixから『恋のトリセツ』の配信がスタートしたよと通知が来たので、ここのところあまり観られてなかった韓国ドラマをひさしぶりに観始める。
このドラマはだいぶ前に〈1話無料〉で1話だけ観て、ナムグン・ミンとファン・ジョンウムの主演二人が良かった印象があったので、Netflixで配信されると知った時に通知リマインド設定しておいたんだったと思う。
かくして一気に7話まで観た。といっても、韓国で全16話がNetflixでは全24話に小分けにされているので、やっと5話まで差し掛かったという感じ。
まぁさ、なんていっても本国だと1話が70分だからさ、それを40分くらいに小分けして“見やすく”してくださってるんだと思うけど、、そのぶん3回に2回は途中でブツ切れ感に終わるし、3回に1回は途中で〆が来るし、、悩ましいよね。笑
そしてなんだかふわふわしている感じのこのドラマ。Netflix版での3話4話あたりでようやく掴まれかかったけど……にしても、最近途中離脱が多いので、今作は最後まで観てみたいと思う!
ちなみに気になっていた、タイトル。
〈訓民正音(フンナムジョンウム)〉を冠していて、主人公二人がそれぞれにフンナムとジョンウムって名前で、ジョンウム役がファン・ジョンウムさんだけどこれはハングルも同じ? ってのは、確認したらハングルも漢字も同じ〈정음/正音〉さんだった。たまたまなのか、引掛けたのか。
ちなみにちなみに、〈フンナム/훈남〉は、「훈훈한 남자(フヌナン ナムジャ)」の略語で、見ていると心が温かくなる癒し系の男性を表す語。すごくイケメンではなく、ちょいイケメンのニュアンスも入っています。 とのこと。
だから原題は『イケメン正音』だったりするのね。
春ドラマ出揃う|◯回目の5月1日
◯ハンガーと揺れ
無印のアルミハンガーがハンガーラックでお互いに小さくぶつかり合って、キランキランと音を立てていた。
先月の無印良品週間でまとめ買いしたアルミハンガーたちは、まだほとんどが服を掛けられずにそのままの姿でぶら下がっている。
それは、何か振動があるたびにキランキランと透き通るような繊細な金属音を立てていたけれど、そうか地震のときもそんな風にうつくしい音色を奏でるのか──と、昨晩寝るのが遅くて10時半ころに地震で揺れたときもベッドのなかでまだ眠りながらそう思った。
ここらへんの揺れがそんなに大きくないことは、震度4でアラームをセットしている〈ゆれくる〉アプリが鳴らないことから察しがついたので、起き上がらずにそのままアルミハンガーの音たちがキラめくのを聴いていた。そしてそれは次第に止んで、私はまた眠りに落ちた。
◯2021春ドラマ
『あのときキスしておけば』が昨日ようやくスタートして、今季のドラマがやっと出揃った感。
結構、ほとんどだいたいの初回〜数話をを観た。
で、今季の視聴ドラマはこのラインナップに。
(月)『珈琲いかがでしょう』
(月)『イチケイのカラス』
(月)『きれいのくに』
(火)『大豆田とわ子と三人の元夫』
(水)『理想のオトコ』
(金)『半径5メートル』
(金)『あのときキスしておけば』
(金)『生きるとか死ぬとか父親とか』
(土)『高嶺のハナさん』
(土)『今ここにある危機とぼくの好感度について』
(土)『コントが始まる』