きょにっき|2021年10・11月

◯2021年11月17日(水)晴れ

起きてふと、舌が真っ黒になっているのに気づいてびっくりした。

クリームソーダを飲んで舌が緑になってる時くらいじゃなかったっけ、こういう感じに驚くの?

思わず綿棒でこそいで匂ってみるけれどなんの匂いもしない。

あぁ、昨日舐めた『濃ーいブルーベリー』飴?

けれどそんなに夜遅めに舐めていないのになぁ。

寝る前に歯を磨いてフロスしたときも、まぁまぁ口の中覗いてたと思うけど気づかなかったなぁ。

……謎い。

すると、ふと目に入った『鉄&葉酸グミサプリ』。

これっぽい!

貧血気味なので、これまで鉄分をサプリや鉄玉子で補ってきたのだけれど、グミ好きとしては願ったり叶ったりの鉄グミが出たと知って飛びついた。ほぼぶどう色のぶどう味。

一日2粒が目安のところを、ケチって一日にひと粒ずつ大切に口に放り込んでいる。

それを昨晩は、生理期間だったので正規の2粒食べたから……だろうか?

大好きだしありがたい鉄グミ、パッケージの裏面にいろいろ注意書きがあるけれど、

●翌朝、舌が真っ黒になることもあるけど驚かなくて大丈夫

……と小さく付け加えてはいかがしら。なんて勝手なことを思った。

 

◯2021年11月6日(土)晴れたり曇ったり

今はっきりととんびが上空で啼く声が聞こえた。

ここは確かに海に近いけど、そこまで近くもない。

けれど昨年あたりからとんびが飛んでいるなと気づいた。

食べ歩きしているときに取られないように気をつけないと。

 

◯2021年11月1日(月) 晴れ

午後からは曇りがちの秋晴れ十一月のスタート。

 

◯2021年10月30日(土)晴れ

私が出会いたいひとは、

どこへよく出かけるだろう。

私もそこへ出かけたいんだけど。

 

◯2021年10月14日(木)晴れ

起きたそばから鼻がかゆい。

食べたものの何かに反応してそうなることがほとんどなので、起きたそばから何も口にしていないのにかゆくなられると混乱する。

鉢植えに水遣りをするためにベランダへ出ると、戸のすぐの壁の所に昨日追い払ったカメムシがいた。確証はないけれどきっとそうだ。昨日、ホコリを出さんと網戸を開けていた隙におそらく侵入したあやつが、レースのカーテンに引っ付いてるのを見つけたときは「ひっ」となった。頼む、出てっておくれ、と外に追い出した。その、多分、あやつだ。なぜ律儀にもまだそこに。不審に思った。が、そのあとすぐ、もしかしてまるの生まれ変わりだったりするのか。まる、私にもう一度出会ってくれようと、転生を繰り返しているけれど、今回はカメムシだったか……? だとしたら気の毒だ。追い払ったりして。気づけずごめん。そうなのだ。愛猫まるを失くしてからは、やけに私の周りを飛び回る小虫がいれば、「もしかして、まる?」と思ったりするようになった。だからこやつももしかしたら……? でもごめん、さすがにカメムシはキビシい。また何か、別の何かに、できれば猫に生まれ変わってどうか訪ねてきてほしい。ずっと待ってるからね。

 

◯2021年10月某日

秋はあらゆるものがオレンジ色に向かう。

クロワッサンはすくなくとも一度に二個は食べたい。

一つ目は端っこから、もう一つは真ん中の下にあるペリッとしたところから、食べたい。

でもできれば三個食べたい。

 

◯2021年10月5日(火)

今日の熱気はすごいです。気温は27℃。洗濯をしたけれどすぐに乾きそう。

きょにっき|2021年9月

◯回目の9月13日

マラギレッスン
それでも二人に会えば

◯回目の9月12日

いやになる
出て行きたくなる

◯回目の9月11日

欲しかった、やりたいと思うばかりの線香花火を、夢のなかで花火屋を見つけて、買おうと思った夢をみた。いい夢だった。

ここ数日、飲み物を飲み込むと左手のひらの人差し指の付け根あたりがズキンと痛かったのだけれど、スマホを持ちすぎたのかな? と思い当たらなくもなく、最近は外していたスマホリングホルダー付きのスマホカバーを戻して着けた。スマホを持つにしても、なるべく手に負担が掛からないように少し気をつけてみた。そのおかげなのか、今朝は飲み込んでも痛くない。
スマホカバーを外していたせいで、昨日お昼のカルグクスを友だちに写真を撮って送ろうかなと撮ろうとして手から滑り落ち、カルグクスにINしてしまったのも、カバーはやはり必要だと思った所以だ。
浸かってしまったスマホの下半分と充電口とスピーカーのあたりは丁寧に水分を拭き取るに努めてはみたものの、そんなことはすっかり忘れて夜寝る前に充電ケーブルを通したあと、フォン……。フォン……。と何度も充電スタートしたときの音が鳴って、あぁやっぱり充電口の拭き取り、十分じゃなかったか……と気づく。それでもなんとか落ち着いたものの、壊れませんように……。

◯回目の9月10日

書く気にならないのよ。誰にも届けたい人がいない。ほかの星にいるじぶん宛とかでもない限り。

◯回目の9月5日

先週ほぼずっと雨で、洗濯物がたまり着る服がなくなっていく日々だった。仕方なく少量だけ洗濯して室内に干し、扇風機を当てる。夕方、一瞬日差しが見え、わぁとなった。

◯回目の9月4日

移動販売車の大苦手な音で目が覚める。すぐに窓を閉めに行き、ベッドに戻ってイヤフォンを。それでも聴こえてくる気がして音楽を聴く。そうしてそのまま起きた。なんていうか…本当になんとかならないかな。

夜は韓国の友だちカップルと〈랜선 술먹방〉ことオンライン飲み会。オンラインのことを〈랜선=LAN線〉と表現するの面白い。
純豆腐チゲを食べながら3時間以上に渡っておしゃべりする。向こうは私のリクエストで宅配チキンとトッポッキ…おいしそうだった。
また『D.P.』の話になったのだけれど、韓国では「軍生活できない者は社会生活もできない」とも言われていて資質の指標にもなっているそう。情勢も含めて、いろいろ、、、いろんな思いを巡らさざるを得なかった。
それ以外はずっと互いに爆笑しており、終えたあとは全身がわんわんしていた。ひさしぶりの感覚。たのしかった。

◯回目の9月3日

不安な状況が市内で発生していたので母の訪問介護リハビリは今週の2回分は休んでもらった。それでも歩行の自主練はしないと、と母に付き添ってひさしぶりに一緒に歩く。この時期は蚊との闘い。虫除けを軽く振って出てきたけれど、おでこを刺されてしまった。次はもっと念入りに。ひさしぶりに様子を見に行ったびわ三郎はもう立派な木になりつつあった。頼もしい。

◯回目の9月2日

『賢い医師生活』の配信を楽しみに一日を過ごす木曜日。しかし、今週は配信がないと知って大がっかりする木曜の夜。“韓国リアルエクソシズム”こと『客 The guest』を観進めるも、怖くて夜は気が進まない。

友だちがまた一人BTS沼にハマり、私もKPOP愛を再考。と、HIGHLIGHT(元B2ST)が全員除隊し春にカムバックしていたことにようやく気づき、チェックする。6人だったのが今や4人。

[MV] Highlight(하이라이트) _ NOT THE END(불어온다) - YouTube Music [MV] Highlight(하이라이트) _ NOT THE END(불어온다) K-POP Wonderland, 1 music.youtube.com  

その流れで2010年くらいからの年別MV視聴回数ベスト5みたいな動画を観ていて、懐かしく、愛おしく、今こうしてこんな気持ちになれること、KPOPを好きだったこの10数年、ありがたかったなぁ、としみじみ。それでいて、私はこの素晴らしい作品たち、パフォーマーたち、それをつくり上げ、さらに届けてくれた…すべての人たちに、なにかできたことがあっただろうか? さほどお金も落としていなく、なんだかとても申し訳なくなった。これからもサブスクで聴くとか、できることはしたい。と思った。

◯回目の9月1日

起きるとなんだか瞬きするのがもたつくぞ、と鏡を見ると左目のまぶたが腫れていた。疲れやストレスがたまると腫れることがあるけれど、昨晩長々とモッパン動画を観てしまったせいだろうか。〈まぶたの腫れ〉で検索したらいろいろ出てきてまたもや不安になるだけで、午後には腫れは引いていた。……そんな9月の始まり。

きょにっき|2021年8月

◯回目の8月31日

マチネが終わって街へふらっと出て、なぜだか美容院へ入った。けれどなかなかカットが始まらない。美容師はマスクもしないで話しかけてくる。そうこうしているうちに「あれ、今日ってソワレもあったっけ?」とスマホで公演情報を検索するけれど見つけられず、適当にリダイアルを押すとすぐにプロデューサーに繋がった。時計は18:24。不機嫌そうな声で「ソワレ? ありますよ、あと5分で始まります。おーしまさん今どこですか」……あぁ終わった、5分じゃここから劇場まで辿り着かない、終わった。あ、夢だ、良かった。と目が覚めた。本当に良かった、夢で。

昨晩、ぼんやり過ごしているうちに日付を超えていて、3度目のU-NEXTの無料トライアルの申し込み〆切を過ぎていた。少しがっかりした。でもまたお誘いきそうだし、Netflixで手一杯なのにU-NEXTまで観ていられないからいいよ、と気持ちを落ち着かせた。

今日はずっと小グモを見ないなぁと思っていたその日の夜、天井を見上げると小さなちいさなクモが何匹も。産んだのか! と呆気にとられる。小グモの子小グモ。こんなときはどうすれば? と検索してみると「じきにいなくなるから気にしないが吉」と多くあり、そういうものか、と静観することに。

友への初心者韓国語レッスン、過去形までひと通りやって文法の章を終える。次回からは会話の章。これまで、教えながら私のほうも学びが多く、なによりも楽しい。

そんなこんなで8月も終える。
いろいろだったけど、いろいろなものに助けられもした。
過ぎたものになお今この瞬間を苦しめられる必要はない。
これからもだいじなことをだいじに。

◯回目の8月30日

毎週月曜夜の会話レッスン4回目。友だちと、日本語を学びたいその彼氏も同席している。
『D.P.』を観たと話したら、彼女が「出演しているク・ギョファンって俳優がいいよ」と言ってきたので、そうそうそうそう私も、となった。兵役経験のある彼氏は、D.P.みたいな部署があるのは聞いたことがあるけれど、あそこまで実際に過激に追跡しているかは……という反応。いじめも2010年くらい以降はほとんどなくなったのでは、と。

◯回目の8月29日

クモはもうテレビ画面にも登場し縦横無尽で、私の視線をそこまでして集めたいのだろうか? と思うほど。

『君は私の春』を観終えて、キム・ドンウクを追いかけるように『』を観始めてみたら、“韓国リアルエクソシズム”と謳っているコンセプトにまごうごとなきコワさで、鑑賞体験としてはものすごく非現実すぎるところが逆にそれゆえぐいぐい観られてしまう不思議。キャストも良いのだ。

昨日から観始めた『D.P.』も楽しい内容ではないのだけれどぐいぐい観終えた。ラストのところで引っ掛かるところがあって、その引っ掛かりこそが重要なのだろうけどちょっと危うさもさらに引っ掛かって、、。こちらもキャストが良い。ソン・ソックって、『最高の離婚』『恋愛体質』に続いてこういうキャラクターに適役だなぁ、とか。チョン・ヘインは相変わらず精悍で、そして何より相棒役のク・ギョファンが良かったなぁ。検索したら、数年前の百花芸術での新人賞で記憶に残った人だった。ユ・テオに続き期待させてくれる俳優だなぁ。

◯回目の8月28日

やれるだけのことはやったと思いたい。
油断があった、なんて悔いたくない。
どうしたって他者にじぶんと同じ思いの重さは届かなくても。

◯回目の8月27日

遠く別の銀河に住む、いるかもしれないそっちの私へ

こちらは毎日がもうまんじりとしています。
いろんなことを思います。やになります。
とても些末なことのように思えますがリモコンが多いこともその一つではあります。
テレビ・HDDデッキ・クーラー・扇風機・照明・FIreStickTV……スマホも入れると7つものゴロゴロしたやつらたち。
これを大幅に減らすことができるスマートリモコンに色めき立ち、サイトやレビューをみたりしました。欲しくなっています。一日も早く手に入れれば入れるほどLOQが上がる気がします。
けれど、9月は誕生月でポイント還元率が少し上がるから9月までは待とうか、とか。それでも5日まで待てばもうちょっとだけ還元率上がるから5日まで待とうか、とか。でももう少ししたら最新タイプが出るかもしれないよどうする? とか。Amazonのセールで20%オフとかで買えたら最高なんだけどな、とか。
あ、今いちおう検索してみたらLOQが出てこなくて、正しくは〈QOL〉でした。クオリティ・オブ・ライフの略でした。確認しておいてよかったです。
こちらはまだ蝉が鳴いています。そちらはどうですか? 四季はありますか?
益田ミリさんの『スナック キズツキ』がテレ東で原田知世さん主演でドラマ化されるそうです。と思ったら『僕の姉ちゃん』もテレ東でドラマ化なんだそうです。いろんな気持ちがします。私はいつか穂村弘のエッセイ原作のドラマが観てみたいとも思うのですが、実現されたらそれはそれでいろんな気持ちがしそうです。
そっちの私はどんな作品が好きですか?
そっちの私は、書きたいことを書きたいように書いていますか? 私はそれを読みたいので、どうかいつも書いてください。待っています。

◯回目の8月26日

スイーツなのか、スィーツなのか、スウィーツなのか。
「カレーは飲み物」と言うひとは何を訴えかけたいのか。

ちっちゃい、といっても小指の先ほどのクモがここのところ私の部屋の壁を縦横無尽だ。
それがソファにまで下りてきたりしていて油断っぷりにすこし驚く。踏んじゃうぞ。
「おいおい」と遠まきにはらいながら誰かの生まれ変わりで会いに来たのか? と思わなくもない。実際にそうかもしれないし、邪険には扱わないでおいている。すっかり我が部屋のお馴染みサンだ。

◯回目の8月25日

ちょっとやってみよう、とじぶんに課したことに一日取り掛かっていた。
うまくいかない。気づくとしんどい。全然楽しくない。
これはじぶんがやりたいことじゃない、ということに気づけた貴重な課題だった。

◯回目の8月24日

友だちへの韓国語レッスンも15回目、ようやく過去形までやってきた。
彼女が本も読めるようになりたいと言っていたので、『82年生まれ、キム・ジヨン』の原書を少しずつ読んでいくことに。ちょうど習った過去形もこれでさらえるし、と。

82��� ������ - Google Play “사람들이 나보고 맘충이래.” 한국에서 여자로 살아가는 일 그 공포, 피로, 당황, 놀람, 혼란, 좌절 play.google.com  

◯回目の8月23日

◯モス
情熱大陸の#1168「仏師・加藤巍山」回を観る。
とてもストイックな仏師氏さんの、切り取られた時折彼がこぼした言葉たちが人間味あふれていてクスリと可笑しく好きになった。
「たまにモスバーガー食べるとすごくおいしい」

◯会話③
韓国の友だちとのオンライン会話レッスン3回目。
今回はトピックスを5個くらい挙げておいて進めたので実りが多かった。
ずっと疑問に思っていたこととか、なるほど〜〜と理解。
ドラマ『賢い医師生活』のユルジェ病院のロゴデザインの由来とか、なぜ韓国の人は待ち合わせの時間を約束するときに「◯時に会いましょう」とも言うけど「◯時までに(~시까지)会いましょう」もよく使うの? とか。

◯回目の8月22日

ひとさし指のぴりぴりは午後には引いていた。
なんなのかしらね、と思いつつもホッとも。

ベランダの鉢植えのムスカリたちがもう伸びてきている。
咲くのはまだまだ先の春なのに、頼もしいやらなんとやら。

◯回目の8月21日

昨晩早めに寝たせいか早めに起き上がる。当然か。
そうしておもいきり昼寝。そんなものよね。

数日前くらいから左手のひとさし指の先っぽが気づくとピリピリとしびれている。
検索してみると、年によるものだったり生活習慣病の症状だったりいろいろ。
不調の原因って最近はもうだいたいそんなところだよね、という感じで、ある程度受け容れるしかなかったりする。
で、とりあえずストレッチと電動フォームローラーに励んでいると、鼻がかゆくなった。しょっぱいものや魚介類の何かを食べたときにたまにかゆくなる(おそらくじんましんの一種)のと同じ所の鼻が。どうやら血流がよくなりすぎているらしい。
「こちら立てればあちらが立たず」みたいな? 指先ピリピリするからストレッチしてみたら血流よくなって鼻かゆくなる、みたいな? なんだかポンコツ気分だけ味わうことになった。
あ、とはいえ一つ発見が。かゆい鼻を、いつもなら保冷剤を当てて凌ぐのだけれど、保冷剤を取りに行くのが面倒でぎゅっと指で押さえておいてみたら凌げた。大きな発見だ。
「これは人類にとっては小さな一歩だが、私個人にとっては偉大なる一歩だ」(≠ニール・アームストロング)。

◯回目の8月20日

昼下がりのいちばん暑い時間に出歩かないといけなくて、まぁまぁしんどかったな。もちろんマスクもして。帰りは風もすこし涼しくなっていて助かったけれど。それで、とあるスポットで野良猫3匹に遭遇。ここが今この一帯でいちばん涼しいのだろうなと思った。

◯回目の8月19日

今日は父が休みなので母のことは父にお任せだい。
父の言っていることのほとんどは母の耳には届いていないが、でこぼこコンビでそれなりに楽しそうだから放っておいても罪悪感がない。

◯回目の8月18日

晴れてる思ったらザーッ。また晴れてザーッ。
の繰り返し。空が青かったり白かったりグレーだったり。

イライラ周期。おめでたいこともキラキラが眩しくてこちらのイライラが増殖。困ったものだ。ただの“そういう日”なのでやり過ごすほかない。

◯アメちゃん

おばちゃん皆んながその理由からかはわからないけれど、この頃ぐぐっとアメ頼みだ。
いろんな不安を溶かすよう、魔法の薬を飲むかのように、アメを舐めては気持ちを落ち着かせている。「マヌカハニー入り」とあるものはそれだけでより心強い。(もちろん喉のために舐めることも多いけれど)

ここ最近スーパーへも行けていないので、ストックが切れていくここ数日は不安が募った。昨日父が買って帰ってくれたのと、通販で買ったのが今日届いたので気持ちが持ち返す。アメを切らしてはいけない。

それでふと、おばちゃんたちが皆こぞってアメちゃんを持ち歩いているのはそういうことだったのかな? と合点がいきそうでもあったのだけれど、アメちゃんの代表格〈黒飴〉を愛舐めする域にはまだ達していないので(ただ単に好みの問題かもだけど)、私なんぞのひよっこではわかっていないことがまだこの先あるのかもしれない。

◯回目の8月17日

一昨日あたりから急に冷え込んだので、うっすら鼻水出るなーくらいの微かな風邪の気配。
不安におもいつつ、昨日は豚肉を食べたり蜂蜜をお湯に溶かして飲んだりあがいたら、今日はなんでもなくなっていた。ありがたい。

『言われたいセリフ50音』の「め」を更新

◯回目の8月16日

月に二度ほどおなかをくだすのだけれど、統計的にホルモンバランスの変動によるものだと思っている。
今日も今日とて、三度ほどトイレへ駆け込みながら「今日の会話レッスンはお休みにしようかな……」と日和る。
でも、こういうときこそ、好きな友だちと話せば、元気が出るもんだよな、と強行。
思ったとおり、終始笑いっぱなしで、痛みはいつの間にかおさまっていた。
好きなひとに会って話すのが、いちばんの薬。(オンラインでも)

夜中、トイレへ行こうと部屋を出てスリッパを履こうとしたところで何かに気づく。
スリッパのかかとのところに何かがいるのだ。
まさか……!? と恐るおそる覗き込むと、ナメ◯◯だった。
まさかの事態は下回ったけれど、げ! と思いながら玄関の外へ放ち出てってもらった。
この雨のなか、弟の家を片付けた大量のゴミを捨てるとかで出歩いていた父のせいに違いない、とうらめしく思った。

◯回目の8月15日

昨晩『エクストリームジョブ』が配信解禁になっていたのでさっそく観た。前にも課金視聴で2回観ているので今回3回目。
で、これまでに『エクストリームジョブ』を2回観たあと、イ・ビョンホン監督の脚本・演出ドラマ『恋愛体質』をこれまたつい先日2周目を観て、そんな折に観た今回の『エクストリームジョブ』にはこの人『恋愛体質』出てたじゃん! って俳優がたっくさんいることに気づいた。ので、より楽しめた。

その流れで、これまた韓国で大ヒットしたらしいとあるパニックムービーを観たのだけれど、苦しくて。パニックものって平和なときには絵空事としてたのしめるものなんだろうなと思った。

◯回目の8月14日

起きて「あれ?」と思った。
今朝、移動販売車の音で目が覚めなかったからだ。
大雨で来なかったのか、雨音にかき消されたのか、眠りが深かったのか?
分からないけれど、移動販売車が週3回訪れるようになって半年、、初めてのことだったので、嬉しいような不思議な気持ちになった。

◯それぞれの世界
通っている教会の会報誌に母が闘病記を寄稿するといって何やら原稿用紙に書き綴っていた。
どうやって渡すの? と訊くと、
「これ(直筆原稿)をSさんにそのままを渡すの。本当は娘さんに打ってもらうといいんですけどね、なんて言われたけれど」。
って、それ本当に娘さんに打ってもらいたいんじゃん、ってことで打ってあげることにした。
編集をしているのはKさんという方らしく、じゃあKさんのメールアドレスを聞いて私に教えてね、と伝えた。それが昨日。

で、今日になって、うだうだつらつら言い出す母。
原稿のデータ化とかメールとか編集とかのそもそもの概念がまったく分かっていないのに、どうしたらいいのか分からないとぶつぶつ。
いや、どうしたらいいのか分からないのを知っているから、説明してもいいけどあえてまるっと省いてシンプルに“Kさんのメールアドレスを聞いて教えて”って昨日伝えて分かったって言ったよね? とただすと、最終的にこぼしたのが、
「だってメールアドレスを聞き取れる自信がない。できない」。
結局はそこかい……とあきれつつ、
「だからKさんが電話くれるって」
とのこと。

いつもの母節だけれど、こういうのが本当にもどかしく苛立つ。
“分からない” “できない” “だって”
けれどもう、ここには一定の線を引くことにしている。母が数年前、インフルエンザで高熱の中ひとり自宅で転倒し大腿骨を骨折して起き上がれず、それでも手元にスマホはあったのに家族に連絡することも “できない”、“だって” 救急車を呼べることも ”分からない” で、半日後に帰宅した息子にようやく救出されたときから。
もどかしくて、くやしくて、たまらなかった。

母は母の世界を生きればいい。
私も私の世界で生きていい。

もどかしく苛立つだけお互いにつらい。
それなのに今日もひさしぶりに強く当たってしまった。母がふて寝?から起きたあと、謝りにいった。
母は今、原稿の書き直しに精を出している。

◯回目の8月13日

22℃と気温はとても低いのに湿度が高い雨降り。
窓を開けておくのがいいのか、除湿をかけるのが吉なのか。

竹内涼真が夢に出てきたような気がする──というぼんやりとした寝起きのの気持ちを引きずったまま半日を過ごす。こういうことってよくある。

ひさしぶりに奮発した牛肉、といっても徳用小間切れ肉、ですき焼き風煮。
牛肉ってやっぱりおいしいなぁとしみじみ味わった。

『言われたいセリフ50音』の「む」を更新

◯回目の8月12日

◯イヤフォンの力
まだ寝ている時間にやってくる移動販売車のうるさいリフレイン音にさいなまれること半年。

耳栓を買いに出掛けることもまだかなっておらずどうしたものかと思っていたけれど、イヤフォンがあるじゃないか、と移動販売車が来る前夜に枕元に忍ばせておいた。

朝、キタキタ。あのうるさい車が……。
でも! 私にはイヤフォンがある!

とすぐに両耳に装着。すると、ぜーんぜん聞こえない! しーん。

イヤフォンは──音を聴くための道具であり、と同時に、聞こえなくもできる非常に優れた道具でもあった!!!

(もっと早くこの便利さに気づけられたらよかった;)

◯贅沢
たまにはちょっとの贅沢を、と〈じゃがポックル〉をネット購入してみた。
いつもの〈じゃがビー〉もじゅうぶんおいしいけれど、ポックルはより風味が良く香ばしくておいしい。しかも“折りパケ運動”対象でもあってポイントも貯まる♪ とっても贅沢を味わえている。

◯回目の8月11日

夕飯の〈海鮮あんかけ焼きそば〉がうまくつくれなかったなぁ、炒め方ってやっぱり大事だなぁ、とすこし落ち込んだ日。

そうして、眠くなるまでのもうひとときの時間、ベッドでごろごろしながら山田真歩さんのInstagramYouTubeを見つけて、ほんわか。

◯回目の8月10日

昨晩父からオンライン会議のやり方を教えてと言われて、ずーーんとなった。
かろうじてパソコンを使えているシニア世代同士でZoomとか使いこなせるのかな……そしてそれ私が教えなきゃ? どこから? と、ずーーん。
YouTubeで初心者向けノウハウ動画とかをいくつか観てみたけど、あぁこれ見せるだけではダメだ絶対、と丸投げ方法は諦める。
結局、Zoomよりラクそうかなと思えたGoogleMeetのやり方を伝授。
ふんふんと分かったような素振りで父は聞いていたけれど、ちゃんと実践できるかは疑問。
ただこれで誰かが遠路集まるリスクを回避できれば、という思いのみで成功を祈る。

『言われたいセリフ50音』を更新

◯回目の8月9日

ここのところ断続的に台風がやって来る。
強風と雨と晴れ間と。
百日紅の花びらもけっこう飛ばされてしまっている。
ミニトマトもぐにゃり。慌てて支柱に留める。

韓国の友達にお願いしたオンライン会話レッスンの初回を迎えた。
近況ふくめとりあえずざっくばらんに喋ってみた。
そうでなくとも彼女と喋っていると楽しいのでほぼずっと笑っていた。
でも「これってどういうこと?」と気になっていたこともいろいろ聞けたし、リアルタイムな単語なども教えてもらえたり、たくさん学びになった。
彼女の友達も同席していて、彼は日本のアニメを楽しみながら日本語を学んでいるそう。そんな彼から飛び出す日本語は、なるほど少年漫画の登場人物のよう。笑
とすれば、韓国ドラマから多くを学んできた私の韓国語もドラマの中の人々みたいな喋り方なのかもしれない。トーク番組とかももうちょっと観よう。

◯回目の8月8日

この数日で集中して『恋愛体質』を観た。
以前もBSで録画して観たけれど、今回はサブスクでの視聴だったので長いCMがなくてずいぶん観やすかった。
10年前に観たかったな、とか、いろいろ思うところはあるけれど、どうしたってこの作品がすごいなと思ってしまったのは、全16話(Netflixだと35分くらいの半分サイズに割って全32話)をずっとどんどん観続けられること。気づくとどんどん〈次のエピソード〉……〈次のエピソード〉……と観進めている。特に派手な展開などは設定していないのに。飽きたり退屈したりがない。それってめちゃくちゃすごい作品じゃないか! と唸りみ。唸りみ!

気になったセリフがあった。
「全16話って台本にしたら560ページじゃないですか」
ってことは……と計算すると、1話35枚。このシリーズのドラマがだいたい1話70分くらいとして、1枚2分の換算なんだな。日本だと1枚だいたい3分で概算せよっていうけれど。韓国語は分かち書きで紙のスペース取るからかな。などなど思ったり。

◯回目の8月7日

避けているものが一瞬目に入ってしまって動揺が大きかった。
人間関係でも避けている方がツライからいっそ受け容れてしまったほうがラクとはよく聞くけれど。
でも少なくとも、ミュートしているのが精神衛生上良い情報もやはりある。
〈避ける〉〈距離を取る〉ってとりいそぎ尽くせる最善だ。
気をつけなきゃなのは、一瞬目に入ってしまうような油断。
ということでとあるメディアのフォローを解除した。
ここ数日、いろんなメディアやSNSを開かないようにしてみて思うのは、いま落ち着いて開けるのってInstagramだなぁ、ということ(せわしない動画みたいのは見ない)。

◯回目の8月6日

母に今日の昼食はどうするか訊いたら、「いいわよじゃぁ、8月いっぱいは休みってことで」ってことになった。
私はもうメニューを考えるのもきついからどれを調理してほしいとかあったら言って、と伝えたらそうなった。
そんな、ずっと休むつもりはないけれど、そう言われてやったーとなった。母が退院してからのこの1年、ずっと作り続けてきたのだ。
クリスチャンの母いわく、「神様に感謝しなさい」とのこと。そういうものか。じゃぁ、昨日私の腰を治してくれたのもきっと神様なのだろう。ありがとう神様。

◯回目の8月5日

昨日のご自愛が効いたのか、起きたらピクッとした腰の痛みは消えていた。ありがたい。誰のおかげか、何のおかげか、そんなことははっきりとは分からないけれど、痛くなければそれでいい。ただ、ありがたがってはおきたい。私は不遜じゃないですよ、というアピール(?)。←いや、そういうところがダメアピールなのでは。

昼間の屋内は意外と扇風機で凌げるなぁ、と感じている。
夕方以降のほうがよっぽどじめじめして堪忍ならない。
湿度の関係なのだな、と天気アプリの一時間予報の数値を連日眺め続けていてたどり着いた。

料理するのも考えるのも億劫になり、腰も痛いし夏休みってことで! と母に言い渡したら、それならそれで自分で食事を用意してもりもり食べている。頼もしくてよかった。

◯回目の8月4日

昨晩から腰がピクッと痛い。
ぎっくりというほどでは全然なく、きっくりまででもなく、ピックリ腰といったところか。
フェイタスを貼り、腰以外をコロコロしたりストレッチしたり。

今日はネットニュースを見ないことにしてみた。
連日気が滅入るばかりで、見ても見なくても、粛々と自粛の生活をするしかないことには変わりないのだから、と。

数日前から、ナム・ジュヒョクに癒やされよう、と2話で止まっていた『まぶしくて』を鑑賞再開していて、ようやく観終えた。
しかしこれが期待してたのと全然違う展開で戸惑いつつ、でも面白かったりもして、でもやっぱり謎ドラマな感じもあり。それでも、秀作という感じで見事に終わった。
〈老い〉や〈後悔〉がテーマだったりもするので、ニュース見てるのと変わらないんじゃないかってくらい苦しくもあったのだけれど……。

視聴前にコレ観て、間違った方向に期待しすぎたじぶんのせい;

作品を観ながら何度も考えたのが、自分が時計を巻き戻して戻りたい人生の瞬間っていつだろう? ということ。
1つ目は、19歳の浪人時代に弟を肩車しようとして背中がブチっと逝った日。
2つ目は、猫を失くす前。
3つ目は、母が転んで大腿骨を骨折する日の朝。
4つ目は、母が脳梗塞を発症する前。
……とざっと大きくここらへんのターニング・ポイントが浮かんでいた。
戻れるわけもないけれど。
そして、ひるがえって今をだいじにありがたく生きるほかないと沁み入る。

◯回目の8月3日

基礎からの韓国語を友人に教えるようになってから、じぶんももっと能力を伸ばしたい、特に会話を、と思っていたのが来週から実現しそうだ。
忙しいだろうからと頼めずにいた韓国の友に、連絡ついでに訊いてみたところ、快諾してくれた。しかも週一でOKと。来週からとりあえずオンラインで繋いでみることに。嬉しい。
どうやって進めていこうか。考えるだけでも楽しい。

◯回目の8月2日

◯蚊に
昨晩遅く、もう窓を開けてもいい頃かな、とスマホを見ると27℃。
まぁ良さそうだな、と窓を開けて5分以上経った頃──、
「プ〜〜〜ン」
とあのヤな音が耳元で。網戸の穴から入ってきちゃったかな!? とカーテンを開けてみると、そこには網戸もなくただ全開の窓が。夜の世界とリアルに対面。
慌てて網戸を閉め、ベープマットを点けた。
幸い刺されずに済んだけれど、そして今のところ他に懸念される虫も侵入してきていない様子ではあるけれど、何事も……気をつけたい。
それにしても、蚊が羽音を立てる虫でよかった。
皮肉にも、侵入してきた蚊のおかげで、ノー網戸で窓が全開なことを知ることができたのだから。蚊に感謝する日がくるなんて。

◯短っ
オンラインミーティング、10分も掛からなかった。
眉毛描いたり、身支度したり……準備のほうが時間掛かったかも。笑

2ヶ月ほど取り掛かってきていたものが、ひとまずおさめられた様子。
ただし、いつどうにかなるか。。期待して待つしかない。

◯回目の8月1日

8月はどうしよう?
しゅくしゅくと、けれどゆたかに、こもろう。

あたらしいことも、したい。
ずっとやってみたいなと思っていた、音読エッセイ。
取り掛かってみようかな。

私がこれまでに書いた読みもの、
音読したいと思ってくれるきとくなひとがいるかしら。
俳優や、そうでなくても。


書けるときに書いて。
健康にも、気をつけたい。

のりきりたいね。

◯マイナ延長
そういえば、9月末までに2万円ぶんも買い物するかな……と思ってたマイナポイント、12月末までの買い物ぶんまでに延長されたそう。良かった。

◯キミ!
Netflixで大豆田とわ子を観返していたら、びっくりして「キミ!」と声を出してしまった。もう何度も観ている『ケーキの上で雨やどり』の男の子が出てたからだ。オンエア時には気づかなかったなぁ、と。女の子はいわずもがな、とわ子の会社の社員役で出ているけれども。

◯8月は観たいものが
たくさん。
リアルタイム視聴でいえば『君は私の春』『賢い医師生活』もあるし、今日予告が目に飛び込んで来た森山直太朗が出る『うきわ』も気になる。

きょにっき|2021年7月

◯回目の7月31日

のんびり過ごそうと決め込む。
そうでなくとも普段もほぼのんびりしているのだけれど。

耳栓がほしい。
毎週3回、近所にやってくる移動販売車のリフレインし続ける音楽(音楽ともいえない、2小節くらいのフレーズ)で起こされる苦痛にいまだ慣れない。
枕を耳に押し当てたり、指を耳に突っ込んだりしても、今ひとつ。
だからって寝る前から耳栓をするのは、防犯・家族の介助生活的によしたい。
なので、目が覚めちゃうのは仕方ないとして、その時にすぐにはめられるように枕元に耳栓を置いとこうかな? と思ったりしている。
本当は一番いいのは、移動販売車がもっとゴミ収集車とかクリーニング店の車とかみたいに、耳障りしない音楽に変えてほしい。……変えてほしい!
私が早起きすればいいだけの話でもあるようではあるけれど。起きていても耳に障るのは同じなのよね……;

6月から取り掛かっている仕事が7月の終わりを迎えても終わりを迎えないまま終わろうとする7月。

◯回目の7月30日

仔猫に出遭う夢を見た。
そういうことなのだろう、と連れて帰った。

書きたかったことを書いて、
友達に連絡して、
おいしいものを食べたいと思って、
家族に優しくいたいと思う、
……それらがだいたいのすべて、だなと思う。

曇っていたので病院への行き帰りは歩けた。
タクシーを使う距離なのかずっと悩んでいたけれど杞憂に。

カラスがやけに目に留まった。
馴染みの野良猫には出会えなかったけれど、猫おばさまには遭遇した。
きっと、猫おばさまがカートを引きながら分け入っていった茂みの奥に、猫たちがいるのだろうと思った。

夏の外出には扇子や出掛ける前の虫除けスプレーが必須なことが抜け落ちていた。
まぁ、今年の夏はあと一度くらいしかそんな機会もないだろう。

最近ずっと気になっていた遠目に「赤い花……?」と思っていたのは、こぶしの実だった。
不思議な形状のもこもこたち。知らなかったなぁ、こぶしの実がこんな感じだったなんて。

◯回目の7月29日

男子発言ノートを更新。書けるときに。

連絡できるときに、と友達にも連絡を。
22時過ぎてるな寝てるかな、と思ったけれど。
で、やはり返信はなかったけど。

◯回目の7月28日

白米に発芽玄米・雑穀米・押し麦を混ぜて炊いたごはんが好きなのだけれど、炊きあがりにこれまで満足できていなかった。

それで今回は発芽玄米モードで炊いてみた。するとびっくりするくらいぷちぷちのモチモチで感動した。早く試しておけばよかった。

◯回目の7月27日

友への韓国語レッスン⑫は山場のヘヨ体。
陽母音と陰母音があって……それによって形が変わるのだけれど……、私が学習したときの感覚としては、それまでにドラマやKPOPでたくさんの単語を耳にしてきていたから、陽母音・陰母音など確認せずともスッとハマった感がある。そこに後付けとして文法のルールをなぞった感じ。
なのでドラマも音楽も、やはり見聞きすればするほど、学習しやすいのは身を持って体感してきたことだけれど。
けど逆は逆で、というかそっちのほうが正統法なんだけど、文法を最初に知っといた方が習得は早いのかな……? とは思う。

◯回目の7月26日

◯はじめての短パン

寝るとき用に短パンを買ってみた。
UNIQLOの一番丈の短いリラコ。

というのも、季節によって長ズボン〜膝下丈くらいのスウェットパンツをはいて寝ているのだけれど、寝ているあいだに熱くて脱いでしまうこともわりとあって。それならば、と思いきり短いのを買ってみた。

涼しい。世にいる超ミニな短パンをはいてる子たちはこんなにも涼しく過ごせていたのか、と驚愕。
そして、普段見ない自分の腿がよく目に入って、ここにもホクロあったんだ? などの発見も。

柄もかわいいし概ね◎だけれど、これで玄関やベランダに出るのはキツイし、うっすら汗ばみやすい膝周りを覆えるハーフパンツの方が日中は快適なので、これはホント寝るときのみに活躍してもらおう。

◯やはりキム・ドンウク

『君は私の春』第7話のキム・ドンウクがやはり素晴らしかった。いい俳優さんだなぁ。

◯回目の7月25日

ホルモンバランスの周期のせいか眠れず。

クーラーを点けたり消したり。
扇風機を強めたりリズムに切り替えたり。

暑いんだか、寒いんだか。

こんな時は、と燃え殻さんのラジオを聴く。
二村さんとのおふたりの語り合いは、こんな夜にもちょうど良いトーン。

なんだかんだ聴きすすめているうちに夜は明けてしまった。

◯回目の7月24日

今日もまだ扇風機で凌げるなぁ。
それにしても、窓を開けているとセミの鳴き声がダイレクトに響いてくる。
あの小さな体でなんて大きな声を出せるのだろう。すべての虫があれほどに鳴かないことを我々は感謝しなければならない(?)。

夕飯にホタテの刺し身を食べたら、鼻がかゆくなった。正確にいうと右の鼻の穴の上あたり。
この部位は、十年ちょっと前くらいからたまに無性にかゆくなって、自己分析をするに、一種の〈甲殻アレルギー〉か〈しょっぱいもの摂り過ぎた時の反応〉。小一時間ほどで症状は消える。
今日は生のホタテに反応したのかな、と。ただ、甲殻類や塩分などに必ず反応するわけでもなく……。
十年以上も経ってはっきりと分かっていることはいまだ一つで、どんなにかいてもかゆみはおさまらないから保冷剤で冷やせばラクになる、ということだけ。ぼんやりしているなぁ。

◯回目の7月23日

嘘みたいな入道雲
暑いけれど、クーラーを点けなくてもなんとなく扇風機で凌げた。

TVerでドラマ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』が振り返り配信されていたので、懐かしく観る。
2016年かぁ。これあいみょんの歌だったのかぁ。……など。

どんなにあれだったとしても、やっぱり──。

◯回目の7月22日

夕方に一度どうしても眠くなってしまい、夕飯の支度に起き上がるのが日々なかなかキツイのどうにかならないかな……とずっと思っている。笑

『賢い医師生活』のシーズン2がスタートしてから毎週木曜日が待ち遠しい。
今週もやっと木曜日。

ニュースをついついいろいろ観てしまい、暗い気持ちや怖いという閉塞感ばかりが助長されて……。
そんなときに、ドラマはやはりありがたい。

今週は、気になっている俳優さんが登場して嬉しかった。

◯回目の7月21日

待ちどおしく思っていた百日紅の花が咲き始めた。
盛夏の始まりを告げる濃いピンク色。
昨年よりは十日咲くのが早いような。

昨年、百日紅が咲き終わってから越してきたその庭の新しい持ち主の住人が、百日紅の木を半分の丈に切り落としてしまった時は残念で仕方なかったけれど。今年も無事に目を楽しませてくれてありがたい。

夜7時過ぎにスーパーへ行ってきたけれど、小さい子も含め思ったよりはお客さんが。
明日から連休だからかな……? 見誤った;

◯回目の7月20日

百日紅の花がまだかまだかと咲くのを心待ちにしている。

オンライン会議の時にだけ、眉毛を描き、リップを塗る。上半身だけ身支度も。
それすら終わるとすぐに拭き取り脱ぎ去る。
誰にも会わないというのはどれだけラクな状態でいられることか。
それでも、誰かに会いに行きたいと思うのだから、すごいプログラミングだ・・・。

夜は友へのオンライン韓国語レッスン⑪ハムニダ体。
合成母音や濃音化などは毎回立ち返るポイントだ。合成母音は確かに、私もいまだにあやしい時あるものね。

◯回目の7月19日

脱稿して次の打ち合わせや編集さんからの戻しがあるまでの半日〜数日だけが実質の自由時間だな、と思う。
とはいえ、どこへ行くでも何をするでもなく、眠気にまかせて眠り、食欲にまかせて食べ。

◯回目の7月18日

高橋一生にヘンな技を掛けられ、それでも平静を装うも、内心めっちゃ喜んでいる夢を見た。頭がヘンなのはこんな夢を見てしまう方なので、高橋一生にはただ申し訳ないばかり。

目が覚めて背中に何か当たる、と取り出してみるとメガネだった。メガネと一緒に寝てしまっていたようだ。
一見、割れたり折れたりしていなかったのでホッとしたけれど、あとで掛けてみたら鼻当てのところが思いきりつぶれていた。直せたけど。
いつ巻き込んだのだ。

◯回目の7月17日

まったく使っていないサブ的なクレジットカードから請求金額確定メールが届いたので見てみると、〈年会費 550円〉とある。なんだそれ。年会費の掛かるカードなんて契約するわけがない。よくよく調べてみると、年間に一度も利用しないと年会費が掛かるという。なんだそれ。ちょっとでも使っておけばよかったじゃんか。
使わないのだから解約してしまおうかとも思うけれど、なんだかんだ予備はあったほうがいいと思うので、今回のことは自戒として胸に刻んでおくことにしよう。

◯回目の7月16日

お風呂入浴用に購入した介助用品の台座みたいなのを母がまったく使わないので、それで踏み台昇降運動を始める。
長い時間は続かないので微々たるものだけれど、微々たる運動不足の解消に。

U-NEXTに大豆田とわ子があると聞いていいなぁと思っていたけれど、Netflixの今後の配信予定にもラインナップされていてやったぁ。

◯回目の7月15日

毎週録画予約していた『ズームバック×オチアイ』が終了して、そのまま録画されていた後続番組『思考ガチャ』の「身近な人ほど反発してしまうワケ」回を観ていて興味深いことを聞いた。

植物には、自分の花粉と自分以外の花粉を識別し、自分以外の花粉とだけ交配し、自分同士で交配しないための仕組み「自家不和合性」がある。

ただ、例えば、菜の花が山のどこかに一本だけしか咲いていないと、自分の花粉も受け入れるような場合がある。

温暖化のような環境の悪化であったり、あるいは植物が老化して子孫を残すチャンスがなくなってきそうな場合に、自分の花粉でもとりあえず子孫を残しておこうか……といった、これでも許すというような瞬間がないと、植物というのはおそらく今のような繁栄がなかった、という風には思います。(東北大学大学院教授・渡辺正夫さん/概要)

私にとって《書く》ということは、ある時期までは植物が花を咲かせる行為そのものだと思っていた。けれどいつ頃からかは、自家受粉でよいから種を遺そうという行動に遷り変わったと感じている。だから、なんだか、とても共感したし、腑に落ちた。

↓こちらのコラム『ダーウィンが提唱した「自殖の進化」』もなんとも興味深い。

中高校生が第一線の研究者を訪問「これから研究の話をしよう」 第4回 中高生を対象に、再生医療の最前線や、生命科学のおもしろさ、生命科学研究に賭ける研究者の情熱などを伝えるサイトです。 www.terumozaidan.or.jp  

◯回目の7月14日

◯食欲

暑いので日が落ちてから弟の原付に乗ってスーパーへ。
ひさしぶりの夜の走行は浮かれるほど風が心地よかった。

スーパーは灯りも落ち静まり返っていた。誰もいないレジの列が向こうまで見渡せる。
21時迄だと思っていたら20時閉店だった。

仕方なく引き返し、ドラッグストアへ寄って、取り急ぎの買い物を。

帰宅すると「早かったじゃない」と母。
リクエストのトマトジュース・りんごジュース・杏仁豆腐・珈琲ゼリーは買えたので渡すと、目を輝かせて喜んでいた。
私が自室へ持ち帰った菓子も「さっきおいしそうなの持ってったわね」としっかり目視していた。感心。

◯じゃんなび

Killing Voiceに잔나비(JANNABI)が登場してた。
カムバックも近いし楽しみ。

◯回目の7月13日

友だちへのオンライン韓国語レッスンは⑩回目にしてようやく文法に入った。いよいよ開けて楽しくなってくる段階に。

◯回目の7月12日

今はっきりと、すぐ外で蝉が鳴き始めた。夏だ。
孵化おめでとう。

鉄玉子を煮出して麦茶を沸かしてみる。
地道な鉄分摂取の日々のはじまり。

◯回目の7月11日

地味におなかをくだしたけれど、先月の猛烈な腸炎の痛みを思うと全然だな、などとヘンな耐性ができた。

◯回目の7月10日

接種券が届いたけれど……。

脱線して観始めてみた『恋する十二夜』が結構良い。
情感ある作りと主演のシン・ヒョンスが精悍。周りの群像劇ラインもおもしろく描かれている。

◯回目の7月9日

びわ三郎と名付けている地植えのびわ苗が植栽業者に根こそぎ刈られて大号泣する夢を見た。起きて、夢でホッとした。

◯回目の7月8日

明け方に仕事の返信メールを読み込んでしまってそこから眠れなくなる。明け方に(急ぎではない)仕事のメールを読むものじゃないと反省。でも気になるからなあ。

◯回目の7月7日

今季初めてのエアコンをいよいよ点ける。
夕飯の支度をしていたら、火を使っているものだからどんどん暑くなってきて。

じぶんのぶんのラーメンを茹でる直前でギブアップして自室へ戻り、しばらく扇風機強を当てていたけれど、いつまでたっても吸い込む息が蒸し蒸し。こんなことをしていたら熱中症になってしまうかもと、と不安になって除湿をON。そうしたら、我慢していたのが嘘みたいに爽快になった。

それにしても、覗き込んだエアコンの内壁にはカビが。明日掃除しようと決心した。

◯回目の7月6日

毎週月曜夜の韓国語レッスンは、7月からは火曜日に。
なんだか、そのぶん、月曜夜はやけに物足りなく感じた。
それでやっとの火曜日。

◯回目の7月5日

不思議なの始まった。
『君は私の春』1話、面白く視聴。

You Are My Spring | Netflix Official Site A hotel concierge and a psychiatrist with traumatic childhood www.netflix.com  

◯回目の7月4日

「プライドが高い」と母に評されカチン。

◯回目の7月3日

ここ数日続いていた右足のむくみと、さらには右腕のだるさ、右足つま先のしびれ……などが朝起きたら消えていた。

これまでずっとホルモンバランスのせいだと思っていたけれど、今回は違うのかなといろいろ心配したけれど、こうして消えもするからなぁ。

洗濯ものがたまったので仕方なく雨続きのなかを洗濯。
干したのをずっと扇風機をあてていたけれど、全然乾かないのだった。

◯回目の7月2日

◯ストック

父が管理しているトイレットペーパーのストックが切れていて、雨の中を車のトランクまで探しに行ってももぬけの殻だった。

少しのあいだ、ティッシュペーパーで凌いでいたけれど、もしかしたらと母の部屋を見回したら使いかけのトイレットペーパーが一つタンスの上に。

あった! と驚喜。
「(私に)感謝しなさいよ」と言って、自分の言ったことに笑いが止まらない母。

◯災害警報

夜中にかけて作業をしていて、父の部屋からピロピロとスマホの鳴る音が何度も聞こえてきた。

豪雨による災害警報らしい。
幸い、我が家は土砂や氾濫の災害とは無縁な立地にあるけれど、不安にこの夜を過ごしている人のことをおもう。

◯回目の7月1日

飽きもせずによく振り続けるなあ、というくらいの雨続き。

母の便秘体質が幸いにも遺伝しなかったことだけは、快腸体質の父に感謝している。

昨日、またしても便秘からの発熱で母本人も家族もグロッキー。
しかし一夜明け、めでたくすっきりした様子の母は俄然元気。良かった過ぎる。

きょにっき|2021年6月

うずらのたまごも|◯回目の6月30日

◯“葉”境期

お花の端境期とでもいうのかな。
スーパーへ買い物へ行く道すがら、目を楽しませてくれる花があまり見つけられなかった。

あ、ツタバウンランは覗き込んだな。
擁壁の隙間から壁をつたうようによく生えていて、可愛らしい。

農家住み込み時代、主に花担当だったときによく「はざかいき、はざかいき」と聞いて“葉”境期だと思ってたけど、端境期だったのね。

うずらの卵

先日つきはなこさんが、マイナビ農業の連載『農業現場に行ってみた!はなこの潜入レポ【漫画】』で、ウズラ農家さんへ行っていて、いろいろ「へええーー」と思ったのと、ひさしぶりに食べたいわと思って、スーパーでうずらのたまごも購入。

串カツや焼き鳥のうずらのたまご串は大好きでよく食べてきたけれど、もしかしたら卵から買ったのは初めてかも。

漫画【第12話】こだわりのエサを使うウズラ農家 『農家に憧れなかった農家の娘』の作者、漫画家つきはなこが農家の現場に伺って感じたこと体験したことを漫画にします! agri.mynavi.jp  

いつもの〈鶏手羽と大根のさっぱり煮〉に今日はうずらのたまごも。おいしかった。
(つきさんありがとうー。)

手まり寿司くらい|◯回目の6月29日

柿の実がなかなか大きくなってきている。
どれくらいの大きさ、と例えたいのだけれどうまく合致する大きさのものが思い当たらなくて。

あんこ玉よりは大きい。
……手まり寿司くらい?

◯バレる

とある動画がオススメに上がってきて、なんとなくビジュアルが惹かれ飛んだのだけれど。

なんだこの人……?
こんな人いるのか……。

と、すぐに情報を検索したりあえてせずに、ちょっとずつちょっとずつ、受容・吸収していって。
この人にドラマ出てほしいなぁ、キャスティングしてくれないかな、などと本気で考えたり。

こんな風に今日私が“気づいた”ように、いつかこの人も映画やドラマに進出するのかな、ていうかそういう話もういろいろ来てるんだろうな、と待ち遠しいような、悔しいような。

◯繊維

夜になっておなかがぎゅるるるるーー。
そんなに痛みは伴わなかったけれど。

夕飯の〈レタスと豚肉の卵炒め〉で食物繊維たっぷりのレタスたくさん食べたからかなぁ……など。

くしゃうねり|◯回目の6月24-28日

◯回目の6月28日

机と一緒の一日。
リフレッシュにもなるので友への韓国語レッスンも。

乗っとかないと、と寝る前にストレッチポール。
座りっぱでガッチゴチのからだを少しでもほぐさん。

寝る直前に今日初めて点けたテレビで、カムバックした2PMの新曲『해야 해(ヘヤへ)』のMVを見る。
ウヨンの絶妙にくしゃうねりしている髪型が良いではないか。現実にあんなくしゃうねりしてる子がいたら好きだ。

2PM "해야 해" M/V - YouTube Music 2PM "해야 해" M/V 2PM THE 7TH ALBUM <MUST> iTunes & Apple Mu music.youtube.com  

◯欲

ブロッコリーの新芽〉というのを生協で買ってみた。
参考レシピを見てみると、〈じゃがいものナムル〉が。

じゃがいものナムル|だいどこログ[生協パルシステムのレシピサイト] ピリリときいた辛みについつい箸がすすむひと品。 監修:岩﨑啓子さん daidokolog.pal-system.co.jp  

ここずっとじゃがいもをナムルにして食べたいと思っていたので、ちょうどいいじゃないとお昼につくって食べた。

適当に茹でた割には、じゃがいもの茹で加減もシャキシャキで。ほんの少し苦味のあるブロッコリーの新芽もアクセントになり、母もおいしいおいしいと食べていた。

「ここにツナを入れても合うね」

私もそう思ってた。
じゃがいものナムル欲が満たされた昼。

◯アイスの力

ひさしぶりに母がやる気を出し、家の周りの歩行練習に付き添う。

いつものようにちょっとしんどそう。
でも何も言わないでじっと付き添う。

何か話しかけると、笑ってがくがくしてしまったり、情緒が不安定になってしまうので、一切話しかけないでと釘を刺されている。

それでも、向こうのおうちにピンク色のサルスベリが咲き始めたのかな? とか、次の相撲の夏場所? はいつからやるの? とか、ちょっと気が紛れそうかなという話題は振ってみたりして。

それで今日は、母にとって最難関の最後の昇りの階段のところで、母が急ににんまりと笑った。

「帰ったらアイス食べよー」

自分で言って自分で笑っている。ガクガクブルブル。
父が買ってきた白くまアイス。私は甘すぎて半分残してあるけれど、母は気に入ったらしい。

アイスの力を見た。

◯回目の6月27日

弟の誕生日なのでメッセージを送る。
既読になったのは日付も越えそうな時間だった。
「あざます」とひと言だけの返信。
仲良くしたいんだ。けれどそんな思いも彼にとっては身勝手なのだろうな。

日がな観たり書いたり考えたり。

◯回目の6月26日

妊娠していたはずが起きたら股のあいだに産み落としていて、心配したけれど生きてくれてて。抱きしめてたその小さな赤ちゃんがとても愛おしかった残り香のようなものだけが残った午睡の夢。

◯回目の6月25日

◯マットなら

昨年買ったお手頃価格のラグマットはあっという間にへたってしまった。
もうちょっとしっかりしたものに買い替えたいとずっと思っていたけれど、季節も夏へと向かうタイミング──いっそヨガマットでいいのでは? と探して目に留まったのがコレ。

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テキスタイルはとても気に入ったのだけれど、厚さが3.5mmしかないのがネックで、結局15mmの他のものを購入して届いた。

くすんだ水色ならと思って選んだけど、実物はただただ水色でガッカリ。けれど、厚みは十分すぎるほど。いつでもストレッチができる。
この夏はこれで様子をみたい。

◯カステーラ

父が「仕方ないから買ってきてやったよ」とドヤ調によこしたのはカステーラだった。

わああ!と歓喜して受け取る。
前に北海道フェアで食べておいしくてまた食べたい!と思っていたものだ。

しかし、ひと口食べてみて「こっちじゃない……」。
このカステーラには二種類あって、私が好きなのは厳密には『ミルクカステーラ』の方だった。

すこーし残念だったけど、買ってきてくれた父の気持ちも汲みそのままおいしくいただいた。

◯オンラインづく

私にとっては朝活かな? というくらい早い時間からの友だちとのオンラインお喋り。いろいろ話す。

今週は、打ち合わせ・レッスン・集い……と週に4度のオンライン。私にしてはものすごく多いオンラインづいた週だった。

◯回目の6月24日

朝イチでYさんから小荷物とお手紙が届く。
前は会ったときに手渡しできていたけれど、今は。
いつも嬉しくてありがたい。

ケーニヒ作ろーね|◯回目の6月23日

ミニトマト、大量収穫。
とはいえ、一つひとつがとても小さい。
しかし小さいぶん(?)、とても甘い。

◯この界隈のあぶねーX

月曜日に最終回の配信を終えた『このエリアのクレイジーX』を最初からまた観返す。

とても惹き込まれたし、笑ったし、唸った。
おもしろかった!

いい作品だったなぁ。
Netflix観られるひとにはめちゃくちゃオススメしたい。


ケーニヒスクローネ

お中元でケーニヒスクローネのお菓子の詰め合わせが届いた。

ケーニヒスクローネ

ああ、そうね。そういうお菓子があったわね。と人生3度目くらいに対峙したケーニヒスクローネ

意味はわからない。知ってしまうのも望んではいない。

けれど、何度でも口に出したいケーニヒスクローネ

なんとなく『ケーニヒ・スクローネ』って感じで言っちゃうけれど、お中元に入っていたショップカードを見ると、『ケーニヒス・クローネ』らしい。

ケーニヒ・スクローネの方が良い。
ケーニヒスクローネ……ケーニヒツクローネ……「ケーニヒ作ろーね」みたいな。

なんかやんわり優しく誘われてる感じ。
ケーニヒスクローネ

作ろうって言われているケーニヒが何かはわからないけれど「うん、そうだね作ろーね」って答えたくなる優しさがある。

ケーニヒツクリータイ。

#この韓ドラ何だっけ|◯回目の6月22日

ねじ花はてっぺんまでほとんど咲ききった。

◯互助

とある韓国ドラマのワンシーンを確認がてらもう一度観たくなった。

でも記憶があやふや。

結構前のドラマで……
年下男子が年上ヒロインに片思いしてて……
夜の公園のシーンだったような……
セリフは確かこう言ってた……

と断片をたぐり寄せ、検索に検索を重ね、あれこれいろいろして──二日がかりでようやっと該当のシーンに辿り着いた! それはそれは嬉しかった。

で思ったのが、「#この韓ドラ何だっけ」みたいな互助会的なハッシュタグがあったら頼もしいなぁ、と。私もそれ、じぶんに分かることなら大いに協力したいところ。

流水の理由を|◯回目の6月21日

雲が発達した日の夕焼けは雄大だ。
窓から身を乗り出してしばらくのあいだ眺めていたいけれど「蚊が入るわよ」。


◯その理由

理由を知りたいけれど、ほったらかしになっていることは結構ある。

「流水解凍」

これもそのひとつ。

なぜ、水を流し続けなければならない?
水がもったいないじゃあ。

そう思って、いつも蛇口の角度と何度も格闘し、ポタ、ポタ、くらいの流水具合にまでケチっていた。

でもきっと、〈流水〉には意味がある。
今日こそはと検索。

ゆっくり解凍と速く解凍はどちらがいい? 急速解凍のすすめ | 専門家監修の食品冷凍情報サイト「おいしい冷凍研究所」 冷凍は急速冷凍で。では解凍は?解凍も急速解凍がおすすめ!食品の色の変化、臭いの発生を抑えられます。流水、氷水、電子レンジな frozen-lab.eda-mame.jp  

→流水にしないと溜めた水温が下がりすぎてしまうので、時短を目的とするなら流水が◎
(加熱や味付け済みの調理品の解凍に適している。ただし、生ものの場合は、食材の劣化が起きにくい氷水解凍が◎)

なるほどポタポタ程度ではやはり微妙だったか。


◯注視

前日に一回目のワクチン接種をしてきた母の様子を注視しながらの日。

打った方の腕はやはり痛いらしいのと、お昼頃に37℃の微熱はあったけれどそのあと下がって落ち着いて、食欲もあるし概ね今のところだいじょうぶそう。

高齢だし基礎疾患あるし、やっぱり心配。

3時頃まで作業して、ストレッチをしてから寝る。
『このエリアのクレイジーX』の最終回が配信されただろうけど、観られず明日に持ち越し。楽しみな反面、終わっちゃうのがさみしい作品。

そういえば西田敏行|◯回目の6月20日

緊張することのあった日。

と裏腹に、最大6人でオンラインでの集いを。
これまでじぶんを含めて3人がMAXだったので、とても大人数。

とはいえ、気心の知れたお仲間たちなので、のんびりと。

途中、ある子が私を「西田敏行みたいになってますよ」と言って、そういえば昔じぶんでも似てると思ってよく顔まねしたことを思い出した。ひさびさの西田敏行……手前味噌ながらけっこう似ていた。


友だちと話しているときの流れで、共通の友だちが最近どうしているかなど話題にのぼることがあるけれど、じぶんはそうしたときに名前が挙がるのだろうか? 挙がったとしてどう報告されているのか? ……って、気にならなくはないよね。

だからこうした集いのときは、近況報告なんかを出来ればと思うけど。
何もないわけじゃないけれど取り立てて言うほどのこともないな、とか。
じぶんもやってる感を出したら出したであさましかったなぁ、などと悔いたり。
それで聞き手に徹したら徹したで、みずからすすんで透明人間になっちゃったような、かなしい気持ちになったり。
待って、今日まだ近況聞けてない人いる? て頭のなかで確認したりとか。

こうしたコミュニケーションのあれこれに触れられたことも含めて、たまにこうして集うのはやはりたのしかった。そういえば西田敏行だったことも思い出せたしね。

相手に一番望んでいること|◯回目の6月19日

今週のグータンヌーボを観ていて、ゲストのオズワルド伊藤さんがもう二人に尋ねた。

「理想のタイプ、パッと思いついたのを3つ挙げてみて」

私も一緒に考えた。

1,文化的な趣味や嗜好がある
2,一定以上の清潔
3,ある程度の体型(←贅沢理想枠)

次に伊藤氏はこう続けた。

「そこに、まったく同じタイプの人が二人現れました。でもあなたは、片方の人を選びました。その人が持っていた4つ目の特徴は何ですか?」

つまり、ここにきて4つ目のタイプを考えなければならないということだ。
さらに私も考えた。

4,おもしろい(話や考えが)

「それが、あなたが一番相手に望んでいること」

へええーー。
でも確かにそうだなぁと合点。どんなに見た目とか物腰とか条件とかが良くても、「でもあの人……そこはかとなく話がおもしろくないんだよなぁ」って人はいて、それ以上は好意を増殖していこうとは思ってこなかったかも。

とはいえ、〈おもしろい〉というのも人それぞれの主観なので、私にとっておもしろくない人が誰かにとっては超絶おもしろい、というのはあること。

結局は相性なのか──。


◯まどろみながら

週末の恒例、TBSラジオジェーン・スー堀井美香の「OVER THE SUN」』を聴きながら、生協のネット注文をし終えた頃には眠くなってしまった。

ソファに移動して目をつむりながらも、ラジオの続きを「最後まで聴いたぞ」と思ったのち眠りに落ちたのだけれど、「最後まで聴いたぞ」と思ったはずが話の内容は思い出せない。

まどろみながらしたことは、やはりまどろみのうちだ。
〈微睡む〉と書いて〈まどろむ〉。微睡なのだ。微かに眠っちゃってる。だめだこりゃ。ラジオ、最後のほうを聴き直そう。

カルテもそれくらい速く|◯回目の6月18日

先週の血液検査の結果を聞きに病院へ。今回はタクシーではなく歩いて。

◯病院への路

昨年の春から夏にかけてリハビリ入院していた母の着替えを持って歩いた病院への道を、ひさしぶりにまた歩いた。

昨年と同じ場所に同じ花が咲いていた。
この団地にはすごい庭造りが好きな人が住んでるなと感心していた庭は、今年もやはり見事に花たちが。
野良のトラ猫がいつもいたところには、今日は人がいて茂みをずっと見ていた。きっとその先に、トラがいたのだろう。会いたかったな。


◯検査結果

今日も軽々一時間以上待たされ診察室に呼ばれると、「お待たせしました。すみません」とあのキータッチがめちゃ遅な医師に謝られ、先週はそんなひと言もなかったのに、と意外だった。
再診予約の電話を入れたときに窓口の人に「前回一時間以上待たされたがどうにかなるものでもないのか?」という旨の質問をしたからかな? (どうにもならないことは分かった。)

カルテもそれくらい速く打ってくれや、ってくらい検査結果の数値を超絶ハイスピードで読み上げていく医師。
結果は概ね問題はなかった。それでも白血球の数は爆上がりで、「もうちょっと高かったら入院だったね」と。やはり。あと「あなた貧血だね、鉄欠乏性」。これは前から。


◯今回の教訓

……は「やれるときにやっとけ」以外に、「腸内環境の改善」と「引き続き鉄不足対策」。

鉄分は、飲むヨーグルトやサプリを時々飲んで気にしてはいたけれど、習慣として友だちが先日ススメてくれた鉄玉子を試してみようかな。


◯やさしくない

帰りにコンビニに寄ってピスタチオのピノを初ゲット。

帰宅すると母が〈やさしいアイス〉を一人で平らげていた。
「分けようとあんたの帰りを待ってたけど遅いんだもん」
……そんな言い訳あるか。

それでもピノをおすそ分け。
「甘っ!!」
そりゃ、“やさしい”アイスのあとはどんなアイスでもそうでしょうよ。

やさしいアイスを食べるのがやさしい人間とは限らない。苦笑

ティロリロリロ ティロリロリ|◯回目の6月17日

◯移動販売

週に三度、家からすぐそこに移動販売の車がやって来る。
とてもありがたいことなのだけれど、その「来ましたよー」てのと「いますよー」のために繰り返しずっと流している音が、頭がおかしくなりそうで参っている(苦笑)。特に「来ましたよー」の音はひと際デカい。

その音というのが、コンビニに入店したときに流れる──
♪ティロリロ リロ ティロリロリ
というおなじみのあの音。

あれが車が滞在する30分ほどのあいだ、“絶え間なく”流されている。

午前中の早い時間に来るのだけれど、私などはまだ寝ているので、その音で目が覚める。
キターーと枕で耳をふさぐ。このために前夜から窓を閉めておくけれど、全然聞こえてくる。

♪ティロリロ リロ ティロリロリ

……なんとかならないかな。
せめて、鳴る感覚を3回に1回にするとか、別の音楽にするとか。

便利なはずの移動販売だけど、最初に一回行ったきり、怖くて近づけないでいる。


◯賢い医師生活2

待ちに待った『賢い医師生活』シーズン2の配信が始まった。
観終わったあと、こころから「おかえりなさい!!」と歓迎していた。

本国韓国との同日配信(毎週木曜日)もありがたい。
これでまた、毎週木曜日を楽しみに生きられる。

相対的にお姉さん|◯回目の6月16日

後回しになっていたマイナンバーカードを区役所に受け取りに行った。「動けるときに動いとかないと」というおなかを壊したときの教訓にならって。

マイナンバーカード受け取りゾーンには、たくさんのマイナンバーカード受け渡し担当の方々が配置され、それはそれは粛々と丁寧に対応されていた。リスペクトしかない一方、行政的にはすごいお金かかってるなと思った。

いつもは行かない素敵めのスーパーにもひさしぶりに寄って、行きにも乗ってきたコミュニティバスに帰りも乗った。
「◯◯中学校の辺りで降りられますか?」と訊くと、運転手のおじさんは「はい」と言って出発した。(このバスは、基本的にはルート上の好きな場所で乗り降りできる。)

と、次の停留スポットでマダムが3人乗り込んで来た。マダムたちは降りたい場所を特に言わなかった。

私が降りる中学校が近づいてきたころ、運転手のおじさんが「中学校でいいの?」と訊いてきた。私はバックミラーに映ったおじさんに「え?」と訊き返す。するとおじさんは目線を外して、「お姉さんは分かった。お母さんは?」と言い直した。マダムに訊いていたのだった。

そっか、私“お姉さん”なんだ。と思って、ちょっと嬉しくなくもなかった。相対的に、なんだろうけどね。

しかし私も時と場所が変われば、相対的にでも“お母さん”とか“奥さん”とか呼ばれることもあろう。誰のお母さんでも奥さんでもないけどね、などと思いながら。


帰宅して、マイナポイントの申込みも完了。
20,000円の支払いで5,000円分のポイントが還元されるというけれど、9月末までに20,000円も何か買うだろうか……?
この点においてはもっと早く手続きすべきだったなぁ。


紫陽花、タチアオイブルーサルビアアガパンサスキョウチクトウ、ハルジオンもしくはヒメジョオン、ユリ──今日みかけた花たち。

野菜のアイスってなんだ|◯回目の6月15日

昨晩寝付けないまま朝になり、仕方なく起き上がって始まった一日。
結局、昼下がりに眠くなり夕方まで眠りこける。

夕飯の支度をしながら、「野菜のアイス食べたい」と母が言うのでなんのことかと思ったら。連載エッセイを更新。

〈61〉やさしいアイスのままでいい - 大島智衣の「oh! しまった!!」 毎週月曜日の朝には生協が届く。野菜や、牛乳・卵・お豆腐・ヨーグルト、パンやお肉や冷凍食品も。 昨日の月曜日。いつもの生協が ohshimatomoe-ohshimatta.hateblo.jp  

『大豆田とわ子と三人の元夫』が最終回を迎えた。
うーんとー。これはもっかい観てからだな。
と、何が? って感じであらゆる何かを保留。

このエリアのクレイジーX』の今日配信されたぶんを観て、寝た。残りあと2話か……。

韓国の友だちには昼間連絡した。オンライン会話レッスンなんてやっぱ到底できないだろうなって感じに相変わらずいろいろ大変そうだった;
それでも、2PMが『ウリチブ』披露したことを笑い合い、クレイジーXはまだ観ていないというので激推しといた。

肌理|◯回目の6月14日

ポンプは結局じぶんで詰め替えた。
とてもキメ細やかな泡が出てきた。

◯ちがっていたらごめんなさい

ふと。
『大豆田とわ子と三人の元夫』のチェインストーリー、

物語を紡いでいくのは、坂元裕二自身が教鞭べんをとる東京藝術大学大学院・映像研究科の卒業生で、坂元のゼミで鍛え上げられた若き二名の脚本家、市之瀬浩子と兵藤るり。

の市之瀬浩子さんは、私の好きなこの作品の……

……飯沼浩子さんだったりするかしら、と。
(次回作を待ち望んでいるもので。)

ちがっていたらごめんなさい。


◯戻りたくない

YouTubeプレミアムの3ヶ月無料お試しをしてみ始めたら、広告がないのがとても快適で。これは広告ありに戻りたくないなぁ……とその日から。価値ある月額1000余円。どうするか、3ヶ月後に考えよう。

◯てにをは

友へのオンライン韓国語レッスンも7回目。ようやく助詞に。
レッスンもたのしいけれど、「今週はどうだった?」とお喋りできるのもとてもありがたくたのしい。

私も韓国の友だちに会話レッスンしてもらいたくなってきた。ただ彼女と話したい、というのもある。


◯気になるけれども

夜中に目が覚めたときに、仕事のメールが来ているのに気がついた。
とても待っていた返信だったので、気になって開いて読んで、読み込んで、考えて──眠れなくなって朝になってしまった。あちや。

液で出るタイプ|◯回目の6月13日

部屋にときおり、小さなクモが現れる。
日をまたいでまた会えたりすると、また会えたね元気だった? とばかりに、親しみをおぼえたりする。

最近になって私に向かって静かに回りだした扇風機。
それさえ、かいがいしく動いている様子が生きている何かに感じられ、友だちのような頼もしさ。

さみしいのかな。そうとも言えない。

◯液で出るタイプ

深夜。浴室へ入ってボディーソープに手をかける寸前に、あっ前回ボトル空になりかけだったけど……!? と気づいてボトルを持ち上げてみたら、重かった。

父が入れてくれたのか、とありがたくポンプを押すと出てきたのはシャビッとした透明な液体だった。
うわ、と思いながらも、泡立つっちゃ泡立つので、不思議だなぁ、と思いながらひと通りシャワーを終えた。

ドライヤーで髪を乾かしながら、父は何のボディーソープを詰め替えたのだろう? と洗剤ストックたちを覗いてみる。すると、手前にあったのは〈泡ボディーソープ〉なる、いわゆる“泡で出るタイプ”のだった。専用ポンプボトルが必要なやつだった。

これをあの人は詰め替えちゃったのか……と恨めしい気持ちになる。
が、これで、春に無印良品週間で買ったままのポンプボトルが役に立つ。

問題は、誰がそちらへ詰め替えるかだ。私はイヤだぞ!


◯2PM

おなかを壊しているうちに、2PMが6/28のカムバを前に5年ぶりに完全体であのウリチブをパフォーマンスしていた。

嬉しかったけど……ちょーっと……衣装とPAとカメラワークと舞台美術と照明と……もっとうーん……などと欲が出てしまった。嬉しかったけれどね。

おなか三部作|◯回目の6月10・11・12日

◯回目の6月10日

◯ルーロー飯

冷蔵庫の豚バラ肉をどうしよう、とここ数日考えては他のおかずに落ち着いていて、今日はそうだと〈ルーロー飯〉を作った。

いつかのためにと買ってあった五香粉がついに本領発揮。おいしかった。
たくあんの代わりに小松菜を添えて。

◯おなか

作業をしていて気づいたら夜中の2時になっていた。
次に時計を見たときには[AM 2:34]で、並びだなと思ったあと、今日の作業はここまでと寝支度を始めたくらいでおなかが痛くなってきた。

そのあと1時間ほどトイレで苦しんで──自分史上最大に痛いかも、と思いながら、でもこれまでの経験で得た「声に出してうめくと多少痛み分散する」という知見を実行するも、今日ばかりはなんともならず。

おなかのなかのものが出切ったかな、とひと段階落ち着いたあとも、おなかの痛みは引かなくて。
それでも明け方4時過ぎくらいに眠りにつけたようだった。

◯回目の6月11日

◯続おなか

朝6時頃、目が覚めると昨晩のつづきでまだまだ全然おなかが痛い。
トイレとベッドを行ったり来たり。脱水を起こさないようにと水を飲んでもぎゅううとなる。

10年前に急性胃腸炎で入院したけれど、そのときの痛み方に似ていると思った。
あの時は、派遣の仕事でストレスを溜めていたところに、消化の良くなさそうな固茹でのとんこつラーメンが引き金になったかな……と思うのだけれど、今回は?

知らずにいろいろ負荷が掛かっているところに、ゆずソーダに氷を入れて飲んで冷えた……?
ホルモンバランスでおなかを壊すことが月に2度ほどあるけれど、痛みがその比じゃない。
昨晩おいしく食べたまさかのルーロー飯?

原因は分からない。けれど、抱えている仕事の進行のことも考えると早いうちにとりあえず病院に行って薬だけでも飲んどこう、と朝イチで病院に電話を入れた。

予約を取れたのは15時半。呼ばれたのは16時45分。
症状が落ち着いていたのは幸いだけれど、それでも断続的に痛みの波が来るなかで、待合室で一時間以上待たされるのはしんどかった。。だったら16時半の予約でいいじゃんか。なぜ15時半に来させる。

ようやく呼ばれて診察室に入ると、これだけ待たされた原因がすぐにわかった。
50~60代くらいの医師が症状をヒアリングしながらパソコンにカルテを打ち込んでいるのだが、それがメッチャ遅くて下手なのだ。誤入力&誤変換の大祭りである。
医学を習得されたことは間違いなく崇高でありがたく素晴らしいことでいらっしゃるが、どうかブラインドタッチも習得してくれい!! と無言・無表情で訴えざるを得なかった。

正直、10年前のことを思うと、今回も最悪入院あるかも……とドキドキしていたのだけれど、「そこまででは、なさそう」とのことで、薬を処方してもらって様子を見ることに。あと一応採血もして検査に出しておいて、「症状が落ち着かないか、検査結果が気になるようなら、来週また来て」と。

採血のとき、針から伸びた管が腕に触れていたのだけれど、それがとても温かかった。血ってあったかいんだなぁ。
採られていった、じぶんの体のなかにあったものに、なんとなく情みたいなものを感じながら見ていた。

会計をすると思ったよりずいぶん高額だった。採血検査代だ。
「検査結果が気になるようなら、来週また来て」って……こんだけ高い金額出したんなら気にならなくても聞きに行きたいわ。というか気になるし。

帰り際、薬局の薬剤師のおじさんがすごく優しかった。弱ってるときは沁みるよね。

若干まだおなかはいたいのだけれど、とりあえずは大丈夫そうで良かった。
良くなかったのは、そのぶん作業が滞ってしまったこと。

今回、身を持って強くしみじみと実感したのが、「動けるときにやっとかないと」ということ。
仕事にしても、洗濯や掃除など家事、シャワーを浴びるなんてことに至るまで、動けるときにやっとかないと! なのだよね。動けなくなったら出来ないんだから。後回しとかにしてる場合じゃないよじぶん! これからはどんどんやってこ! と自戒をふんだんに込めて肝に銘じた。

◯回目の6月12日

とてもびっくりしたことがあった。
とてもびっくりして、すごくこわかったので、詳細は書きのこさないでおきたい。

◯続々・おなか

薬のおかげかおなかは概ね落ち着いて、一日ずっと作業ができた。
おかげで、一旦ひと段落。

ここ数日の出来事を通して、「健康でいたい」という気持ちを強く感じるように。

思えば、これまでに何度も万全じゃない状態で原稿に向き合ってきた。風邪とか、ぎっくり腰とか。今回のおなかとか。

そんなんじゃだめだ。健康じゃないと。

とりあえず、今日のところは、ストレッチをいつもよりは多めに努めてみた。

結局“どんな人を好きになるか” は“どんな人に優しくされてきたか” な気がする|◯回目の6月9日

夢のなかで会えた友だちに思いをぶつけていた。
友は友で思いがあってそれを私にぶつけていた。

だったらしかたない。真実もきっとそのとおりだ。

◯ぎっくり

右の背中を軽くやってしまった。
よくやる〈ぎっくり背〉だ。

昨晩寝る前のストレッチが甘かったか、と反省。
今週はいつもより机に向かっている時間が長いのも理由だろう。

全身のストレッチに加え、湿布というか〈経皮鎮痛消炎テープ剤〉を貼ってしのぐ。

◯夕焼けが綺麗なら

日が伸びて、夕食の支度をしていると夕焼けが綺麗で。

ちょこちょこ支度をしては窓から身を乗り出して夕焼け空を見て、を繰り返していたら母が「何してるの?」。

夕焼けが綺麗なんだよ、と言うと「あら。あなたロマンチックなところがあるのね」。

なんだそれはというコメントはさておき、母が娘のとある繰り返し行動に気づいたことが意外だった。私のことなんて興味のない人だ。

ホントは、夕焼けが綺麗ならば「見て!」と呼び寄せて、それで母も夕焼けが綺麗と思ったらいいなと思っているのだけれど、ちょっと前にそうやって呼んで見せたら、「たいして」と言われたのでもう呼ばないことにしている。


◯好きになる人

結局
“どんな人を好きになるか” は
“どんな人に優しくされてきたか” な気がする

どんなにイケメンでも、過去これまでにそういうタイプの人に優しくされたことがなければ、ふわふわと寄っていきづらい。

この人なら、
私でも優しくしてくれるかも……?
目をちゃんと合わせてくれるかも……?

そう思えた人だ。すくなくとも私が好きになってきた人たちは。


◯鼻笛

触れてくれるひとがいいよ|◯回目の6月8日

ネジ花は、小さなあの花たちに鼻を押し当てるようにして思いきり息を吸い込むと、甘くみずみずしい香りがほのかに鼻腔に届いて、とても気分が良くなる。

◯うなり

半額以下になっていた枇杷を父が2パック買って帰ってきた。

さっそく冷やしてかぶりついて、とてもおいしくて唸っていたら、愛猫がマグロを食べている時だけうまいうまいとばかりに唸っていたのを思い出し、母と一緒に笑い泣きした。

もっとたくさんおいしいもの食べさせてあげれば良かったねと母が言って、ホントだよと私がいつも言う。

◯配置

録画した『趣味どきっ!』で、穂村弘さんのご自宅リビングを観られちゃうという恩恵にあずかった。

こんな一冊に出会いたい 本の道しるべ (2)「歌人 穂村弘」 - 趣味どきっ! ページをめくれば、一瞬で別世界につれて行ってくれる本。歌人の穂村弘さんは、宝物を探すように一冊の本との出会いを求めてきたと www.nhk.jp  

窓際空間に置かれたテーブルと椅子とソファのおさまりがとても好みで、やっぱりこの配置の感じいいなぁと眺める。


◯線引き

返信は二日後にさらりと届いた。
一時間かけてさらに送った返信はとても長文になってしまった。

そこへ返ってきた返信は二行だった。
私の長文内容には触れず。

線引きをされた感じ。

途端にかなしくなって、ポップなカラーの観覧車を誰かの旅行動画のなかに見つけてもかなしくなった。

触れてほしいよ。
触れてくれるひとがいいよ。


きっと最後になるだろうほぼ「さようなら」の気持ちで送った返信は、一行にしておいた。

未読飲食よりはまだ|◯回目の6月7日

窓を開け放し網戸で過ごす季節。
お隣さんの陽気な(?)ラテン語のお喋りもよく聞こえてきて、ちょっとしたトリップ気分。

公園の木々がすっかり新緑をまとって、向こうの景色までは見渡せなくなった。

◯畑の水

ベランダ園芸のミニトマトが赤く実り始めたので、最初の2個を収穫し母と分ける。

なんとも小さい、けれど弾けた果汁はとても甘くて濃厚で、ぬるかったけどそれが“太陽のぬくもり”と思えば。

画像1

かつて農家さんに住み込みで働いていたとき、トマトは水だった。
夏の日差しに灼かれた畑仕事のあとは、水を飲むかわりにトマトにかぶりついた。

惜しげもなく枯れた喉を潤してくれて、それ以来トマトをリスペクトしている。

◯こんなルールがあるんだな、ったって

友への韓国語レッスンも5回目。

発音の〈鼻音化〉とか、〈流音化〉とか、〈ㄴの挿入〉とか……一気に頭に入れようとすると、私もそうだったけど挫折気分を味わいがちなルールたち。

じきに体系的なそんなルールたちは意識しなくとも身についてしまうものだ。
けれど、テキストにも“今の時点では、こんなルールがあるんだな、と理解できていれば大丈夫”とあるように、今日はそれらをひと通りさらうことだけを目標にしたけれど、もっと負担を感じさせずに教えられていたら……と自省; 勉強になるなぁ。

早く文法に入りたい。


◯未読飲食

ある人に思い切ってあるメッセージを送ったけれど、想定通りすぐには返信は来ず。
既読になっているかすら確認するの怖くて見ていない。
既読になってても、それはそれで怖い。

読まずに食べた黒ヤギさんよりはまだいいか。

雑草が教えてくれること|◯回目の6月6日

いちばん下のネジ花の花が咲きはじめた。

◯雑草

ベランダの鉢植えたち──
よっぽどでなければ雑草は抜かないでいる。

抜くのがなんかしのびないのと、雑草と呼ばれてしまっているけれど咲かせる花はけっこう可愛らしかったりする。

なので、なるべくメイン植物には彼らと共存してもらっている。

そして、なにより良いこともある。
雑草がしおれかけていると「あっ水あげないと!」と水遣りのサインになるのだ。メインの植物たちより小さな雑草たちは水切れに敏感だ。

カタバミスベリヒユハコベ、ミチタネツケバナ……どれも可愛らしくて、好きだ。

ホットックは裏切らない|◯回目の6月5日

ネジ花の花芽にピンク色を見てとれるまでに。

◯マフィンの前に

またマフィンをつくろうと思った矢先。
冷蔵庫の野菜室を全開してみたら、奥にあるホットックミックスが目に留まった。2年ほど前に新大久保で購入して以来、ずっとここにいる。

いつかつくろ♪ とその機会を待っていたけれど、なかなかホットック・スイッチが入らないまま……箱の裏面を見ると賞味期限は昨年夏で切れていた。

今だ。今日だ!

画像1

と、せっせとつくった(全8個)。

馴染みのない韓国の甘い菓子に、はじめは訝しげだった母もなんだかんだ2個ぺろりと平らげていた。

しかし甘い。中に包み込むシロップが甘い。
それを知っていて遠慮がちに包んでもやはり甘い。

そして垂れる。食べているそばからそのシロップがトロリと垂れる。
それを知っていて遠慮がちに包んでもやはり垂れる。

ホットックは裏切らない。

こねるのは楽しかった。


◯既視感

ドラマ『あのときキスしておけば』を観ていて。

井浦新がベランダから無理やり室内に侵入して来るのだけど、すごい観たことある感じがした。しかも最近。

映画『宮本から君へ』だった、と思い出す。
井浦新、ベランダから入ってきすぎ。笑
(オマージュ?)

「なかなか」は絶賛|◯回目の6月4日

ピスタチオ味のピノを買いにコンビニへ行きたいなと思うのだけれど、風の強い一日雨の日。 

◯じぶんでメモしときゃよかったハナシ

6月から金曜の母の訪問リハビリが約一時間後ろ倒しになったことが抜け落ちた状態で、これまで通りに起きて掃除して待ってたら……いつまでもリハさんは来ないのだった。

母も時間を過ぎてようやく、だいぶ前に「たぶん時間変更になります」と告げられたときに付けたメモを見つけ、まだ一時間あることを悟ったようだった。

何度も何度もリハビリ時間を娘に尋ねる母に、「時間はちょこちょこ変わるんだから大きく書き出しておきなさいな!」と偉そうに指示しておいたのが功を奏した。

そうでなくとも先週、リハさんがリマインドしといてくれれば、今日あと一時間は寝ていられたのに……などと勝手なことをつぶやきながら部屋へ戻る。

とはいえ、早く起きられたならそれはそれでいいじゃないか。という気持ちで机に向かう雨の一日の始まり。

◯なかなかのマフィン

昨年の今時期つくり過ぎてもうしばらくはいいか、とずいぶんご無沙汰になっていたマフィンをひさしぶりにつくった。ホットケーキミックスでつくる簡単なもの。

昨年は母が入院中だったから父と分け合って食べていたけれど、今日は母に振る舞えた。

〈お豆と雑穀のホットケーキミックス〉に、バナナとキャラメルとナッツを加える。

キャラメルを牛乳に4粒も溶かし入れたからそれなり甘いだろう、と思ったけれど全然だった。風味もほとんどなくて;

手作りお菓子のこのような仕上がりには毎度、売られている菓子らの砂糖と油脂の量に思いを馳せる。メッチャ入ってるよね。でもだからこそ、スイートでおいしいのよね。

とはいえ、褒めることを知らない母が「なかなか」と言ったので、まずまず。また作ろう。

誰かと“クレイジーX”|◯回目の6月3日

お昼にコーンマヨネーズパンを食べて胃がもたれている。
コーンか、マヨネーズか。はたまたパンか。

胃もたれの犯人を探る午後だ。
それとも濃いめの麦茶……?

◯誰かと

今度、6人くらいでLINE飲み会をすることに。
この一年、オンラインで集ったのは最大でも3人(自分含む)。初めての大規模飲み会だ。

とはいえ、なんか、実際には飲まなくていいなと思っている。ソーダ水くらいがちょうどよい。昨年の3月以来、お酒を飲んでいない。

次に飲むとしたら、この禍が明けて誰かと一緒に直に飲む時がいいなと思っている。


◯『このエリアのクレイジーX』

なんかブッ飛んだの始まったな、と思ったら面白くて今配信されてる分まですべて観切ってしまった。

KakaoTVのウェブドラマだからか、30分ずつの1話1話がムダがなくぎゅっと作られていて(つまり韓国ドラマ特有の冗長感がない)、観ているあいだずっと面白い。

Mad for Each Other | Netflix Official Site Bothered to realize they are next-door neighbors and share a www.netflix.com  

近年稀に見る大爆笑もしてしまった。

脚本・演出・俳優・すべてのスタッフワークが良いけれど、『応答せよ1994』に出てたチョンウがこんなにも面白い役者とは…。1994を冒頭で離脱したことが今さら悔やまれる。それなのに、Netflixからなぜか今1994だけ消えている。残念。

AKMUのスヒョンがコンビニ店員役でちょこちょこ出てくるのもイイ。

このトレーラーもなかなかよね。

今月末までかけてちょこちょこ配信封切られていくのだけれど、はやく全部観たい…!

//その他ご参考までに

「好きになった人がタイプ」へのひとり問答|◯回目の6月2日

台所に立っているともう汗をかく季節。
ベランダのミニトマトがようやく赤く色づいてきた。

◯問答

「どんな人がタイプ?」と訊かれ、「えー? うーん……好きになった人がタイプ」と答える人について、よく考えてしまう。

いやそれじゃ答えになってないのよ、と思う。
例えば「どんな車がタイプ?」って訊かれて「えー? うーん……乗った車がタイプ」とは答えないじゃない?

ま、分かるけどさ、言わんとしてることは。

でも何それ、ちゃんとそこから自分で分析して回答導き出してよ。そこ訊いてんのよこっちは、ってことなのよ。いや、ですよ、はい。(基本弱気)

……って言う想像をして、でも平行線なのかな;と思うあたりでこのクローズドひとり問答は終わる。

トーク番組やインタビュー記事でよく見かけるけれど、実際に対面でこう言われたことはまだない。
でもいつか言われたときのために、心の準備をしておきたい。

花椿〈今月の詩〉

あの日、あの子が閉じなかった かっこ の中で
「音読」(詩/和山椒)より

という出だしで掴まれる。
穂村弘さんの評も良かった……。

音読 | 今月の詩 hanatsubaki.shiseido.com  

違和感と引っ掛かり|◯回目の6月1日

窓からふき込んでくる風は今日もやわらかく心地良いなーと思ったけれど、そとへ出て歩くと途端に「暑っ!」となった。

◯柿観察

柿の木に柿の実がなりはじめている。
まだ小さめのミニトマトくらいの大きさ。

柿はここからが長い。
実り熟すまで、梅雨も夏も、初秋も越える。

そして、あっという間に鳥に食べられる。

私が食べられるわけではないけれど、それらを長い期間で観察できるのが、柿はおもしろい。

◯きぼう

20:52 国際宇宙ステーションきぼうを見た。(3度目くらい?)
北西から西へ。

今日はスマホを構えずに、肉眼でじっくりと。
おかげで、けっこうたっぷり、見上げては両手を挙げて手を振って。

煌々としていて、きりっとやさしく、美しかった。

◯ドラマの要素

『大豆田とわ子と三人の元夫』第8話。

松たか子オダギリジョー坂元裕二脚本での競演に、痺れたし、贅沢だったし、痺れた!

……のだけれど……オダギリジョー演じる小鳥遊(たかなし)にどうしても……なんでか……そこはかとなく……“違和感”?

その正体を悶々と考えているうちに、今話の慎森や前回語られた彼を表するワード〈企業買収の悪魔〉などもやけに引っ掛かってきて。あと、追い込まれているという情報も合い絡まって──。

中村慎森 「もしかしたらマディソンに勝てるかもしれないよ。っていうか、あの小鳥遊って男? 近々自滅してくれるかもしれない。今マディソンは社内で揺れてて、社長派と専務派で別れてるんだって。小鳥遊は社長派で、学歴がないのに出世したのは社長の手足として生きてきたからなんだ。これまで社長の指示で大勢の敵を潰したり、無茶なこともしてきたから相当恨まれてるらしい。駅の階段とか、ホームから突き落とされたこともあるほどだって。専務派が勝てば、小鳥遊は追放される。」
坂元裕二脚本『大豆田とわ子と三人の元夫』第8話より)

もしかしたら、とわ子にしていることも、彼女を退任させようとしている“悪魔”のような“無茶なこと”だったりする……???(葛藤も込みで?)

と、むくむくと湧いてきて。
そう思うとゾッともするけど、違和感の正体はこれだったのかともスッと落ちる。

っていっても。なんだかんだそんなの私の邪推と誤読だった、そんな視聴者の反応も想定済み、ってならそれはそれで、まんまと翻弄されましたッだし、ホントは他にも引っ掛かってることはあるのだけれど……、いずれにしても最終回まで見届けたい。

どうなるんだーーー。笑
違和感と引っ掛かりは物語の重要な要素たちだ。

すごいすごいドラマだなぁ。

きょにっき|2021年5月

半分以上損してるを巻き返す|◯回目の5月31日

ベランダのネジリ花の花芽が上がってきている。
今年も咲いてくれようとしているみたい。日毎たのしみだ。

◯出し損時代

この時世、打ち合わせにしても、直接出向いてマスクをしたまま……というよりは、オンラインのほうがよっぽどお互いに顔全体を突き合わせて対面できるよなぁ、などと思いながら、軽くメイクをして髪型を整えオンラインミーティングに参加したら、先方のおふたりともマスク姿だった。

あれ。笑

同じ会議室からおふたりは横並びで今参加しているとのこと。

なんとなく、じぶんだけフルフェイスをさらして損した感。(なんじゃそりゃ。)


◯予想なんてものは

友へのオンライン韓国語レッスン4回目。
パッチム・二重パッチムまでたどり着き、これでハングル(文字)は制覇。

友のご家族がメガネユーザーでらっしゃるというので、この前ある人に連絡せずにいられてよかった案件の質問を訊いてもらう。

結果、予想外の回答で打ちのめされた。笑
人ってそれぞれに、全然ちがってて……すごい。

◯巻き返す

ネギ・玉ねぎが食べられないことで、「人生半分以上損してる」と言われ続けてきたけれど、こればかりは神様に感謝しているのが、“しけったものが好き”という嗜好を持っていること。

コーン菓子にしても、最初の半分はサックサクで食べ、残り半分は半日ほど置いてしっけしけ状態を楽しむ。しけったもの好きのおかげで、二つの楽しみ方ができるというわけ。

これだけでもう、ネギ・玉ねぎが食べられないことで半分以上損してきたと言われる人生を軽々と挽回していよう……!ははッ!(?)

良かった。しけったものを好きで。

彼女たちしか知らない菓子たち|◯回目の5月30日

駅前へ下山していく道端にあるざくろの木には、あのオレンジ色の花がたくさん咲いていた。
そんな季節かと思ってひさしぶりの道を原付で通り過ぎる。

混みそうな時間帯を避け、夕飯どきに差し掛かる頃に訪れたダイソーは空いていた。

訪問リハさんに言われて母が欲しがっていた、血流を良くするためのコロコロマッサージが本日の目当て。
ネットで下調べしていたのと同じのはなかったけれど、これでもいいかというものを手に取る。

一応、店内も一周。
そうだダイソーといえばこれらだったよね、という馴染みのお気に入り菓子たち──〈中村のチーズあられ〉と〈揚げせんべい もしもしかめさん〉も即決でカゴへ。これら好きなんだ。

あれこれ結局10点ほど買い込んで店を出ると、反対に仕事帰りのお疲れ女子たちが吸い込まれるようにダイソーへと入って行った。
皆んな何買うのかな。彼女たちにも、ダイソーでしか買えないお気に入りの菓子たちがあるのかもしれない。


今日はザーーッと一時的な激しい雨が二度も降った。
そのたびに「おお……」と窓の外を見る。

連絡せずにいられてよかった|◯回目の5月29日

メガネ歴の長いメガネユーザー男子にちょっとこれ訊きたいな、ってことができて、連絡を取れそうなメガネ男子を思い浮かべた時にいちばんに浮かんだのはAさんだった。

というかAさんならメガネのことなんかじゃなくても連絡したいけど、メンドクサイと思われたくないなと年末年始の挨拶すらしていない。

え、Aさんにメガネのこと訊いちゃう……?

急激に浮上した“連絡しなきゃいけない用件”という名のハッキリとした“口実”に生命力が復興。

が──。
日々、忙しくされているだろうに、ひさしぶりに連絡をよこした人間が「メガネを拭くときってAさんは〜?」などと、急に尋ねてきても困惑させるだけではないか? その上「やっぱこの人、僕のこと好きなのか?」と警戒させ敬遠されるのでは?

……そう思うと、ええいっばかばかヤメとけい! と自重するしかなかった。


よかった……連絡せずにいられてよかった。涙

好きにならずにいられてよかった|大島智衣|note 【連載エッセイ】好きにならずにいられる理由を探してホッとしている。好きにならずにいられてよかった、恋に落ちてもよかった瞬間 note.com  

焦がれてろ|◯回目の5月28日

そこかしこにどくだみの花がゆれる季節。
スーパーまでの路みちで、八重のどくだみを探してみたけれど見つけられず。

途中、びわがなりすぎているびわ鈴なり状態の木があった。
あれだけ実れば鳥とも分け合えよう。私にも分けてほしい。。

数週間ぶりのスーパーには、とうもろこしやすいかなどの初ものが店頭を賑わせていた。

どれも父や母が喜ぶだろうなと思って、けれど一度に一気に買ってくのはやり過ぎかな? ととうもろこしを選んで買って帰る。

帰宅してさっそく茹でていただいた。みずみずしくおいしかった。
母もすぐに食べ、仕事から帰ってきた父は沸いた。

さて。とうもろこしに目のない父が連日とうもろこしを買ってくる季節がやって来たようだ。
しかし、父は買ってくるだけで、茹でるのは私だ。

夕飯後。私はこっそり、今日も今日とてじぶんのために買ってきた小ぶりなびわにかぶりついた。
そして、「なんだこれ本当においしいな」と、なぜここでイラつくのかわからないが、うまさに唸った。

なんで大好きなびわに一瞬イラついたのだろう?

たぶん……これが、一年中は楽しむことができない期間限定のおいしいものだからかもしれない。

いつだって食べたいのに、こんなにおいしいのに、なんだよびわ

……ってことのような。

好きだからこそ、イラつく。
好きなのに、手に入らなくて憎む。

なんだこれじゃ、身勝手な恋か愛憎劇じゃないか。

憎まずイラつかず、焦がれよう。
焦がれていよう私たち、いつだって好きなものに。

頭の冷却ファン|◯回目の5月27日

ずいぶん寝てしまったなと遅くに起き上がってきて、リモートワークをしている彼の背中に「ヘンな夢いっぱい見ちゃったよ」とか言って「ふうぅん」と返事してくれる声とか、聞けるもんなら聞きたくなる雨の木曜日。

◯長芋

夕方、おいしそうだったコウケンテツさんレシピの長芋のソテーを作ろうと台所に立ったのに、小松菜とニラそれぞれをカットして冷凍保存し、大根とお豆腐と油揚げの味噌汁をこしらえ、しめじとニラの卵焼きをつくり、生協オリジナルの鶏つくね団子をレンジし、味噌汁をすすった母が「おいしい」と言うのを聞いて満足したところで、あっ長芋忘れちゃった! と思い出す。

明日こそ、長芋。

◯頭ファン

明け方間近までガアアと書きものをしたので、頭がバババとし続けて、眠れず。

やさしい曲やゆるいラジオなどを聴いて寝落ちしようと思えど、バババ goes on...

PCはスリープ状態に入ろうとしているのに、CPUの冷却ファンがまだずっと回り続けている感じ。

やっぱり湯船に浸かればよかったか……などとババババ寝返りを打ちながら、起き上がってきた父が出勤支度をしている物音を聞いているうちに眠ったようだった。

◯今日の推しコンテンツたち

▽あの『賢い医師生活』がついにカムバック!
6/17〜Netflixでもシーズン2配信予定。↓これは予告Teaser。たのしみね。


BTS『Butter』のこちらでのパフォーマンス、良かったねえ。
(ただいま“遅れてやってきたミンギ萌え”中//)


▽こちら〈Killing Voice〉は、K音楽スターたちが、主に自身のこれまでの人気曲や代表曲を、合間にちょこちょこ喋ったりながら、次々に歌ってくメドレーショー…とでもいうのかな。LIVEっぽくて皆んな歌のうまさが際立つ。
IUやMAMAMOO、10CMやジュンス、AILEEなどなど…そうそうたる登場陣!

配車アプリと移動のすばらしさ|◯回目の5月26日

母を病院へ連れて行くのに初めてタクシーの配車アプリを使ってみた。
とっても便利だ。

支払いもアプリ内で決済できる。
まごまごタクシーが道に迷っている様まで画面上で見て取れて、「そっちじゃないよー!」とヤキモキしながら呼びにも行けた。

けれども。行きも帰りも利用したけれど体感として、運転手さんあんまりこっちが入力した地点とか待ち合わせ場所とかちゃんと見てない。

なので結局口頭で説明が必要だけれど、そこはそういうものだと分かっていれば、これまで通りにすればいいだけで。

それでも結局、往来でまだかまだかと探したり、電話したりしなくてよくて、圧倒的に便利だ。今さらだけれど。


ひさしぶりにいつもと違う場所へ出掛けると、駅前の将棋センターが入っていた小ぶりな雑居ビルが取り壊されてセブンイレブンになっていたりした。古いお屋敷もいくつかの新築分譲住宅に立て替わっていた。

じぶんの部屋からの定点観察的なのも好きだけれど、移動して見つける変化もやっぱりおもしろいよなぁと思う。

今はあんまり移動が、ね。あれだけれども。なのでなおさら。

幸せだったはずだから|◯回目の5月25日

今日の風は特段に気持ちが良い。肌をやわらかく撫ぜていく。

◯シャワーと考えごと

シャワーを浴びているあいだに考えごとをしていると、「あれ、ちゃんと洗ったっけ?」と度々我に返る。

たぶんいつもの慣習の流れで洗えてはいるのだろうけど、記憶があやふやで確証がない。
シャンプーとボディーソープを間違えていたって気づいていなさそうだ。

けれど「きっと洗った」、そう思って次の工程にうつるしかない。

“仕事は家に持ち込まないが吉”
とよくいうけれど、
“風呂場にも考えごとは持ち込まないが吉”
だなぁ。リラックスしたいものね。


◯幸せだったはずだから

今夜の『大豆田とわ子と三人の元夫』第7話はやっぱ、泣いちゃったよね。

たいせつな存在を、まだ若くに、じぶんの力及ばすに、失くして。
かわいそうなことをしてしまった、とじぶんを責め続ける。

そんなひとたちに、そんな私にも、ああした言葉を届けてくれて、、
ありがとうございます。

「ないと思いますよ。人間にはやり残したことなんて、ないと思います。..(略)..あの、過去とか未来とか現在とか、そういうのってどっかの誰かが勝手に決めたことだと思うんです。時間って、別に“過ぎてゆくもの”じゃなくて、“場所”っていうか、その……“別のところにあるもの”だと思うんです。人間は、現在だけを生きてるんじゃない。5歳、10歳、20歳、30、40、そのときそのときを人は懸命に生きてて、それは別に“過ぎ去ってしまったもの”なんかじゃなくて。だからあなたが、笑ってる彼女を見たことがあるなら、彼女は今も笑ってるし。5歳の彼女と、5歳のあなたは、今も手を繋いでいて。今からだって、いつだって、気持ちを伝えることができる。人生って小説や映画じゃないもん。幸せな結末も、悲しい結末も、やり残したこともない。あるのは、“その人がどういう人だったか”っていうことだけです。
だから、人生にはふたつルールがある。亡くなった人を不幸だと思ってはならない。生きてる人は幸せを目指さなければならない。
人は時々さびしくなるけど、人生を楽しめる。楽しんでいいに決まってる。」
坂元裕二脚本『大豆田とわ子と三人の元夫』第7話より)

私の場合は愛猫だったけれども。……いつかまた、ちゃんとのこしたい。

Lifeworks vol.19「しあわせだったにゃよ」 利重剛監督と中村高寛監督が企画・プロデュースする横浜を舞台にした連作ショートフィルム。※本編前のおまけとして上映します。【 www.jackandbetty.net  

類似のステキ壁紙|◯回目の5月24日

◯モロッカンタイル風?

『半径5メートル』の社屋トイレの壁紙と、『大豆田とわ子と三人の元夫』のとわ子のキッチンの壁紙が、とても似ていることに気づいた日。

一見おなじ。でもビミョーに違う?
と見比べる

一緒なのは、どちらもとても華やかでステキってとこ。

◯確認!確認!確認!

「大丈夫だろう」という、じぶんの想定の甘さにものすごく後悔し反省する出来ごとがあった。

どんなに心がけ気をつけていても、気遣いや想像が及ばないことはあるだろう。知識として分からないことだってある。

それでも、最新の注意を払うために、思い込みや楽観視などをせずに、つねに“確認”をしなきゃだ。本当に……。

◯それな

韓国語レッスン3回目。
今日はハングルの濃音と合成母音。

なんじゃこりゃ感の強い合成母音に、友も「一気に分からなくなった」という。

最初から一貫して私が伝えたいこと──

「すぐに覚えようとしなくて大丈夫。
わからないものに出遭うたびに、ハングル表やテキストを見返して「そっかコレね」と確認する。
それを繰り返していれば、自然と身につくから。」

を、何度目だ? ってくらい今日も友に伝える。

私がそうだったように、テストを受けようってわけではないひとに楽しんで習得してってもらうにはコレが一番。
大学の第二外国語で選択し楽しみにしていた韓国語に、早々につまづいて放棄した私のようにはなってほしくない。


「ドラマで “クロニカ” ってよく言ってるけど意味は?」
と訊かれ、“そうそう””そうなのよ”“だから言ったじゃん”みたいな感じかなと伝えると、
「“それな”ってこと?」
と友が言った。確かに。笑

来週はいよいよパッチムだ。
ハングルの世界が広がっていゆく。

手放せないもの|◯回目の5月23日

いまの生活のなかで、地味に手放せないのが〈弾性ストッキング〉。
メディキュットの正規医療用みたいなもの。

履くのにものすごくキツくて体力を奪われる。
けれど、履いた途端その圧力で足のむくみをひと息に消し去ってしまう。

こんなにも即効性のある苦痛を消すものが他にあるだろうか?
……そう、いつも感嘆してしまう。

今日もやけに右足のむくむ日で、弾性ストッキングのお世話になった。


“即効性のある”苦痛を消すもので他に思い当たるのは、
じんましんに苦しんでいた頃、氷嚢や保冷剤を当てるとそのときだけはかゆみが消えた。ずいぶん助けられたなぁ。

他に“手放せないもの”でいうとストレッチポール
この棒に乗ってみた日から私の苦痛デイズは劇的に緩和された。
以来、このデッカイ丸い棒はいつでも床に転がっている。


無人島にひとつだけ持っていけるとしたら?」

そりゃ、弾性ストッキングや保冷剤やストレッチポールを持っていきたい。

でも究極はやはり〈紙とペン〉だ。
書き遺しておきたくなるはずだから。随想を。

でも、「ひとつだけだから紙とペンどっちかだけ!」って言われると困るんだよなぁ、とこの夢想はいつも答えを出せずに終わる。

普通は特別|◯回目の5月22日

星野源エッセイ『いのちの車窓から』の今話題になっている章を読み返した。

〈普通〉という言葉が、時を経て、また別の意味を獲得した。

母は帯状疱疹だった。

火曜日、背中の左肩甲骨の上にちょこんとできた赤い発疹は湿布のかぶれだと言っていた。左肩甲骨周りの痛みは左手を使いすぎたせいだと言っていた。
水曜日、かぶれるのをきらい湿布を貼らずに痛みに耐えて。
木曜日、痛みは左胸の脇にまで広がって、息も絶えだえ痛がって泣いて、たまらずロキソニンジェルを買ってきて塗って。
金曜日、訪問リハさんがマッサージしてくれて体が軽くなった! のも束の間、変わらず痛みに苦しんで……。

夜、眠れないついでに「背中 炎症 痛み」などでよくよく検索していて辿り着いた娘の答えが「帯状疱疹」。

少しでも早く病院に行って薬を処方してもらわなくては。神経痛の後遺症にずっと苦しむことになってほしくない。

もはや明け方、病院や予約方法を調べ上げ、母に「あなた帯状疱疹だと思うから今日すぐ病院行こう」と話す。

帯状疱疹……よく聞くけれど私自身は遭ったことがなくて知見がなく、母は母で発疹が一箇所だけなのでまさかそうだとは思わなかったと言い、今週ずっと何でこの答えに辿り着けなかったんだろうと悔やまれてたまらなかった。

ネットで検索して不安に煽られたり知った気になるなとはよく聞くけれど、それでもまずはやれることをやれるだけするしかないのだ。

父にも話し、病院へは父が車で連れてってくれるというので安心していったん寝る。

朝8時、2時間ほどで起きて、かかりつけの病院の、本当は皮膚科がいいんだけど土曜はやってなかったので内科を予約しようと電話するが、「当院の内科では対応できません」とかいう。なんなのさーとヤキモキ。

9時、別の病院のネット予約をする。めっちゃ急いだけど取れたのは40番台……。一人5分で換算して、順番が回ってくるのは14時過ぎだ。愕然。

けれど、ひとまずは受診予約にこぎつけてホッとする。

それにしても、今週頭からワクチン予約でもずっとこんな感じだ。介護時代、ネット予約も重要なスキルだな……と思い知る。

その後、私はもう用済みなので寝ればいいのにアドレナリン出てるせいか眠れず、なかば無理やりにでも日記を書いているうちに少し落ち着いた。
それから今週分の『おかえりモネ』一挙放送を録画したのを一挙視聴。
途中二度、まだまだ順番はほど遠いのに気が焦ってもう病院へ出掛けようとする父を必死でせき止めて「まだ待て」と諭す。父にも母にも体力を消耗することを極力してほしくないのだ。

そうして結局──見立て通り〈帯状疱疹〉と診断されて帰ってきた。

母は、原因が分かり薬を処方してもらって安心していた。
けれど何より、痛がり苦しむ母をずっと目の当たりにしていなければいけない私自身がつらかったので、ひとまずものすごくホッとした。

ホッとした流れで、映画公開時の予告編でおもしろそうで観たかったコン・ヒョジンキム・レウォンの『最も普通の恋愛』がNetflixで配信スタートされていたのでさっそく観る(寝ろ)。

愉快に観終わりつもうひと越えを期待しているじぶんに、まぁタイトルに〈普通〉とか付けられると“特別”を期待するのも野暮か……とか、新垣結衣を「普通の女の子」と称した星野源の真意に思いを馳せ、それってでも僕には“特別”って意味以外にないじゃんね今や、などと思いながら夕方いったんベッドに横になった。起きたら22時だった。

涙もろくなるのは|◯回目の5月21日

◯涙もろさ

ムーブ・トゥ・ヘブン』を観終える。

Move to Heaven | Netflix Official Site Finding life in all that’s left behind, a detail-oriented tra www.netflix.com  

1話あたり50分前後の10話構成がとても観やすかった。
おかげでひさしぶりに韓国語ドラマを最終話まで完遂でき、清々しい。

ところどころで、愛猫をおもって。
ドラマと直接関係ないところで泣いて。

ひとは──
「年を取ると(老化現象で)涙もろくなる」
んじゃなくて、
「年を取ると(かなしい経験も増えるから)涙もろくなる」
……んだなと思った。


◯推しのカムバ

BTSのカムバックで沸いた一日となったけれど、私はこちら。

アルバム全体を一曲ずつ聴き込むこの感じ……音楽の楽しみかたとしてやっぱり良いよね。

たいせつに聴いていく。なんたって10年ぶりなのだ。

“外見を補正する”|◯回目の5月20日

◯一年越しの長靴

長靴というか。
レインブーツというか。

昨年の梅雨に買った途端、梅雨が終わってしまった長靴。
黄色いパイピングがアクセントになっていて、気に入った。

けれど、そのあと出番のないまますっかり一年が経ってしまった。


夜になって、あまりに背中周りを痛がる母に、塗るロキソニンを買うためにドラッグストアへ。

サンダルでいいかと玄関を出た瞬間、サンダルではダメなくらい雨が降っていた。
引き返し、そうだあのレインブーツがあるじゃないか、と履き替える。ようやくの出番。

とても履きやすく歩きやすかった。
一年越しで水を得たレインブーツ。


◯外見をぬるん

最近になってようやくZoomなどを使う機会が出てきたらやはり、じぶんの見た目が気になるね。

美白補正とかシェイプ補正が出来ないものか、と調べてみたら、Zoom自体にすでに補正機能が備わっていた。その名も、

〈外見を補正する〉

ストレートでびっくり。笑

とはいえ、Macの場合は〈ビデオフィルターを適用する〉なんだけど、さっそくMAXにフィルターを掛けてみたら確かに肌がぬるんとなった。不自然なほどに。でも無いより良い。次回からぬるんでいこう。(シェイプ機能もお願い。)


◯わけ

外国語を勉強している者として、日本語ネイティブではない方が「それどうやって習得したの!?」という日本語を使いこなしている場面に出会うととても驚く。

今夜はこの場面。

元々なんて韓国語の言い回しをこう日本語にして話しているのかがとっても気になるわけ!

いくつか候補は思い当たるけれど。

またその習得の過程も知りたいなぁ。
習ったのか、はたまた誰かが言ってるのを見聞きして獲得したのか。

次回の放送に向けて質問を募集してるんだけど、そこ聞きたいわあ。

メンホー状態|◯回目の5月19日

新しい朝ドラがスタートして、早くも三日目にして見逃す。
やはり土曜日の月〜金一挙放送を録画視聴するのが良さそうだ。

その代わり、ではないけれどNetflixで新しく配信されている『ムーブ・トゥ・ヘブン』をちょこっと観始めたら、延々と6話まで観てしまった。

『愛の不時着』のタン・ジュンサン君が主役の遺品整理士のストーリー。
『シグナル』のイ・ジェフンが全然別の雰囲気でイイ感じ。

◯メン崩

韓国の友達とカカオ(韓国版LINE)をしていて今日知ったワードは、

〈メン崩(멘붕/読み:メンブン)〉
=〈メンタル壊(괴:読みメンタルブンゲ)〉の略

「最近、メン崩状態だよ…」と言っていて(韓国語で)。
〈メン崩〉、最近皆んなよく使うそう。

同様によく使われるのが〈瞳孔地震〉だそうで、

瞳孔が揺れる=目が泳ぐ

……状態のことで、衝撃を受けたり動揺したときに使うみたい。

韓国語に限らず、他国の略語とか流行ワード? って、いつもとても新鮮に感じる。ま、ギャル語とかもそうか。

ちなみに日本でも言うか〈メンホー〉を検索してみたら、ヘルメットのような空手の防具が出てきた。由来は〈面包〉……かな?

まだストーブはしまえない|◯回目の5月18日

たまらず扇風機を出す。

けれど、お昼に向かって急に涼しくなり、靴下まで履くほどに。
今、部屋にはストーブと扇風機が横並びに同席している。

だってねぇ。梅雨になると、ストーブや長袖をしまったことを後悔する、やけに肌寒い日が必ず訪れたりするじゃない。

なのでストーブは、まだ部屋の壁際にひっそりと据わっている。ちょうどよく服を掛けられながら。

◯ドラマに習う

友達に初歩から韓国語を教えていると、私もむくむくと学習意欲が湧かずにいられないのだった。

そこで、LLNを使った学習を今こそやってみようという気持ちに。

Language Learning with Netflix 学習したい言語で映画やドラマを鑑賞して、効果的に楽しく自分で言語スキルを向上させましょう。 chrome.google.com  

分からない単語にカーソルONすると意味が表示される〈ポップアップ辞書〉は便利だけど訳が全然ダメなのが残念ではあるけれど、それは手元のスマホ辞書で調べていくとして、もう一つ大きく惜しまれるのが、韓国語字幕を備えているNetflix配信作品がじゅうぶんではないことだ。

『私のおじさん』『この恋は初めてだから』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『トッケビ』など、好きな作品かつそこで話されている日常会話の語彙たちを習得したい! と思う作品ほど韓国語字幕が付いていない。残念っ。

なので、暫定『ナビレラ』をチョイス。
良い作品だと各方面から聞くけれど、5分で寝落ちしてしまったままなのでこの機会に。
あと、序盤に出てきたバレエの先生役キム・テフンも好き。

語学学習は、ちょっとずつ、ちょっとずつ。たのしく、ながく。

◯降臨

夜、洗った髪を自然乾燥し、寝る前に鏡を見たらアンジェラ・アキになっていた。

起きたらきっと、櫻井よしこになっている。いつもそう。

守りたいことと誤植|◯回目の5月17日

湿度がすごいのだ。
96%とかってほぼ水中じゃないか。

◯もはや

両親のワクチン接種予約のために早起き。

「お世話になります」と母がしおらしく言うので、でも私には人の心がないんでしょと言うと、「そんなこと言ったの? 全然覚えてない」と笑っている。悪魔か。

予約受付スタートは午前9時。
パソコンから予約ページに入れたのは9時半を過ぎた頃だったか。

予め、両親共に同じ日時に予約が取れれば◎と思っていたけれど、別タブで予約ページにそれぞれログインしてもそれぞれに予約できるかな……としたら父と母のどっちを先に申し込もうか……? という難しい選択をしなければならなかった。

半信半疑で出した娘の答えは、父。
基礎疾患持ちの要支援かつ外出することのない母より一つ年下ではあるけれど、ガンガンに働きに出ている稼ぎ頭で日々リスクにさらされている。

いや、でもそこはやっぱり基礎疾患持ちの母が先か……?

と迷いつつ、ほぼ同じタイミングでそれぞれにログインできたので予約を進めたけれど、心配はやっぱり。

片方はエラーが出て、母のしか予約が完了しなかった。

再度ログイン待ちしてその15分後くらいに予約ページに辿り着けたときには、もうどこも、どの日時も、「×」。悔やまれて、かなしくて。

ほどなくしてオンライン予約受付終了との告示。
電話に切り替えてコールし続けるも、ずっと、全然、やっぱり繋がらないのだった。

午後になって、もはや諦めムードで今日スタートの『おかえりモネ』を観ることに。
するとNHKのワクチン接種のスポットニュースで専門家が、

「家族で複数人数が摂取する場合は、日にちをずらした方がベターです。
副反応で複数の家族が倒れてしまったら、対応が大変です。」

ということを言っていて、あら……なら……そお……? 良かった! と思えた。

確かに、父が先に接種して倒れられでもしたら、それもとても困る。

けれどもう、何にしろ。
この禍において、感染防止対策はもちろんのこと、しっかりと保守したいのはもはや“メンタル”だ。
焦ったり、妬んだり、悔やんだり、かなしんだり、それら心が消耗することをしないようにも心がけたい。

◯レッスン

韓国語レッスン2回目。
今週は子音。平音と激音までを教える。

途中、友だちが混乱しているのでよくよく確認したら、テキストに誤植が!

友が持っている3刷には誤植があり、私が持っている4刷ではそれは修正されていた。なんてこと!

お互いに気づけてよかった。

からだの暖房スイッチ|◯回目の5月16日

きぼうをまた見たくて夜中の3時にアラームをセットしておく。

いや、もう明日の朝9時からワクチン接種のネット予約しなきゃだし、起きてられないなぁ寝ちゃおう。と思いながらも、なんだかんだずるずると夜ふかしをしてベランダに立つ。

#きぼうを見よう - 国際宇宙ステーションが見える予測日時をお知らせ 「きぼう」のある国際宇宙ステーション(ISS)が地上から見える予測日時をお知らせします。みんなとつながりながら夜空を見上げ lookup.kibo.space  

けれど、空はくもっていて星1つ見えない……。
風も強く、木々がざざあと揺れていて、なんだかこわい。

ウルトラダウンを羽織っておいたけれど、すこし冷えてきたころに諦めてベッドに戻った。

もう使わないか、と折りたたんでおいた毛布をかぶる。
体の内側から温かくなるように、お腹をぐっと引っ込めること2回。これをするとぽかぽかしてくるのだ。

すっかり温かくなって、いろんな夢を見始めながら寝入った。

ラジオを聴いててメタモルフォーゼ|◯回目の5月15日

◯ラジオと生協と新聞紙

週末の楽しみは、毎週金曜17時に更新されるTBSラジオ『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』Spotifyで聴きながら、生協のネット注文をして、余った時間で新聞紙のゴミ箱づくりをすること。

だいたい1時間前後の番組の長さが、それらの作業をするのに丁度よい。

新聞紙のゴミ箱は、レジ袋の有料化をきっかけにつくりはじめた。

↓いろいろ試したけれど、ゴミ箱のインナー袋としてはこれがイチバン。

ゴミの日に各部屋のゴミを一つのゴミ袋にまとめるときに、ゴミ箱をひっくり返し巻き上がる塵をどうしても看過できず、手軽にポイとまとめられるように、けれどできるだけビニル袋を買わずにエコに節約できないかと、たどり着いたのがこの様式。

福神漬の正体と断面

福神漬けってその正体を知らぬまま、先延ばし先延ばしでいたら、こんなにも時が流れたまま、それでも何で構成されているのかいまだにはっきり分からない。だって全部真っ赤か薄茶色。ちょこっとレンコンが入ってるのだけは分かるかな。メインは大根なのか……?

検索してみると──
主にダイコン、ナス、ナタマメ(鉈豆)、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマなどの7種らしい。

確かに、シソの実の片鱗は見かけた記憶ある。

が、なた豆……? あの平べったいさやの?
と画像検索してみると、見覚えのある不思議なカタチのが。これ、なた豆を輪切りにした断面だったのか。知らなんだ。

その断面を、知らないものたちって、いっぱいあるね。

◯知ってるけど分からない言葉たち

ふいにラジオでジェーン・スーさんが「すごいメタモルフォーゼじゃない!!」と言って我に返った。

どこで覚えたか思い出せないけれど確実に脳のなかにはあった「メタモルフォーゼ」という言葉。

メタモルフォーゼって何!?

それで調べると「変身・変化」のことだという。

メタモルフォーゼ……どこで知ったのだろう?
アニメとかか。

いや、これか……!!

小さい頃……1991年に工藤静香から刷り込まれた、しかしその意味を分かるまでには至らなかった「メタモルフォーゼ」を、あれから30年を経てスーさんきっかけにようやく。

それでいうと、この前母から「これってどういう意味? さだまさしが歌ってて」と差し出された手書きのメモには、「ソネット」と書かれていた。

うん……知ってる……けど……? と、頭の中には映画『ポネット』のポスタービジュアルと、遠くの方でSo-netのロゴが浮かんでいた。

ソネットとは、韻を踏みながら14行から成るヨーロッパ抒情詩の代表的な詩型の一つだった。

きぼうに手を振る|◯回目の5月14日

よくよく晴れている。

◯きぼう

「今晩は◯◯流星群が見られますよ」
人工衛星◯◯が日本上空を横切ります」

などとニュースで知ると、むくむくと見たくなる。

特段、空や宇宙マニアというわけではないけれど、星と付くものに惹かれるっぽい。

今晩は国際宇宙ステーション「きぼう」が20時半頃に見られるというので、方角を下調べして、アラームもセットし、待ちわびた。

なんかたぶん、やっぱり──
その光が “綺麗” だから惹かれるんだと思う。

それから「きぼう」という名前にも。

日本人船長の星出さんが手を振ってくれますよ、なんて言うから私も手を振った。

生涯でいちばん聴いている声|◯回目の5月13日

買い物へ行きたいと思っていたけれど、サラサラと降る雨がなかなかやまない。
結局、雨があがらないまま夜になってしまった。

◯恍惚

びわに恍惚となる瞬間は何段階もあるが、剥き終わったびわに種を意識して遠慮がちにかぶりついてひと口めを味わったあと、その開いた部分に食みつき、びわの香りと果汁を思いきり吸い込む!! ……瞬間が、あゝ最も恍惚ではないだろうか。

◯カムバック祭り

KPOP全般が好きだけれど、一線を画してファンなのが “鼓膜彼氏” ことソン・シギョンだ。甘い歌声は至宝。

世の中はBTS、EXO、2PM……らのカムバック〈新曲リリース&活動〉に沸いているけれど、私は地道にソン・シギョン

(あ、もちろん彼らのカムバック、特に約5年ぶりの完全体2PMは楽しみでしかたない。)

で、ソン・シギョン
なんと、BTSのカムバ(カムバックの略)と同じ5月21日に10年ぶりとなる正規アルバムをリリースする。

で、そのティーザー第1弾が今日公開された。

0:10くらいの「どういう感情?」って表情がなんか、たまらぬ。
←キモチ悪いファン力発動。苦笑

準備期間で忙しく疲れているというのに、夜、見えるYouTubeラジオ的なのを配信してくれている。

ムリしなくていいのに……と気遣ってしまうけど、落ち着いた照明の部屋で淡々と喋ってくれるのが良い。

とにかく。10年ぶりのアルバムが楽しみなのと、前のアルバムを愛聴していたのが10年前だってのが感慨深い。

ラジオもずっと聴いていたから、私が生涯でいちばん聴いている人の声は彼の声かもしれない。

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リアルな恋よりツラい「リアコ」って何?:よろず女子百景(20) | ハウコレ アイドルや俳優に”リアルに恋してる”リアコのいじらしくもツラい恋ゴコロとは? howcollect.jp  

ふたりきりの呼び名|◯回目の5月12日

〈おかひじき〉を初めて食べた。

ペロリンの山形旬情報《おかひじき》|おいしい山形ホームページ www.yamagata.nmai.org  

卵とハムとでオムレツにした。
とてもおいしかった。けれど……

シャキシャキと歯ざわりは良いのだけれど、驚くほどなんの味もしない。
鮮やかな緑色が料理に映えるけれど、なんの味もしない。潔いほどに。

カロテンやらミネラルやら栄養素も豊富だというのに、ホントになんの味もさせてこない。隣に住んでいるのに一度も顔を見せたことのない、都会の隣人のよう。

おかひじき……

ひじきじゃないのに、ひじきに似てるから、この名前。ザ・他者由来。
自己主張からもっとも遠い孤高のプランツ

ホントに食べて……いいの?

と、ちょっと不安になる。
けれど、いいよと言ってくれるだろう、彼なら。

でも……だったらせめて、私が呼ぶときのためだけでも、なにか彼らしい名前をつけてあげたい。

あじなし」

おい。
嘘ではないが、味気ない。
リスペクトも感じられない。

孤高な彼にふさわしい、もっとリスペクトが感じられる名前はないだろうか……? そうだ、

「ファイティング・レオ菜」

かつて、“孤高の天才アタッカー”と称され人気を誇った、「ファイティング・レオ」こと元全日本女子バレー代表・佐々木みきさんの名にあやかって、「ファイティング・レオ菜」でどうだろう。

私が初めて“孤高”という言葉を知ったのが、当時盛り上がっていた柳本ジャパンの選手たちにフジテレビが付けた、佐々木選手のこのキャッチフレーズだった。

「ファイティング・レオ菜」

……いいじゃない。孤高の匂いがプンプンする。味はしないけど。で、また他者由来の名前だけど。

今度はツナと炒め和えにしていただきたいな、ファイティング・レオ菜。

///

“それでも”優しくすること|◯回目の5月11日

夢のなかでも、いまのこの状況禍だった。
できれば夢は、現実とは地続きでないといい。

だって夢なんだもの。

◯粛々

両親のワクチン接種券が届いた。

予約を頼まれたけれど、7月頭までは埋まっていて、新規の予約受付の再開も約一週間先だった。

遅々としている。。

でも、現場で粛々と準備してきて日々対応・作業に取り組んでいるひとがいてくれているのだ。。

粛々と待つのみだ。

◯優しくない

ちょっとあって。

「もうちょっと弟に優しくしてあげたら……?」

と母に言われる。
私だって、優しくしたい。仲良くいたい。ずいぶん落ち込んでいる。

けれど。
弟がしていることがまず、私に優しくないのだものどうすればいいの。

“それでも”

かなぁ。
ズームバック×オチアイで落合陽一も言ってたなぁ。

“優しさで壁を作る人”(『大豆田とわ子と〜』より)もいれば、「全然興味ないから」優しくできる人もいる。

優しくされなくても、“それでも”優しくしていたほうが、じぶんの精神衛生上良さそうなときはある。

まぁ、ちょっと。やってあげられることは、してあげるか……。

韓国語を教える|◯回目の5月10日

◯いろんな州

韓国映画『タクシー運転手』を熱心に観ていた母が、終盤になって私に訊いた。

「光州って中国?」

ダメだこりゃ。苦笑

◯韓国語を教える

友達からのリクエストでオンライン韓国語レッスン初回。

テキストをなぞりながら、基本の母音から。
1時間だったけど、ひさしぶりにいっぱい喋ったので、あご周りに疲労感。

友達の向上心に感化され、私も週に1度でも何かを習いたくなった。
自習もいいけれど、誰かと一緒もやはり良いよね。

習わずとも、誰かと一緒に何かをやりたいという気持ちもあるのだろう。

広い公園で凧をあげる。
とか、
モビールをつくる。
とかね。

あゝ社会生活!(適度な←これ重要)

不定期]過去記事ふり返り

このひと、めちゃくちゃキユンだったな……。

言われたいセリフ50音「ま」|◯回目の5月9日

『言われたいセリフ50音』の「ま」をようやく更新。

日曜日の雰囲気にほだされて、昼寝を存分にしてしまった。
そのぶん、夜なかなか寝付けず。

ベッドのなかで、気になっている調べごとをして延々とスマホを見つめ、明け方ごろ目の疲労の限界を迎え、寝つく。
調べものは終わらず。

とうみょう!?|◯回目の5月8日

土日は黄砂が飛ぶというので、なるべく窓を開けず洗濯もがまん。

◯とうみょう

先日、『あのときキスしておけば』第1話を観ていて、スーパーの売場にでっかく「とうみょう」ってポップが立っていた。

とうみょう……?

絶対に知っている気がするんだけれど、脳内をぐるぐると探ってもなかなか正体にたどり着けない。

とうみょう……とう……みょう……とうみょ……

「豆苗」か!!!

なんで平仮名にすんねん。
そりゃ野菜は、漢字と平仮名どっちでも表記するけどさ。

人参 にんじん
玉葱 たまねぎ
胡瓜 きゅうり

けど、

豆苗 とうみょう

それはなしや。まだ開かんといて。
豆苗と出会ってからまだうちら10年そこそこじゃないかな。
でもこれからは開いてくよ、慣れてこうよ、ってこと……?

「とうみょう」

……そのうち「トウミョウ」にも慣れていかされるんだろうか。
でもなんか、豆苗は豆苗のままでいてほしい、と思うのはわがままだろうか?笑

◯人の心

今日も今日とて母と小さな口論のさきに、
「あんただって人の心持ってないじゃない。よく言うわよ」
と切り返される。

私、人の心持ってないのか──

とすこし呆然とする。
どんなに介護したって人の心持ってないって言われるのか。

じゃぁ、私は何の心で親に付き添っているのだろう。

本当の”別に”|◯回目の5月7日

「何考えてるの?」

珈琲を淹れながら、まだフィルターからお湯がなかなか落ちきらなくて、どうするでもなく小さくうろうろしているときに母にそう訊かれた。

え? と思って、私に興味のない母からそんなこと訊かれるのは、たぶん初めてだからすこしびっくりしたのと、本当にただ、まだフィルターからお湯がなかなか落ちきらなくて、どうするでもなく小さくうろうろしていただけだったので、咄嗟に「別に」と口に出た。

今週の『大豆田とわ子と〜』第4話で、
「人が“別に”って言うときは、“別に”なことじゃないときですよね」
というセリフがあって、その通りだなぁって思ったけれど、本当に“別に”なときにも人は“別に”って言うなぁと思った、今週の大島田とも衣であった。

あと、最近よく見かける縦長の絵文字?は、新しく流行っている罫線とかではなく、単純に文字化けした絵文字だと知った。

喧嘩できるうちが、ってこと|◯回目の5月6日

◯喧嘩の条件

昨日の夕飯どき、些細なきっかけで母と小さな言い争い。

ふんっだ! って感じで、もう明日も一日ふんっだ! で通してやる! と息巻いたというのに、夜中になって母の体調が急降下。

全然ふんっだ! とかいってる場合じゃなくなって、あれやこれやと介抱して──。

喧嘩ってお互い元気だからできるんだな、と思い知った。

幸い、母の体調は大事に至らず回復したので、小さくふんっだ! を復活させて反抗している。大人げない。笑

◯信頼するお姉さんたち

フジテレビ批評の〈春ドラマ辛口放談〉回が気になって観てみた。

週刊フジテレビ批評 The 批評対談|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」- 無料で動画見放題 木村隆志(ドラマ解説者)/梅田恵子(日刊スポーツ記者)/吉田 潮(ライター・イラストレーター) 恒例の辛口ドラマ批評!各 tver.jp  

三名の批評ゲストがそれぞれに推しドラマを3作品挙げているんだけど、そのなかでライター・イラストレーターの吉田潮さんの挙げた3作品『大豆田とわ子と三人の元夫』『今ここにある危機とボクの好感度について』『きれいのくに』……が私の好みとドンピシャ! で一気に信頼を寄せてしまった。(ちなみに吉田さんの字も好き。)

それで、吉田潮さんといえば随分前に中瀬ゆかりさんと『ボクらの時代』に出てらっしゃったよなぁ、あの回良かったよなぁ、録画まだあるはず! と探し当ててまた観てしまった。

私は中瀬ゆかりさんが好きだし、中瀬ゆかりさんのお友達の吉田潮さんも好きになって不思議じゃないよなぁ。と思った。

◯韓国語のテキストが届く

韓ドラ沼に落ちたお友達のリクエストで、来週から韓国語レッスンをオンラインですることになったので、テキストが今日届いた。さっそく目を通す。

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このテキストは、友達の誕生日にプレゼントしたのと同じもの。
使用するテキストの実物が私の手元にもあった方がいいと思って、今回じぶん用に買い足した。

私が韓国語をちゃんと勉強し始めたのは2010年だったと記憶している。(大学の第二外国語でも選択したけれど、早々に挫けた;)

あれから10年ちょっと。
友達に教えてあげながら、またイチからじぶんも韓国語学習をなぞれるのがなんとも楽しみなのだった。わくわく。

不定期]過去記事ふり返り

異国男子への恋心が無残に散った出来ごとだった。
いや、無残というか、こっ恥ずかしく無様に……だな。苦笑

柿と書き起こし|◯回目の5月5日

◯春は駆け足

枇杷の鉢が風で倒れたので、ベランダへ出て鉢を退避させる。

そうして外を見回すと──
柿の木の新緑がだいぶ繁っている。これは、うかうかしていると花がすぐ咲くぞ。いや、もしかしたら……? とよく見ると、やはり。薄く黄色の小さな花が、もういくつも咲いて葉とともに揺れていた。柿の花はやっぱり、気づきにくい。もう実りまでの長いながい道のりが始まっているのだな。

ほかにも見渡すと、もうすぐ咲くかなと思っていたあやめがいくつもの濃紺色の花を咲かせていた。
また、ここしばらく美しく大輪を咲かせていた一年目のひよっこ皇帝ダリアの花びらはすっかり散っていた。

春は命たちが駆け足だ。

◯書き起こし

『大豆田とわ子と三人の元夫』第4話の、田中(松田龍平)と早良(石橋静河)が囲碁をしながら会話するシーンが、何度観ても早良の言っていることがよくわからなくて、どうしてこんなにわからないのだろう? と、書き起こしてみた。

◯ 田中のマンションの居間
      早良、サイドテーブルの下に囲碁セットを見つけて。
早良 「何これ? オセロ?」
田中 「囲碁ですね」
早良 「へえー囲碁
      二人、囲碁を指している。
田中 このままいくと全部取られちゃいますね。
早良 「あ、(私)負けた?」
田中 「はい」
早良 「そういうことか。もっかいいこう。(仕切り直して指す)はい」
田中 「(指す)」
早良 「モテてるんだからもっと喜べばいいのに」
田中 「モテたい人にモテなきゃ意味ないですよ」
早良 「そういうところ! そういうこと言うからモテるんだよ。フラれたことなんてないでしょ」
田中 「(鼻で笑って)ありますよ普通に」
早良 「どうやってフラれたの?」
田中 「全然相手にされませんでした」
早良 「片思い? 傷ついた?」
田中 「そのあとすぐ別の人と出会って、結婚して、幸せだったんで」
早良 「でも離婚したの?」
田中 「はい」
早良 「原因は?」
田中 「……別に」
早良 「どうしたってモテちゃうよ。田中さんメンドくさくないもん。普通なんだって自分に有利に運ぼうとするものでしょ? 仕事だって、スポーツだって……囲碁だって。でも恋愛は違う。自分を有利に運んじゃいけない。一生負け続けてくれる人が最高の恋人だもん。そういう田中さんみたいな人ってあんまりいないんだよ。……正直に言って? 私のことタイプでしょ」
田中 「そうかもしれませんね」
早良 「だったら」
田中 「タイプじゃなくても好きになることはあるし、タイプでも好きにならないことはあります」
早良 「(目線を碁盤に落としながら)なるほど。これは私の負けだね」
田中 「いや、でも驚きました。ホントは経験あるんですよね?」
早良 「初めてだって言ってるじゃん。(立ち上がって伸びをする)うあー。よし。もっかいいこう。(座り直して)私はね、勝って恋に落とすタイプ」
田中 「……」

坂元裕二脚本『大豆田とわ子と三人の元夫』第4話より)

太字のところがわからなくて。

メンドくさくない
有利に運ぶ
負け続けてくれる
勝って恋に落とす

……このワードたちが私には唐突で。ずっとずっと考えている。

偏愛に呼ばれる|◯回目の5月4日

「5月4日はスターウォーズの日!」と昨年に引き続きスターウォーズ・メニューを披露する、料理研究家コウケンテツさんの第2弾は〈チョコチャンククッキーとクリームミントソーダ〉。

昨年、視聴者の食いつきが悪く、ご本人曰く「かなりスベリました」な回だったにも関わらず、今年第2弾!

私もスターウォーズはチラッとしか観たことがなくて、当然、食いつきが悪かった視聴者の一人。置いていかれ方がハンパなかった。笑

……なのに、今年もキタか! と申し訳ないけど1日半くらい視聴は後回しになっていた。

でまぁ、コウケンテツさんのYouTubeチャンネルは昨年の初回からずっと観てきているし、いくつものメニューを作らせてもらって、なんなら今晩だってもう何度目リピートかってくらい定番になっている〈豚とレタスのうまみ蒸し〉だった。

そうして食後に、さぁ新作回を観るかなーと再生したんだけど……「絶対最後まで観てください!」って言うから観たけど……

チャンネル史上最高の爆笑シュール回だった。笑笑

まず、オープニング曲がいつものシャレオツなナンバーに替わって、終始コウケンテツ氏オリジナル鼻歌の♪だーんだーんだーんだだーだーんだだーだーん。(ダース・ベイダーのテーマ曲?)

やめろ!!
ってもうしょっぱなからシュールで笑いが止まらなかった。笑

そんで、クッキー生地を混ぜながら延々なんかスターウォーズの話をしてるんだけど、編集のスタッフの方も分かってらっしゃって早送りにしてくださってるんだけど、、

あのね。本当にいつも手軽でおいしいメニューを教えてくれてこれでもか!ってくらいお世話になってるしね、コウさんの方が年上だからオッパだけどね……

早く作んなさいよっ!!!
って半分本気モードで突っ込んじゃったじゃんか。心の中で。笑

そんで成形してチョコチップ飾って作ったのが、何よりシュール!!
「ほらウーキー!」(スクショして載せたい‼)

「ほら」じゃねぇわいッッ!!

もうね、焼き上がったクッキーもコワカワっていうかな? カワイイけどコワかったよね実際。笑

(↑2枚目!笑)

で、後半のソーダ作ってるあたりはもう材料なに言ってるか分からなすぎて、こっちも慣れて聞き流し始めるくらいスターウォーズの世界観ゴリ推ししてくるんだけど、テロップはきちんといつもどおりに「近所で買ったミント:1パック」とかって表示してくれてて、余計にシュールに見えてくるんだわ!

さらには、ミキサーのスイッチONにしたまま抜けてたコンセント入れちゃうハプニングとか起きても、逐一スターウォーズネタかぶせてくるから「いい加減もう勘弁してくれや」状態。笑

そんでようやく完成〜ってなって、ケンテツオッパが言ったのが、
「なんじゃこりゃ(笑)」

こっちのセリフだわーい!!

……と、そんなこんなで、一貫して“スターウォーズ愛”だだ溢れな回だった。

おいしそうだったけどね!
(来年もあるのかな……?コソリ)

誰かが、その人が好きなものをひたすら楽しそうに推し通す姿って、
見てるこちらは、理解するまでには及ばなくとも、愛おしくて笑顔になる。

偏愛は偏愛を呼ぶね。

ホルン響き渡るまち|◯回目の5月3日

これもゴールデンウィークだからか、公園から断続的にホルンのような楽器の演奏が聴こえてくるのだった。

それはかなりの音量で、ここらへん一帯に響き渡っていて。
逆に、よく騒音の苦情が来るかもと遠慮がちになったりせずに、そんなに堂々と吹いていられるなぁと感心するほどで。

とはいえ、何かの曲を吹いてるとかではなく、本当に断続的に、ちょっとずつちょっとずつホルンは吹かれていた。
そして多分、吹くのは上手な人で、決して騒音って感じではなかった。

ゆえに、とても牧歌的な昼下がりとなった。
いつの間にかまどろんで、午睡の限りを尽くした。

夜になって、当然ホルンの音は消えていた。
また誰かが、ホルンを吹くことがあるだろうか。それもいいなと思う。

ティッシュ屋が儲かる|◯回目の5月2日

ティッシュ

風がつよい。

ルイボスティーでは間に合わないくらい、花粉が舞っているのだろう。
朝から鼻をかんでは鼻をかんでいる。

風が吹けば桶屋が儲かる
いや、ティッシュ屋も儲かる。

◯『恋のトリセツ』

Netflixから『恋のトリセツ』の配信がスタートしたよと通知が来たので、ここのところあまり観られてなかった韓国ドラマをひさしぶりに観始める。

このドラマはだいぶ前に〈1話無料〉で1話だけ観て、ナムグン・ミンとファン・ジョンウムの主演二人が良かった印象があったので、Netflixで配信されると知った時に通知リマインド設定しておいたんだったと思う。

かくして一気に7話まで観た。といっても、韓国で全16話がNetflixでは全24話に小分けにされているので、やっと5話まで差し掛かったという感じ。

まぁさ、なんていっても本国だと1話が70分だからさ、それを40分くらいに小分けして“見やすく”してくださってるんだと思うけど、、そのぶん3回に2回は途中でブツ切れ感に終わるし、3回に1回は途中で〆が来るし、、悩ましいよね。笑

そしてなんだかふわふわしている感じのこのドラマ。Netflix版での3話4話あたりでようやく掴まれかかったけど……にしても、最近途中離脱が多いので、今作は最後まで観てみたいと思う!

ちなみに気になっていた、タイトル。
訓民正音(フンナムジョンウム)〉を冠していて、主人公二人がそれぞれにフンナムとジョンウムって名前で、ジョンウム役がファン・ジョンウムさんだけどこれはハングルも同じ? ってのは、確認したらハングルも漢字も同じ〈정음/正音〉さんだった。たまたまなのか、引掛けたのか。
ちなみにちなみに、〈フンナム/훈남〉は、「훈훈한 남자(フヌナン ナムジャ)」の略語で、見ていると心が温かくなる癒し系の男性を表す語。すごくイケメンではなく、ちょいイケメンのニュアンスも入っています。 とのこと。
だから原題は『イケメン正音』だったりするのね。

春ドラマ出揃う|◯回目の5月1日

◯ハンガーと揺れ

無印のアルミハンガーがハンガーラックでお互いに小さくぶつかり合って、キランキランと音を立てていた。

先月の無印良品週間でまとめ買いしたアルミハンガーたちは、まだほとんどが服を掛けられずにそのままの姿でぶら下がっている。

それは、何か振動があるたびにキランキランと透き通るような繊細な金属音を立てていたけれど、そうか地震のときもそんな風にうつくしい音色を奏でるのか──と、昨晩寝るのが遅くて10時半ころに地震で揺れたときもベッドのなかでまだ眠りながらそう思った。

ここらへんの揺れがそんなに大きくないことは、震度4でアラームをセットしている〈ゆれくる〉アプリが鳴らないことから察しがついたので、起き上がらずにそのままアルミハンガーの音たちがキラめくのを聴いていた。そしてそれは次第に止んで、私はまた眠りに落ちた。

◯2021春ドラマ

『あのときキスしておけば』が昨日ようやくスタートして、今季のドラマがやっと出揃った感。

結構、ほとんどだいたいの初回〜数話をを観た。
で、今季の視聴ドラマはこのラインナップに。

(月)『珈琲いかがでしょう』
(月)『イチケイのカラス』
(月)『きれいのくに』
(火)『大豆田とわ子と三人の元夫』
(水)『理想のオトコ』
(金)『半径5メートル』
(金)『あのときキスしておけば』
(金)『生きるとか死ぬとか父親とか』
(土)『高嶺のハナさん』
(土)『今ここにある危機とぼくの好感度について』
(土)『コントが始まる』

太字が特にお気に入り本命。
NHK以外はTverで観られるのが便利な時代だ。

きょにっき|2021年4月

準備とよろこび|◯回目の4月30日

誰にも頼まれたわけではないのに、GW中を含め、誰かのおうち時間の韓国ドラマ視聴の参照になれば、とオススメ作品をまとめた。

◯GWの実感

いつもよりスーパーが家族連れなども含め人出があったので、今日はやはりゴールデンウィークなのだなと思い至る。

父は出勤してったし、母の訪問リハビリも通常通りに行われたし、ライスの上川さん似の方に似ている福祉用具の担当さんも先日とはまた別のタイプの杖を持ってきたので、世の中は通常運行なんだと思ってた。すこし違った。

帰りの送迎バスも、私を入れて7人も乗っていて、これはこのマイナー送迎バス史上最多記録を更新したのではないだろうか?

あまり利用者がいないと廃線になりますと言われているので、ちょっと安心した。

◯準備とよろこび

夕飯は、海老と舞茸を天ぷらに。

YouTubeで予習→下ごしらえ→揚げる
……と時間も手間もかけ、素麺と一緒にいただいた。

つるっ。サクッ。

つるっ。サクッ。

お・い・し・い。なーーと夢中で食べて、あっという間。

あんなに手間ひまかけたけど、おいしいは一瞬。

そうなんだよね。よろこびの大半はその準備。
たくさん準備・作業したからこその先に、ご褒美のように一瞬、よろこびを授かる。

そして経験にも。
次はもっとおいしく揚げられるだろう。

深夜1時半の人|◯回目の4月29日

正確には日付を越えているからもう明日だけど、その日寝て翌朝に起きるまでが今日ってことでいいよね? という感じでさっきのことを書く。

我が家の朝刊はここずっとほぼ、毎日深夜の1時半頃に届く。朝刊っていうか深夜刊じゃないか、と思ってる。

早すぎるなぁ、朝刊ってそんなに早く刷り上がってるんだ、と感心する。

階段を駆け上がる足音がして、新聞受けがガコンッと鳴る。そしてまた階段を下りてゆく足音がして、カブで遠くへ去ってゆく。

足音に気づかずにガコンッでびびることもよくある。1時半ってだいたいまだ起きてるから。

たぶん、少なくともこの一年以上は毎晩その音を聞いているのだけれど、今日初めてその配達員さんの姿を見た。

ちょうどキッチンへ水を汲みに行って、その流れでいつもの〈窓の外の夜の町を眺める〉というのをしていたら、あんなところいつも照らされていたっけ? とある一点が煌々としていることに気がついた。なんだろう? と光の元を見つけようとしていたら、人影が見えた。こんな夜中に誰がどうした? と思っていると、ブイーンとこちらに移動してくるではないか。カブだった。白髪交じりっぽいおじさんだった。ヘルメットはしていなかった。この人かいつも夜中の1時半に私をびびらす人は! 感慨に浸っていると玄関がガコンッと言った。もう一度あの人をよく見たいと思って彼の戻りを待った。割と時間がかかって戻ってきたその人は、そのままカブでUターンして去って行った。

一年以上越しにガコンッの主に会えた。
いつもありがとうございます。
ヘルメット、面倒くさいかもですが……どうか安全走行で。

こんな顔だっけ|◯回目の4月28日

◯こんな顔だっけ

起きて洗面台の鏡でじぶんの顔を見て、こんな顔だっけ? と思う。

顔を洗って部屋に戻り、化粧水をつけて鏡をのぞきこむと、左目がほんのすこし腫れていることに気づいた。これか。

なんだろう。
一昨日ふとダウンロードしたゆるいスマホゲームをやりすぎた?

疲労やストレスでまぶたや唇が腫れ上がってしまうことは、これまでに度々あった。
けれど今回はそこまでではない。プチ疲労

◯汗をかく季節

散歩がてら15分ほど歩いてドラッグストアへ。

途中、色とりどりに四季の花が咲き乱れる一帯があるのだが、青い矢車菊たちがとりわけ美しかった。ピンク色のもすこしあった。
ここは、確実に誰かが種を蒔いたり手入れしているはずと思うのだけれど、まだその人の姿を見たことがなくて不思議にも思っている。

そんなふうに道々家々の花たちを見物しながらお店に着くと、汗をぬぐっている自分がいた。
もう汗をかく季節になったんだなぁ、と時のうつろいをそんなところで感じた。

ピカタ推し|◯回目の4月27日

びわの種まき《準備編》

昨年の2020年に食べたびわの種──冷蔵庫に保存していたのを、ようやく取り出した。

軽く水洗いをして、発芽の準備にとまずは水に浸けておいた。
発芽には水と温度が必要だ。

どうか目を覚ましてね。

◯ピカタ差

夕飯には豚肉でピカタをつくった。

ピカタは、肉に小麦粉をまとわせたのち、卵液をくぐらせて焼くもの。
高校のときに、友達のお弁当箱のなかにおいしそうなおかずをめざとく見つけ、おすそ分けしてもらった。すごくおいしかった。

そのときに初めてピカタというものを知った。この友達のお母さんっておっしゃれっだな〜と思った。

「何つくってるの?」と母が聞くので、ピカタと答える。
「何それ?」

私のお母さんはピカタを知らない。前に一度教えたし、何度かつくって出しているけれど、忘れている。もちろん、つくってくれたこともない。

ちなみに……
〈ピカタ〉を検索したら、〈ピカタ ムロツヨシ〉ってのも出てきた。
すこし気になったので飛んでみたら、ムロさんもピカタを知らなかったらしい。

ピカタは、もっと知られていいと思う。
とってもおいしいから。

ライスとびわ|◯回目の4月26日

月イチの『oh! しまった!!』を更新した。
幼い頃のなまはげとの写真も。

〈60〉なまはげの見せる夢 - 大島智衣の「oh! しまった!!」 「昨日の晩、すごくコワい夢を見てさ」と母に話しかけると、「私も。なまはげに追いかけられる夢を見た」と遥かコワさレベルの上を ohshimatomoe-ohshimatta.hateblo.jp  

◯すべての呑み込まれた言葉たち

ようやく対面できた杖を持ってきた人(→言いワケ百景)はお笑い芸人ライスの上川さんに似ている方に似ていた。マスクをしているので顔上半分だけど。

「この前は連絡が遅くなりすみませんでした!!」
と開口一番。

なんかいろいろ言いたかったっけど、あ……はい、としか出てこず。
母も、「……大変でした? 歯。」とだけ。

この世には呑み込まれた言葉のなんと多いことか。
すべての呑み込まれた言葉たちに、安寧を。

◯初もののびわ

今季初のびわをいただく。遠く鹿児島からやってきた。
やさしいオレンジ色のなかなか大きな実。

おしりからだいじに剝く。
ひとしずくも逃さぬようにとかぶりつく。なんてみずみずしく甘いのだろう、なんておいしいんだろう。ああ今年も、この子たちの種を捨てられない。昨年のだってまだ植えてないのに。

いそがしい季節がやってきた。
いつかびわ苗を売る日も来るやも。

よろこびを取り戻す|◯回目の4月25日

◯よろこびを取り戻す

昨晩、渡辺あやさん脚本のドラマを観てから、ずっとラストのポスドクの彼女が言っていたことをじわじわえんえんと考えてしまっていた。そのシーンを何度もリピートしながら。

「よろこびを取り戻したい」という訴え。これがずっと、じわじわ、えんえん。私も取り戻したいと思った。書くことの原始の動機やモチベーションとそのよろこびや自由さを。それがいつの間にが、いやもうずっと“反応”に振り回されて、台無しになっていた。♥の数とか、ビュー数とか、コメントとか。

「書き遺す」それ自体で私は満たされているはずだ。
それだけを、ちゃんとやっていきたい。

◯右耳

右耳がにぶく痛い。昨日もぎゅっと痛くなったけど、揉んでいたら消えた。今日は、にぶくずっとぶり返している。揉んでも、塗っても、じんわり痛みは残り続けていて。これが中耳炎というもの? こわくて調べたくない。明日には消えていますように。

ドラマの飲みもの|◯回目の4月24日

◯ドラマの飲みもの

渡辺あやさん脚本のドラマが始まった。

私は、『メゾン・ド・ヒミコ』からの脚本家渡辺あやさんファン。
本編はもちろん、DVDに収録されている渡辺あや監督脚本作品『懲戒免職』もたまらなく好きで。

このたびも、さっそく掴まれた。

飲みものをそのままにして席を立つなんてこと、私にはできない。
ただのもったいないっていう貧乏性かもしれないけど、それでも。
だから、おなじようなひとがいたら、それは好きだ。

この、グラスを一気に飲み干すのが、脚本に描かれていたものなのか、演出なのか、演技なのかは、知る由もないけれど、意図して描かれたものだったならこりゃやっぱやられたなんともたまらん、と思った。

そして、この飲みもの。カクテルって書いちゃったけど、ノンアルコールのオレンジドリンクだったかもな。そのあと自転車も乗ってたし。

で。今、もしかしてと録画を見返したら、最初の居酒屋でも彼女はウーロン茶だった。ならばやっぱり、自転車だから、というのもあってか、ここでもちゃんとノンアルコールなんだな。

ちゃんとしてるなぁ。居酒屋のおしぼりの袋もちゃんとしばってたし。

今後もたのしみ。

◯親がサボる

今日で2回目だったが母のリハビリ歩行練習を忘れた。

いつも午後3時半頃に家の周りを母が歩行練習するのに付き合っているのに、うっかり忘れてしまったことに夜になって気づいた。

それを言うと母はエヘヘと笑っている。確信犯だな。サボりおって。

こりゃ今後はアラームセットしとかないとだ。

味方現る|◯回目の4月23日

◯だって本当のこと

今日来るはずだった福祉用具の業者のひとは、昨日ケアマネさんに調整してもらって週明けに来てもらうことになった。

昨日の朝、父の物音で目は覚めていたけれどまだベッドから起き上がらずにいたら、電話が鳴った。

ケアマネさんだなと思っていよいよ起き上がり、居間まで行くと母が「娘? まだ寝てます!」と電話に出ていた。

すぐに替わってもらい、電話を終えて母に、寝てますとか言わなくていいから! と言うと、「だって本当のことでしょ」。

うぬらぁああー!!

母親のこういうところ、ホントなんていうか……遺伝してないといいなぁ。

──そんな出来ごとを、午前中に来てくれたいつもの介護士Yさんに、母が「……で、まだ寝てますって言ったら娘から、そんなこと言わなくていいでしょって怒られたの」と笑いながら話すと、Yさんは「そりゃそうですよぉー」と言ってくれた。Yさん、ありがとう。

◯結局は元を取りたい

ミニトマト鉢にあんどん支柱を取り付けた。

今回は2本仕立て。
葉の成長の勢いがすごく、第一花房もすでに花を咲かせている。 

苗は300円、支柱は900円もした。元を取れるくらい収穫できるだろうか……。笑

「アタクシの……!」|◯回目の4月22日

母以外の誰かの物音で目を覚ます。父、在宅勤務だそうだ。

窓を開けていても、寒くない、蚊が入ってくることもない、良い季節だ。
花粉? ちょっと飛んでるね。でも、ちょっとだ。

◯大島会

大島さんを発見すると、「この人も大島会」と開催されたこともない架空のコミュニティーを想像し、いつかたくさんの大島たちで集える日のことを夢想する。

大島会のリーダーは誰だろう?

やはり大島渚監督かと思う。けれど、お亡くなりになっていらっしゃるので、名誉会長にはなっていただきたいな、と思う。夢想だけどね。

とすれば実質リーダーは大島さと子さんだろう。夢想。

メンバーは……大島弓子さん 大島依提亜さん 大島美幸さん 大島優子さん 大島蓉子さん 大島麻衣さん 大島由香里さん 大島智子さん ほか、まだまだたくさんの夢想の大島さん

で、何? と思いながらも、カウントしてしまう大島会。いつか実現しても、じぶんが呼ばれるかも分からないのに。笑

◯「アタクシの……!」

「在宅勤務終わりの17時過ぎならホームセンター行ってもいいよ」と父が気前よく言ってくれたので、平日だし丁度いいなと車に乗せてってもらった。

平日の中途半端な時間のホームセンターは空いていた。
無事にミニトマト用のあんどん支柱を手に入れる。
一応さっと見たけれどソフォラ鉢はやっぱり今日もなかった。

スーパーにもちゃちゃっと寄った。
スーパーもすっき空き。

買い物も中盤戦、カートを持ったまま店内を別徘徊していた父が見えたので、近くのカートに手に抱えたカニカマだ納豆だをドサッと入れ、カートの中にもカニカマが見えたので「父娘で同じもの買ってらぁ。一つは戻さないと」なんて引っ込めようたら、突如見知らぬマダムがカットインして来て「これはアタクシの……!」とカートを抱え込んだ。

「あああすみませんッ!!」

カートを間違えた私はカニカマだ納豆だを引っ込め、あわあわと撤退した。我らのカートはもう少し先にあった。

こういう間違い、じぶんもするんだなぁ……と自戒。

ただ。私が退き際に、マダムがか細い声で言った「まだレジ済ませてないから(苦笑)」の意図がよくわからず、しばらく考えていた。

まぁ……つまりは「アタクシの」ってことかなぁ。

言いワケ百景|◯回目の4月21日

◯ 言いワケ百景

朝イチで今日何時に杖を届けにくるか電話をくれるはずのひとは結局、午後の3時を過ぎてようやく電話をよこした。

応対した母曰く、
「まず電話が遅くなったことを謝って、今日歯医者で手術をして麻酔がまだ効いててうまく喋られないから金曜日の午後に来るって。」

なんだそりゃ。

まだ会ったことのない、歩行杖を扱う業者の担当さん。
男性で、若めの声だったそう。

なんなんだよそりゃ、ったくよう。笑

おまへは朝イチで顧客に電話も入れられないくらい緊急で歯医者に担ぎ込まれたんか?
ほんで午後の3時過ぎまで電話も掛けられないくらい長時間の大手術やったんか?

大変やったのうーー。

……ホント、藤井風風にも言わせて?
何なんw

金曜に会うのが今からドキドキする。

そんなこんなで。マイナンバーカードを受け取りに出掛けることもできず、母娘ともに振り回された一日となった。

◯ 後☆悔

昨晩なんとなく観てみた『小河ドラマ 徳川☆家康』第3話がやけにおもしろくて、初回から観なかったことをすごく悔やんだ。 

素で3回は噴き出した。反射的に。
最近なにか観ていてそんなこと、あんまりなかったから良かった。

監督・脚本は、男子はだまってなさいよ!細川徹さん。
そして来週はもう最終回だなんて。

許さんメモ|◯回目の4月20日

◯嫌なもの

『大豆田とわ子と三人の元夫』第2話は、3番目の夫がフィーチャー。

「いいんだよはみ出したって。嫌なものは嫌って言っておかないと、好きな人から見つけてもらえなくなるもん」

それもそうだよなぁ、と。
私の許さんメモたちにはこんなのが。

「ガラス戸やガラス窓に指紋残すやつ、許さん。」
←バイト先でガラス拭き担当だったとき(笑)

「店員や職員が、客や利用者を小バカにする言動が嫌いだ。自分だって客や利用者の立場になれば同じことしてるのに。」
←若い頃はさんざん小バカにしてたけど、ある時期から小バカにされる側の言動心理も分かるようになった

「美人や可愛い子が出てきてそれだけで好きになって進む恋愛モノ許せん。何か他のきっかけが心に触れて始まれよ恋は。」
←THE やっかみ(汗)

けれど、本当の本当に嫌いなものは、口にも文にもしないようにしている。遺ってほしくない。

◯マイナポイント獲得までの道〜交付通知が届いた

わりと前に申請したマイナンバーカードの交付通知がようやく届いた。

しかし、目当ての5,000円分のマイナポイント獲得までにはまだまだ道のりが……。

次のステップとして、交付場所へ出向かなくては。
明日さっそく行って来てしまおう、と思ったけれど、母の歩行杖が届くという。何時に届くかは、朝イチに連絡が来るそうだ。予定が見えない!

まぁ、急ぐものでもない。ポイントが受け取り出来る期間は2021年9月末までに延長されている。全然いそがなくていいな。

やさしい時空を超え方|◯回目の4月19日

◯時空を超え方

今朝はご近所スーパーの〈お買い得情報メルマガ〉の訂正メールにほっこりした。

★青果コーナー★
ホクトのまつたけ 1パック 78円

と配信しましたが、正しくは

★青果コーナー★
ホクトのまいたけ 1パック 78円

となっております。

でしょうね。笑

78円の松茸なんてあるんだ〜と思ったけど、そんな松茸なんてないんだ〜。

この年になっての“そんなことあるんだ〜”はだいたい誰かのミスだ。
こうやって誤植とか、勘違いとか。

前に電車に乗っていて「次は〜◯◯〜」とアナウンスされた駅名が、ずいぶんまだ先の駅だった。一瞬タイプスリップしたかのような感覚。けれど実際は車掌さんの言い間違い。

そのとき思ったのは、タイムマシーンが開発されることは現実にはまだなさそうだけれど、誰かのミスで時空は越えられるってこと。

(錯覚だけどね。)

◯折りパケ運動家の受難

ドラッグストアへ行ったら〈じゃがビー〉のたっぷりパック大容量90gというのが198円で売っていた。

これはお安いのでは!? と3袋買って帰った。
帰ってから調べてみたら、いつも買う箱入りのは16g×5袋=80gで198円とか218円なので、たっぷりパックを今日3袋買ったのは正解だった! とご満悦。

しかし……なぜか〈折りパケ〉が撮影できない。

〈折りパケ〉とは──
カルビー商品を食べたあとに、パッケージを折りたたんでスマホでコードを読み込むと、ポイントが貯まってプレゼントなどに応募ができる折りパケ運動(ルビープログラム)というのがあって、家庭ゴミのかさを減らすためのエコ活でもある。

その折りパケをいつもはしていて、じゃがビーも箱入りのは対象じゃなくて出来ないんだけど、このたっぷりパックは折りパケ運動マークが付いていたので、やったー! と折りたたんで撮影しようとするんだけど、どうしても出来ないのよね。

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折り方が間違ってる?
光が反射してる? もしくは暗すぎ? 

とか、いろいろ試みるも、赤枠が撮影OKの緑枠にどうしてもならない。しょぼん。ポイント貯めて、プレゼントに応募したいよう!

まぁ、果報は寝て待て。もう少し寝かせたのち、またトライしてみよう。

→翌日追記:まだやっていなかった向き(反時計回りに45度)にして、2次元コードにかなり近づけたら、ようやく枠が緑色に! 無事ポイントを獲得できた。めでたしめでたし。

トマトを逸るな|◯回目の4月18日

スーパーCで見つけた支柱をベランダのミニトマト用に買う前に、目と鼻の先に住む弟のベランダにも支柱なかったっけ? と確認しに行った。

なかった。
というか、あったけど大きすぎた。街なかで弓道の弓を持ち歩いてる人くらい長かった。
けれど、ないよりはと一応持ち帰った。弓道をしている人みたいに、2本。

帰宅して、とりあえずミニトマト鉢に挿してみたけれど、やっぱりどデカかった。この支柱のせいでいつか鉢ごと倒れそうだ。

やはり、ちゃんとした支柱を買わねば。
しかも、スーパーCに売られていたようなシンプルに棒状のではなくて、園芸家さんがオススメするような〈あんどん〉タイプのがやっぱり良さそうだ。

でも近くに売ってない……!
原付で行くには結構な距離のホームセンターにならあるだろう。

土日に父をけしかけてホームセンターへ連れてってもらう?
300円ほどの本体に送料800円かけてネットで買っちゃう?
バスで往復440円1時間かけてホームセンター?

ええい!!!
ミニトマト収穫するために、どれだけの労力と時間と経費をかけるんだ!!

いや、そういうことじゃないよね。
過程もたのしむ、それが家庭菜園。(過程菜園!?)

となれば、じぶんでどこか園芸店へ出かけたい。
ついでにソフォラリトルベイビーも迎えたい。

園芸店をさがそう。

ずっと一緒にいたかった|◯回目の4月17日

◯ 凸凹と共に

ふいに春菜ちゃんのCMで目にした西川のマットレスrakura〉がものすごく気持ちよさそうで一気に欲しくなる。

あの“点で支える”ボコボコのやつ。
大学2年生で初めて実家を出て東京で暮らし始めたときに、引っ越した当日夜に近所の布団屋さんで買ったムアツふとん*の敷きパッドが大好きだった。

あれにうつ伏せに寝っ転がって、頬や手のひら、足でそのボコボコをすりすりする感触がたまらなかった。

あれ、どうして、どのタイミングで、処分してしまったのだろう?
いつまでだって、あの子と一緒に人生を、眠りを、共にしておいてよかったはずなのに……。

いま、ふたたび、寄りを戻せないか画策しはじめた。
かねてから、今のベッドの横幅が狭い(90センチ)のが窮屈で、セミダブルサイズに焦がれているのだけれど、この際いっそ、床置きタイプのrakuraにしちゃってのびのび寝ようか? などとも。

それで“脱ベッド”とか“布団生活”など、それぞれのメリット・デメリットをいろいろリサーチしたりしている間に一日が終わった。

私の往年の夢、おおきく両腕をひろげ大の字で寝る! 
7畳の部屋で!
机・棚・テレビ・二人用ソファ・ハンガーラック……に加え、ボコボコのセミダブルベッドor布団を配置して!

これら一体かなうのか……?

(*正確には、ムアツふとんは昭和西川、rakuraは西川。みたい。)


そういえば。寝具のCMといえばこれがズルくてね。ここんちの猫になりたいよ、そりゃ。

恋するしくみ|◯回目の4月16日

じぶんのベランダの鉢植えたちに、ミツバチが飛んでくるとうれしい。
どうぞどうぞ集めてって蜜。と目をほそめる。

◯徒歩とバス

今日は、最近よく行くスーパーAではないスーパーBへ、スーパーBの送迎バスに乗って。

スーパーBの送迎バスに乗ってみたかったのと、スーパーAには売っていない〈じゃがビー〉とシフォンケーキを求めて。

お目当ての2品は運良く買えた。箱入りじゃがビーは210円とお安くはなかったけれど。

それから、数百メートル先のスーパーAへ歩いて行く。
その途中に小さなスーパーCがあるのだが、ベランダのミニトマト鉢用に近々欲しいと思っている支柱が売っていたので値段を写真に撮っておいた。

そこからまた途中にある商店Dにも支柱が売っていたので、さっきの写真とで値段を見比べる。スーパーCのが断然お安かった。今度買おう、と思った。

そのあと、いつものようにスーパーAで買い物をして、スーパーAの送迎バスで帰ってきた。

ラクだったし、スーパーBの送迎バスルートは目新しくておもしろかったけれど、行きの道々での“散歩した感”がなく物足りなくも感じた。行きはやはり、今後はいつも、歩いて行こう。

◯贅沢ルマンド

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スーパーAで〈贅沢ルマンド〉というのを見つけて、「うーん…?」と思ったけれどルマンド好きとしては一応買ってみた。

個包装1ケを手に取ると、まずそのずっしりとした重量感に驚かされた。

そして開封。すると、ふわ〜とバターの風味が香る。
これが〈発酵バター15%使用〉ということか。

通常のより全長は短いけれど、そのぶん太さがあり、層が幾重にもぎゅっとなっていて、食べごたえがある。

……もうこれ、立派な洋菓子。
これ1ケと紅茶で満足なティータイム。

ただね、私はね。というか、たぶん多くのルマンド好きがね、こういう感じじゃなくて、何本も何本もパッケージを剥いてサクサクサク──ってあっという間に食べちゃって、それでも「あれ? 今食べたの何だった? どんな味だっけ?」っていつまでたってもその正体が掴めない永遠の無限菓子、それがルマンドなんだよね。そういうルマンドが、私たちをいつまで経っても手放さない。それでいて、何本食べても私たちのものにならない。

そう、私たち、ルマンドに永遠に恋してるってわけ。

小悪魔とは、ルマンドのこと。
これからもずっと食べ続けていきたい。フツーのルマンドを。

無印良品週間とミルクカステーラ|◯回目の4月15日

◯恋か情か

無印のネットストアでお買い物したものが届いた。

先月の3月24日からスタートした無印良品週間。
実に一年以上ぶりの開催。待ちすぎて、もはや待っていなかった。ってくらいひさしぶり。

そこでようやく、一年以上カートに入りっぱなしだった〈シリコーン調理スプーン〉をはじめ、どうせなら配送料が無料になる5,000円ほどの買い物をした。

そして、お届け日を4月15日以降にするとMUJIマイル? がたくさん貰えるというので、いそいでないからそうするか。なにしろ一年以上待ったし。無印さんも買う人いっぱいで送るのたいへんだろうし。と、そう設定した。

けど正直、長かった。届くまでメッチャ待った印象。
届くの4月15日かー、と少なくとも7〜8回は思ったんじゃないかな。まぁそれだけ、たのしみにしていた、ということ。

かくして。購入から22日後の今日、ようやく無印のネットストアでお買い物したものが届いた。

シリコーン調理スプーンはさっそく使った。
がまんできず、昨春ニトリで買った類似品より重くてずっしりとしている。でも丸みやフォルムや質感が、やっぱりこちらのほうがかわいいんだよなぁ。とはいえニトリのは使いやすく愛着も湧いている。
恋をとるか、情をとるか──。いや、両者使い分けたい。(ずるい。)

◯打算的ミルクカステーラ

駅前のスーパーで〈北海道フェア〉をやると昨日チラシを見て知った。
今日から日曜までの四日間。

キタ! と思った。
前回、もうだいぶ前になるけど父がその催事で〈ミルクカステーラ〉なるものを買ってきて、私はいっきに魅了された。

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もっふもふで、ほのかに甘い。

丸く平べったい〈丸ぼうろ〉や、〈ベビーカステラ〉の仲間といってよいだろうか? 学区が同じ地元の子、くらいには近いものがあるだろうか。

とにかくもっふもふの口あたりがたまらない。
口のなかをやさしくもふもふしてもらっている、って感じかな。もはや口腔ケア。

父が買ってきたぶんはすべて私が食べきった。
そして、また買ってきてねとお願いしたけれど、なぜかスルーされた。

それからずっと待っていた。どこかのスーパーで〈北海道フェア〉が催されないかと。

あれから半年、ようやく開催された〈北海道フェア〉! ウェルカムバック!
チラシにはちゃんとあのもふもふが!

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父に帰りに買ってきてもらえたら一番だけれど、先日のパーフェクトホイップ詰替え事件も記憶に新しい。

今晩か、土日にでも弟の原付で買いに行こうと思った。

でも……でも。一応、父にもミルクカステーラの画像と「今日から日曜まで、✕✕で北海道フェアだって♡♡♡」と撒き餌をLINEで放っておいた。

道産子の父は、娘の使いでなくたって、北海道フェアと聞けばホイホイ出向くはず。そのついでに、ミルクカステーラも買ってきてくれれば万々歳。そう、実に打算的なことを目論んだ。

帰宅した父は、玄関でガサゴソと袋を置きながら、
「売り切れてたよ。ちゃんと店員さんに訊いたよ、画像見せて。娘に怒られるから、って!」

娘に怒られるからは余計だ。
けど探してくれたのはありがたかった。結果は残念なものだったけれど。

そして父自身は、カニ飯だの、よいとまけだの、いろんな北海道グルメを買い込んできていた。「このお菓子は初めて見た〜」とか嬉しそうに妻や娘に見せたりして。

良かった。娘の打算は皮算用に終わったけれど、父の道産子ソウルが沸いたなら。

一生の「ま」|◯回目の4月14日

しとしと雨。けれど気温はあたたかくて。

◯一生の「ま」

この一年、『言われたいセリフ50音』の「ま」をずっと考えている。

考えすぎて、夢に出てきた高橋一生が「ま」から始まるキュンなことを言ってくれた。

うわーこれは言われたいわぁー。
「ま」はこれにしようー。

そう思ったけど、起きたら忘れてしまっていた。
神様仏様一生様……! もう一度夢枕に立ってくれ……!!

思い出すきっかけになるまいか、と録画していた高橋一生蒼井優主演『スパイの妻』を観たがまるで期待通りにはいかなかった。

◯ピンチ

ここ数日雨続きで、母の歩行支援は玄関を出て階段を下りたエントランスまで。

今日は母が支度を済ませ呼ばれたころにちょうどトイレに行きたくなりそうになっていた。
それでも、エントランスまでだし、とそのまま一緒に出た。

エントランスにたどり着き、今日に限って母が立ち止まったままのおしゃべりがとまらない。やばい。

「お母さんゴメン、私トイレ行きたい」そう遮って、「ゆっくりでいいからね、ゆっくり」と言いながらなんとか復路を耐えた。

介護に便意は危険だ。

大豆田とわ子と杖と惑星|◯回目の4月13日

◯杖ジョーク

昨日のリハビリから杖を使った歩行訓練をし始めた母。
あんなに「私は杖が大っ嫌いなの!」と拒否してきたけれど、先日のリハビリ計画会議で「まぁ使わなくてもいいし取りあえず一回やるだけやってみましょう」ということになり。

「便利ね。笑」

やっぱり。このひと、やる前はやだやだいうけど、やってみるとするりと受け入れることも多い。

「杖で全体重を支えようと思わなくてもいいんだって。両足と杖とで歩こうとすればいいんだって。」

と、リハビリ担当のAさんに教わったそう。
「じゃ、お母さん3本足になったんだね! や、4点杖だから6本足か! イカやタコに近づいたね!」と言うと、笑い転げて「また笑かすな!」と怒られた。

◯違う惑星

「泡あったぞ」

と帰宅した父。
昨日、パーフェクトホイップの泡洗顔の詰替えを買ってくるようお願いしたのにペーストの方を買ってきた父。

満を持した感で泡の方の詰替えを買ってきた。

なんだかもう、どうでもよくなっていた。
だってそれ15%OFFじゃないんでしょう?
クーポンは4/10〜13の期間中に一回しか使えないはず。

「15%OFFになったもんね〜レシート見るか?」

なぜ。
なぜ過ぎて確かめたくなかった。

我々は別の世界をきっと生きているのだろう。そう思うことにした。

私は、期間中に15%OFFのクーポンを1回しか使えないセイムスのある惑星。
父は、期間中に15%OFFのクーポンを2回は使えるセイムスのある惑星で。

──それぞれ別に、私たちはパラレルに違うワールドで生きているに違いない。

大豆田とわ子と三人の元夫

坂元裕二脚本ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』が始まった。

いいんですか、いいんですか、こんなに面白くって?
と、絶え間なくおもしろかった。

うんうん、くすり。笑
となる坂元裕二さんが描くいつものエッセンスやエピソード*も当然健在であるし、

演出も美術も音も全方位スタッフワークもすばらしい質感だなぁ……! ととても思った。もちろん俳優も。

キャスティングもとっても良くって、娘・唄役の豊嶋花ちゃんがやけにかわいく、ラスト浮雲氏? って思ったらやっぱそうだったり。石橋静河さんや石橋菜津美さん、いわずもがな市川実日子さん。

それにしても、なんかエフェクトかかってる? な独特な世界観をリードするナレーションが伊藤沙莉ちゃんだったとは。笑

終盤、「布団が吹っ飛んだ」のくだりから「言葉にしたら、言葉が気持ちを上書きしちゃう気がして」あたりが第1話脚本中のパンチラインの一つだと思うのだけれど、もっともーっと“表現のコマ数多め”で……って欲張りに思ってしまったなぁ。けどそれも、中江和仁さんの演出がまずちゃんと良かったからゆえにしてしまう期待なのだけど。

あとは「私幸せになることを諦めませんので」というのが、この作品を通してどう描かれていくか、気になるところ。

あとあと、近藤芳正さんの役回りも、気になるところ。笑

*
靴の小石
ねじるの逆
イケメンにもふふん
口内炎
網戸が外れるのが何より嫌い
セキュリティ認証の秘密の質問
朝食べたゴマ
英字新聞のプリントのシャツ
お醤油のどこからでも切れますがどこからも切れないときある
『最高な人生のはじまりと見つける幸せのパン』
鼻冷たくなってる
ストローに逃げられてる
雷恐怖症じゃなくてフツーに雷こわい

本体と詰替え用と|◯回目の4月12日

◯母親のつく嘘

生協の配達で目が覚める月曜日。
いつもは置くだけでサッと帰っていく配達のひとが今日は「お米の定期便の申し込みいかがですか?」と営業を持ちかけると母は、「うーん……娘が好きじゃないのよね」「え、お米ですか?」「そうなの」と嘘をついて断っていた。おい。

◯おかしいときはおかしい

スマホ画面に「電池残量はあと◯%」と通知が。

それでか、と合点がいった。
昨晩寝る前に充電ケーブルに繋いだときに「フォンっ」といつもの音がしなくて何でだろう? と思ったのだった。
昼間にコンセントをいじったときに元のスイッチをオフにしてそのままだったのだ。

おかしいな? と思ったときはおかしいのだ。
(それなのに、そのあとまたオフのまま充電してしまった。)

◯そっちかい!

くそう。

父に下の写真とともに、

セイムスが明日4/13(火)まで「店内1点15%OFF」だから、これ買って来て!
洗顔料コーナーにある、『パーフェクトホイップ』の詰替え用です。(ママのリクエスト)」

とLINEした。

画像1

帰宅した父に、「詰替え買ってきた?」と訊いたら、

「なかった!」

嫌な予感がして、「まさか本体買ってきてないよね?」と問いただすと、

「本体買った!」

なぬう。

娘「本体はあるから詰替え買ってきて、って頼んでるんでしょう!」
父「本体買っちゃダメとは書いてなかった〜!」
娘「本体買ってきてとも言ってないでしょう!」
父「頼み方が悪い〜」

呆れ果てた。「こんなひとが自治会の会長やってるだなんてこの地域……」とそこで嫌いな言葉が出てきそうになった。最近よく使われているのを目にする、相手を最大限に批判する言葉だ。

うわ、やっぱり相手を最大限に批判したい時に出てくる言葉なんだな。
と妙に納得しながらなんとかこらえ、「この地域……サイアクだね!」にとどめておいた。

父「でも15%OFFなんだからいいじゃん」
娘「本体買ったら高くつくんだよ! 詰替え用で節約する気持ちをアナタはないがしろにしてるんだっつの!」
父「うるさいうるさい! うるさい!」

そして、買ってきた実物を見ると、

スクリーンショット 2021-04-12 20.46.20

……そっちかい!!!!!

今後もう、何も頼むまいと心に誓った。
こちらが望みすぎなのだ。

〜しただけ|◯回目の4月11日

玄関で父と母がやんや言い合っている声で目覚める。

日曜日は教会へ行く母を父が車で送っていく。
自粛期間中は礼拝の配信をスマホで見ていたが、数週間前に自粛が解除されてからまた教会通いを再開している。

◯欲

母がいぬ間にリビングの大画面である演劇の配信を観ようと画策したけれど、なんでかキャストできなかった。残念。

スマホから動画や写真をテレビ画面にキャストできる機能は便利だけれど、こうやってなぜかできなかったりすることも結構あって、最初からできなければ残念にも思わないのに、ヘタに便利を知ってしまうとこうなることってあるよね。欲張らない、欲張らない。

◯緑色とはかぎらない

下のお庭の柿の木が新芽を伸ばしつづけている。淡い黄緑色でみずみずしい。

と、隣の百日紅もよく見ると、だいぶ新芽が出ていた。
新芽がほぼ赤みがかった枯れ葉カラーなので気づかなかった。
夏に花を咲かせるまで観察していこう。

◯〜しただけ

ベッドの向きを変えられないかと物を移動させながら試してみたけれど、あと数センチ幅がせまくてダメだった。

あと数センチ短いベッドを買えばいいのだろうが、そもそもがこのベッドは180センチと短い。背の高い彼氏ができたら困っちゃうな、と買った当時に冗談で思ったけど、今のところ困ったことがない。背の低い彼氏もできていない。

仕方なくすごすごと元の配置にすべて戻した。
結果、物をすべてどかして掃除機を掛けただけ、とも言える。息が切れた。

〜しただけ、といえばいつも思い出すのがSUPER JUNIORのこのMV。

メンバーそれぞれにいろんなトキメキやキュンを展開しているなかで、リョウクという子はただ洗車をしているだけ。笑

当時ファンの間でも「リョウクはただ車洗っただけ」と愛ある笑賛(?)を得ていた。ファンのこういういじり方(=つまりは愛し方)の目の付けどころって、本当にすごくいいなぁと思うし楽しかった。東方神起のファン動画を見まくってYouTube廃人になったりしてね。それも何度も。笑

アゲに焦げ|◯回目の4月10日

◯アゲてこ⤴

今日はイイ発見をした。
前髪をちょんまげみたいに頭頂部で結ぶと、若返るのだ。(ただの視覚効果)

たるむ一方の顔の印象を、ちょんまげが引き上げてくれる。気分がいい。

昨日更新された『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』を聴いていたら、スーさんが眉毛の引き上げ美容の施術をしたと話していた。

眉毛も上げる時代。
髪の毛も上げていこう。

◯焦げてもよし

いつも参考にさせてもらっているコウケンテツさんのレシピ。
今晩は先日アップされたばかりの〈照り焼きチキン〉に。

焦げた。
言われる通りにやっているつもりでも、「ここでこうしてると焦げるのか!」と料理は一回一回が勉強だ。
その失敗が、次はきっとうまく作れる、と思える経験になる。

私は何でも焦げ目が付いたものが好きだけれど、焦げに不寛容な母にはできるだけ焦げがない部分を取り分けた。

「おいしかったわ柔らかくて。皮もおいしく焼けてた。」

好評だった。

チワワと待ちながら|◯回目の4月9日

◯朗読エッセイ

勝手にお慕いしている池谷のぶえさんの朗読にたどり着き、聴き始めた。

名優でいらっしゃるので当然なのだけれど、朗読がとてもお上手で、いいなあ〜〜はぁ〜と聴き惚れている。

私も前にじぶんのエッセイをじぶんで朗読してみたけれど、どうなんだろう。

ほんとうは、朗読したいと思ってくれる誰かに、そのひとが好きな私のエッセイや掌編を選んで朗読してもらったものたちを、なんらかのかたちでどこかに置きたいなぁ、いろんなひとに朗読してもらって、そして聴いてもらいたいなぁ、と思っている。まず誰に声を掛けようかな? やってくれるかな、どうなるだろう? などなど。

◯チワワと待つ

少なくとも週に1回は運動や気分転換も兼ねてスーパーへ買物に行きたいと思っている。月曜日に生協の宅配でいっぱいになった冷蔵庫が、週の後半へとすすむにつれて余白を生んでゆく。出掛けるなら週の真ん中あたりの木曜日が良さそうなのだけれど、金曜日ならスーパーから送迎バスが出ているので、今日まで待った。

行きは花や小鳥を見上げながら散歩気分で歩いて行く。
帰りは送迎バスで帰ってくる。重いし、かなりの階段なので助かる。

今時期は、ツツジにくわえ、ハナミズキが綺麗に咲いている。
枇杷の大木には小さな実がたくさん付きはじめていた。

買い物を終え、スーパーの外に停まっている送迎バスに乗り込むにはまだ時間があるなぁ、とベンチに座ると、小さなチワワと目が合った。片足を上げ、ブルブルブルと震えながら飼い主を待っている。
「寒いの? 寒そうねぇ。寒いの?」と無駄に話しかけ、目をそらされる。

そうだ、と店内に戻り〈お客様リクエスト用紙〉とかが設置されていないか見に行ったけれど見当たらなかった。「じゃがビーを取り扱ってください」ってリクエストしたかったのに。

このスーパーは安くていいけれど、どこを探してもじゃがビーを置いていない。不思議でならない。じゃがりこはあるのに、じゃがビーを置いていないなんて。 

箱入りのじゃがビーを置いてほしい。〈お客様リクエスト用紙〉も置いてほしい。

すごすごと元のベンチに戻るとチワワはまだ震えていた。
バスに乗り込んで出発する頃、ようやく「お待たせ〜」と飼い主がたくさんの買い物袋を提げて戻って来ていた。よかったね。

シチューのおかげ|◯回目の4月8日

◯どこかのおうちのシチューのおかげ

4月になって母が〈要介護〉から〈要支援〉になり、新たに「一日一回外に出る」という目標が打ち立てられた。

それにともない、だいたい午後3時過ぎに、私も母と一緒に外に出て歩行支援をすることに。
ちょっと出て、ちょっと歩き、座って、花を見て帰ってくる。

今日はその三日目。
なにごとも億劫な母にしては続いている。
目標の先に、「カラオケに行く」という歌うこと好きな母の強いモチベーションとなる目的が掲げられているが故だ。モチベ力、すごい。

けれど今日はだるそうで、靴を履いて玄関を出るのもやっと。
それでも、階段を降りて踊り場から外を眺めた母が口を開いた。

「いい匂い〜」

どこかのおうちがシチューでも作っているような匂いがしていた。
ミルクと小麦粉、そしてブイヨンで、野菜たちがコトコト煮られている。

だるさに取りつかれた母が一瞬でほぐれた感じがして、私もなごんだ。
どこかのおうちのシチュー、ごちそうさま。

◯あきらめられるはずがないたけのこご飯を

夕飯にはたけのこご飯を炊いた。

混ぜよう、と炊けてすぐふたを開けたら全体的にかなり芯が残っていてがびーんとなった。

「捨てるしかないよ。それか猫まんまにするか。」

と母がぶすっと言い放つので、そんなワケないでしょ! とスマホで対処法を検索して、酒と水を足して蒸し直すなどしたら何とかなった。

炊けてすぐ、まだ蒸らしもじゅうぶんではない段階で焦り過ぎでもあった。

とにかく、一生懸命に炊き上げたたけのこご飯を、「捨てるしかない」とか吐き捨てた母にド憤慨。

「冗談じゃない〜」とか言ってたけど、冗談言う人間じゃないんだ。冗談だったとしてもひどい。

思いの丈ぷんぷん怒っといた。

それなのに「おいしい、おいしい」と復活したたけのこご飯をご機嫌で食べている。まったくさぁ。いいけど。あなたの食欲は、希望。

筍仕事と実働|◯回目の4月7日

◯たけのこ

千葉のKさんからたけのこが届く。
昨年も届いておいしくいただいた。

正直、今年もそろそろ送っていただける頃かしら? と待ち望んでいた。うれしかった。

昨年は母がリハビリ入院中で、動画や写真で見せることしかできなかったけれど、今年は一緒に食べられてよろこびもひとしお。

大3タケ、中1タケ、合計4タケもいただいたので、鍋も一つにはおさまりきらず、コンロを2つとも使って茹でる。それから皮を剥いて……。

「梅仕事」という言葉があるならば、これも立派な「筍仕事」だなぁ、と。

さっそくたけのこごはんを炊こうかと思ったけれど、母が「煮てまだすぐはあくが取れてないんじゃない?」と言うので(そういうものか? と思いつつ)明日にすることにして、今晩は土佐煮と姫皮で『穂先メンマやわらぎ』風。

どちらもおいしかった。

『穂先メンマやわらぎ』が好きなので、『自家製・姫皮メンマやわらぎ』には大満足。

ごはんにしこたまぶっかけてかっ込んだ。あーおいしかった。

土佐煮には母が好きなわかめも一緒に添えてみたけれど、「やわらかい!」と歓喜していたので、先日買ってきた鳴門わかめが当たりだったことを知る。今後もこれにしよう。

◯背中つるつる

寝支度をしている母に、何か手伝おうか? と訊いたら、「背中にクリームを塗って」というので塗ってあげた。乾燥肌で、塗らないとかゆいのだ。

いつもなら父がしぶしぶ塗ってあげているが、今日はもう父は先に寝てしまっていた。今週は仕事でつかれて帰ってきて早寝が続いている。

乾燥によるかゆみを防ぐというクリームを両手に取って少し温めてから母の背中にダーッと塗り込む。その背中はつるつるだった。

今日が誕生日で71歳とは思えないつるつるぶりに驚いた。

娘の私も、年をとっても背中はつるつるかもしれないぞと思って、すこし希望が持てた。良いところだけ、遺伝を期待。笑

◯ネックスピーカー

母の誕生日にネックスピーカーをプレゼントした。

 

耳がめっきり遠く、テレビの音量が家族&近所迷惑レベルなのと、「私の耳の穴は小さくて、イヤフォンが痛くてちゃんと入らない」とか言うので。

ネットで調べて、12,000円くらいで買えると分かり、上の弟に出資を打診すると、

「本人はそれ欲しがってる? いいんだけど、少しお金出してもらえません?」

と相変わらずのケチ発動。

目と鼻の先に住んでいながら何もしないくせにこのドケチが!!!

と言ってやりたくなるのをぐっとこらえ、母の状況の説明と、ネックスピーカーの利便性を伝えるだけに何とかとどめると、

「1万円出すから残り出せます?」

コスい……!!

そこまで出すなら全部出せよ! という気持ちも何とかこらえ、

「わかったー。残りはパパが出すそうです。注文するねー。」

とライトに返信。ま、私は実働部隊という免罪符でお金は出さないんだけどね。←

かくして、誕生日当日にネックスピーカーは届きホッとする。
実働部隊なので、母が昼寝している隙に全神経を集中させてセッティングした。

母は、喜んでくれた。良かった。
その様子を動画に撮って家族LINEでシェアもした。実働、実働。

夕飯どき、弟が訪ねてきたので母と三人で束の間の談笑。
帰り際、たけのこの土佐煮と姫皮メンマやわらぎを持たせた。

玄関で財布を出した彼は「いいよこれで」と12,000円を姉に差し出した。

ありがとうーーー!

たけのこ効果なのか、母が喜んでいる姿に思うことがあったのか──。
(最初からそうしてろよ! なんてこともぐぐっとこらえ決して言わなかった。)

とにかく万々歳の誕生日になった。たぶん。