きょにっき|2021年6月

うずらのたまごも|◯回目の6月30日

◯“葉”境期

お花の端境期とでもいうのかな。
スーパーへ買い物へ行く道すがら、目を楽しませてくれる花があまり見つけられなかった。

あ、ツタバウンランは覗き込んだな。
擁壁の隙間から壁をつたうようによく生えていて、可愛らしい。

農家住み込み時代、主に花担当だったときによく「はざかいき、はざかいき」と聞いて“葉”境期だと思ってたけど、端境期だったのね。

うずらの卵

先日つきはなこさんが、マイナビ農業の連載『農業現場に行ってみた!はなこの潜入レポ【漫画】』で、ウズラ農家さんへ行っていて、いろいろ「へええーー」と思ったのと、ひさしぶりに食べたいわと思って、スーパーでうずらのたまごも購入。

串カツや焼き鳥のうずらのたまご串は大好きでよく食べてきたけれど、もしかしたら卵から買ったのは初めてかも。

漫画【第12話】こだわりのエサを使うウズラ農家 『農家に憧れなかった農家の娘』の作者、漫画家つきはなこが農家の現場に伺って感じたこと体験したことを漫画にします! agri.mynavi.jp  

いつもの〈鶏手羽と大根のさっぱり煮〉に今日はうずらのたまごも。おいしかった。
(つきさんありがとうー。)

手まり寿司くらい|◯回目の6月29日

柿の実がなかなか大きくなってきている。
どれくらいの大きさ、と例えたいのだけれどうまく合致する大きさのものが思い当たらなくて。

あんこ玉よりは大きい。
……手まり寿司くらい?

◯バレる

とある動画がオススメに上がってきて、なんとなくビジュアルが惹かれ飛んだのだけれど。

なんだこの人……?
こんな人いるのか……。

と、すぐに情報を検索したりあえてせずに、ちょっとずつちょっとずつ、受容・吸収していって。
この人にドラマ出てほしいなぁ、キャスティングしてくれないかな、などと本気で考えたり。

こんな風に今日私が“気づいた”ように、いつかこの人も映画やドラマに進出するのかな、ていうかそういう話もういろいろ来てるんだろうな、と待ち遠しいような、悔しいような。

◯繊維

夜になっておなかがぎゅるるるるーー。
そんなに痛みは伴わなかったけれど。

夕飯の〈レタスと豚肉の卵炒め〉で食物繊維たっぷりのレタスたくさん食べたからかなぁ……など。

くしゃうねり|◯回目の6月24-28日

◯回目の6月28日

机と一緒の一日。
リフレッシュにもなるので友への韓国語レッスンも。

乗っとかないと、と寝る前にストレッチポール。
座りっぱでガッチゴチのからだを少しでもほぐさん。

寝る直前に今日初めて点けたテレビで、カムバックした2PMの新曲『해야 해(ヘヤへ)』のMVを見る。
ウヨンの絶妙にくしゃうねりしている髪型が良いではないか。現実にあんなくしゃうねりしてる子がいたら好きだ。

2PM "해야 해" M/V - YouTube Music 2PM "해야 해" M/V 2PM THE 7TH ALBUM <MUST> iTunes & Apple Mu music.youtube.com  

◯欲

ブロッコリーの新芽〉というのを生協で買ってみた。
参考レシピを見てみると、〈じゃがいものナムル〉が。

じゃがいものナムル|だいどこログ[生協パルシステムのレシピサイト] ピリリときいた辛みについつい箸がすすむひと品。 監修:岩﨑啓子さん daidokolog.pal-system.co.jp  

ここずっとじゃがいもをナムルにして食べたいと思っていたので、ちょうどいいじゃないとお昼につくって食べた。

適当に茹でた割には、じゃがいもの茹で加減もシャキシャキで。ほんの少し苦味のあるブロッコリーの新芽もアクセントになり、母もおいしいおいしいと食べていた。

「ここにツナを入れても合うね」

私もそう思ってた。
じゃがいものナムル欲が満たされた昼。

◯アイスの力

ひさしぶりに母がやる気を出し、家の周りの歩行練習に付き添う。

いつものようにちょっとしんどそう。
でも何も言わないでじっと付き添う。

何か話しかけると、笑ってがくがくしてしまったり、情緒が不安定になってしまうので、一切話しかけないでと釘を刺されている。

それでも、向こうのおうちにピンク色のサルスベリが咲き始めたのかな? とか、次の相撲の夏場所? はいつからやるの? とか、ちょっと気が紛れそうかなという話題は振ってみたりして。

それで今日は、母にとって最難関の最後の昇りの階段のところで、母が急ににんまりと笑った。

「帰ったらアイス食べよー」

自分で言って自分で笑っている。ガクガクブルブル。
父が買ってきた白くまアイス。私は甘すぎて半分残してあるけれど、母は気に入ったらしい。

アイスの力を見た。

◯回目の6月27日

弟の誕生日なのでメッセージを送る。
既読になったのは日付も越えそうな時間だった。
「あざます」とひと言だけの返信。
仲良くしたいんだ。けれどそんな思いも彼にとっては身勝手なのだろうな。

日がな観たり書いたり考えたり。

◯回目の6月26日

妊娠していたはずが起きたら股のあいだに産み落としていて、心配したけれど生きてくれてて。抱きしめてたその小さな赤ちゃんがとても愛おしかった残り香のようなものだけが残った午睡の夢。

◯回目の6月25日

◯マットなら

昨年買ったお手頃価格のラグマットはあっという間にへたってしまった。
もうちょっとしっかりしたものに買い替えたいとずっと思っていたけれど、季節も夏へと向かうタイミング──いっそヨガマットでいいのでは? と探して目に留まったのがコレ。

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テキスタイルはとても気に入ったのだけれど、厚さが3.5mmしかないのがネックで、結局15mmの他のものを購入して届いた。

くすんだ水色ならと思って選んだけど、実物はただただ水色でガッカリ。けれど、厚みは十分すぎるほど。いつでもストレッチができる。
この夏はこれで様子をみたい。

◯カステーラ

父が「仕方ないから買ってきてやったよ」とドヤ調によこしたのはカステーラだった。

わああ!と歓喜して受け取る。
前に北海道フェアで食べておいしくてまた食べたい!と思っていたものだ。

しかし、ひと口食べてみて「こっちじゃない……」。
このカステーラには二種類あって、私が好きなのは厳密には『ミルクカステーラ』の方だった。

すこーし残念だったけど、買ってきてくれた父の気持ちも汲みそのままおいしくいただいた。

◯オンラインづく

私にとっては朝活かな? というくらい早い時間からの友だちとのオンラインお喋り。いろいろ話す。

今週は、打ち合わせ・レッスン・集い……と週に4度のオンライン。私にしてはものすごく多いオンラインづいた週だった。

◯回目の6月24日

朝イチでYさんから小荷物とお手紙が届く。
前は会ったときに手渡しできていたけれど、今は。
いつも嬉しくてありがたい。

ケーニヒ作ろーね|◯回目の6月23日

ミニトマト、大量収穫。
とはいえ、一つひとつがとても小さい。
しかし小さいぶん(?)、とても甘い。

◯この界隈のあぶねーX

月曜日に最終回の配信を終えた『このエリアのクレイジーX』を最初からまた観返す。

とても惹き込まれたし、笑ったし、唸った。
おもしろかった!

いい作品だったなぁ。
Netflix観られるひとにはめちゃくちゃオススメしたい。


ケーニヒスクローネ

お中元でケーニヒスクローネのお菓子の詰め合わせが届いた。

ケーニヒスクローネ

ああ、そうね。そういうお菓子があったわね。と人生3度目くらいに対峙したケーニヒスクローネ

意味はわからない。知ってしまうのも望んではいない。

けれど、何度でも口に出したいケーニヒスクローネ

なんとなく『ケーニヒ・スクローネ』って感じで言っちゃうけれど、お中元に入っていたショップカードを見ると、『ケーニヒス・クローネ』らしい。

ケーニヒ・スクローネの方が良い。
ケーニヒスクローネ……ケーニヒツクローネ……「ケーニヒ作ろーね」みたいな。

なんかやんわり優しく誘われてる感じ。
ケーニヒスクローネ

作ろうって言われているケーニヒが何かはわからないけれど「うん、そうだね作ろーね」って答えたくなる優しさがある。

ケーニヒツクリータイ。

#この韓ドラ何だっけ|◯回目の6月22日

ねじ花はてっぺんまでほとんど咲ききった。

◯互助

とある韓国ドラマのワンシーンを確認がてらもう一度観たくなった。

でも記憶があやふや。

結構前のドラマで……
年下男子が年上ヒロインに片思いしてて……
夜の公園のシーンだったような……
セリフは確かこう言ってた……

と断片をたぐり寄せ、検索に検索を重ね、あれこれいろいろして──二日がかりでようやっと該当のシーンに辿り着いた! それはそれは嬉しかった。

で思ったのが、「#この韓ドラ何だっけ」みたいな互助会的なハッシュタグがあったら頼もしいなぁ、と。私もそれ、じぶんに分かることなら大いに協力したいところ。

流水の理由を|◯回目の6月21日

雲が発達した日の夕焼けは雄大だ。
窓から身を乗り出してしばらくのあいだ眺めていたいけれど「蚊が入るわよ」。


◯その理由

理由を知りたいけれど、ほったらかしになっていることは結構ある。

「流水解凍」

これもそのひとつ。

なぜ、水を流し続けなければならない?
水がもったいないじゃあ。

そう思って、いつも蛇口の角度と何度も格闘し、ポタ、ポタ、くらいの流水具合にまでケチっていた。

でもきっと、〈流水〉には意味がある。
今日こそはと検索。

ゆっくり解凍と速く解凍はどちらがいい? 急速解凍のすすめ | 専門家監修の食品冷凍情報サイト「おいしい冷凍研究所」 冷凍は急速冷凍で。では解凍は?解凍も急速解凍がおすすめ!食品の色の変化、臭いの発生を抑えられます。流水、氷水、電子レンジな frozen-lab.eda-mame.jp  

→流水にしないと溜めた水温が下がりすぎてしまうので、時短を目的とするなら流水が◎
(加熱や味付け済みの調理品の解凍に適している。ただし、生ものの場合は、食材の劣化が起きにくい氷水解凍が◎)

なるほどポタポタ程度ではやはり微妙だったか。


◯注視

前日に一回目のワクチン接種をしてきた母の様子を注視しながらの日。

打った方の腕はやはり痛いらしいのと、お昼頃に37℃の微熱はあったけれどそのあと下がって落ち着いて、食欲もあるし概ね今のところだいじょうぶそう。

高齢だし基礎疾患あるし、やっぱり心配。

3時頃まで作業して、ストレッチをしてから寝る。
『このエリアのクレイジーX』の最終回が配信されただろうけど、観られず明日に持ち越し。楽しみな反面、終わっちゃうのがさみしい作品。

そういえば西田敏行|◯回目の6月20日

緊張することのあった日。

と裏腹に、最大6人でオンラインでの集いを。
これまでじぶんを含めて3人がMAXだったので、とても大人数。

とはいえ、気心の知れたお仲間たちなので、のんびりと。

途中、ある子が私を「西田敏行みたいになってますよ」と言って、そういえば昔じぶんでも似てると思ってよく顔まねしたことを思い出した。ひさびさの西田敏行……手前味噌ながらけっこう似ていた。


友だちと話しているときの流れで、共通の友だちが最近どうしているかなど話題にのぼることがあるけれど、じぶんはそうしたときに名前が挙がるのだろうか? 挙がったとしてどう報告されているのか? ……って、気にならなくはないよね。

だからこうした集いのときは、近況報告なんかを出来ればと思うけど。
何もないわけじゃないけれど取り立てて言うほどのこともないな、とか。
じぶんもやってる感を出したら出したであさましかったなぁ、などと悔いたり。
それで聞き手に徹したら徹したで、みずからすすんで透明人間になっちゃったような、かなしい気持ちになったり。
待って、今日まだ近況聞けてない人いる? て頭のなかで確認したりとか。

こうしたコミュニケーションのあれこれに触れられたことも含めて、たまにこうして集うのはやはりたのしかった。そういえば西田敏行だったことも思い出せたしね。

相手に一番望んでいること|◯回目の6月19日

今週のグータンヌーボを観ていて、ゲストのオズワルド伊藤さんがもう二人に尋ねた。

「理想のタイプ、パッと思いついたのを3つ挙げてみて」

私も一緒に考えた。

1,文化的な趣味や嗜好がある
2,一定以上の清潔
3,ある程度の体型(←贅沢理想枠)

次に伊藤氏はこう続けた。

「そこに、まったく同じタイプの人が二人現れました。でもあなたは、片方の人を選びました。その人が持っていた4つ目の特徴は何ですか?」

つまり、ここにきて4つ目のタイプを考えなければならないということだ。
さらに私も考えた。

4,おもしろい(話や考えが)

「それが、あなたが一番相手に望んでいること」

へええーー。
でも確かにそうだなぁと合点。どんなに見た目とか物腰とか条件とかが良くても、「でもあの人……そこはかとなく話がおもしろくないんだよなぁ」って人はいて、それ以上は好意を増殖していこうとは思ってこなかったかも。

とはいえ、〈おもしろい〉というのも人それぞれの主観なので、私にとっておもしろくない人が誰かにとっては超絶おもしろい、というのはあること。

結局は相性なのか──。


◯まどろみながら

週末の恒例、TBSラジオジェーン・スー堀井美香の「OVER THE SUN」』を聴きながら、生協のネット注文をし終えた頃には眠くなってしまった。

ソファに移動して目をつむりながらも、ラジオの続きを「最後まで聴いたぞ」と思ったのち眠りに落ちたのだけれど、「最後まで聴いたぞ」と思ったはずが話の内容は思い出せない。

まどろみながらしたことは、やはりまどろみのうちだ。
〈微睡む〉と書いて〈まどろむ〉。微睡なのだ。微かに眠っちゃってる。だめだこりゃ。ラジオ、最後のほうを聴き直そう。

カルテもそれくらい速く|◯回目の6月18日

先週の血液検査の結果を聞きに病院へ。今回はタクシーではなく歩いて。

◯病院への路

昨年の春から夏にかけてリハビリ入院していた母の着替えを持って歩いた病院への道を、ひさしぶりにまた歩いた。

昨年と同じ場所に同じ花が咲いていた。
この団地にはすごい庭造りが好きな人が住んでるなと感心していた庭は、今年もやはり見事に花たちが。
野良のトラ猫がいつもいたところには、今日は人がいて茂みをずっと見ていた。きっとその先に、トラがいたのだろう。会いたかったな。


◯検査結果

今日も軽々一時間以上待たされ診察室に呼ばれると、「お待たせしました。すみません」とあのキータッチがめちゃ遅な医師に謝られ、先週はそんなひと言もなかったのに、と意外だった。
再診予約の電話を入れたときに窓口の人に「前回一時間以上待たされたがどうにかなるものでもないのか?」という旨の質問をしたからかな? (どうにもならないことは分かった。)

カルテもそれくらい速く打ってくれや、ってくらい検査結果の数値を超絶ハイスピードで読み上げていく医師。
結果は概ね問題はなかった。それでも白血球の数は爆上がりで、「もうちょっと高かったら入院だったね」と。やはり。あと「あなた貧血だね、鉄欠乏性」。これは前から。


◯今回の教訓

……は「やれるときにやっとけ」以外に、「腸内環境の改善」と「引き続き鉄不足対策」。

鉄分は、飲むヨーグルトやサプリを時々飲んで気にしてはいたけれど、習慣として友だちが先日ススメてくれた鉄玉子を試してみようかな。


◯やさしくない

帰りにコンビニに寄ってピスタチオのピノを初ゲット。

帰宅すると母が〈やさしいアイス〉を一人で平らげていた。
「分けようとあんたの帰りを待ってたけど遅いんだもん」
……そんな言い訳あるか。

それでもピノをおすそ分け。
「甘っ!!」
そりゃ、“やさしい”アイスのあとはどんなアイスでもそうでしょうよ。

やさしいアイスを食べるのがやさしい人間とは限らない。苦笑

ティロリロリロ ティロリロリ|◯回目の6月17日

◯移動販売

週に三度、家からすぐそこに移動販売の車がやって来る。
とてもありがたいことなのだけれど、その「来ましたよー」てのと「いますよー」のために繰り返しずっと流している音が、頭がおかしくなりそうで参っている(苦笑)。特に「来ましたよー」の音はひと際デカい。

その音というのが、コンビニに入店したときに流れる──
♪ティロリロ リロ ティロリロリ
というおなじみのあの音。

あれが車が滞在する30分ほどのあいだ、“絶え間なく”流されている。

午前中の早い時間に来るのだけれど、私などはまだ寝ているので、その音で目が覚める。
キターーと枕で耳をふさぐ。このために前夜から窓を閉めておくけれど、全然聞こえてくる。

♪ティロリロ リロ ティロリロリ

……なんとかならないかな。
せめて、鳴る感覚を3回に1回にするとか、別の音楽にするとか。

便利なはずの移動販売だけど、最初に一回行ったきり、怖くて近づけないでいる。


◯賢い医師生活2

待ちに待った『賢い医師生活』シーズン2の配信が始まった。
観終わったあと、こころから「おかえりなさい!!」と歓迎していた。

本国韓国との同日配信(毎週木曜日)もありがたい。
これでまた、毎週木曜日を楽しみに生きられる。

相対的にお姉さん|◯回目の6月16日

後回しになっていたマイナンバーカードを区役所に受け取りに行った。「動けるときに動いとかないと」というおなかを壊したときの教訓にならって。

マイナンバーカード受け取りゾーンには、たくさんのマイナンバーカード受け渡し担当の方々が配置され、それはそれは粛々と丁寧に対応されていた。リスペクトしかない一方、行政的にはすごいお金かかってるなと思った。

いつもは行かない素敵めのスーパーにもひさしぶりに寄って、行きにも乗ってきたコミュニティバスに帰りも乗った。
「◯◯中学校の辺りで降りられますか?」と訊くと、運転手のおじさんは「はい」と言って出発した。(このバスは、基本的にはルート上の好きな場所で乗り降りできる。)

と、次の停留スポットでマダムが3人乗り込んで来た。マダムたちは降りたい場所を特に言わなかった。

私が降りる中学校が近づいてきたころ、運転手のおじさんが「中学校でいいの?」と訊いてきた。私はバックミラーに映ったおじさんに「え?」と訊き返す。するとおじさんは目線を外して、「お姉さんは分かった。お母さんは?」と言い直した。マダムに訊いていたのだった。

そっか、私“お姉さん”なんだ。と思って、ちょっと嬉しくなくもなかった。相対的に、なんだろうけどね。

しかし私も時と場所が変われば、相対的にでも“お母さん”とか“奥さん”とか呼ばれることもあろう。誰のお母さんでも奥さんでもないけどね、などと思いながら。


帰宅して、マイナポイントの申込みも完了。
20,000円の支払いで5,000円分のポイントが還元されるというけれど、9月末までに20,000円も何か買うだろうか……?
この点においてはもっと早く手続きすべきだったなぁ。


紫陽花、タチアオイブルーサルビアアガパンサスキョウチクトウ、ハルジオンもしくはヒメジョオン、ユリ──今日みかけた花たち。

野菜のアイスってなんだ|◯回目の6月15日

昨晩寝付けないまま朝になり、仕方なく起き上がって始まった一日。
結局、昼下がりに眠くなり夕方まで眠りこける。

夕飯の支度をしながら、「野菜のアイス食べたい」と母が言うのでなんのことかと思ったら。連載エッセイを更新。

〈61〉やさしいアイスのままでいい - 大島智衣の「oh! しまった!!」 毎週月曜日の朝には生協が届く。野菜や、牛乳・卵・お豆腐・ヨーグルト、パンやお肉や冷凍食品も。 昨日の月曜日。いつもの生協が ohshimatomoe-ohshimatta.hateblo.jp  

『大豆田とわ子と三人の元夫』が最終回を迎えた。
うーんとー。これはもっかい観てからだな。
と、何が? って感じであらゆる何かを保留。

このエリアのクレイジーX』の今日配信されたぶんを観て、寝た。残りあと2話か……。

韓国の友だちには昼間連絡した。オンライン会話レッスンなんてやっぱ到底できないだろうなって感じに相変わらずいろいろ大変そうだった;
それでも、2PMが『ウリチブ』披露したことを笑い合い、クレイジーXはまだ観ていないというので激推しといた。

肌理|◯回目の6月14日

ポンプは結局じぶんで詰め替えた。
とてもキメ細やかな泡が出てきた。

◯ちがっていたらごめんなさい

ふと。
『大豆田とわ子と三人の元夫』のチェインストーリー、

物語を紡いでいくのは、坂元裕二自身が教鞭べんをとる東京藝術大学大学院・映像研究科の卒業生で、坂元のゼミで鍛え上げられた若き二名の脚本家、市之瀬浩子と兵藤るり。

の市之瀬浩子さんは、私の好きなこの作品の……

……飯沼浩子さんだったりするかしら、と。
(次回作を待ち望んでいるもので。)

ちがっていたらごめんなさい。


◯戻りたくない

YouTubeプレミアムの3ヶ月無料お試しをしてみ始めたら、広告がないのがとても快適で。これは広告ありに戻りたくないなぁ……とその日から。価値ある月額1000余円。どうするか、3ヶ月後に考えよう。

◯てにをは

友へのオンライン韓国語レッスンも7回目。ようやく助詞に。
レッスンもたのしいけれど、「今週はどうだった?」とお喋りできるのもとてもありがたくたのしい。

私も韓国の友だちに会話レッスンしてもらいたくなってきた。ただ彼女と話したい、というのもある。


◯気になるけれども

夜中に目が覚めたときに、仕事のメールが来ているのに気がついた。
とても待っていた返信だったので、気になって開いて読んで、読み込んで、考えて──眠れなくなって朝になってしまった。あちや。

液で出るタイプ|◯回目の6月13日

部屋にときおり、小さなクモが現れる。
日をまたいでまた会えたりすると、また会えたね元気だった? とばかりに、親しみをおぼえたりする。

最近になって私に向かって静かに回りだした扇風機。
それさえ、かいがいしく動いている様子が生きている何かに感じられ、友だちのような頼もしさ。

さみしいのかな。そうとも言えない。

◯液で出るタイプ

深夜。浴室へ入ってボディーソープに手をかける寸前に、あっ前回ボトル空になりかけだったけど……!? と気づいてボトルを持ち上げてみたら、重かった。

父が入れてくれたのか、とありがたくポンプを押すと出てきたのはシャビッとした透明な液体だった。
うわ、と思いながらも、泡立つっちゃ泡立つので、不思議だなぁ、と思いながらひと通りシャワーを終えた。

ドライヤーで髪を乾かしながら、父は何のボディーソープを詰め替えたのだろう? と洗剤ストックたちを覗いてみる。すると、手前にあったのは〈泡ボディーソープ〉なる、いわゆる“泡で出るタイプ”のだった。専用ポンプボトルが必要なやつだった。

これをあの人は詰め替えちゃったのか……と恨めしい気持ちになる。
が、これで、春に無印良品週間で買ったままのポンプボトルが役に立つ。

問題は、誰がそちらへ詰め替えるかだ。私はイヤだぞ!


◯2PM

おなかを壊しているうちに、2PMが6/28のカムバを前に5年ぶりに完全体であのウリチブをパフォーマンスしていた。

嬉しかったけど……ちょーっと……衣装とPAとカメラワークと舞台美術と照明と……もっとうーん……などと欲が出てしまった。嬉しかったけれどね。

おなか三部作|◯回目の6月10・11・12日

◯回目の6月10日

◯ルーロー飯

冷蔵庫の豚バラ肉をどうしよう、とここ数日考えては他のおかずに落ち着いていて、今日はそうだと〈ルーロー飯〉を作った。

いつかのためにと買ってあった五香粉がついに本領発揮。おいしかった。
たくあんの代わりに小松菜を添えて。

◯おなか

作業をしていて気づいたら夜中の2時になっていた。
次に時計を見たときには[AM 2:34]で、並びだなと思ったあと、今日の作業はここまでと寝支度を始めたくらいでおなかが痛くなってきた。

そのあと1時間ほどトイレで苦しんで──自分史上最大に痛いかも、と思いながら、でもこれまでの経験で得た「声に出してうめくと多少痛み分散する」という知見を実行するも、今日ばかりはなんともならず。

おなかのなかのものが出切ったかな、とひと段階落ち着いたあとも、おなかの痛みは引かなくて。
それでも明け方4時過ぎくらいに眠りにつけたようだった。

◯回目の6月11日

◯続おなか

朝6時頃、目が覚めると昨晩のつづきでまだまだ全然おなかが痛い。
トイレとベッドを行ったり来たり。脱水を起こさないようにと水を飲んでもぎゅううとなる。

10年前に急性胃腸炎で入院したけれど、そのときの痛み方に似ていると思った。
あの時は、派遣の仕事でストレスを溜めていたところに、消化の良くなさそうな固茹でのとんこつラーメンが引き金になったかな……と思うのだけれど、今回は?

知らずにいろいろ負荷が掛かっているところに、ゆずソーダに氷を入れて飲んで冷えた……?
ホルモンバランスでおなかを壊すことが月に2度ほどあるけれど、痛みがその比じゃない。
昨晩おいしく食べたまさかのルーロー飯?

原因は分からない。けれど、抱えている仕事の進行のことも考えると早いうちにとりあえず病院に行って薬だけでも飲んどこう、と朝イチで病院に電話を入れた。

予約を取れたのは15時半。呼ばれたのは16時45分。
症状が落ち着いていたのは幸いだけれど、それでも断続的に痛みの波が来るなかで、待合室で一時間以上待たされるのはしんどかった。。だったら16時半の予約でいいじゃんか。なぜ15時半に来させる。

ようやく呼ばれて診察室に入ると、これだけ待たされた原因がすぐにわかった。
50~60代くらいの医師が症状をヒアリングしながらパソコンにカルテを打ち込んでいるのだが、それがメッチャ遅くて下手なのだ。誤入力&誤変換の大祭りである。
医学を習得されたことは間違いなく崇高でありがたく素晴らしいことでいらっしゃるが、どうかブラインドタッチも習得してくれい!! と無言・無表情で訴えざるを得なかった。

正直、10年前のことを思うと、今回も最悪入院あるかも……とドキドキしていたのだけれど、「そこまででは、なさそう」とのことで、薬を処方してもらって様子を見ることに。あと一応採血もして検査に出しておいて、「症状が落ち着かないか、検査結果が気になるようなら、来週また来て」と。

採血のとき、針から伸びた管が腕に触れていたのだけれど、それがとても温かかった。血ってあったかいんだなぁ。
採られていった、じぶんの体のなかにあったものに、なんとなく情みたいなものを感じながら見ていた。

会計をすると思ったよりずいぶん高額だった。採血検査代だ。
「検査結果が気になるようなら、来週また来て」って……こんだけ高い金額出したんなら気にならなくても聞きに行きたいわ。というか気になるし。

帰り際、薬局の薬剤師のおじさんがすごく優しかった。弱ってるときは沁みるよね。

若干まだおなかはいたいのだけれど、とりあえずは大丈夫そうで良かった。
良くなかったのは、そのぶん作業が滞ってしまったこと。

今回、身を持って強くしみじみと実感したのが、「動けるときにやっとかないと」ということ。
仕事にしても、洗濯や掃除など家事、シャワーを浴びるなんてことに至るまで、動けるときにやっとかないと! なのだよね。動けなくなったら出来ないんだから。後回しとかにしてる場合じゃないよじぶん! これからはどんどんやってこ! と自戒をふんだんに込めて肝に銘じた。

◯回目の6月12日

とてもびっくりしたことがあった。
とてもびっくりして、すごくこわかったので、詳細は書きのこさないでおきたい。

◯続々・おなか

薬のおかげかおなかは概ね落ち着いて、一日ずっと作業ができた。
おかげで、一旦ひと段落。

ここ数日の出来事を通して、「健康でいたい」という気持ちを強く感じるように。

思えば、これまでに何度も万全じゃない状態で原稿に向き合ってきた。風邪とか、ぎっくり腰とか。今回のおなかとか。

そんなんじゃだめだ。健康じゃないと。

とりあえず、今日のところは、ストレッチをいつもよりは多めに努めてみた。

結局“どんな人を好きになるか” は“どんな人に優しくされてきたか” な気がする|◯回目の6月9日

夢のなかで会えた友だちに思いをぶつけていた。
友は友で思いがあってそれを私にぶつけていた。

だったらしかたない。真実もきっとそのとおりだ。

◯ぎっくり

右の背中を軽くやってしまった。
よくやる〈ぎっくり背〉だ。

昨晩寝る前のストレッチが甘かったか、と反省。
今週はいつもより机に向かっている時間が長いのも理由だろう。

全身のストレッチに加え、湿布というか〈経皮鎮痛消炎テープ剤〉を貼ってしのぐ。

◯夕焼けが綺麗なら

日が伸びて、夕食の支度をしていると夕焼けが綺麗で。

ちょこちょこ支度をしては窓から身を乗り出して夕焼け空を見て、を繰り返していたら母が「何してるの?」。

夕焼けが綺麗なんだよ、と言うと「あら。あなたロマンチックなところがあるのね」。

なんだそれはというコメントはさておき、母が娘のとある繰り返し行動に気づいたことが意外だった。私のことなんて興味のない人だ。

ホントは、夕焼けが綺麗ならば「見て!」と呼び寄せて、それで母も夕焼けが綺麗と思ったらいいなと思っているのだけれど、ちょっと前にそうやって呼んで見せたら、「たいして」と言われたのでもう呼ばないことにしている。


◯好きになる人

結局
“どんな人を好きになるか” は
“どんな人に優しくされてきたか” な気がする

どんなにイケメンでも、過去これまでにそういうタイプの人に優しくされたことがなければ、ふわふわと寄っていきづらい。

この人なら、
私でも優しくしてくれるかも……?
目をちゃんと合わせてくれるかも……?

そう思えた人だ。すくなくとも私が好きになってきた人たちは。


◯鼻笛

触れてくれるひとがいいよ|◯回目の6月8日

ネジ花は、小さなあの花たちに鼻を押し当てるようにして思いきり息を吸い込むと、甘くみずみずしい香りがほのかに鼻腔に届いて、とても気分が良くなる。

◯うなり

半額以下になっていた枇杷を父が2パック買って帰ってきた。

さっそく冷やしてかぶりついて、とてもおいしくて唸っていたら、愛猫がマグロを食べている時だけうまいうまいとばかりに唸っていたのを思い出し、母と一緒に笑い泣きした。

もっとたくさんおいしいもの食べさせてあげれば良かったねと母が言って、ホントだよと私がいつも言う。

◯配置

録画した『趣味どきっ!』で、穂村弘さんのご自宅リビングを観られちゃうという恩恵にあずかった。

こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ (2)「歌人 穂村弘」 - 趣味どきっ! ページをめくれば、一瞬で別世界につれて行ってくれる本。歌人の穂村弘さんは、宝物を探すように一冊の本との出会いを求めてきたと www.nhk.jp  

窓際空間に置かれたテーブルと椅子とソファのおさまりがとても好みで、やっぱりこの配置の感じいいなぁと眺める。


◯線引き

返信は二日後にさらりと届いた。
一時間かけてさらに送った返信はとても長文になってしまった。

そこへ返ってきた返信は二行だった。
私の長文内容には触れず。

線引きをされた感じ。

途端にかなしくなって、ポップなカラーの観覧車を誰かの旅行動画のなかに見つけてもかなしくなった。

触れてほしいよ。
触れてくれるひとがいいよ。


きっと最後になるだろうほぼ「さようなら」の気持ちで送った返信は、一行にしておいた。

未読飲食よりはまだ|◯回目の6月7日

窓を開け放し網戸で過ごす季節。
お隣さんの陽気な(?)ラテン語のお喋りもよく聞こえてきて、ちょっとしたトリップ気分。

公園の木々がすっかり新緑をまとって、向こうの景色までは見渡せなくなった。

◯畑の水

ベランダ園芸のミニトマトが赤く実り始めたので、最初の2個を収穫し母と分ける。

なんとも小さい、けれど弾けた果汁はとても甘くて濃厚で、ぬるかったけどそれが“太陽のぬくもり”と思えば。

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かつて農家さんに住み込みで働いていたとき、トマトは水だった。
夏の日差しに灼かれた畑仕事のあとは、水を飲むかわりにトマトにかぶりついた。

惜しげもなく枯れた喉を潤してくれて、それ以来トマトをリスペクトしている。

◯こんなルールがあるんだな、ったって

友への韓国語レッスンも5回目。

発音の〈鼻音化〉とか、〈流音化〉とか、〈ㄴの挿入〉とか……一気に頭に入れようとすると、私もそうだったけど挫折気分を味わいがちなルールたち。

じきに体系的なそんなルールたちは意識しなくとも身についてしまうものだ。
けれど、テキストにも“今の時点では、こんなルールがあるんだな、と理解できていれば大丈夫”とあるように、今日はそれらをひと通りさらうことだけを目標にしたけれど、もっと負担を感じさせずに教えられていたら……と自省; 勉強になるなぁ。

早く文法に入りたい。


◯未読飲食

ある人に思い切ってあるメッセージを送ったけれど、想定通りすぐには返信は来ず。
既読になっているかすら確認するの怖くて見ていない。
既読になってても、それはそれで怖い。

読まずに食べた黒ヤギさんよりはまだいいか。

雑草が教えてくれること|◯回目の6月6日

いちばん下のネジ花の花が咲きはじめた。

◯雑草

ベランダの鉢植えたち──
よっぽどでなければ雑草は抜かないでいる。

抜くのがなんかしのびないのと、雑草と呼ばれてしまっているけれど咲かせる花はけっこう可愛らしかったりする。

なので、なるべくメイン植物には彼らと共存してもらっている。

そして、なにより良いこともある。
雑草がしおれかけていると「あっ水あげないと!」と水遣りのサインになるのだ。メインの植物たちより小さな雑草たちは水切れに敏感だ。

カタバミスベリヒユハコベ、ミチタネツケバナ……どれも可愛らしくて、好きだ。

ホットックは裏切らない|◯回目の6月5日

ネジ花の花芽にピンク色を見てとれるまでに。

◯マフィンの前に

またマフィンをつくろうと思った矢先。
冷蔵庫の野菜室を全開してみたら、奥にあるホットックミックスが目に留まった。2年ほど前に新大久保で購入して以来、ずっとここにいる。

いつかつくろ♪ とその機会を待っていたけれど、なかなかホットック・スイッチが入らないまま……箱の裏面を見ると賞味期限は昨年夏で切れていた。

今だ。今日だ!

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と、せっせとつくった(全8個)。

馴染みのない韓国の甘い菓子に、はじめは訝しげだった母もなんだかんだ2個ぺろりと平らげていた。

しかし甘い。中に包み込むシロップが甘い。
それを知っていて遠慮がちに包んでもやはり甘い。

そして垂れる。食べているそばからそのシロップがトロリと垂れる。
それを知っていて遠慮がちに包んでもやはり垂れる。

ホットックは裏切らない。

こねるのは楽しかった。


◯既視感

ドラマ『あのときキスしておけば』を観ていて。

井浦新がベランダから無理やり室内に侵入して来るのだけど、すごい観たことある感じがした。しかも最近。

映画『宮本から君へ』だった、と思い出す。
井浦新、ベランダから入ってきすぎ。笑
(オマージュ?)

「なかなか」は絶賛|◯回目の6月4日

ピスタチオ味のピノを買いにコンビニへ行きたいなと思うのだけれど、風の強い一日雨の日。 

◯じぶんでメモしときゃよかったハナシ

6月から金曜の母の訪問リハビリが約一時間後ろ倒しになったことが抜け落ちた状態で、これまで通りに起きて掃除して待ってたら……いつまでもリハさんは来ないのだった。

母も時間を過ぎてようやく、だいぶ前に「たぶん時間変更になります」と告げられたときに付けたメモを見つけ、まだ一時間あることを悟ったようだった。

何度も何度もリハビリ時間を娘に尋ねる母に、「時間はちょこちょこ変わるんだから大きく書き出しておきなさいな!」と偉そうに指示しておいたのが功を奏した。

そうでなくとも先週、リハさんがリマインドしといてくれれば、今日あと一時間は寝ていられたのに……などと勝手なことをつぶやきながら部屋へ戻る。

とはいえ、早く起きられたならそれはそれでいいじゃないか。という気持ちで机に向かう雨の一日の始まり。

◯なかなかのマフィン

昨年の今時期つくり過ぎてもうしばらくはいいか、とずいぶんご無沙汰になっていたマフィンをひさしぶりにつくった。ホットケーキミックスでつくる簡単なもの。

昨年は母が入院中だったから父と分け合って食べていたけれど、今日は母に振る舞えた。

〈お豆と雑穀のホットケーキミックス〉に、バナナとキャラメルとナッツを加える。

キャラメルを牛乳に4粒も溶かし入れたからそれなり甘いだろう、と思ったけれど全然だった。風味もほとんどなくて;

手作りお菓子のこのような仕上がりには毎度、売られている菓子らの砂糖と油脂の量に思いを馳せる。メッチャ入ってるよね。でもだからこそ、スイートでおいしいのよね。

とはいえ、褒めることを知らない母が「なかなか」と言ったので、まずまず。また作ろう。

誰かと“クレイジーX”|◯回目の6月3日

お昼にコーンマヨネーズパンを食べて胃がもたれている。
コーンか、マヨネーズか。はたまたパンか。

胃もたれの犯人を探る午後だ。
それとも濃いめの麦茶……?

◯誰かと

今度、6人くらいでLINE飲み会をすることに。
この一年、オンラインで集ったのは最大でも3人(自分含む)。初めての大規模飲み会だ。

とはいえ、なんか、実際には飲まなくていいなと思っている。ソーダ水くらいがちょうどよい。昨年の3月以来、お酒を飲んでいない。

次に飲むとしたら、この禍が明けて誰かと一緒に直に飲む時がいいなと思っている。


◯『このエリアのクレイジーX』

なんかブッ飛んだの始まったな、と思ったら面白くて今配信されてる分まですべて観切ってしまった。

KakaoTVのウェブドラマだからか、30分ずつの1話1話がムダがなくぎゅっと作られていて(つまり韓国ドラマ特有の冗長感がない)、観ているあいだずっと面白い。

Mad for Each Other | Netflix Official Site Bothered to realize they are next-door neighbors and share a www.netflix.com  

近年稀に見る大爆笑もしてしまった。

脚本・演出・俳優・すべてのスタッフワークが良いけれど、『応答せよ1994』に出てたチョンウがこんなにも面白い役者とは…。1994を冒頭で離脱したことが今さら悔やまれる。それなのに、Netflixからなぜか今1994だけ消えている。残念。

AKMUのスヒョンがコンビニ店員役でちょこちょこ出てくるのもイイ。

このトレーラーもなかなかよね。

今月末までかけてちょこちょこ配信封切られていくのだけれど、はやく全部観たい…!

//その他ご参考までに

「好きになった人がタイプ」へのひとり問答|◯回目の6月2日

台所に立っているともう汗をかく季節。
ベランダのミニトマトがようやく赤く色づいてきた。

◯問答

「どんな人がタイプ?」と訊かれ、「えー? うーん……好きになった人がタイプ」と答える人について、よく考えてしまう。

いやそれじゃ答えになってないのよ、と思う。
例えば「どんな車がタイプ?」って訊かれて「えー? うーん……乗った車がタイプ」とは答えないじゃない?

ま、分かるけどさ、言わんとしてることは。

でも何それ、ちゃんとそこから自分で分析して回答導き出してよ。そこ訊いてんのよこっちは、ってことなのよ。いや、ですよ、はい。(基本弱気)

……って言う想像をして、でも平行線なのかな;と思うあたりでこのクローズドひとり問答は終わる。

トーク番組やインタビュー記事でよく見かけるけれど、実際に対面でこう言われたことはまだない。
でもいつか言われたときのために、心の準備をしておきたい。

花椿〈今月の詩〉

あの日、あの子が閉じなかった かっこ の中で
「音読」(詩/和山椒)より

という出だしで掴まれる。
穂村弘さんの評も良かった……。

音読 | 今月の詩 hanatsubaki.shiseido.com  

違和感と引っ掛かり|◯回目の6月1日

窓からふき込んでくる風は今日もやわらかく心地良いなーと思ったけれど、そとへ出て歩くと途端に「暑っ!」となった。

◯柿観察

柿の木に柿の実がなりはじめている。
まだ小さめのミニトマトくらいの大きさ。

柿はここからが長い。
実り熟すまで、梅雨も夏も、初秋も越える。

そして、あっという間に鳥に食べられる。

私が食べられるわけではないけれど、それらを長い期間で観察できるのが、柿はおもしろい。

◯きぼう

20:52 国際宇宙ステーションきぼうを見た。(3度目くらい?)
北西から西へ。

今日はスマホを構えずに、肉眼でじっくりと。
おかげで、けっこうたっぷり、見上げては両手を挙げて手を振って。

煌々としていて、きりっとやさしく、美しかった。

◯ドラマの要素

『大豆田とわ子と三人の元夫』第8話。

松たか子オダギリジョー坂元裕二脚本での競演に、痺れたし、贅沢だったし、痺れた!

……のだけれど……オダギリジョー演じる小鳥遊(たかなし)にどうしても……なんでか……そこはかとなく……“違和感”?

その正体を悶々と考えているうちに、今話の慎森や前回語られた彼を表するワード〈企業買収の悪魔〉などもやけに引っ掛かってきて。あと、追い込まれているという情報も合い絡まって──。

中村慎森 「もしかしたらマディソンに勝てるかもしれないよ。っていうか、あの小鳥遊って男? 近々自滅してくれるかもしれない。今マディソンは社内で揺れてて、社長派と専務派で別れてるんだって。小鳥遊は社長派で、学歴がないのに出世したのは社長の手足として生きてきたからなんだ。これまで社長の指示で大勢の敵を潰したり、無茶なこともしてきたから相当恨まれてるらしい。駅の階段とか、ホームから突き落とされたこともあるほどだって。専務派が勝てば、小鳥遊は追放される。」
坂元裕二脚本『大豆田とわ子と三人の元夫』第8話より)

もしかしたら、とわ子にしていることも、彼女を退任させようとしている“悪魔”のような“無茶なこと”だったりする……???(葛藤も込みで?)

と、むくむくと湧いてきて。
そう思うとゾッともするけど、違和感の正体はこれだったのかともスッと落ちる。

っていっても。なんだかんだそんなの私の邪推と誤読だった、そんな視聴者の反応も想定済み、ってならそれはそれで、まんまと翻弄されましたッだし、ホントは他にも引っ掛かってることはあるのだけれど……、いずれにしても最終回まで見届けたい。

どうなるんだーーー。笑
違和感と引っ掛かりは物語の重要な要素たちだ。

すごいすごいドラマだなぁ。